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【成人発達心遊記】13435-13438:2024年10月20日(日)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した成人発達コラボラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

13435: スポーツとしての性的実践/最良の死への準備としての性的探究

13436: 力を与えてくれる場所/今年の一時帰国の訪問地

13437: 今朝方の夢

13438: 今朝方の夢の続き


13435. スポーツとしての性的実践/最良の死への準備としての性的探究

           

時刻はちょうど午前7時半を迎えた。今、キッチン側の木に休んでいた1羽の小鳥がチチチと鳴き声を上げて飛び立っていった。外は真っ暗で様子がわからないが、今日はひょっとしたらこれから小鳥たちの鳴き声が聞こえてくるかもしれないと期待に胸を膨らませる。今聞こえてくるのは自動で入っている暖房の音だけである。今の気温は13度であり、日中の最高気温は17度である。ここ数日間は今日のように暖かい日が続いていたが、明日からはまた気温が下がる。おそらくここから本格的に冬に向かっていく変化を見せ始めるだろう。

朝の闇の世界を眺めながら、昨日考えていたことを書き留めておきたい。性的実践が抑圧されているこの現代社会にあって、いきなり後期密教的な形で性的実践を悟りへの跳躍台にするのが難しければ、まずはそのイメージを変えるために、パートナーと行うウェルビーイングを高めるためのスポーツとしてのイメージに刷新できないかと考えている自分がいた。とにかく現代社会における性的実践への印象が悪いものであるゆえに、文化的に汚染されたそのイメージを刷新していくことがまず最初に求められることかと思う。性交という言葉もまた単に性器同士の交わりを連想させるが、それは非常に狭い捉え方であって、お互いの性的エネルギーを交換するという観点に立って、ボディタッチやあるいはボディタッチすらない優しい言葉掛けも立派な性交だとみなしていいのではないかと思う。パートナー間でのボディタッチや優しい言葉掛けもまたそこではエネルギーの交換がなされており、現代社会では残念ながら良好なパートナー関係を結べている人が少ない中で、豊かなパートナー関係を実現する意味でも、社会的に抑圧されている性の在り方は抜本的に見直されなければならないところまで来ているのではないかと思う。


もう1つ考えていたのは、性的探究が死への最良の準備となるということである。性的絶頂の波を幾度も重ねていき、パートナーとの最高度に深い性的絶頂によって意識を失う形で人生を終えることができればどれだけ幸せなことだろうかという考えが訪れた。これまでの理想の死は笑いながらこの世を去っていくものであったが、それよりも理想なのはパートナーとの愛を深め合い、愛が極北に到達する形での性的絶頂を通じた死であることを最近よく考えるようになっている。理想の死を挙げるのであれ、それを理想の死として掲げ、理想の死への準備としての性愛学の探究を進めていきたいと思う。昨日連絡を受けたが、後期密教の経典である『秘密集会タントラ』の現代語訳と2冊の解説書が日本から発送され、来週の早い段階で到着するようだ。それらの書籍は今後の自分の研究の核になるだろう。フローニンゲン:2024/10/20(日)07:41


13436. 力を与えてくれる場所/今年の一時帰国の訪問地


町との付き合い、はたまた自分が身を置くコミュニティとの付き合い。自分が避けている場所は、自分からエネルギーを奪う場所である。気づかないうちに力が奪われていき、力が減退していく場所がある一方で、内から力を湧き上がらせてくれる場所がある。自分にとっては残念ながら生まれ故郷の東京の都市部は軒並み自分から力を奪う。そこには集合的に何か悪魔的なものが潜んでいるかのようであり、一時帰国の際に東京に滞在することがあると、どこか自分かららしさが奪われていくかのような感覚がやって来て、長くそこに滞在していることが精神衛生的に良くないと感じることがある。もちろん東京にも素晴らしい場所はあり、都市部を避けて少し郊外の方に出かけてみると、自分に力を与えてくれるような場所がある。実際のところは東京だけではなく、世界の大都市の多くは自分にとっては力を奪うような場所であり、心身が寛ぐことができず、心身のエネルギーを疲弊させるような場所が多い。そんな中で今自分が住んでいるフローニンゲンは、規模的にも大きくなく、そして小さすぎないというところからも、町の中心部に適度に活気があり、中心部から離れるに従ってどんどんと穏やかさが増し、町の中心部に出かけてもエネルギーを奪われる感じがしない稀有な町である。そんな町に自分はもう9年ほど住んでいるのだとふと思った。今年の一時帰国の際には日本の町をいくつか訪れる。今回は意図的に東京を避け、東京に宿泊することはない。急遽オランダに帰国する前日に、東京で対談インタビューの収録をさせてもらうことになって東京に足を運ぶが、今回は東京には滞在しない。今回はまず大阪の関空近くに滞在し、大阪で買い物や映画館での映画鑑賞を数日楽しんでから山口の実家に行く。実家に滞在中には両親と四国旅行に出かけることになっていて、両親と四国に旅行に出かけたのは10歳ぐらいのことであるから、もう何十年振りの四国旅行である。四国旅行から戻ってきてまたしばらく実家に滞在し、その期間に小中学校時代の親友と食事をすることになっている。実家に滞在するのは2週間ほどである。実家は穏やかな瀬戸内海を見張らせるマンションで、天気の良い日には散歩に出掛けて英気を養いたい。実家のある町は、そこにいるだけで自分に力を与えてくれる存在である。今回の滞在では、地元がもたらしてくれる力を存分に享受させてもらい、そこで養われた力を自分の探究に活かし、探究の成果を社会に還元していきたいと思う。実家の滞在を終えたら今度は大分に移動し、知人の早田航さんのスタジオでトレーニングの指導を受け、大分に数日滞在して市内の美術館巡りを中心に観光を楽しむ。そこからまた大阪に移動し、かれこれ5年ほど付き合いのあるアントレプレナーファクトリーさんのオフィスに訪れ、新しい動画コンテンツをスタジオで呪録したり、リアルセミナーを開催させていただくことになっている。大阪に数日滞在したらいよいよ今回の旅の目的でもある唯識法相宗にゆかりのある奈良の観光に向かう。奈良には5泊6日で滞在し、法相宗にゆかりのある寺を中心にして奈良に残る仏教文化に親しめたらと思う。奈良ではゼミナールの皆さんとオフ会として観光する日が1日あり、それもまた非常に楽しみである。奈良を出発し、成田空港近くのホテルに前泊する日に上記で述べた東京での対談インタビューの収録をし、その翌日にヨーロッパに帰る。今回もまた長時間のフライトの疲れを考慮して、直接オランダに帰るのではなく、フランクフルトに到着したら空港近くのホテルに宿泊して、そこで疲れを取ってから翌日にオランダに帰る計画である。アムステルダム空港からフローニンゲンの自宅までは3時間ぐらい時間がかかるので、成田からフランクフルトへの10時間を超すフライトの後にフランクフルトからアムステルダムのフライトに乗り、そこから3時間ぐらい列車に乗って移動するのはしんどい。ヘルシンキ経由の時はヘルシンキに到着する時間の都合上、なんとかそのままオランダに帰ることもできるが、フランクフルト経由の時は前回もフランクフルトに滞在して疲労を回復させていた。今回もその考え方を採用した次第である。いずれにせよ、今回の一時帰国も思い出に残る体験をいくつもするだろう。フローニンゲン:2024/10/20(日)08:13


13437. 今朝方の夢  


時刻はゆっくりと午前8時半に近づいている。この時間になって辺りはようやくほぼ完全に明るくなったと言えそうである。とは言え今日は曇りのため、若干まだ薄暗さが残っている。そんな中、今朝方の夢について振り返っている。


夢の中で私はイギリスの街中にいた。そこは雰囲気としてロンドンのようで、高校時代のある友人(HH)と一緒にロンドンを観光していた。その中でふと、彼が自分にとって高校での唯一の友人であることを彼に述べた。すると彼は少し驚いた表情を浮かべ、幾人かの友人たちの名前を挙げたが、確かに彼らは自分にとって友人のように思えながらも、彼ほどには友情の感覚はないということを彼に伝えた。それを聞いて彼は、彼が自分にとっての唯一の友人であることを知って嬉しそうな笑顔を浮かべた。そこから私たちはロンドンの中心部の駅に向かい、駅の周りにあるいくつかの出店を見て回った。出店の中でお洒落な服を売っているものがあり、私たちはそこで足を止めて、洋服を物色した。すると偶然にも、お互いに欲しいものが見つかり、それが同じ長袖のシャツであることを知って笑った。彼とは何か感性でも共鳴し合うものがあるのだろうと思った。値段としては日本円に換算して1万5千円弱であり、それを購入しようとした瞬間にふと、彼とお揃いであることはいいのだが、ひょっとしたらもっと魅力的な服があるかもしれないと思って一瞬躊躇した。しかし私たちが乗車する予定の列車がやって来る時間が迫っていたので、もう他の店を見る時間はなさそうだったので、選んだそれを購入することにした。シャツを購入し、それを持って駅構内に向かって行くと、構内にもアパレルショップがあって、そこに置かれているセーターが色も形もお洒落ですっかり魅了されてしまった。彼もまたやはり同じセーターに魅了されたらしく、こちらのセーターを買えばよかったかもしれないとお互いに少し後悔の念を持ったが、購入したシャツはシャツとしてお洒落なものだったので、セーターは購入することなく駅のプラットホームに向かった。すると駅のプラットホームにちょうど乗車予定の列車がやって来ている姿が見えた。私たちは急いで上層階からプラットホームのある下層階に向かって走り始めた。それでも間に合わないかもしれないと思ったので、私たちは階段をすっ飛ばすようにして階段の最上段からプラットホームに向かって一気にジャンプした。高さは10m以上あったと思うので、そのジャンプをもたらしてくれたのは私たちが持っている人並外れた身体能力だった。ジャンプして階段をすっ飛ばしたおかげでなんとか列車に乗ることができ、そこから私たちはロンドンから北の町に向かっていった。気がつくとその町に到着していて、いつの間にか彼は消えていた。そしてその町の大学の会議室の中に自分がいることに気づいた。そこでは少人数の学会が行われていて、自分も発表者の1人として呼ばれており、近くにいた少し年配の女性の研究者と挨拶をし、今日の学会に期待することをお互いに話し合った。そこで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2024/10/20(日)08:35


13438. 今朝方の夢の続き  


洗濯機が最後の回転を始め、大きな音を立てている。それ以外の音は聞こえて来ず、早朝に期待していたようには小鳥たちの鳴き声が聞こえて来ない。空にはうっすらとした雲が覆われていて、朝日も拝むことができない状況である。そのような中で今朝方の夢の続きを思い出していた。


夢の中で私は実際に通っていた高校の教室にいた。その教室は高校3年生の時に使っていたものだった。私は左から2列の目の1番前の席に座っていた。ちょうど午前中の最後の授業が行われていて、授業が終わった瞬間に、左隣に座っていた大人しい女子が私に領収書の申請のお願いをしてきたい。そう言えば、自分はクラスの中で「領収書係」という変わった係を任されていることを思い出した。隣に座っていた彼女は、クラスの中にいた自分の友人でもある女子の誕生日を祝うための贈り物を自腹で購入したらしく、その分の請求を学校側にするために領収書を私に渡して来たのである。私はそれを受け取ってすぐさま机の引き出しの中に入れた。午後からの授業の準備をするために引き出しから教科書を取り出そうとすると、教科書がどこにあるのかわからないほどに引き出しの中は混沌としていた。そしてなんとか数学の教科書を引っ張り出したところで、彼女から渡された領収書が今度はどこにあるのかわからなくなってしまった。領収書を探してみたがすぐには見つからず、また後でじっくり探すことにすればいいと開き直り、数学の宿題の問題をその場でサッと解こうと思った。すると、後ろに座っていた女子が私の背中を突き、宿題の答え合わせをしたいと述べてきた。バスケ部に所属する小柄な彼女は微笑みながら、自分の答えが合っているのかを知りたいらしく、私に話しかけて来たのである。実際のところ私はその問題をまだ解いておらず、厳密に言えばその問題は解くに値しないと思っていたので飛ばしていたのであった。その問題は一瞬で解けると思ったのでいざ取り掛かると、教室の机ば全て前後に反転し、午後からの授業は後ろの黒板を用いて行うことになった。先ほどまでは教壇から見て最前列に座っていた私は、今度は黒板から見て一番後ろの席になった。午後の西日が強くなって来たので、窓側に座っていた私たちはカーテンを閉めて午後の授業に備えた。その時ふと私は、やはりこの高校で学ことは人生の時間の無駄のように思えてきた。知的な刺激が全くなく、日々を惰性で生きているような気がして、一刻も早く高校を辞めることが自分の人生にとって最良の選択のように思えた。すると、教室に高齢の男性の数学の先生が入ってきた。すると先生はいつもと同じく真面目な顔をして、いきなりとんでも無い提案を生徒にしてきた。先生はなんと、これから生徒1人1人にオーガズムを感じさせてくれる方法を教えると真顔で述べたのである。この高校には居場所はなく、今日にでも退学しようと思っていた自分は一瞬その決断を保留し、この先生の授業だけは最後まで受けようと思った。先生は男女問わず、1人1人を日焼けサロンに置いてあるようなカプセルに案内し、そこで先生の手解きによって生徒各人にオーガズムを感じさせることを行い始めた。世間一般には、それは明らかにセクシャルハラスメントだと思ったが、生徒たちも性的絶頂に関心を持っているのか、カプセルに向かう時は少し恥じらいの表情を浮かべながらも、誰もそれを拒む者はいなかった。ある大人しそうな女子がカプセルの中に入り、先生の手解きによってオーガズムを何度も感じている様子が彼女の喘ぎ声から伝わってきた。普段の大人しい振る舞いはどうやら仮面だったのだと気付かされ、彼女の乱れる様子に私は少し驚いていたし、他のクラスメートも驚いているようだった。それにしてもその高齢の先生が男女問わず至極のオーガズムを感じさせる方法を知っているとは意外であり、その先生に興味を持つようになった。先生は淡々と1人1人の生徒にオーガズムを何度か感じさせた後はカプセルから送り出し、また次の生徒をカプセルに呼んでいった。私の左隣座っていた普段大人しい彼女が次に呼ばれ、彼女はかなり躊躇しているようだったが、意を決してカプセルの中に入って行こうとした。次に呼ばれるのは自分だったので、さてどのような体験がそこでなされるのかに不安と期待が入り混じる中で夢から覚めた。とても印象的な夢であった。フローニンゲン:2024/10/20(日)09:32


Today’s Letter

It was cloudy in the morning, but now it is sunny in the afternoon. The autumn afternoon sun is gentle and peaceful. All sentient beings, including me, enjoy sunbathing. A mild amount of sunbathing recharges our energy. Groningen, October 20 2024

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