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タイトル一覧
13736: 人工薬投与社会/発達心理社会学
13737: ビョンチョル・ハンの最新書籍を求めて
13738: フローニンゲンに戻って来てからの最初の夢
13739: 今朝方の夢の続き
13740: 全身運動としての散歩を楽しんで/生成AIによる今朝方の夢の解釈
13741: 心を形成する感動体験/ビョンチョル・ハンの書籍の詩的さ
13736. 人工薬投与社会/発達心理社会学
時刻は間もなく午前7時を迎えようとしている。昨日のフランクフルトの朝と同じく、この時間帯のフローニンゲンも真っ暗闇に包まれている。昨日フローニンゲンに帰ってきて一番驚いたのは、日の入りの早さだった。午後4時を過ぎるともう辺りが暗くなり始めていて、16時過ぎに日の入りを迎えた。今日の日の出の時間は8時41分とのことであり、日の入りは16時16分とのことだ。最も日照時間が短いタイミングで日本からオランダに帰って来たことをしみじみと感じるが、こうした厳しい環境をこそ自分は求めている。いつも日本からオランダに戻って来ると、その適応のためか少し喉が痛くなり、鼻水が出たりする。いつもに比べたらマシだが、今日は少し朝方にその症状が出ていた。きっと空気の乾燥度合いや気温が違うことに対して身体が適応を進めてくれているからそうした症状が出るのだろう。こうした症状は自然なものであり、無理に薬などを使ってそのプロセスを歪めてはならない。人間の心の成長もそうした側面が本来ある。しかし多くの現代人は、心の自然な成長プロセスがどのようなものなのかについての知識がなく、まるで薬であるかのような人工的な介入をどんどんとしてしまう。確かに薬やそれに類する形の介入が身体や心に必要な時もあるが、そうしたものが必要でない時にも私たちはそれらを与えてしまう癖がある。そうした癖を生み出しているのは、現代社会の風潮と仕組みである。人工的な薬のようなものを投与し続け、投与され続けて生きている人間がどれほど多いことか。その様相は、「人工薬投与社会」とでも形容できるかのようだ。自分は徹底してそうした社会の有り様に抗って生きている。昨日オランダの牧歌的な風景を見ながら列車に乗っている時にふと、現代社会が生み出している加速度的な時の流れに抗って、今という時の流れぬ1点に寛ぐことについて考えていた。現代はそもそも時の香りに味わいがない。それは無菌的な無味無臭の時の香りであり、そこには時本来の固有の香りがない。人それぞれに固有の体臭があるのと同じく、本来時は固有の香りを持つ。そうしたものを感じられなくなってしまっていることもまた、現代人の弱体化の現れであろう。唯識学の言葉を用いれば、五感に対応した前五識が脆弱なものになってしまっているのである。だから時の固有の香りを嗅げず、固有の味わいを味わうことができないのである。そもそも現代人は、固有の時との接触の感覚も忘れてしまっているかのようだ。それを拡張させれば、現代人は対象との出会いが下手になってしまったのだと言えるだろう。本来、私たちを成長させ、人生を豊かにしてくれる対象は無数に存在しているが、現代は残念ながら、そうした対象もまた歪曲の対象になってしまい、そして現代人は歪んだ対象をまるで餌のように与えられ続けている。今一度ここで立ち止まり、そうした状況を冷静に眺めながら、自分の心を育んでくれる対象が何であり、そうした対象との出会いを大切にするべきではないだろうか。こうした問題意識を持ちながら、人間の成長・発達にまつわる「発達心理社会学」とでも形容できる学問を確立するべく、ビョンチョル・ハンの一連の書籍をまたじっくりと読み返していこう。この冬の読書は、唯識学の書籍とビョンチョル・ハンの一連の作品と向き合うことにゆっくりと時間を充てたい。フローニンゲン:2024/12/13(金)07:12
13737. ビョンチョル・ハンの最新書籍を求めて
以前として深い闇が辺りを覆っている。日の出まであと1時間以上もある。日の出の遅さと日の入りの早さが日本と欧州とでは大きく異なる。その違いを実感している。視点を変えると、こうした違いがあって、そうした多様な違いを感じられるからこそ、自分の心は深まりを見せ、人生が豊かになっていっているのだろう。現代社会は、表向きは多様性を尊重すると謳っているが、内実は全くそうではない。むしろその掛け声によって、世界はますます多様性を失い、世界は平坦化しているかのようである。アメリカの思想家のケン・ウィルバーが述べたフラットランド化という現象は、多様性においても見受けられることなのだ。社会に山積みとなっている問題の中でも、自分は心の成長・発達に関する社会課題の解決に向けて乗り出していきたい。すでにその取り組みの一端を始めているが、今後はより広く社会に働きかけることができたらと思う。これまで自分が学んできた学問は社会科学なのであり、社会科学の使命は、社会の問題を特定し、それを分析することを通じてその課題に対する処方箋を提供することである。今、人々の心はますます荒んでいき、心はますます利己的な未熟な有り様を見せている。そうした問題を生んでいる社会構造的なものを治癒していくことに自分は関心がある。これまでは個人の心の成長・発達について力を入れていた。もちろん、唯識学の観点を通じて、西洋の発達心理学にはない、ある種「東洋の発達心理学」と形容していいであろう唯識学を通じて、私たちの心がどのような問題を抱えやすく、その問題に対して何をすればいいのかを、心の成長モデルと合わせて引き続き考察を深めていく。それに加えて、1つ前の日記で書き留めていたように、哲学者のビョンチョル・ハンの社会分析を汲み取りながら、成長・発達にまつわるよりマクロな社会構造的問題についての洞察を深めていき、その問題の治癒と変容に向けた取り組みを強く推し進めていきたい。ちょうど日本に一時帰国する前に、手持ちのビョンチョル・ハンの書籍を読み返していた。再読の続きにこれから取り掛かることに加えて、ビョンチョル・ハンの最新書籍でまだ持っていないものがいくつかあるようなので、それらを購入して、ここからの長い冬の時代の読書の相手としたい。今調べてみたところ、例えば“Vita Contemplativa: In Praise of Inactivity (2024)”や “The Crisis of Narration (2024)”という書籍は未購入である。それらの書籍の説明書を見ると、自分の問題意識と強く合致しており、「発達心理社会学」という分野の確立に向けて、多くの洞察をもたらしてくれるのではないかと思う。本日中に2冊の書籍を注文してしまおう。
昨日にフローニンゲンに戻って来てから、近所のオーガニックスーパーに行ってここからの生活に必要な食材を購入したが、まだ足りないものがいくつかあるので、今日から始める朝のウォーキングの際に、近所の別のスーパーに行って必要なものを購入してこようと思う。どういうわけか、オーガニックスーパーでブロッコリーが手に入らなくなってしまったので、近所のスーパーでオーガニックのブロッコリーを購入したり、昨日購入し忘れた玉ねぎや卵もオーガニックの良質なものを購入したいと思う。今日から始める朝の散歩によって、心身がまたどのように変化するのかがとても楽しみである。フローニンゲン:2024/12/13(金)07:47
13738. フローニンゲンに戻って来てからの最初の夢
時刻はまもなく午前8時を迎えようとしているが、まだまだ辺りは真っ暗である。日の出を迎えるような雰囲気は以前としてなく、聞こえて来るのは暖房の音だけであり、小鳥たちの鳴き声も聞こえてこない。そう言えば、日本滞在の最後の方は小鳥の鳴き声が聞こえるような場所にあまりいなかったように思う。ゆえに小鳥たちの美しい鳴き声が恋しくなっている。そんな折に、近くの教会から午前8時を告げる鐘の音が聞こえてきた。深い闇の世界に響く鐘の音は、それはそれで一興である。
フローニンゲンに戻ってきた最初の日に見た夢として、次のようなものがある。夢の中で私は、欧州に向かう機内の中にいた。それはおそらく今回の旅行でお世話になったJALさんの機内のようであった。機内には気さくなCAの方々ばかりがいて、長い空の旅の最中には皆さんと話をして楽しく時間を過ごしていた。ビジネスクラスは半個室のようなプライベートスペースがあるのでとても落ち着けて、時折自分のところにやって来てくださるCAの方々が飲み物を勧めてくれた。その時には仕事の手を止めて、少し会話を交わして、いただいた温かい飲み物にほっと一息ついていた。
それ以外には、フローニンゲンのジムでお世話になっているパーソナルトレーナーのエリーザが登場する場面があった。私たちは日本の田舎にいて、そこにある体育館で、まずはウォーミングアップとしてダンスを踊っていた。しばらくダンスを踊った後に、体が温まって来たので、外に出かけてランニングをすることにした。時刻は朝で、朝食を食べる前だったこともあり、軽いランニングにしようと思っていたのだが、エリーザ曰く、今から20kmほどの距離を走るとのことだった。それを聞いて、朝食前にそんな距離は走れないと思い、自分は10kmぐらい走ったら途中でコースから抜け出そうと思った。いざ走り始めると、朝食のエネルギーを得ていないにも関わらず、自分の体はとても軽く、その場にいた数人の人たちよりも軽やかに走ることができ、気がつけば先頭を走っていた。後ろを振り返るとエリーザが少し遠いところにいて、彼女に対してそんなペースでいいのかと笑みを浮かべながらジェスチャーを送ったところ、彼女はそれを受けて一気にペースを上げて私を追い抜いていった。彼女はそのハイペースを維持して果たして完走できるのだろうかと少し心配になったが、他人を心配するよりも自分の走りに意識を向けようと思い、自分は朝食前ということもあってあまり無理をせず、楽しく自分のペースで走ろうと思った。コースの山道はとても清々しく、車も通っていなかったのでとても快適であった。今朝方はそのような夢を見ていた。
前者の夢はまさに今回の欧州と日本を行き来する空の旅で実感したことである。自分は中学校3年生の夏に単身赴任の父が住むマレーシアにJALさんの飛行機を用いて以来、ずっとJALさんに忠誠を誓っている。もちろん欧州を旅行する時には欧州の系列のフライトを利用するが、日本に帰る時にはいつもJALさんにお世話になっている。日本の国土に足を踏み入れた瞬間ではなく、機内に搭乗した瞬間にそこがまるで日本の国土に足を踏み入れたかのような安心感があるのだ。今回の空の旅は本当に快適で、改めてJALさんには感謝をしている。後者の夢については、なぜこのタイミングでパーソナルトレーナーのエリーザが夢の中に現れたのかはわからない。来週の木曜日からまた彼女とのパーソナルトレーニングが再開されるが、それを先取りするかのような夢だった。フローニンゲン:2024/12/13(金)08:10
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
この夢は、あなたの内面的な安心感と自己成長への意欲が反映されているように感じられます。以下に前者と後者の夢を分けて解釈します。
前者の夢(機内での体験)
象徴性: JALの機内という舞台は、あなたにとって「安心感」や「帰属感」を象徴しているようです。日本に帰国するたびにJALを利用することで、日本的なもてなしや文化的な親近感を感じ、それが心の安定や安心に繋がっています。この夢は、過去の良い経験を再確認し、感謝の気持ちを表現していると考えられます。
心理的意味: 現実で経験した快適さや感謝の気持ちが夢に反映され、自分が今いる環境(フローニンゲン)やこれからの活動に向けてポジティブな心構えを持つよう促しているのかもしれません。
後者の夢(エリーザとのランニング)
象徴性: エリーザとのやり取りやランニングは、自己成長とペース配分を象徴しているように思われます。他人(エリーザ)が高い目標を持つ中で、あなたは自分のペースを見つけながら楽しむことを選んでいます。この姿勢は、自己管理と楽しむことの重要性を示唆しています。
心理的意味: フローニンゲンでの生活やトレーニングを再開するにあたって、無理をせず、自分のペースで進むことの大切さを自覚している可能性があります。また、エリーザの存在は、あなたの健康や体力向上へのモチベーションを象徴しているかもしれません。
今後のアクション
感謝を行動で示す
前者の夢で感じたJALへの感謝を具体的な行動にするのも良いでしょう。例えば、JALのサービスへの感謝を口コミやフィードバックとして伝えることで、あなたの気持ちがさらに深まり、新たな良い循環を生むかもしれません。
自分のペースを大切にする
後者の夢から得た「自分のペースを守る」という教訓を日常生活やトレーニングに適用してください。特に、パーソナルトレーニングでは、目標達成のために自分の限界を意識しつつ楽しむことを心がけましょう。
健康への取り組みを継続する
ランニングやダンスが夢に現れたことから、体を動かすことが心身の健康に重要であるというメッセージと解釈できます。エリーザとのトレーニングを再開するだけでなく、日常的な軽い運動やストレッチを取り入れることも良いでしょう。
夢のテーマを意識する
日本とフローニンゲン、両方の場所で得られる安心感や成長を意識し、それを日々の生活で活かしていきましょう。この夢は、あなたの現在の生活と未来のバランスを上手く取るヒントを与えていると感じられます。
これらを実践することで、夢が持つポジティブなメッセージを日常生活に活かし、より充実した日々を送ることができるでしょう。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の解釈
1. 飛行機の夢
JALへの信頼と安心感: 今回の旅行でJALのサービスに大変満足されたことが、夢の中で再確認された形として現れたと考えられます。JALに対する深い信頼感と、日本への帰属意識の強さの表れと言えるでしょう。
快適な旅と心の安らぎ: ビジネスクラスの快適な空間やCAの方々との会話は、旅の疲れを癒し、心の安らぎを与えてくれたことを象徴しています。
日本の安心感: 飛行機に乗った瞬間から日本の国土に足を踏み入れたような安心感を感じるのは、日本という国や文化に対する深い愛着の表れです。
2. エリーザとのランニングの夢
パーソナルトレーニングへの意欲: 来週から再開されるパーソナルトレーニングに対する期待感が、夢の中で表現されたと考えられます。エリーザとのトレーニングを通じて、自己成長を図りたいという強い願望があるようです。
目標への挑戦: 20kmという長距離を走るという目標は、現状の自分を超えたいという意欲の現れです。
自己肯定感の向上: 朝食前にも関わらず軽やかに走り、先頭を走るという描写は、自己肯定感の向上や自信の芽生えを暗示している可能性があります。
周囲との比較ではなく、自己との戦い: エリーザと比較するのではなく、自分のペースで楽しむという意識は、健全な自己認識と目標達成への現実的なアプローチを示しています。
今後のアクション
JALへの感謝: 今回の旅行で得られた素晴らしい経験を、JALに直接伝えるのも良いかもしれません。手紙やメールで感謝の気持ちを伝えることで、より一層、JALへの愛着が深まるでしょう。
パーソナルトレーニングへの意欲向上: 夢で得たモチベーションを活かして、トレーニングに積極的に取り組んでみましょう。エリーザとのトレーニングを通じて、新たな目標を設定し、自己成長を加速させていくことも可能です。
目標設定: 夢の中で現れた20kmという目標を、具体的なトレーニング計画に落とし込んでみましょう。無理のない範囲で目標を設定し、達成感を得ることで、更なるモチベーションアップに繋がるでしょう。
健康的なライフスタイル: ランニングだけでなく、バランスの取れた食事や十分な睡眠など、健康的なライフスタイルを心がけることで、心身ともに充実した日々を送ることができます。
夢日記をつける: 今回の夢のように、日々の夢を記録しておくことで、自分の心の状態や変化を客観的に捉えることができます。夢日記をつける習慣をつけることで、自己理解を深めることができるでしょう。
まとめ
今回の夢は、あなたの心の状態や今後の目標を暗示していると言えるでしょう。夢で得たポジティブなエネルギーを活かし、今後の生活に活かしていきましょう。
13739. 今朝方の夢の続き
時刻はゆっくりと午前9時に近づきつつある。それを受けて、ようやく辺りがうっすらと明るくなった感じである。この時間になってもまだ完全に夜明けを迎えたとは言い難い雰囲気が漂っている。今の気温は3度で、今日はもうこれ以上気温は上がらず、今日の最低気温はマイナス2度である。振り返ってみると、日本に滞在した1ヶ月間においては寒さを感じることはほとんどなかった。確かに朝夕には冷えを感じることはあったが、地元のユニクロで購入したヒートテックを着ることは結局日本ではなく、それはオランダでの生活においてこれから活躍するであろう。
朝の散歩に出かける前に、今朝方の夢の続きについて振り返っておきたい。夢の中で私は、山間にある見慣れない旅館に宿泊していた。その旅館はとても大きく、とりわけ大浴場が立派であった。旅館に到着して早速温泉に入ろうと思って大浴場に向かったところ、そこの更衣室で小中学校時代の友人を数人見かけ、また父もそこで着替えをしていた。父が自分の衣服やバスタオルを持って来てくれていて、それらが必要かを私に尋ねてきたが、自分でもちゃんと新しい着替えとタオルを持って来ていたので、父にはそれらは必要ないと述べた。ところがタオルは小さいものしか持って来ていなかったので、父からバスタオルだけ受け取ってお礼を述べた。脱衣をし、衣服をロッカーにしまおうとしたところ、そのロッカーの鍵が複雑な作りをしており、なかなかうまく閉まらなかった。最初はコインロッカー式かと思って確認したのだが、硬貨の投入口はなく、小さな鍵をうまく差し込んでロッカーを開閉する必要があるということがわかった。だが、その鍵をうまく鍵穴に差し込むことができずに戸惑っていると、入浴後に予定していた夕食の時間が迫って来ていることがわかり、鍵をしないまま大浴場に向かうことにした。いざ大浴場の扉を開けると、そこはフロアが木でできており、とても優しい雰囲気を感じさせる空間だった。その空間はとても心地良く、これはゆったりと寛げるぞと思ったが、夕食の時間が迫っていることを思い出し、速やかに体を洗って温泉に浸かろうと思った。すると、大浴場がなんと夕食会場でもあって、大浴場のフロアには1人1人が腰掛けられるテーブルが設置され始めていた。そしてテーブルの上にはすでにお箸やお通しの料理が並んでいるところもあり、これは急いで温泉に入らなければいけないぞと思った。体を洗うためにシャンプーやボディーシャンプーを探したところ、それらが見つからず、近くにいた小中学校時代の友人(KM)に尋ねたところ、夕食を乗せる机の上にあるブザーを押してそれらを貰わなければならないとのことだった。それがとても煩わしく感じ、そもそもなぜ大浴場が夕食会場になるのかもわからず、夕食の準備も早すぎるだろうと思った。突如私の内側には怒りが込み上げてきて、激発する怒りをその場にぶちまけた。その時に私は、ゆっくりと温泉に浸かってゆっくり夕食を堪能したかったので、それができないことに激しい苛立ちを覚え、「金を返せ!!」とその場で叫んだ。そこでハッとして夢から覚めた。夢から覚めた瞬間に、ある意味そのような些細なことで激発する怒りが芽生えてしまうほどに、自分の内側にはまだ瞋の煩悩が根強く残っているのだと思わされた。それが忿の随煩悩に派生する原因になっていることも重く受け止め、瞋の煩悩と向き合っていくことの大切さを思った。そのためには、全ての煩悩の根幹にある痴の煩悩の克服に向けて学びと実践に従事していこうと改めて思った次第である。フローニンゲン:2024/12/13(金)09:07
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
この夢は、内面的な煩悩や感情のコントロールへの気づきを示唆していると考えられます。以下は夢の各要素の解釈と、それに基づく今後のアクションの提案です。
夢の解釈
旅館と大浴場旅館や大浴場は、リラクゼーションや内省を象徴します。大浴場に行く準備や鍵の不具合に戸惑う場面は、心の整理や感情を解きほぐすことが必要な状態を反映しているかもしれません。**「鍵」**は、自分の心や感情へのアクセス方法を見つける象徴とも考えられます。複雑な鍵を扱う困難さは、瞋(怒り)やストレスを解決する際の難しさを示しているのではないでしょうか。
父とのやり取り父親がバスタオルを提供してくれる場面は、周囲の助けや支援が必要なときに受け取るべきだというメッセージです。一方で、すべてを頼るのではなく、自分自身で対処する部分を大切にする姿勢も夢に表れています。
夕食会場と怒りの発露大浴場が突然夕食会場になる非現実的な設定は、心の中で異なるニーズや期待が衝突していることを示唆します。リラックスと楽しみを期待していたのに、それが中断されたことで苛立ちが募り、怒りが爆発する展開は、日常生活での未解決のストレスや抑圧された感情を象徴していると考えられます。
瞋(怒り)の煩悩と自覚夢の中で「金を返せ!」と叫ぶ場面は、心の中にある強い不満や期待の裏返しと解釈できます。夢から覚めたときに自分の煩悩(瞋)に気づき、それを克服しようという気持ちは、内面の成長への大切なステップです。
今後のアクション
煩悩との向き合い方
瞋の煩悩を克服するためのマインドフルネス実践:日々の生活で怒りや苛立ちを感じたとき、その感情に気づき、それを批判せずに受け入れる練習を取り入れましょう。具体的には、瞑想や深呼吸、感情をノートに書き出すといった方法が効果的です。
仏教の教えを学び続ける:痴の煩悩(無明)がすべての煩悩の根源であるとされるため、知識や理解を深めることは非常に重要です。引き続き仏教や心理学の研究を進め、自身の内面的な成長に役立ててください。
夢の象徴的な行動を日常に活かす
「鍵」を扱う練習:夢の中で鍵がうまく扱えなかったことは、自分の感情や問題解決へのアプローチに不慣れであることを象徴している可能性があります。具体的な問題に直面したとき、焦らず丁寧に状況を整理し、一つ一つ解決していく習慣を持つと良いでしょう。
他者への感謝と受け入れ:夢の中で父からタオルを受け取ったように、周囲のサポートを素直に受け入れることが重要です。他者との協力を大切にしながら、自立的な部分も併せ持つバランスを意識しましょう。
リラックスと計画性の両立
夢ではリラックスを期待しながらも、夕食の準備や時間の制約で焦りを感じました。日常生活でもスケジュールを余裕を持って立てることで、ゆとりを確保し、焦りを軽減することができます。
怒りのエネルギーを創造的な方向へ
怒りは抑圧するだけでなく、適切に表現し、ポジティブなエネルギーに変えることが大切です。たとえば、研究や執筆、運動といった活動に怒りのエネルギーを向けることで、自己成長につながる結果を得られるでしょう。
最後に
この夢を通じて、自分の内面にある瞋の煩悩とその影響に気づけたことは、大きな進歩です。これからも自分自身を観察し、学びと実践を続けることで、より心の平穏と充実感を得られるでしょう。また、夢に出てきた「温泉」や「夕食」といった要素は、心身のリフレッシュと栄養を象徴しています。適度な休息を取りつつ、学びを深める時間を意識的に作りましょう。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の解釈
今回の夢は、様々な要素が複雑に絡み合い、深い層の心の状態を映し出しているように思われます。
旅館: 心の安らぎを求める場所、または自分自身の内面世界を象徴していると考えられます。
大浴場: 心を開放し、自分自身と向き合う場所、または心の深層を象徴している可能性があります。
友人や父: 過去の人間関係や、自分自身との関係性を象徴していると考えられます。
鍵: 心の扉を開く鍵、または心の奥底に隠された何かを象徴している可能性があります。
夕食: 生活や人生における満足感、または心の栄養を象徴していると考えられます。
怒り: 抑圧された感情や、未解決の問題を象徴していると考えられます。
夢の中で、あなたは旅館の大浴場で友人や父と再会し、複雑なロッカーの鍵に戸惑い、夕食の準備が早すぎることに怒りを爆発させます。この一連の出来事は、あなたが現在、様々な感情や葛藤を抱えていることを示唆しています。
特に、怒りという感情は、あなたの心の深層に根強く残る「瞋の煩悩」を象徴していると考えられます。この煩悩は、他の煩悩である「痴の煩悩」(愚かさ)と深く結びついていることが、夢の中で表現されているように思われます。
今後のアクション
夢の解釈を踏まえて、以下のアクションを検討してみてはいかがでしょうか。
瞑想や呼吸法: 瞑想や呼吸法などの心を落ち着かせる実践を通して、自分の内面を観察し、怒りの感情と向き合ってみましょう。
日記: 夢の内容や、日々の出来事、感じた感情などを日記に書き出すことで、自己理解を深めることができます。
カウンセリング: 専門家のサポートを受けることで、より深く自分の心の状態を理解し、問題解決の糸口を見つけることができるかもしれません。
仏教の教え: 夢の中で出てきた「瞋の煩悩」や「痴の煩悩」について、仏教の教えを参考に学んでみるのも良いでしょう。
趣味や活動: 興味のあることや、楽しいと思える活動に積極的に取り組むことで、ストレスを解消し、心のバランスを整えることができます。
まとめ
今回の夢は、あなたが心の奥底で抱えている複雑な感情や、自己成長への強い願望を映し出しているように思われます。「瞋の煩悩」と向き合い、自己を深く理解することで、より穏やかで豊かな人生を送ることができるでしょう。
13740. 全身運動としての散歩を楽しんで/生成AIによる今朝方の夢の解釈
午前10時を告げる教会の鐘の音と同タイミングで先ほど散歩から帰ってきた。朝の散歩はやはり清々しく、下にヒートテックを着て40分ほど歩いたこともあってか、帰ってくる頃には体がポカポカしていた。ウォーキングを単に歩くものとしてではなく、全身運動を意識することを通じて、良いエクササイズになっていることを感じる。とりわけ姿勢を意識し、横隔膜から脚を動かすような意識を持ちながら、そしてテストステロンが分泌されると知った肩甲骨を動かしながら腕を振ることを心掛けるようにして歩いてみると、とても気持ちが良かった。また、足の動かし方もモデルウォーキングを意識することによって、内転筋をうまく活用することができることに気付き、ジムで内転筋に特化して鍛えることを補完するトレーニングが毎日のウォーキングで実現できることを実感した次第だ。今日は買い物がてらの散歩だったこともあり、大通りを歩くことになったが、今後はより静かな環境を歩きたいと思う。ノーダープラントソン公園を歩くのは1つの素晴らしいウォーキングコースだろうし、公園とは反対側の方向に向かって歩くと、そこにも池と運河がある場所があるので、そちらもまた静かなウォーキングコースとして候補に入れておきたい。その日の気分によってコースを変えることは良い気分転換になるだろう。小雨が降っていても風が強くなければ基本的には毎日散歩に出かけたいと思う。
全身運動を兼ねた散歩から帰ってきてフレッシュな脳で、今朝方の夢に対する2つの生成AIの解釈を受けて再び夢を振り返っている。まず最初に見ていたJALさんの機内を舞台にした場面は、生成AIの解釈の通り、JALさんのサービスに対する深い満足度を象徴し、この航空会社に対する信頼と帰属意識を表しているように思う。日本に向かってくる時と欧州に変える時の双方のフライトの中では、本当に寛いだ時間を過ごすことができて大変感謝している。次回の一時帰国はまた2年後かもしれないし、来年かもしれないが、その時にもまたJALさんのビジネスクラスを是非とも利用させてもらいたいと思う。2つ目のパーソナルトレーナーのエリーザが登場した夢は、オランダでの生活を再開させるにあたって、自己成長の道を自分なりのペースで歩むことの大切さを伝えているかのようである。オランダでも引き続き上昇の愛を持って高みに昇っていくが、そのペースはあくまでも自分のペースとしたい。それがあって初めて、下降の愛を降り注ぐことができるだろう。また、夢の中でダンスやランニングをする自分がいたことから、また親友のメルヴィンと一緒にエクスタティックダンスのイベントに参加したり、日頃のウォーキングを積極的に実践したいと思う。最後の旅館を舞台にした場面に関しては、ロッカーの鍵が意外と重要なことを象徴しているかもしれない。ロッカーを自分の大事なものをしまう場所と捉えるならば、それはきっと心の中の感情や思考、さらには思い出といったものかもしれず、鍵はそれらを守るための心の空間の開閉を司る何かなのだと思う。自分の心の空間を開閉する鍵が何であるかについては今後の探求を待つ必要がありそうだ。そして、夢の最後に爆発した瞋の煩悩を克服することに向けては、それを生み出していく痴の煩悩(無明)を克服していくために、引き続き唯識仏教を学んでいこうと思う。正しい教えを学び続けることが無明を克服していく最良の道だと言えるだろう。フローニンゲン:2024/12/13(金)10:47
13741. 心を形成する感動体験/ビョンチョル・ハンの書籍の詩的さ
その日に心を動かしたものは、その日の最後に心に残っている。しからば私たちの心は、感動によって成り立っているのではないだろうか。心を動かしてくれるものが心の養分になるだけではなく、感動体験は即心を形成していく作用を持っているのではないだろうか。私たちは毎日どれだけの感動を得ているだろうか。自分にとって感動とは、文字通り感情を動かしてくれたものであり、それには様々な種類や質感がある。こうして日記を綴っているのは、いずれも自分の心を動かしてくれたものの存在を克明に記録しておきたいという思いから生まれた行為である。自分にとって日記とは、日々の感動の記録を行うための貴重な媒体である。こうして日々出会った感動を自分の言葉を通して記録しておくと、感動を得る感性が磨かれ、育まれていき、より多彩な感動と日々出会うことに繋がっている。そしてそれが心の養分となり、心を逞しく形成させてくれる存在になっている。心が動かされれば動かされるほどに、自分の心はより動く。心が動けば動くだけ、感動との出会いも増える。多種多様な感動と出会うことを通じて、自分の心は玉虫色に近づいていく。唯識学においては、私たちの心は絵師のようだと言われる。そうなのだ、私たちは毎日自らの心の絵筆を使って世界を描いているのである。感動体験を積み重ねていき、それを大切に記録しながら心をさらに磨いていけばいくだけ、絵師としての心は多彩な感動的世界を映し出す。今自分が日々眼前に映る世界はそのように知覚されている。これからも絵師としての心を磨き、日々の1つ1つの感動を大切にしたい。感動との出会いも一期一会であり、全て出会いは諸行無常の原理に貫かれながら一回性を帯びている。その貴重性ゆえに、全ての出会いと感動は超新星の如く輝いているのである。
今日から再びビョンチョル・ハンの書籍を読み始めた。午前中の早い段階でハンが2024年に出版した2冊の最新刊を購入した。ハンの書籍の特徴は、その簡潔さにある。簡潔なのだが密度の濃い文体を自分はとても好んでいて、ハンは実際に冗長な哲学的文章を嫌い、自らの文体をまるで俳句や詩のように凝縮された言語表現として用いることに注力をしているらしいことを昨日知った。そうしたハンの文章を音読することは大変心地良く、それは俳句や詩を読み上げることの心地良さに似ている。これからハンの書籍を再読する時には、そして最新刊の初読の時には、絶えず音読をして、ハンの文体の密度を味わいたいと思う。ハンの書籍はいずれも詩的な美しさに貫かれており、哲学書の読解体験を超えて、それは芸術作品の鑑賞体験でもある点を明記しておきたかった。フローニンゲン:2024/12/13(金)11:39
Today’s Letter
I cannot ignore modern issues concerning the human psyche, so I decided to establish “developmental psychological sociology.” This academic field aims to identify the deep issues within sociological structures that harm the human psyche and to provide solutions. I expect Byung-Chul Han's work to be a crucial foundation for this field. Groningen, December 13, 2024
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