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【成人発達心遊記】13408-13411:2024年10月14日(月)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した成人発達コラボラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

13408: 今朝方の夢

13409: 睡眠の質の向上を受けて

13410: 組織や上司がメンバーの垂直的成長を支援するためには

13411: ショッキングなニュースを受けて


13408. 今朝方の夢    

 

時刻は午前7時半を迎えた。今、辺りが薄明るくなり始めており、外の様子がようやく見えてきた。空にはほとんど雲がないようなので、今日は朝日を拝めそうである。今の気温は7度と肌寒いが、そんな中、庭側から1羽の小鳥の鳴き声が聞こえてきた。ここからの気温の上昇は限定的で、日中は12度までしか上がらない。明日の朝は驚いたことに、気温が1度まで下がる予報が出ている。それはもう冬の気温だが、明後日からはしばらく暖かい日が続く。それが最後の秋の贈り物であり、それを過ぎたらもう冬の様子が色濃くなるだろう。

今朝方の夢として覚えているのは、学校の教室にいた場面である。私は日の当たる教室の左列の後ろから2番目の席に座っていた。私の後ろには小中高時代の女性友達(NI)がいて、ちょうど休憩中だったので彼女と雑談をしていた。お互いに今度の休みは海外に旅行に出かけることになっていて、お互いにどこに出かけるのかについて楽しく話し合っていた。旅行の話を終えた後、教室の真ん中の中央の席に座っていた別の女性友達の秘密について彼女が知っているとのことで、授業が終わったらその秘密について教えてあげるということを彼女に言われた。一体どのような秘密を知っているのだろうかと興味が湧いたところ、ふと窓の外を見ると、そこには見慣れない住宅地が広がっていた。その住宅地に住んでいる人たちは比較的裕福なようで、家の雰囲気や庭の様子がそれを物語っていた。ぼんやりと窓の外を眺めていると、夢の場面が静かに変わった。


その他に覚えている場面としては、父が運転する車の後部座席に座っていた場面である。私の隣には母がいて、どうやら3人で旅行に出掛けているようだったが、目的地に少し急いで向かう必要があるらしく、なんと父は反対車線に乗り出しながら速度を上げていった。当然ながら対向車がどんどんとやって来たが、父はそれらをうまくかわしながら、猛烈な速度で車を走らせていった。最初こそヒヤヒヤしたが、不思議ともうそれに慣れてしまい、このまま無事な状態で目的地に到着できるだろうと思った。とは言え、反対車線に乗り出して一気に車を追い抜いていったことによって、すでに遅れを取り返していたので、父にそれを伝え、そこからは安全運転に切り替えてもらうことにした。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/10/14(月)07:47 


13409. 睡眠の質の向上を受けて     


時刻は午前9時を迎えた。空にはうっすらとした雲が覆っていて、まだ朝日を拝むことはできない。振り返ってみると、今朝方は10時間ほどの睡眠を取っていたように思う。一度午前4時半頃に目覚めたが、そこからさらに夢の世界に入りたいと思い、4時半に目覚めた時に見ていた夢を枕元のノートに書き留め、そこから夢の世界に再び戻っていった。すると結局10時間ほどの睡眠を取っていた。目覚まし時計やアラームを自分は一切使わず、その日その日の自分が必要な睡眠を取るようにしている。睡眠時間を固定すると、心身の流動的な状態変化にそぐわないように思えるので、この20年ほど目覚まし時計やアラーム無しで睡眠を取っている。目覚まし時計やアラームなどを通じて乱暴に起こされてしまうことは、睡眠時における脳への暴力のようなものだと自分は思っている。毎日脳に暴力を受け続けると、それは心身に不調が現れても無理もないと思う。自分がこの20年間健康であり続けているのは、睡眠の観点で言えば、無理に起こされない形で、その時々の心身が求める睡眠時間を取って来たことと無縁ではないだろう。そこにここ最近はふとんの西川さんの「エアーシリーズ」の枕とマットレスを使い始めたことによって、睡眠の質がさらに向上しているように感じる。とりわけマットレスの体圧分散は素晴らしく、自分のようにうつ伏せになって寝る人にとっては、お腹や胸のどこか一点に体圧がかかってしまうことを防ぐことができ、うつ伏せで寝ることがさらに快適になっているように思う。逆に言えば、これまでの睡眠においては目ないところでどこか体に負荷がかかっていたのかもしれないと思う。こうした自分の盲点を解消してくれるのはやはり科学の力であり、睡眠科学の先端的な知見には本当に感謝している。睡眠の質が向上することによって、運動の質も向上することが期待される。ちょうど今日は午後にジムに出かけ、筋力トレーニングに励む。木曜日がパーソナルトレーニングの日であり、木曜日まで中2日の休息しかないので、今日どこまで追い込むかは体と相談しながら判断したい。とは言えいつものように、大臀筋や大胸筋は負荷量高く鍛えていきたい。広背筋については先週の木曜日にかなり追い込んで鍛えたが、今日もまた適度に刺激を入れたいと思う。今日焦点を当てるとすれば、先週の木曜日に休ませていた肩のトレーニングを取り入れてみよう。


ジムに行くまでの時間は、明日に控えた対談インタビューに向けてまた考えを巡らせたいし、英語の発話能力の鍛錬として、“Suits”のシャドーイングを楽しみながら行っていく。このテレビドラマをシャドーイングを通じて能動的に視聴していると、単にぼんやりと受動的に視聴していた時には気づかなった単語や表現と出会うことができている。どのような学習や実践にも共通して、能動的にそれに取り組むことの大切さを改めて思う。フローニンゲン:2024/10/14(月)09:13


13410. 組織や上司がメンバーの垂直的成長を支援するためには  


昨日の続きとして、明日に控えている対談インタビューの最後のトピックについて考えていた。それは、「組織や上司がメンバーの垂直的成長を支援するためには、どんな取り組みをすると良いだろうか?」というものである。成人発達理論を学び立ての人が陥りがりな罠としては、自分の成長を実現させるよりも先に相手の成長に介入しようとすることがある。そこでは、組織や上司が成人の成長・発達に関する見取り図をまだ獲得していないにも関わらず、そして自身が未熟なまま相手に成長を強要するというような、通称「発達的暴力」や「発達ハラスメント」のような現象が散見される。もちろん私たちは継続的に一生涯をかけて成長・発達していくゆえに、いつまでもどこかに未熟さがあるわけだが、そうした自己の未熟さに無自覚なままメンバーの成長を良かれと思って支援することが、逆に仇となっている場合が非常に多い。なので少なくとも、昨日の日記で書き留めたような事柄、とりわけシャドーワークを絶えず行いながら、絶えず視点取得能力の研鑽に励みながら、相手に無理な成長を許容していないかに自覚的になりながら支援をしていく必要がある。具体的な支援の在り方としては、どのような能力領域を伸ばすにせよ、必ず必要なのはその人が伸ばしたいと思っている能力領域を特定すること、そして現在の能力レベルを把握すること、そしてその能力レベルを少し超えたタスクレベルの課題を提供することである。この時に、自分1人でタスクをこなせる機能レベルの見極めと、誰かが自分よりも能力が優れた他者と協働して発揮できる最適レベルまで見極めることができたら理想的である。それは喩えていうならば、自分1人で筋力トレーニングをして上がる重さと、パーソナルトレーナーが付いて励ましながら上げることのできる重量の違いのようなものであり、機能レベルと最適レベルの双方の現状を把握した上で、1人でタスクに取り組んでもらうことによって独力の基礎力を向上させ、その人よりも能力が高い人と協働することによってその人のポテンシャルをさらに伸ばすような取り組みができるだろう。その原理原則に則って、あとは個別具体的な能力領域に合わせた課題設定や人材育成プログラムをデザインしていけばいい。


ただし繰り返しになるが、まずは上司自身が自らの成長段階に自覚的となり、メンバーを成長させようとするよりも先に、まずは上司自らが成長していくことが求められる。身も蓋もない言い方をすると、組織や上司の発達が未熟であるからメンバーが育たないという側面は必ずあるだろう。本当に成長段階の高い上司のもとにいるメンバーは自然と育つ側面がある。仮に心理物理学的に成長エネルギーというものを立てるのであれば、成長エネルギーは水と同じく高いところから低いところに流れていくので、まずは上司自らが成長していくことが重要だろう。成長段階が高い上司、器のある上司は、メンバーから敬意と憧れを持って見られる存在であろうから、あの上司のようになりたいと思ってもらえるような心の有り様を育んでいくことが兎にも角にも重要である。実は、「メンバーの垂直的成長を促したい」という発言もまたある特定の発達段階から生まれた発言であり、仮に自分の成長も含め、自他の成長を一緒になって実現していこうとする発想であれば、そなりに成熟した発達段階に立脚した発言であるが、自分の成長を棚上げし、自分のシャドーを見つめることなし、他者の成長を促そうとすることは、利己的段階や合理性段階に強く立脚している可能性がある点にも自覚的になる必要があるだろう。フローニンゲン:2024/10/14(月)09:53


13411. ショッキングなニュースを受けて    


時刻は午後4時を迎えた。今日は午前中は晴れ間が見えていたが、正午付近からうっすらとした雲が空を覆い始め、今も雲が空を覆っている。今日はジムに行く前に、マドリードから月に1度フローニンゲンに働きに来ているバスさんに敷地内で出会った。そこでオーナーのフレディさんの容態について尋ねると、非常に残念なことにフレディさんは末期の膵臓癌であることが発覚したらしかった。それを聞いて言葉を失い、しばらく呆然としていた。フレディさんとの付き合いはもうかれこれ4年を超し、この家に引っ越してからは定期的に自宅に招いてもらって色々な話をしていた。一緒に庭仕事をしたこともあったし、水道管の修理を一緒に行ったことなどもあった。そんなフレディさんが夏にスイスの旅行から帰ってきて突然膵臓に異変が生じ、みるみるうちに痩せ細っていったのはとてもショッキングなことだった。旅行まではあれほど元気だったのに、突然膵臓に異変が生じ、それが癌であることが発見されたことはショックであった。そこからもバスさんと立ち話をし、フレディさんの苦痛が少しでも和らぐことを祈りながらジムに向かった。やはりフレディさんのニュースがとてもショックなものだっただけに少し気落ちをしており、そんな中通りかかったノーダープラントソン公園で中年男性が身動きせず倒れており、その横に女性がいて、男女の警官がパトカーを脇に止めて駆けつけていた。その男性は突然の心臓発作なのか、それとも何かドラッグを過剰摂取したのか、身動きひとつせずに公園の木の下に横たわっていた。フレディさんのニュースを受けた後だっただけに、何か立て続けに出来事が起こるなと思いながらその場を後にした。


そのような出来事を受けてジムに到着してみると、ジムでは人がほとんどいなかった。広々としたジムに男性がわずか2人だけトレーニングをしていて、今日は最初から最後まで人数が少ない状態でトレーニングを行うことになった。その分マシーンや器具を好きな時にいつでも使えたので有り難かったが、閑散とし過ぎているのも寂しいものだと思った。今週は木曜日にパーソナルトレーニングが控えていることもあり、そこで体を思う存分に動かせるように、今日は時間としては70分ぐらいで切りやめ、トレーニングのし過ぎを避けた。ターゲットとする箇所には必要な刺激を入れることができたと思うので、ここから栄養補給と食事をしっかり摂って、中2日を空けた木曜日のトレーニングに向けて備えたい。フローニンゲン:2024/10/14(月)16:11


Today’s Letter

I pay close attention to the quality and quantity of my sleep, diet, and exercise. This trinity strengthens the foundation of my well-being. I will continue to monitor them and make adjustments as necessary. Groningen, October 14 2024

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