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タイトル一覧
13304. 一時帰国の服装に関する今朝方の夢
13305. 男性性と女性性が和合する今朝方の夢
13306. セックスセラピストの仕事から考えること
13307. 「サイケデリック・セックスセラピー」について
13304. 一時帰国の服装に関する今朝方の夢
時刻は午前7時を迎えた。今、ようやく辺りがうっすらと明るくなり始めている。今日もまた空には雲が一つもなく、ここからの朝日の輝きが楽しみである。明日からは少し天気が崩れ、1日のどこかで小雨が降る日が続く。それに合わせて気温が明日から下がる。今日は昨日と同じく22度ほどまで気温が上昇するようなので、日中は暖かさを感じられるだろう。とは言え、それくらいの気温であっても室内では長袖長ズボンを履いていないと寒さを感じてしまう。昨日も実際に長袖長ズボンを着用してずっと過ごしていた。明日からは最高気温が20度を下回り、今週末からは15度を下回る日が続々と現れてくるので、寒さを覚悟しておかなければならない。今日は自動で暖房が入ることはなかったが、明日からはきっとまた暖房のお世話になるだろう。今年の秋に日本に一時帰国する際には、日本からオランダに戻ってくるのが12月に入ってからなので、日本の滞在中にもひょっとしたらマフラーが必要になるくらいに気温が下がることがあるかもしれないし、帰りの便はフランクフルトに到着してそこで一泊する予定なので、フランクフルトの寒さを考えるとマフラーを持っていくことが賢明だろう。日本に到着する11月中旬においてはまだマフラーは必要なかったとしても、11月の下旬頃になると各地で気温が下がっているだろうから日本でもマフラーを使うこともあるかもしれない。それを見越してスーツケースにマフラーを入れておくことを忘れないようにしたい。
今朝方は夢の中でそう言えば、日本に一時帰国する際の格好が問題になっていた。今回の一時帰国では私服を持って帰ることをほとんどせず、スーツをカジュアルに着る形で過ごそうと思っていた。なので上に関してはニットのセーターを中心にしてカジュアル感があって落ち着きのある衣服を持って帰っていたが、ズボンに関しては私服は一着もない状態だった。オランダではめっきりスーツを着る機会がなく、大学院の卒業式の時ぐらいしかスーツを着ていないので、この8年間の中でスーツを着たのはたったの2回である。せっかくの数あるオーダースーツがお蔵入りしている状況はとてももったいなく、それをカジュアルに着こなしていこうというのが自分の考えであった。カジュアルに着こなす時のポイントとは、上に着るものをシャツではなく、ニット系の長袖にしたり、靴をスウェードのものにするなど、いくつかのところをカジュアルなものにすることだと考えている。今回の一時帰国ではそれを実行してみようと思っている。手荷物を増やしたいくないので、2着のオーダースーツを選んでそれを日替わりで着ていくことにし、上を毎日変える形で日本の滞在中は過ごそうと思っていた。すると、夢の中で父からジーパンを実家で借りることになり、実家に滞在中はスーツ以外の服でも過ごすことになったことを覚えている。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/9/22(日)07:30
13305. 男性性と女性性が和合する今朝方の夢
時刻は間もなく午前8時を迎える。昨日に気付いた通り、朝のこの時間帯には朝日が部屋に差し込んでこないが、それでも書斎の中央の窓辺に行って、そこで微弱の光量を浴びながらこの日記を書いている。キッチン側に朝日が差し込み始めるのは午前10時前ぐらいからであり、ちょうどその時間帯から紫外線量が増えるので、その時には室内であっても日光を浴び過ぎないようにするのが重要かと思う。その時間帯にはキッチン側の二重窓の内側を開けて、部屋に日光が差し込むようにして、少しばかり太陽の光を浴びながら読書するようにしている。今日もそのようにしてその時間を過ごそうと思う。
今日は小鳥たちが鳴き声を上げる代わりにカラスが鳴き声を上げている。その声に耳を傾けながら、今朝方の夢の続きについて振り返っている。一時帰国中の格好に関する夢を通り過ぎた後に見ていたのは、サナギを育ててチョウにする夢だった。私の横には見知らぬ小さな女の子がいて、その子と話し合いながらサナギを大切に育てていた。その子は昆虫の育て方に精通しており、彼女から色々と教えてもらうことも多く、大きな学びにつながっていた。そのお返しとして、私はサナギを育てることを通じて実現される私たちの心の成長について彼女に話した。心の成長に関する話題は少し難しいかもしれないと最初思ったが、専門用語を使わずに平易に彼女に話をすると、彼女は終始納得したような表情を浮かべながら話を聞いていた。そしていよいよサナギがチョウになる瞬間を迎え、私たちは羽ばたくチョウを見て大いに感動した。その感動はとても大きなもので、私たちは歓喜の声を上げてハイタッチをした。その音を合図とするかのように、チョウは天高くどこまでも昇って行った。私たちは輝くチョウの天に昇る姿を恍惚的な表情を浮かべながらずっと眺めていた。そのような夢を見ていた。
この夢が示唆することはなんだろうか。ひょっとすると夢の中の見知らぬ女の子は、自分の女性性なのかもしれない。それはまだ発達途上にあるが、着実な成長過程の中にあり、彼女の感性と自分の感性がとても似ていたことや、自分の話を聞く姿勢、さらには話の理解度など、全てにおいてどこか自分と共通するものがある気がする。そうしたことを考えると、彼女は着実な成長を遂げつつある自らの女性性の象徴の可能性がある。そんな彼女と一緒になって育てていたサナギは何を象徴しているのだろうか。男性の自分と女性の彼女が一緒になって育てていたそれは、愛の象徴だろうか。自分の中にある愛を司る心もまた着実な成長過程の中にあって、それを男性性と女性性が和合する形で育てていく現象を象徴しているのかもしれない。そうしたサナギとしての愛の心が最後チョウになり、天高くに昇っていく様子は本当に美しかった。愛はどこまでも高くまで成長させて深めることができ、それは成長の歩みに応じて輝きを増すばかりなのだ。今の自分が性愛学に関心を示していることが必然であるかのように思わせてくれる本当に素晴らしい夢だった。フローニンゲン:2024/9/22(日)08:04
13306. セックスセラピストの仕事から考えること
時刻は間もなく午前9時を迎える。つい先ほど朝食を摂り終えたので、ここから本格的に朝の探究活動を始めていきたい。性愛学の探究は文献調査のみを通じて進めているのではなく、映像作品を通じても探究を進めている。昨日から、Netflixで“Sex Education (2019)”というイギリスのドラマを見始めたのだが、これが実に面白い。イギリスの青年や大人たちの性の在り方を垣間見る上でも有益であるし、セックスセラピストの仕事の一端を窺う意味でも面白い作品だ。この作品の主人公は、イギリスの長閑な町の高校に通っていて、母親がセックスセラピストの仕事に従事している。ひょんなことから主人公は自らが通う高校の生徒たちの性の悩みに母の見様見真似でセックスセラピストとして応えていく活動に従事し始める。まだ2話を見ている最中であり、これは4シーズンまである作品なので、これからの展開が楽しみであり、1人1人の生徒が抱える性の悩みが異なり、それをどのように解決に導いていくのかの方法に注目したい。この作品を見ながら、日本でセックスセラピストの資格を有して活動している人がどれくらいいるのか気になった。後ほど数字を調べてみようと思うが、いたとしてもそれは微々たる数なのではないかと思う。それにも関わらず、日本では人に言えない性の悩みを男女共に抱えている人たちが多く、この現状は見過ごせないものかと思う。最近では男性用風俗だけではなく、女性用風俗の台頭を受けて、日本においても性意識に変化が見られる。その変化はおそらく発達のプロセスに則ったものかと思うが、まだまだ意識的には未熟であり、性意識の進化に伴う制度も追いついていない状況である。男性用の風俗は、男性の性の悩みを解決する場というよりも、性の欲望を発散する場として機能している要素が大きいように見える。一方で、女性用の風俗は、性の欲望の発散というよりも、性の悩みの解決を意図して利用している人たちが多い印象で、それゆえに女性用風俗に従事する男性がセラピストと呼ばれているのかもしれない。しかしながら、彼らは心理療法について体系的に学んだわけではなく、欧米でしっかりと職業として確立されているセックスセラピストが受けてきたような理論的・実践的なトレーニングを受けてきたわけではない。その点では、擬似的なセラピストに過ぎず、そのサービスには限界がある点を押さえておかなければならないだろう。調べ見ると、サービスの最初にカウンセリングという形でクライアントの要望を聞く時間があるらしいが、それはやはり専門職としてのセックスセラピストが行うようなカウンセリングとは次元が異なるし、クライアントが真に抱える課題の根本的な解決には繋がらない場合も多いのではないかと思う。もちろん性に関する悩みの深度がさほど深くない場合には、女性用風俗の利用によって性の悩みが解決する場合があることもあるだろう。セラピストの質が玉石混交であり、社会制度としてもまだまだ未整備な業界だと思うが、この業界のこれからの発展には注目したいし、男性の性の悩みに心の側面からしっかりと寄り添っていくセックスセラピーの日本での普及にも期待をしたい。この領域でも自分に何かできることはないかを考えていきたいと思う。フローニンゲン:2024/9/22(日)09:07
13307. 「サイケデリック・セックスセラピー」について
日本のセックスセラピーを取り巻く現状について調べてみたところ、どうやら日本性科学会という団体がセックスセラピーやセックスカウンセラーの認定を行っているらしいことがわかった。しかし、認定されているセックスセラピーが日本でまだわずか32人ほどという少なさであることに驚いた。また、この団体は一般社団法人とのことで、欧米のセックスセラピストのように国や州からライセンスを授けるのとは違った形で資格を発行しているようだ。日本の性産業に伴う法律や制度は、例えばオランダのそれらと比べるとまだまだ未熟であり、性の悩みの解決支援に携わる仕事においても事情は同じのようだ。セックスセラピストやセックスカウンセラーの認定についても、より質の高い認定制度を作る必要性に迫られているのではないかと思う。
その他に、サイケデリクスをトラウマの治癒に適用するサイケデリックセラピーの観点から、「サイケデリック・セックスセラピー」のようなものがないかを調べてみたところ、すでに“Psychedelic-Assisted Sex Therapy”という言葉があるようだった。しかし、まだこの言葉は台頭したばかりで、そもそもサイケデリックセラピーも近年ようやく欧米では法規制が整備された形で提供され始めているので、それにセックスセラピーを絡めたサービスはまさにこれから発展していくのだと思う。サイケデリックセラピーとセックスセラピーの双方に従事する著者が執筆したサイケデリック・セックスセラピーに関する書籍を先ほど1冊だけ購入した。今のところその著者の書籍しか当該分野の書籍は存在していない。当該サービスの発展に合わせて、この分野の学術書や実践書がきっと増えてくるだろう。これは集合規模での意識の進化の証なのか、サイケデリクスに関する取り扱いだけではなく、性に関する取り扱いも今大きな過渡期にあることを感じる。フローニンゲン:2024/9/22(日)12:59
Today’s Letter
I live my life experiencing spiritual orgasms every day. The word 'orgasm' originates from Greek, meaning 'excitement' or 'swelling.' My entire being fills with excitement, pleasure, and joy in my daily life. My spirit constantly swells and grows with these spiritual orgasms. Groningen, September 22 2024
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