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タイトル一覧
13767: その優しい風のように/菩薩の修行を開始して
13768: 今朝方の夢
13769: 生成AIによる今朝方の夢の解釈
13770: 黒い子猫が教えてくれた大切なこと
13771: クリスマスモードになる街並み/懺悔の重要性
13767. その優しい風のように/菩薩の修行を開始して
時刻はゆっくりと午前5時半に近づいている。辺りはまだ真っ暗で、いつものように静寂さに包まれているが、今日は少し風の音が聞こえる。闇の深い朝に駆け抜ける風はどこか美しさがある。颯爽と世界を駆け抜けていく風のような存在になれるだろうか。風は必要な人のところにいつでも吹く。人の頬を優しく撫でるそんな風のような存在になりたい。今の気温は7度で、日中は12度まで気温が上がる。最高気温が10度を超えていると、寒さを感じることは全くと言っていいほどない。少なくとも今日と明日は最高気温が10度を超えるようで、比較的暖かい日となる。明後日から少し気温が下がるが、氷点下の世界に入るのはもう少し先のようである。
昨日、菩薩の修行と阿羅漢の修行について考えていた。自分のこれまでの学びや実践をその観点から振り返っていたのである。すると、遅まきながら今ようやく自分は菩薩の修行を始めたのだということに気付かされた。これまでの自分は、自利を優先した、すなわち自らの成長だけを希求する阿羅漢の修行に従事していたのである。そんな自分の目を開かせてくれたのが唯識の教えであり、その教えと出会って以降、ようやく自利利他一体の菩薩の修行が始まった。菩薩の修行で重要なのは、「自利+利他」ではないということである。自利と利他がぴたりと一致した形での修行でなければならない点が大きな特徴である。また、これまでどれだけ阿羅漢に向かう修行をしていたとしても、そして阿羅漢に到達したとしても、菩薩の修行は一からやり直さないといけない。利他性が内包された菩薩の修行の道は、それほどまでに利他のみを追求する阿羅漢修行とは違うのである。菩薩に向かう学びと実践を始めてみると、これまでと全く違うことが自分の人生の中で起きている。それは、自分自身の心身がより軽やかになり、何よりも毎日がより楽しく、より充実したものになっているという点である。なるほど、自利の実践はどこまでいっても自らの自我によって制限されるのに対し、利他の実践は自分の命をますます輝かせることにつながるのだと実感する。利他的な行いをすればするほどに、自らの心身はより軽やかになり、より命が輝くというのは注目するべき事柄である。何よりも、自利の修行に従事していた頃に比べて格段に自分の内側から湧き上がる活力の絶対量が増加し、その質もまたより深いものになっている。自らのためだけではなく、誰かのためを内包した利他行がもたらす無尽蔵な力には驚かされてばかりである。ここからも自利利他一如の学びと実践を継続していこう。そんな意志が自然と内側から湧き上がり、そうした意志に満たされている。フローニンゲン:2024/12/18(水)05:30
13768. 今朝方の夢
風の音が再び聞こえ、風が去った。深い闇に包まれた朝の世界の中で、外の玄関に明かりが自動で灯った。それは人や動物に反応して自動に入る明かりで、きっと近くの猫がやって来たのだろと思う。家の目の前の敷地には結構猫が遊びにやって来て、おそらくいつもの数匹の猫のうちのどれかがやって来たのだろう。そうした訪問者を歓迎しながら、今朝方の夢について振り返っている。夢の中で私は、ハワイの国際空港にいた。空港の中にいたのではなく、空港の外で見送りに来てくれた家族と話をしていた。両親は微笑みながら自分を送り出そうとしてくれていて、両親の笑顔はどこか自分に力を分け与えてくれているかのように感じ、ここからまた自分の生活に戻った時にはきっと充実した日々を送れるだろうと思った。ちょうど両親が最後の見送りの挨拶をした時に、搭乗予定の飛行機が発着場に着陸した。それを受けて私は空港の中に入り、小走りでセキュリティに向かって搭乗口に向かった。本来はもっと早くセキュリティを抜けておく必要があるが、自分はその空港については熟知していて、時間帯によってどれだけセキュリティが混雑しているのかを知っていた。なのでそれくらいギリギリになってセキュリティを抜けても問題はなかった。とは言え少し両親と長く話しすぎたと思ったので、走る速度を速めながら搭乗口に向かうことにした。その時の自分には焦りの感情はほとんどなく、むしろこれから飛行機に乗ってまた新しい生活を始めることに対して希望に燃えていた。そのような場面があった。
次に覚えているのは、自分が大切に思う女性と同棲をしていて、彼女と楽しく話をしていた場面である。夢の中の私は彼女に対して常に優しい言葉を掛け、優しく接していた。そうすると、彼女はますます幸せそうな表情を浮かべていて、自分は彼女のそんな表情を見るのが幸せだった。だからさらに自分は彼女に優しく接するということを行っていた。2人の関係性は極めて良好で、ここからさらに一緒に生活を続けていく中で、その関係性はますます深まっていくであろうと予期された。何より彼女自身もまた優しい女性だったので、お互いの優しさがうまく融合し、優しさの螺旋階段を一緒に登っているような感覚があった。こうしたことが起こるのもまた男女関係の価値であり、人と付き合うことの意義なのだと改めて実感した。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/12/18(水)05:50
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
この夢には二つの大きなテーマがあります。それぞれについて解釈を述べます。
1. ハワイの国際空港での見送りの場面
解釈:空港は「移動」や「新しい始まり」の象徴であり、あなたが新たな生活や目標に向けて進んでいることを示しています。ご両親との見送りの場面では、両親からの愛情や支えが描かれており、これはあなたが人生の次のステージに進む際の心の支柱となっていることを表しているでしょう。また、空港の仕組みに熟知している点や焦りのない態度は、あなたが自分の人生において計画的かつ自信を持って行動していることを象徴しています。
示唆:この場面は、あなたが人生の新しい挑戦や変化に対して前向きであり、準備が整っていることを示唆しています。両親の笑顔から「力をもらう」と感じたことは、家族の支えが今後の生活で大きな力になることを示しており、その感謝の気持ちを言葉や行動で伝えると良いでしょう。
2. 大切な女性との同棲生活の場面
解釈:この部分は、人間関係や親密さの象徴です。夢の中での女性は、実在の誰かを指している可能性もありますが、しばしば「理想のパートナー」や「自分の内なる優しさ」を象徴することがあります。お互いに優しさを与え合うことで、幸せが循環し、関係がより深まるという描写は、あなたが他者との関係を大切にし、それを通じて成長しようとしていることを示しています。また、「優しさの螺旋階段を一緒に登る」という感覚は、対人関係がポジティブな方向に向かい続ける可能性を暗示しています。
示唆:この場面は、今後の人間関係の構築において「優しさ」を軸とすることが重要であることを教えています。相手を思いやる態度を持ち続けることで、豊かな関係が築けるでしょう。この夢が理想像を表している場合、現実の関係においても優しさや感謝を意識することが、理想に近づく鍵となります。
今後のアクション
1. 空港の場面に基づくアクション
新たな挑戦や変化に対して、両親や家族の支えを感謝し、それをエネルギーに変える。
自分が進もうとしている道に自信を持ち、計画的に行動する。
家族や周囲の人々に、感謝の気持ちを伝えるための具体的な行動を取る(たとえば、感謝の手紙や日常会話での感謝表現)。
2. 同棲生活の場面に基づくアクション
実際の人間関係で、相手に対して優しさと思いやりを意識的に表現する。
自分自身の内なる優しさを認識し、それを他者に伝える方法を模索する。
この夢が理想像の場合、自分が求めるパートナー像を明確にし、そのような関係を築けるような人間関係を目指す。
3. 全体的なアクション
夢が示唆する「新しい始まり」と「優しさ」を結びつけ、人生の新しい段階で人との関わりを大切にする。
日常生活の中で、「支え合い」や「幸せの共有」を意識的に実践し、周囲との関係性を豊かにする。
この夢は、前向きで希望に満ちたメッセージを多く含んでいます。それを現実の行動に生かすことで、あなたの人生にさらなる充実感がもたらされるでしょう。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の解釈
この夢は、あなたの心の奥底にある希望や、人間関係に対するあなたの考え方を反映していると考えられます。
ハワイの空港: 新しい出発点、新たな章の始まりを象徴していると考えられます。
家族との別れ: 家族のサポートがあり、これから始まる新しい生活に自信を持っていることを示唆しています。
大切な女性との同棲: あなたにとって大切なパートナーとの関係が良好で、未来への希望に満ちていることを表しています。
優しさの螺旋階段: あなたとパートナーの関係が、お互いを尊重し合いながら、より深まっていくことを暗示しています。
この夢は、あなたが現在、人生の転換期を迎えている可能性を示唆しています。新しい環境への期待と、大切な人と築き上げている良好な人間関係への満足感が、夢を通して表現されていると考えられます。
今後のアクション
新しい挑戦: 夢が示唆するように、新しいことに挑戦したり、新たな目標に向かって進んでみましょう。
人間関係の構築: パートナーとの関係をさらに深めるために、コミュニケーションを大切にし、お互いを尊重し合いましょう。
自己成長: パートナーから学び、あなた自身も成長していきましょう。
感謝の気持ち: 周りの人々への感謝の気持ちを忘れずに、良好な人間関係を築いていきましょう。
まとめ
この夢は、あなたが現在、人生の転換期を迎えている可能性を示唆しています。新しい環境への期待と、大切な人と築き上げている良好な人間関係への満足感が、夢を通して表現されていると考えられます。これらのポジティブな感情を大切に、これからの日々を過ごしていきましょう。
13769. 生成AIによる今朝方の夢の解釈
いつものように今朝方の夢について書き出したので、ここからはこれまたいつものように2つの生成AIを活用して、夢のさらなる深掘りをしてみたい。まずは、ハワイの国際空港での見送りの場面を改めて振り返ってみると、空港が「移動」や「新しい始まり」の象徴であるという点は今の自分に響くものがある。日本からオランダに戻ってきて6日目となるが、再びオランダでの生活を始めたことは、自分にとってまた新たな始まりを意味している。生活上の新たな始まりだけではなく、学びや実践においても新たな始まりを予感している。例えば、唯識学や性愛学、さらにはビョンチョル・ハンの思想など、確かにそれらはこれまでも探究をしていた領域だが、オランダに帰ってからの探究は、日本で着想を得た事柄や新たな問題意識と結びつく形で新たな展開を見せようとしていることを予感させる。こうした探究上の新たな始まりを感じられることは嬉しい限りである。きっとハワイの空港はそれを象徴していたのかもしれない。そもそもハワイという場所が持つ意味についても気になるところだ。自分にとってハワイは、活力のある自然豊かな場所で、夢の中のハワイはまさに自分に活力を与えてくれていたように思う。ハワイにはかつて大学時代に1度だけ行ったことがあるが、その時の思い出をふと思い出す。そこから再び空港が象徴する意味について振り返ってみると、生成AIの指摘のように、夢の中の自分が空港について熟知していた点は興味深い。それは今後の人生に対して自分が進むべき道が何か明確にわかっているかのようである。ここで述べているわかっているというのは、人生は縁によっていくらでも変化し、ダイナミックに展開していくということである。自分が進むべき道は、良縁に乗ることだという点だけをわかっている。自分がどこにいて、何をしているのかというそうした世俗的な事柄については一切興味はない。自分が意識を向けているのは、縁起の理という勝義諦の真理に適った生き方をするということだけである。2つ目の大切な女性と同棲生活をする場面についても振り返っておこう。夢の中で現れた女性は、やはり自分にとっての理想のパートナー像を象徴した存在だったのだろうし、自分の内なる女性性の現れだったのだろうとも思う。何よりも夢の中の自分は、その女性に対して深い優しさを絶えず与えていて、彼女も自分に対して同様の優しさを与えてくれていた。そこには優しさの授受という関係性を超えて、相互互恵的な優しさの循環が見られた。そうした関係を自分以外の誰かと持てること以上に幸せなことはないのかもしれない。いずれにせよ、今朝方の2つの夢はどちらも自分に光をもたらしてくれるような内容だった。夢が自分に授けてきた光を頼りに、今日もまた自らの取り組みに専心したい。フローニンゲン:2024/12/18(水)06:25
13770. 黒い子猫が教えてくれた大切なこと
時刻は午前9時を迎えようとしており、今ようやく辺りが明るくなってきた。明るくなってきたと言っても、いつものように空にはうっすらとした雲が覆っていて、朝日を拝むことはできない。つい今し方、2階から1階のトイレに向かうために階段を降りていると、階段の窓から自分の家のすぐそばを黒い子猫が歩いている姿を見かけた。その子猫はよく見かける猫であり、人に関心がありながらも、防衛的で、少し人見知りをする猫だ。その愛らしい姿をしばらく眺めていると、自分の心に思わぬことが浮かんできた。それは唯識の言葉で言えば、害の心の作用だった。それが思わぬ形で顔をもたげてきて、目の前にいる可愛らしい子猫に対して、まさか自分の内側に害の心の作用が立ち現れるとは思ってもいなかったことである。しかしよくよく考えてみれば、自分もよりもか弱き存在と出会った時に、自分の中ではその存在を優しく抱擁したり、守りたいという気持ちが芽生えるのと同時に、その対極として害の心の作用が芽生えることはこれまでもたびたびあったなと思った次第である。この相反する気持ちが芽生えるのは一体なぜなのだろうかと考えてみた時に、自分の阿頼耶識に両者の種子が等しく存在しているからなのだろうと思った。子猫という境(対象)はあくまでもそうした種子からある特定の心の作用を現行させる縁なのであり、自分の深層意識に眠るとりわけ不善の種子こそ向き合わなければいけないと思った。か弱き存在を守りたいという思いはきっと自分の純粋な願いだと思うが、その思いには煩悩が付帯しており、有漏の善の働きとしてその思いを捉えることができる。そして、この場合における本来純粋な思いを覆っているのがきっと害の煩悩なのだろう。自分よりも弱き存在に危害を加えることを望む心の働きは本当に恐ろしいものである。それはおそらく、自らの自我を守るために生じるものなのだろう。つまり、自分よりも弱きものに危害を加える形で、自我は自らの強さを確認し、自己保存をより安泰なものにしようと思っているのだと考えられる。これはきっと誰しもの心の中に内在している暗い部分であり、世の中で生じる残虐な出来事の背景には、そうした心の働きがあるはずである。残虐な犯罪を犯す人の心の働きは、私たちにとって他人事でありえない。彼らと全く同じ心の働きが私たちの内側にもれっきとして存在しているということをどれだけ自覚することができるかが、心の浄化と成長には不可欠である。犯罪者の心の働きは自分たちとは異なる特殊なものだと見做してしまう時、私たちは大切なものを見失う。私たちの阿頼耶識には、何かのきっかけや縁によって犯罪に私たちを加担にしてしまう煩悩の種子が存在しているという明確な自己認識こそが、私たちの心を健全に育んでいく出発点になる。家の脇を通りかかった子猫からそのことを改めて教えてもらった次第である。フローニンゲン:2024/12/18(水)09:01
13771. クリスマスモードになる街並み/懺悔の重要性
今日も朝の散歩を楽しんだ。今日は少し風があって、自宅を出発した時に小雨がぱらついていたので折り畳み傘を持って出かけた。しばらくは傘を差す必要があったが、途中からはそれが必要ではなくなり、心地良い散歩を楽しむことができた。雨が止んで来たタイミングでジョギングを少し行って身体を温めた。住宅地を通り過ぎていく時に、家々がクリスマスモードで立派に飾った家が多いことに驚き、自分の心も祝祭モードになった。自分は特段クリスマスを祝わないが、こうして街の人々がクリスマスを祝っている姿を見ていると、こちらもクリスマスを祝っている気分となる。家の可愛らしいデコレーションを眺めながら、幸福な気持ちと共に散歩から帰ってきた。自宅の敷地内に戻ってくると、敷地内でしばらく伸びの運動をしたり、呼吸を整えるためにしばらく外に佇んでいた。すると、どこからともなく小鳥たちの囀りが聞こえてきて、散歩後の心を深く鎮めてくれ、さらに清らかな心にしてもらうことができた。散歩は脳からセロトニンなどの幸福物質を分泌してくれることにも繋がり、散歩は本当にいいものだと改めて思った。
先ほど、アントレプレナーファクトリーさんの後援のセミナーを知人の中竹竜二さんと行った。今日は、成人発達理論との出会いや組織開発におけるその応用に関して竜二さんに色々とお話を聞いた。その中で、改めて懺悔の重要性を実感した次第である。私たちは誰しもきっと過去の過ちを誰かに対して謝りたいと思ったことがあるだろうし、実際に今も思い続けているものがあるだろう。唯識学においても、心の治癒と成長において懺悔の重要さを説く。その背後にあるメカニズムとしては、私たちには心のエネルギーや成長エネルギーというのが有限であり、そのエネルギーを謝りたいと思っている人や事柄に対して向け続けてしまうことはエネルギーの無駄遣いになってしまっているというものがある。これはまさにシャドーの原理と同じで、シャドーも気づかずに抑圧し続けていると、抑圧するために心のエネルギーや成長エネルギーを使っていることになる。懺悔についても、懺悔の対象となる人や事柄にどこか深層意識の次元で気になっていると、それはエネルギーを漏洩させることに繋がってしまうのである。そして誰しもが懺悔をした後に解放感を得たことがあるだろう。こちらの非を認め、謝罪することに伴うあの清々しい感情は何だろうか。それはきっと、懺悔には自我中心性を緩めてくる働きがあるからだろう。懺悔をすることを通じて、私たちは一度自我への執着を手放す。それが心の解放感を生み出し、解放された心に再びエネルギーが充満する。私たちはそのエネルギーを成長の方向に向けることができるようになる。懺悔に関してそのようなメカニズムが心の中で起こっているのではないかという気づきが降って来たことが今日のセミナーでの最大の贈り物であった。その他にも色々と考えさせられる話を竜二さんからしていただいたので、それらについてもまた内省を進めてみようと思う。フローニンゲン:2024/12/18(水)14:29
Today’s Letter
I had two dreams this morning that shed light on my path to the future. Their meanings are insightful and contribute to fostering my enlightenment. I’m amazed by how meaningful each dream is. Groningen, December 18, 2024
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