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【成人発達心遊記】13282-13286:2024年9月19日(木)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した成人発達唯識ラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

13282. 今夜のエクスタティックダンスイベントに向けて

13283. 今朝方の夢/英語のドラマを使った英語学習

13284. 昨日のマークとの会話を振り返って

13285. 今朝方の夢/昨日の夢を思い出して

13286. 成人発達コラボラジオの再開を祝して


13282. 今夜のエクスタティックダンスイベントに向けて  

 

時刻は午前7時を迎えた。少し前に少しずつ辺りが明るくなり、穏やかな朝の世界が全貌を見せ始めている。今は風がほとんどなく、雲もほとんどない。気温は13度と肌寒いが、今日は日中の最高気温が23度まで上がる。とは言えもうその暖かさは夏の時とは違った感じで感じられるだろう。今はやはり秋の雰囲気を呈していて、午後の日差しも柔らかく、夏の時よりも涼しく感じられるはずだ。


今日は親友のメルヴィンに誘われて、以前住んでいた家の近くで行われるエクスタティックダンスのイベントに参加してくる。それはクラブのような激しめの音楽や眩いライトがちらつく中で行われるようなダンスではなく、自分の内側とつながり、内側から溢れ出てくる動きをオーセンティックに表現していくタイプのダンスとのことである。ダンスには決まった型はなく、DJが選曲したスピリチャル要素の強い音楽に合わせて、自分の内側とつながりながらダンス表現をしていく非常に興味深いものだ。そのイベントが夜の7時半から10時まで開催される。イベントが終わる時間の気温は16度近くまで落ちているようなので、上にはジャケットを羽織って行こうと思う。当初はメルヴィンの店で待ち合わせをして、一緒に会場に向かおうとも思っていたが、会場を調べてみると、お互いに別々に向かった方が距離的に近いことがわかり、会場で落ち合うことにした。メルヴィンはこのイベントの常連であり、毎回ポジティブなエネルギーを持った人たちばかりが参加するとのことであり、参加する年齢層も幅広いとのことなので、どのような人たちがそこにいて、全員で集合的にどのようなエネルギーを作り出すのかが楽しみである。今日のダンスイベントでは、自分の内側と深くつながりながら音楽に身を委ね、久しぶりにダンスを通じて自己表現を楽しみたいと思う。また、参加者の各人がどのようなエネルギーを持っているのかも観察し、彼らがどのような自己表現を行なっているのかも観察してみる。そしてタイミングを見て、エネルギー的に共鳴するような人がいれば、その人の動きに応じて踊ることも意識してみようと思う。最初のうちはメルヴィンを先生にして、メルヴィンの様子を窺い、そこから自分の世界にまずは没入してみよう。その場ではダンスをするだけではなく、座って瞑想をしていても全く問題ないとのことなので、最初は瞑想をして心を整え、そこから踊りに入っていき、最後にはまた瞑想で締めくくってもいいかもしれない。いずれにせよ今夜はそのようなイベントに参加するので、それを見越して昨日スーパーで購入してきたサラダ類を早めに夕食として食べておこうと思う。また、昼はいつも夜に食べているバスラマティライスと黒豆の煮物に味噌を和えて食べることにする。それで炭水化物を摂取することができ、ダンス中にエネルギーが枯渇することはないだろう。フローニンゲン:2024/9/18(水) 07:21


13283. 今朝方の夢/英語のドラマを使った英語学習


時刻は午前7時半を迎え、先ほどよりも辺りは少し明るくなった。まだ朝日が昇って来ておらず、朝日の姿を拝むことはできないが、遠くの空が朝焼けに染められ始めているので、朝日を拝むのも間も無くであろう。日の出の時間はすっかりと遅くなったが、その分日の出を楽しむ心が生まれている。確かに夏の時期にも相当に早く起きれば日の出を拝む瞬間を見ることができていたが、起床した時に大抵辺りが明るくなり始めていたので、太陽が完全に出た後にふと朝日を拝むことが多かったように思う。この季節になってくると太陽の光の有り難みが増すこともあって、だから夏の時代よりも朝日をより楽しみにする気持ちが芽生えているのだろう。


そのような気持ちを持ちながら今朝方の夢について振り返っている。まず覚えているのは、静かな快感に浸っている場面があったことである。まるで温かい水の上にプカリと浮かんでいるようなリラックス感があり、その感覚を静かにただただ味わっている自分がいた。周りの景色は一切目に入って来ず、辺り全体が白い霧がかかっているような状態であった。どれくらいの時間その感覚に浸っていたのかわからないが、気の済むまでずっとその感覚の中にいて、気がつくと夢の場面が変わっていた。こうした夢は心身の治癒を促進させてくれる効能を持つ。夢の中で深い癒しを得ているというのは、深層意識の次元での癒しが起こっているとみなして問題ないであろう。逆に言えば、深層意識の中に癒しを必要とするものがあるという風にも捉えることができる。いずれにせよこの夢は、深層意識レベルでの深い癒しをもたらすものであった。


そのような癒しを得た今日は、昨日に引き続いて英語のドラマを用いた発話能力の鍛錬とタントラに関する洋書の音読を進めていこうと思う。前者を意識的に取り組んでみたところ、そもそも自分がかつてみた面白いと思うドラマを題材にしているということもあって、楽しく英語の発話能力の向上訓練ができている。ドラマにおける生きたコンテクストの中で発話される生きた英語をそのまま学ぶことができるので、書籍を通してよりも学習効果が高いように思える。おそらく英語のドラマを用いた発話能力の鍛錬は上級者向けかと思うので、基礎固めの段階では書籍を用いて表現や単語を覚えるプロセスが必要かと思う。その後に自分が没入できるドラマを題材にして、それぞれの役者に成り切って発話をしていくことは良き訓練になる。そもそも役者に成り切るという点で演劇的な要素もあって面白いものである。タントラの実践に関する動画を一通り見終えた今、再び英語の発話能力に焦点を当てて、ドラマの世界に没入しながら非日常感を味わい、楽しみながら自然と英語力を伸ばしていこうと思う。フローニンゲン:2024/9/18(水)07:55


13284. 昨日のマークとの会話を振り返って 


ほのかに空を覆う薄雲がどこか心地良く、雲に朝日がうっすらと反射して淡い輝きを放っている。朝空を舞う鳥たちは自由を体現していて、それを眺めてそれと同一化している自分もまた自由を体現している。昨日の夕方に歯科医から戻って来て家の前で偶然隣人のマークと出会い、そこでの話を思い出す。そこで日本人の過労や自殺に関する社会問題を取り上げ、それについてマークとオランダ人の働き方や生き方と対比する形で意見交換をしていた。自分はこうしてオランダの永住権を獲得し、もうオランダでの生活も9年目になるので、働き方や生き方は日本人のそれではなく、間違いなくオランダ人のそれになっていることを実感する。そもそもが25歳で日本を飛び出した瞬間から、日本で常識とされるような働き方や生き方を脱却する旅が始まっていたのである。貯めた貯金で半年ほど過ごした東南アジアから戻ってきたマークは、再びゆっくりと働き始めたそうであった。以前働いていた経済面や精神面で不安定な青少年や大人を支援する組織での仕事を再開したそうだ。以前マークが庭の水やりをしている時に、傍に何か本を抱えていて、マークに話しかけてみたら、それはコーチングに関する専門書だった。マークの組織にやって来る支援を要する人たちはやはり心の問題を何かしら抱えていて、その問題を支援する際にコーチングの枠組みが重要だと思ったとのことでコーチングの勉強をしていると述べていたのを思い出す。昨日の立ち話の中では話題に出さなかったが、コーチングの枠組みに加えて唯識学の枠組みを活用することもきっとマークの仕事に役に立つだろうと思った。ネパールを訪れた話を聞いている時に自分が仏教の研究をしていることは伝え、ネパールでの滞在を通じてマークも仏教の世界観に関心を持ったようなので、折を見てマークに唯識思想について紹介したいと思う。唯識に関するオランダ語の一般書は残念ながらおそらく存在せず、マークは幾分ディスレクシアとのことなので、どのように唯識学を紹介すればいいか迷うところだ。日本語で作ったPPTを英語に翻訳してそれを渡して説明するか、何らかの手段でマークにも唯識を知ってもらい、それを彼の仕事に役立ててもらえれば幸いである。取り急ぎオランダ語のWikipediaを調べてみたところ、やはりそこで参考文献に挙がっているのは全て英語の書籍だった。マーク以外にも、隣人のロクシーはフローニンゲン大学で哲学の学士号を取得し、彼女も仏教の思想に関心があるようで、彼女の専門は分析哲学とのことだが、今度お茶でも飲みながら仏教の思想について話をしようということになっている。それから通っているジムのドイツ人のトレーナーのエレンもまた仏教の思想に関心を持っているとのことで、仏教思想への関心が高い人が周りにいることを嬉しく思い、彼らに自分の言葉で仏教の思想や唯識思想について紹介することで、さらに関心を持って探究を進めてもらえれば幸いである。フローニンゲン:2024/9/18(水)08:29


13285. 今朝方の夢/昨日の夢を思い出して


時刻は午前9時を迎えたが、午前7時半の段階と明るさはあまり変わっていないように思える。うっすらとした雲がそのように感じさせているのだろう。今日はまだ燦然と輝く太陽を拝むことができていない。天気予報では今日は午前中の途中から雲1つない晴天に恵まれるようなので、それを楽しみに気長に待とうと思う。朝日の輝きを待ちながら、今朝方の夢の続きについて振り返っている。覚えている場面として、数学の問題を黒板と向かい合って解いている場面があった。そこは大学の小さな教室で、教室には自分以外の人は誰もいなかった。完全にプライベートな空間がそこにあり、私はテキストブックなどを開くことなく、頭の中にある数学の問題を取り出してそれに取り組んでいた。問題を解くことに没頭していると、あっという間に時間が経ち、そう言えばこの後に誰かと会う約束があったことを思い出したので待ち合わせ場所に行くことにした。そのような夢を見ていた。


今朝方の夢の続きを思い出したところで、偶然にも昨日の夢の続きも思い出すことができた。夢を見てすでに1日経っているにもかかわらず、その夢の情景がありありと思い出された。夢の中で私は、沼地と森に囲まれた場所にいた。そこは外国のどこかの町の郊外のようだった。沼地と森が切り開かれあっところにはフットサル施設やカフェがあり、そこには客が結構いて、日本人の姿をちらほら見かけた。その中に私の友人も何人かいた。彼らを誘って今からフットサルをしようということになったのだが、準備運動を始めようと思った時に、どういうわけか突然自分の体が宙に浮かび、辺りを上空から眺めることになった。すると驚いたことに、沼地と森がどこまでも広がっていて、鬱蒼とした雰囲気を放っていた。試しに沼地と森が途切れるところまで飛んでみようとしたところ、しばらく経ってようやく町らしい姿を確認できたが、その町の家は軒並み薄暗いトーンをしており、姿形も似ているものばかりで不気味に思えた。確かに人は住んでいるようだが、人の気配をさほど感じず、魂の抜けた廃れた町に見えたのだ。そこから遥か遠くに見えた町も同様の姿をしており、それを眺めているだけで暗い気分になって来た。なのでフットサルコートに戻ることにしたところ、帰る方向がわからなくなってしまって幾分動揺した。沼のような運河に沿って飛行して戻ろうとしたところ、どんどんと高度が落ちていき、運河に沈んでいきそうになった。その運河には巨大なワニか何かの得体の知れない存在がいそうで幾分恐怖感が湧いていた。これ以上高度を維持して飛べなくなりそうだったので、フットサルコートがあるであろう方向を大まかに確認した後に、近くの陸地に着地して少し休もうと思った。そのような夢を見ていたことを思い出す。これは昨日の明け方の夢だったが、こうしてまだ鮮明な記憶として脳内に映像が残っている。映像記憶だけではなく、感覚記憶としてもそれが残っている。どちらかというと鬱蒼とした否定的な感覚を引き起こす夢だったが、どこまでも続く沼地と森、そして活気のない町が自分の深層意識の何を象徴しているのかについてはさらに考えを巡らせたいと思う。フローニンゲン:2024/9/18(水)09:22


13286. 成人発達コラボラジオの再開を祝して     


時刻は午後4時半を迎えた。つい先ほど、知人の早田航さんとの成人発達コラボラジオの呪録を終えた。実に5ヶ月振りのラジオ収録となり、お互いに積もり積もる話があったために、まだまだ話を聞きたいことがあったが、前編と後編を合わせて2時間を超える会話を楽しんだ。収録の後にも2人で雑談を少々楽しみ、実に意義深い時間となったことに感謝している。5か月振りとは思えないほどに最初から盛り上がるラジオとなった。前編では航さんのこの5ヶ月間の変化について話を聞いた。ちょうど半年ぐらい前から航さんがクラニオセイクラル・バイオダイナミクスに関心を持って探究を深めていたのは知っていたが、その探究を今も継続しており、5ヶ月前よりもさらに踏み込んだ話を聞けたことは印象的だった。また、ご自身のスタジオもこの8月から新しくしたとのことで、色々な肯定的な変化が航さんの人生の中に起きていることを自分ごとのように本当に嬉しくなった。後編においては自分のこの5ヶ月間を振り返らせていただき、改めて航さんとの対話のラリーを通じて自分のこの5ヶ月間の歩みを意味付けることができたことは大変有り難いことであった。こうして腰を据えて対話をさせていただくと、やはり対話は良いものだなとしみじみ実感する。お互いに開かれた心で相手の話に耳を傾け、自己開示をしていくことを通じて交わされる言葉は記憶に残るものであり、新たな考えや実践のアイデアを育んでくれるきっかけとなる。今日のラジオの再開をきっかけに、また来週からお互いに無理のない範囲で毎週ラジオを配信していければと思う。今日はなんだから成人発達ラジオの再開を祝福したい気分である。それを兼ねて少し早めの夕食を味わい、良い気分で今夜のエクスタティックダンスのイベントに参加して来たいと思う。フローニンゲン:2024/9/18(水)16:48


Today’s Letter

Serenity saturates the morning world now, caressing all sentient beings. A gentle breeze soothes the folds of my deep psyche. Groningen, September 18 2024

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