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タイトル一覧
13730: 欧州に戻ってきて
13731: 今朝方の夢
13732: 全身運動としての散歩
13733: 異邦人性を通じた心の成長
13734: 生成AIによる今朝方の夢の解釈
13735: 過去一番の更新/信頼のネットワーク
13730. 欧州に戻ってきて
闇。それはこの時期の欧州の洗礼である。時刻は午前6時を迎えたが、フランクフルト上空の空はまだ明けておらず、辺りは真っ暗である。今のフランクフルトの気温は1度と低く、日中は2度までしか上がらない。今日は正午前にフランクフルトを出発するので、今夜のフランクフルトの気温はあまり関係がないが、今夜はマイナス2度まで冷え込むようである。一方、今日のフローニンゲンは日中は5度まで気温が上がるようで、最低気温も3度なのでフランクフルトよりも幾分寒さはマシである。さて、今日からまた欧州での生活が始まる。昨日お世話になったJALさんの帰りの便は、とても快適な空の旅だった。CAの方々が軒並み気さくで、接した方々のお名前をすぐに覚えることができ、14時間の空の旅も長く感じられなかった。途中で40分ほどの仮眠と20分ほどの仮眠を挟むだけで、あとは機内では起きてパソコンに向き合っていたり、『成唯識論要講』と向き合っていた。日本に来る際の空の旅と帰りの空の旅で思ったが、今後ビジネスクラスを利用するのであれば日本に帰ってくるのもさほど肉体的に負担にならないのではないかと思った。確かにこれまでもビジネスクラスを利用させてもらっていたが、どうやら機内での過ごし方があまり上手くなかったらしく、特に日本に帰って来た時に疲れを感じやすかった。今回、フランクフルトから日本に帰ってくる際に行ったように、フランクフルトの空港からもうすでに日本の現地時間に合わせて活動する形で、パソコンや本と向き合うのではなく、空港のラウンジで仮眠を取るなどしてゆっくりしていたことが良かったように思う。行きの機内の中でも引き続き現地の日本の時間に合わせて活動していたので、それが功を奏した。また、日本に到着して最初に滞在したホテルに天然温泉があったことも良かった点だろう。温泉のおかげで疲労回復が促進され、翌日からすでにスムーズに活動ができたことを覚えている。逆に帰りの便は、日本を出発するのが午前中であり、機内で寝過ぎてしまうと、欧州に到着するのが夕方だったので体内時計が狂いやすくなると思い、機内では短い仮眠だけに留めた。それでずっと集中力高くパソコンと向き合って仕事を進めることができたし、本も集中力高く読むことができた。
夕方にホテルに到着すると、最後の機内食をしっかり食べさせてもらったこともあり、夕食は摂らない形で午後8時前には就寝した。10時間ぐらいの睡眠をしっかり取れたので、今は体力的にも十分に回復している。今日は木曜日ということだし、ホテルを出発するのもゆっくりなので、朝食前にホテルの自室で筋力トレーニングを行おうと思う。さて、今日からいよいよまた欧州暮らしが再開される。ここからもまた良縁に恵まれながら、少しずつ自分の心も人生も深まりを見せていくだろう。フランクフルト:2024/12/12(木)06:26
13731. 今朝方の夢
欧州に戻ってきた最初の朝に見た夢を振り返り、それを終えてから筋力トレーニングを行いたいと思う。今朝方は夢の中で、見慣れない空港にいた。どうやら私は、これからマレーシア航空に搭乗するらしく、幾分急ぎながら搭乗口に向かっていた。その空港は今回初めての利用だったし、空港内がかなり広かったので、幾分迷いそうになっていた。しかも、フライトまでにゆとりを持って空港に到着しなかったので、幾分焦らずを得ない状況になっていた。他の乗客と思われる人たちはゆっくりと搭乗口に向かっていたが、自分は手荷物にスーツを2着持って少し小走り気味に搭乗口に向かっていた。搭乗時刻は間も無くにもかかわらず、まだ自分は搭乗券を持っていなかった。モバイル搭乗券も持っていなかったし、物理的な搭乗券がどこで発券されるのかもわからなかった。そうした意味でも気持ちが焦りながら前に進んでいると、フローニンゲンに住んでいるある日本人の知人の男性が前にいるのが見えた。その男性に追いついて後ろから声をかけると、その男性は私に気づき、私が焦っている様子を見てどうしたのかと述べた。私が事情を説明すると、搭乗券の発券の場所は反対の建物で、ここから50分ほど歩かなければいけないと真顔で述べた。それは明らか様な嘘であり、その方は自分の気持ちを折るようなことをあえて述べたのだと思い、私は咄嗟に手荷物のスーツとカバンでその方の頭を殴った。それで問題が解決したわけではないが、その方の頭を殴ったことによって気持ちが開き直り、フライトに乗り遅れてもまた違う便に乗り直せばいいと思った。そのような場面があった。
もう1つ覚えている夢は、両親と母方の叔父と一緒に見慣れない日本の町の料理屋で食事をしていた場面である。最初はとても雰囲気良く、話も盛り上がりながら食事を楽しんでいたが、途中で父が母に対して厳しい口調で食事の盛り付けの仕方にケチをつけたことで場の雰囲気が一気に悪くなってしまった。自分は雰囲気の悪い場で食事をするのは嫌だったし、雰囲気の悪い場にいると、自分の心が汚れて来そうだったので、3人には即自分の気持ちを伝え、場の雰囲気が悪くなったのでこの場を後にすることを述べた。すると父は反省の表情を浮かべたが、特に何も言葉を発することはなかった。今後も仮にこうした雰囲気の場になるような態度を父が取るのであれば、もう自分は2度と実家に帰ってこないということも伝えた。そのような場面があったのを覚えている。上記2つの夢が、欧州に帰って来た最初の朝に見た夢だった。いずれの夢も示唆深く、また後ほど2つの生成AIの力を借りて、改めて解釈をしてみようと思う。フランクフルト:2024/12/12(木)06:41
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
1つ目の夢(空港と搭乗のシーン)
解釈:この夢は、時間管理や準備不足に対する不安、そして他者との関係性を象徴しているようです。見慣れない空港や搭乗券がない状況は、今後の未知の挑戦や新しい環境への適応に関する心配や準備の不十分さを反映しているかもしれません。また、知人とのやり取りは、他者の意見や態度に振り回されることに対する内なる葛藤を示唆している可能性があります。頭を殴るという行動は、これ以上振り回されないという決意や、自分のペースを取り戻すための象徴的な行動と言えるでしょう。
今後のアクション:
計画性の向上: 新しい環境や状況に臨む際は、準備を徹底することで不安を軽減することができます。例えば、旅のスケジュールや必要な書類の確認など、小さなことでも怠らない習慣をつけると良いでしょう。
他者との関係性の再考: 他者の言動に過剰に反応するのではなく、冷静に対処し、自分の感情をコントロールすることが大切です。他者の言葉が自分に与える影響を再評価し、必要なら距離を取ることも選択肢に入れましょう。
柔軟性の確保: フライトに遅れたり予定が崩れる場合でも、柔軟に対処できる心構えを持つことで、ストレスを軽減できます。
2つ目の夢(家族との食事シーン)
解釈:この夢は、家族との関係やコミュニケーション、そして個人的な価値観の尊重に関連していると考えられます。父親の批判的な態度は、家庭内でのネガティブなエネルギーや過去の未解決の問題を象徴している可能性があります。一方で、夢の中であなたが明確に意見を述べ、自分の立場を主張したことは、自分自身の価値観や感情を守る意志を反映しているようです。
今後のアクション:
家族との境界線を設定: 家族内での不健全なコミュニケーションや振る舞いに対して、自分の意見をはっきりと伝えることを継続しましょう。ただし、感情的になりすぎず、冷静かつ建設的な態度を心がけてください。
心の安定を優先: ネガティブな場から自分を守る選択は、自分の心を健康に保つ上で重要です。家族と距離を取ることが必要だと感じる場合でも、それが長期的に良い結果をもたらすのであれば勇気を持って行動してください。
感謝の心を保つ: 家族との関係には困難があっても、感謝すべき点を見つけることで、自分自身の心に余裕を持つことができます。
全体の示唆と行動計画
この2つの夢は、未知の状況や対人関係における不安や葛藤を超えて、自分の内面の安定を保つことの重要性を教えているようです。また、自分の価値観や感情を大切にしながら、柔軟性と冷静さを持って行動することが求められているように思われます。これを機に、自分の行動基準を再確認し、今後の生活に反映させると良いでしょう。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢1:空港でのハプニング
見慣れない空港、マレーシア航空、搭乗券がない焦り: これらは、新しい環境への不安や、目標達成への焦りを象徴している可能性があります。ヨーロッパに帰国されたばかりという状況とリンクし、新しい生活への期待と同時に、未知への不安を感じているのかもしれません。
スーツケース2つ、小走り: 責任感の強さや、完璧主義的な傾向を表していると考えられます。仕事やプライベートにおいて、多くのことを抱え込み、常に時間に追われているような感覚かもしれません。
知人の男性との衝突: この出来事は、ご自身の内に抑圧されていた感情が爆発したことを示唆しています。知人の男性は、ご自身の内なる葛藤や不満を象徴している可能性があります。
気持ちが開き直り: この出来事の後、ご自身の気持ちに変化が生じ、状況を受け入れることができるようになったことは、成長の兆しと言えるでしょう。
今後のアクション:
自己肯定感を高める: 完璧主義から少し離れ、自分自身をもっと優しく受け入れるようにしましょう。
ストレス解消: ヨガや瞑想など、リラックスできる時間を積極的に取り入れましょう。
コミュニケーション: 周囲の人々と率直に話し合い、自分の気持ちを伝えるようにしましょう。特に、仕事や人間関係で悩んでいることがあれば、信頼できる人に相談してみるのも良いでしょう。
夢2:家族との食事
雰囲気の悪化: 家族関係における深い結びつきと同時に、コミュニケーションの難しさや、過去の出来事による心の傷を感じているのかもしれません。
父の厳しい言葉: 父の言葉は、ご自身の価値観や生き方に対する否定的な感情を呼び起こしている可能性があります。
場の雰囲気を後にする: ご自身の心の声に素直に従い、不快な状況から離れるという決断は、自己肯定感を高める上で重要な一歩と言えるでしょう。
今後のアクション:
家族との対話: 父との関係を改善したいのであれば、率直な気持ちを伝えてみましょう。ただし、感情的にならず、冷静に話すことが大切です。
自立心を育む: 家族に依存せず、自分の人生を切り開いていくために、新たな目標を設定し、一歩ずつ進んでいきましょう。
自己成長: 自己成長の機会を積極的に捉え、自分自身を成長させていくことで、家族との関係もより良いものになる可能性があります。
13732. 全身運動としての散歩
時刻は午前7時半を迎えたが、フランクフルトはまだまだ真っ暗闇に包まれている。今日の午後に戻るフローニンゲンは、日の出の時間が8時40分となっており、日の入りは16時16分となっている。自分は今、最も日照時間が短い時に欧州に帰って来たのかもしれないと思う。太陽の光は精神的なエネルギーや気分に大きな影響を与えるため、これもまた欧州生活における1つの格好の試練であり、自分はこれを9年ほど体験してきた。今回が9度目の越冬である。今回の越冬を通り抜けた時、自分はまたさらに成熟した人間として生誕していることを願う。
つい今し方、ホテルの自室で筋力トレーニングを終えたのだが、この1ヶ月間の日本滞在では、知人の早田航さんのスタジオでトレーニングをさせてもらう以外は基本的に全て自重でトレーニングをしていた。トレーニングルームのあるホテルに必ず宿泊していたのだが、ホテルのトレーニングルームはやはり狭く、器具も不十分なので、結局自室でトレーニングをすることにし、結果的にはそれで十分であった。自重トレーニングの効能を改めて実感したところであり、ここからまたフローニンゲンに戻れば、週に2回はジムに行く生活を再度送っていこうと思う。それに加えて、今回の一時帰国での身体実践上の最大の収穫は散歩の効能である。これまでも不思議に思っていたのだが、自分は観光中はよく歩く人間で、ほうぼうを歩いて観光から戻って来てお風呂に入る際に鏡を見ると、腹筋の筋がよく見えるようになっており、散歩が全身運動であることを実感した次第だ。散歩は足を鍛えるだけではなく、航さんがスタジオで教えてくださったように、脚は横隔膜と繋がっていて、歩き方を正しくすれば、歩くだけで腹筋が自然と鍛えられるのである。観光から戻って来て自分の裸を見た時に、腹筋の筋が浮き上がっていたのはそれに由来するのだと思った。ここからは、横隔膜を意識した散歩を毎日の習慣にしたい。肩甲骨を寄せるとテストステロンが分泌されることも知ったので、歩く時には肩甲骨を寄せる意識で胸を張って歩きたい。肩甲骨を寄せるとテストステロンが分泌されるのは、動物が獲物を狙う際に肩甲骨を狭めて獲物に襲いかかる名残らしく、その特性を活かしたウォーキングを心掛けたいものである。よほどの強い雨風がない限りは、朝食を食べて一呼吸置いたら近所のノーダープラントソン公園を歩いて、朝の新鮮な空気を吸いながら、少々日光を浴びれればと思う。この時期のオランダは、UVインデックスが真昼でも0なので、とりわけ朝の時間などは日焼け止めを塗らずに、適度に紫外線を浴びたいと思う。ここから朝の散歩を習慣付ければ、きっとまた心身はより健やかになり、その恩恵を受けながら心はさらに発達の歩みを進めていくだろう。フランクフルト:2024/12/12(木)07:45
13733. 異邦人性を通じた心の成長
ホテルの自室での筋力トレーニングを終え、少し休憩してから先ほどホテルのレストランで朝食を食べた。ここはフランクフルト空港から歩いて行ける距離の立地の良い場所にあるため、宿泊客は多く、朝のレストランは賑わっていた。立地を優先させたこともあるし、別に今回はフランクフルトを観光するわけではないので、ホテルの朝食に大きな期待は持っていなかったが、それでも日本で宿泊したホテルの朝食とどうしても比べてしまう。ドイツのホテルの朝食は大変シンプルで、ドイツらしく肉料理が幅を利かせており、野菜はトマトときゅうりぐらいしかなかった。もちろん、クスクスを使った料理にはニンジンやその他の野菜が入っていたので助かったが、それでも日本のホテルのこだわりの朝食と比べると、食材の数に大きな開きを感じざるを得なかった。やはり日本の食は世界に誇るべきものである。個人的には、食やアニメ以外にも日本が世界に誇れるものがもっと多く出て来て欲しいと思う。生成されるものではなく、ものを生成する文化と仕組みで世界に誇れるようになれば、日本は真の意味で世界の模範になるような国になるのではないかと思う。今は残念ながら、日本を覆う精神性や各種の制度は形骸化と疲労に晒されており、精神が悲鳴し、窒息するようなひどく窮屈な社会になっていることを残念に思う。この状況を打破するべく、ここからまた日々の取り組みを前に進めていこうと思う。その突破口として、日本が誇る宗教文化的な遺産である法相唯識があると自分は考えており、日本人の心を治癒・変容させていく学びと実践をこの法相唯識をベースにして進めていければと思う。
ホテルの朝食を摂りながら、欧州に帰って来たという実感があった。確かに朝食会場にはアジア系の人が別にいたが、アジア系はマイノリティであり、日本人は自分だけであった。周りはほぼ全て欧州系の人たちばかりであり、こうした自己の存在がマイノリティになる感覚をこそ自分は望んでいるし、それが最も心地良く感じさせる。欧米での生活を始めた13年前においては、この感覚に慣れるのが大変であったが、今はまさに自分が異質な存在としてその場にいる感覚を通じて自己の固有性に目覚め、その固有性に磨きがかかるという現象が生じている。当然ながら、このプロセスを13年掛けて歩んできたこともあり、このプロセスの進展はもはや落ち着きを見せているが、自らが異邦人としてその場にいるという感覚は、自己の生命を大いに輝かせる。かつての臆するような気持ちは雲散霧消し、今はもはやその状況が自己に活力を与えてくれるのである。こうしたところにも自らの進歩を見る。心の成長の道は本当に一生涯続いていくものであり、ここからもこうして異邦人性を感じながら、自己はさらに固有の輝きに目覚めていき、その輝きを練磨していく人生を過ごしていくのだろう。そのささやかな休息として日本への一時帰国が時折あることが何よりも有り難く思う。時刻は午前9時を迎えて、ようやくフランクフルトも明るくなった。フランクフルト:2024/12/12(木)09:03
13734. 生成AIによる今朝方の夢の解釈
時刻は午前10時半を迎えた。今、フランクフルト空港のエールフランスのラウンジでこの日記を執筆している。今日のフライトは午前11時50分とゆとりがあり、ホテルを9時半過ぎに出発した。ホテルから空港まではシャトルバスが出ていたが、ターミナル2ではなく、ターミナル1にしか止まらないことと、せっかくなので朝の空気を吸うために歩いて空港に向かった。10分ほどのウォーキングを楽しんだのだが、フランクフルトは外気の温度ほどには寒さを感じなかった。気温はわずか1度だが、手袋をする必要はまだ感じず、体感としてまだまだ寒さは厳しく感じられなかった。空港の中やラウンジの中は暖かく、タートルネックを着ていると暑いほどである。空港まで歩いたことに加え、朝に筋力トレーニングをしていたことが代謝を上げていて、つい先ほどまで少し汗が滲むほどだった。早朝の筋力トレーニングのおかげで、フローニンゲンに戻る列車の中や駅から自宅までもあまり寒さを感じないのではないかと思う。基礎体温を上げる上でも筋力トレーニングはとても望ましい。今日のフランクフルト空港は、以前よりも少しばかりセキュリティで列を成して並んだ。昨日の成田空港では、インバウンドの外国人観光客がとても多い中、全く列を作らずにすぐにセキュリティを抜けることができた。今いるエールフランスのラウンジは、KLMの搭乗口であるD26のゲートの真ん前にあり、速やかに搭乗口に行けるのが有り難い。搭乗開始は11時25分であることを覚えておこう。
今朝方の夢に対する2つの生成AIのコメントを今読んでいるのだが、1つ目の空港を舞台とする場面は、今こうして空港にいるとより真剣にそのメッセージを受け止めることに繋がっているように思う。その夢の内容を受けて、今後も新しい環境や新たな取り組みに飛び込んでいくことが多いだろうが、自分は計画性よりも即興性を重視し、いかなる状況に対しても柔軟に対応できるような水のような心の在り方を体現したいと思う。2つ目の夢は、家族の関係性と向き合う課題が依然として自分の内側に残っていることを象徴しており、今回の一時帰国でも前回と比べてその課題への対応は向上したが、家族の関係性の問題もまたシャドーワークと同じく一生向き合っていくものなのだろうと思う。そして、家族を含め、愛する人との関係性の問題と向き合えば向き合うだけ、自分の心が逞しく成長していくことを実感していることもあり、今後も家族の関係性の問題と向き合うことを大切にしていきたいと思う。今夜フローニンゲンに戻って、また翌朝にどのような夢を見るかが楽しみである。朝のフランクフルト空港はとても静かで、ラウンジにも静けさが満ちている。自分の心も絶えずこうした穏やかさを持ちたいものである。エールフランスラウンジ@フランクフルト空港:2024/12/12(木)10:46
13735. 過去一番の更新/信頼のネットワーク
時刻はまもなく午後2時半を迎えようとしている。フランクフルトを出発したフライトが10分ほど遅れ、スキポール空港からフローニンゲンに向かう列車も15分ほど遅延となり、今ようやく列車に乗った。今日は平日であるが、平日の午後も列車には結構な人がいる。1等車両には旅行客と思われる人たちばかりが乗車しており、ほとんどがスーツを持参している。ここにいる人たちは一体どこからやって来たのだろうかと考える。いつもながらであるが、スキポール空港を出発してフローニンゲンに向かう列車に乗ると、故郷に帰って来たかのような安堵感がある。実際にフローニンゲンは自分の故郷の1つである。これまでの人生の中で、山口県光市に次ぐ時間を過ごしているのだから、フローニンゲンが故郷のように感じられるのも無理はない。
振り返ってみると、今回の日本滞在は過去一番充実していた。毎回の一時帰国は、絶えず過去一番を更新している。それはきっと、自分の心が継続的に成長していることがもたらしているのだろう。心が絶えず成長を遂げていることによって、毎回の一時帰国で得られる気づきや発見が増し、得られる至福さがより豊かになっているのを実感する。次回の一時帰国は来年か、あるいは再来年になるだろう。その時まで自分はどれほど心を深められるだろうか。それは自分の日々の研鑽に掛かっており、第六識をどれだけ働かせるかに掛かっている。
フランクフルトを出発した飛行機が着陸態勢に入った時に、この社会は信頼のネットワークで構成されているのだと思った。自分はその飛行機を信じ、飛行機を整備してくれた人たちを信じ、飛行機を運転するパイロットを信じていた。逆に言えば、こうした信頼が損なわれた時、社会は底が抜け、崩壊の一途を辿る。現代社会には残念ながら、信頼を揺るがすような事件が後を絶たない。どうやら人々の心は劣化し、信頼のネットワークに脆弱性が見られるようになった。今一度そのネットワークを強固にするためには、私たちは心を磨かなければいけない。個人として自分の心をまずは徹底的に磨き、他者の心の成長の支援を合わせて行なっていく必要がある。そうすれば、少しずつ社会全体の信頼のネットワークは堅牢性を取り戻すだろう。そうした社会が実現されて初めて、私たちは安心して暮らせる。無数の信頼の網の目で構成される社会の中で、自分は人の信頼を裏切らないように自らの心を磨き、身の回りの信頼のネットワークを豊かなものにしていきたい。フローニンゲンに向かう列車の中:2024/12/12(木)14:29
Today’s Letter
While staying in Japan, I learned that walking is a full-body exercise. It activates not only the legs but also the entire body. I was especially surprised to find that my abdominal muscles were fully engaged after sightseeing by walking. When I return to Groningen, I’ll continue walking in the mornings, which will become a new, beneficial habit for me. Frankfurt, December 12, 2024
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