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【成人発達心遊記】13231-13235:2024年9月7日(土)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した成人発達唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

13231. パンプキンピーリングの施術を試しに

13232. 今朝方の夢

13233. 慈悲心の涵養に向けた人間観察

13234. 美容クリニックでコンサルテーションを受けて

13235. 肌の生まれ変わりを観察することの楽しみ


13231. パンプキンピーリングの施術を試しに   


時刻は午前7時を迎えた。今日はいつもより風があって、室内の窓を開けているとひんやりとした風が流れ込んできて心地良い。気温は19度と程よく、今日は最高気温が26度となる予報である。明日も今日と同じような気温だが、明後日からはいよいよ気温が下がり始める。明々後日以降はもう20度を超える日がなくなってくるため、本格的に秋に突入したことを思わせる。最低気温も10度を下回る日が出てくることからも、ここから涼しさがグッと深まる形である。


今日は街の中心部の美容クリニックでパンプキンピーリングの施術を受けてくる。週に2回のジムに通うことを通じて肉体を鍛えていると、美容面でもう少しケアができそうなことがあるなと思ったので、近所の美容クリニックを調べ、顔のケアをするためにパンプキンピーリングを試しに受けてみることにした。そのクリニックのウェブサイトを拝見すると、実に様々な美容サービスが提供されていて、顔のケアという目的だけでも多様なサービスがあった。通っているジムのオーナーの男性がボトックス注射を何度も受けているという話を聞き、自分も体を鍛えるだけではなく、その一環としてもう少し美容面にも気を遣ったほうがいいかと思ったことが今回の施術のきっかけである。いきなりボトックスやヒアルロン注射などの施術を受けるのではなく、今回はピーリングの中でもオーガニックな素材を使ったパンプキンピーリングを試してみることにした。そのクリニックにはもう1つ化学物質を用いたピーリングがあったが、ナチュラルなものを好む自分としては最初はかぼちゃの要素を用いたパンプキンピーリングが良いかと思った。今回が初めてなので、自分の肌質や要望に最適なサービスが他にないかも今日担当してくれる施術師に相談してみようと思う。施術が終わったら、施術後の注意点についても尋ねておきたい。今晩はお風呂に入っていいのかや顔を洗っていいのかなど、施術後のケアについてわからないことは全て聞いておきたいと思う。ものは試しということで、パンプキンピーリングを受けることを通してまた新しい経験を色々と学ぶことができるだろう。


今日はその他には用事がなく、昨日の段階で唯識学の研究に関する研究計画書のドラフトも執筆し終えたのでその原稿は寝かせておき、今日はまた唯識学の和書を少し読んで、その解説の音声動画を作っていくことにしようと思う。クリニックの予約時間は午前9時半なので、読書に本格的に取り掛かるのはクリニックから帰って来てからにしようと思う。今日は午前中はとても涼しいので、クリニックに向かうまでの散歩は大変清々しい気分になるだろう。フローニンゲン:2024/9/6(金)07:18


13232. 今朝方の夢      


今日もまた雲ひとつない晴天に恵まれるという予報が出ている。午前7時半を迎えたフローニンゲンの町の上空に朝焼けが見え始めている。まだ朝日の姿を目視することはできないが、朝焼けがここから進行していった先に朝日が姿を現すだろう。朝焼けの優しさに包まれながら、今朝方の夢について振り返っている。


夢の中で私は、見慣れない外国の町にいた。そこは自然もあり、同時に経済も発展していることを窺わせる町の作りをしていた。気がつくと私は空を飛んでいて、上空からその町を観光していた。まず目についたのは町を貫いている大きな河である。その河がどこからやって来たのかはわからないが、海につながっている様子が見えた。しばらく河を眺めながら、同時に向こう側にある商業地域を眺めていると、商業地域の一等地にやって来た。そこは高層ビルが乱立しており、中でも一番高いビルの上からそれを眺めていた。体感として高度300mぐらいを維持しながらそのビルや商業地域全体を眺めていた。すると突然、空を飛ぶ能力にコントロールが効きづらくなっていることに気づいた。どうやら高い高度をずっと飛んでいたことによって、気圧の影響でうまく能力が発揮できなくなって来たようであった。仮に高度が調節できず、それよりも高い高度になってしまうともっと状況が悪化することが心配されたり、高度を下げる時にも下げる速度が調節できなくなってしまうとまずいと思われた。なのでそろそろ地上に戻る頃かと思ったが、どう足掻いても高度を下げることができなくなってしまっていた。自分はもうこのままこの高度の世界を生きるしかないのかとも思われて、少し恐怖感があった。すると、左手に持っていた箱の中から数冊の本を地上に落としてしまった。重さとしては800gぐらいある本もあり、それが地上にいる人の頭の上に落ちたら大ごとになるかもしれないと思った。いかんせん高度が300mほどあったので、そこから500g以上の本を落とすと、その衝撃力は凄まじいものになるのではないかと思ったのである。その考えが浮かぶと、少しだけ高度を下げることができたが、それも微々たるもので、結局地上に戻れる方法が見つからないままであった。すると気づけば自分はもう地上にいた。その安堵感を感じる暇もなく、隣には小中高時代の友人(YU)がいて、彼が空を飛ぶ方法を教えて欲しいと述べた。先ほどの件があったので、空を飛んで戻れなくなる恐怖を思うと、彼に安易に空を飛ぶ方法は教えられないと思った。そのような夢を見ていた。


現実世界の自分を象徴するような夢であった。社会から距離を取り、自分の探究活動に没頭して13年ほどが経つが、年月を重ねれば重ねるだけ、自分がどこか遠い世界に向かって突き進んでおり、かつていた場所を忘れがちになりやすいことには注意をしたい。上昇の愛としてのエロスに基づいた探究・実践活動は終わりに近づいていて、今は下降の愛としてのアガペーに基づいた探究・実践活動に従事するタイミングなのだと思う。最近の自分の探究・実践活動を見ていると、アガペーの要素が強くなっていることに気づく。今朝方の夢が象徴するように、深層意識の自分はかつてのエロスの衝動に基づいた探究・実践活動を恐れているのだと思う。そこに逆戻りしてしまうのは、今の自分にとってはもはや成長ではない。今の自分にとっての真の成長は、アガペーに基づく探究・実践活動の先にあるものなのだと改めて気づかせられる。フローニンゲン:2024/9/6(金)07:55


13233. 慈悲心の涵養に向けた人間観察  


今、朝の静けさのおかげか、近所のフローニンゲン北駅を出発する列車の音が聞こえた。普段はあまり聞こえてこないのだが、静かな時と風がある時に、風の音に運ばれて列車の音が聞こえることがある。先ほどはまさにその条件に合致した形だった。列車が通った音が聞こえてきた後に、鳩がホーホーと鳴く声が聞こえてきた。今日もまた穏やかな1日になる予感がする。


先ほど夢の振り返りをしていた時に、今朝方の夢は改めて今の自分の深層心理を忠実に映しているし、今の自分の生き方を表しているように思えた。確かに今もまだ発達の高度化に向けた歩みを続けていると思うのだが、かつてのようにそれを主目的にして日々の探究・実践活動に従事することは無くなった。おそらくライフサイクルとも関係して、今の自分にあるこれまでの経験と知見を世の中に共有することに関心がシフトしている。自ずと探究・実践活動もその関心に沿ったものになっている。当然ながら唯識学やタントラの研究もその一環だが、それはもはや上昇志向に基づいたものではなく、下降の愛に基づいたものになっていることに気づく。事実、昨日執筆し終えた研究計画書の中の研究の意義の執筆内容を見ていると、下降の愛が垣間見れる記述をしている自分がいる。これまでの自分はとにかく智慧を求めていた。自分の心の治癒と発達を促す智慧の探究と獲得に余念がなかった。それがどうだろう。今の自分は智慧よりも優しさを求めている。それは誰かから受け取る優しさではなく、自分から施す優しさである。まさに智慧の涵養から慈悲の涵養にシフトした様子が窺える。そうした在り方のシフトを受けて、目の前にいる人が智慧を持っているかよりも、慈悲の心を持っているかを観察するようになった。実際に会話をする男女だけではなく、街で道ゆく男女とすれ違う時に、その人がどれだけ慈悲の心を持っているのかを観察するようになっている。それは無自覚的なものだったが、ここからはそれを意識的に行ってみようと思う。慈悲の心に溢れた人がどのような身なりや話し方をするのかということを注目して観察していきたい。後ほど街の中心部に出かけていく際にも、その観察を早速行っていき、それを習慣にしていきたいと思う。慈悲の心を持つ人たちの観察を観察だけで終わらせるのではなく、外見や内面の様子で参考になる点は自らの慈悲心の涵養のために積極的に取り入れていきたいと思う。フローニンゲン:2024/9/6(金)08:15


13234. 美容クリニックでコンサルテーションを受けて    

 

時刻は午前10時半を迎えた。朝日の柔らかさはやはり秋のそれである。今日は午前9時と10時に立て続けに教会の鐘の音が鳴った。つい先ほど美容クリニックから帰ってきた。朝9時前に自宅を出発すると、フローニンゲンの朝の街の姿はとても落ち着きがあり、非常に清々しい気持ちで散歩を楽しむことができた。とりわけノーダープラントソン公園の落ち着きは見事なもので、池で休む白鳥の姿を眺めながら、公園を横切る形で美容クリニックに向かった。美容クリニックがある場所は、街の中心部の有名な家電量販店のすぐ近くだったので迷うことは一切なかった。午前9時頃だということもあって、通勤や通学に向かう自転車に乗る人たちの姿をよく見かけた。クリニックに到着すると、客は自分しかいないようで、とても静かだった。内装は美容クリニックらしくとても綺麗で、担当してくれた女性の方に案内されて、しばらく席に腰掛けて、水を飲みながら置かれていたアート雑誌に目を通していた。比較的すぐに部屋に案内してもらい、その方からコンサルテーションを受けた。今回初めての訪問ということもあり、いきなり施術に入るのではなく、自分のニーズを聞いてもらい、それにあった施術サービスを提供してもらえる流れだったので感謝した。正直なところ、Webサイトの表記が全てオランダ語で、1つ1つ翻訳するのは大変であり、とりあえずパンプキンピーリングを選んだということもあったので、コンサルテーションはとても有り難かった。結果的に今日は何も施術を受けず、コンサルテーションと次回に向けた施術に向けた準備の方法を教えてもらった。自分は青年時代にそれほどニキビができた方ではなかったが、ニキビ跡が少々あるのは確かであり、それを除去し、肌のターンオーバーを正常化させたいというニーズがあった。それに合ったサービスとしてはパンプキンピーリングよりもダーマペン治療の方がお勧めとのことだった。「ダーマペン」というのは初めて聞いたので説明をさらにしてもらうと、何やら肌に意図的に細かい穴を開けて肌本来の自然治癒力高める施術のことを指すらしい。傷が生じたら修復しようとする身体本来の仕組みを利用して、肌の生まれ代わりを促進させる方法らしく、ニキビや毛穴の開きなどの肌トラブル改善するだけではなく、エイジングケア効果が期待できるとのことで、自分のニーズにまさに合致する治療だと思った。金額に関してもさほど高くなく、1回の施術が175ユーロとのことであり、6週間に1度、合計6回ぐらいを目安に治療すればいいとのことだった。今日早速1回目の施術を受けられるか確認したところ、治療の効果を最大限引き出すためには少なくとも3週間ぐらい準備としてのスキンケアをしっかりすることを勧められた。これまでの自分のスキンケアは杜撰なものだったので、色々と助言を求め、準備に向けた3種類のスキンケアセットを購入し、最初の施術の予約を済ませて帰ってきた。このように今日いきなり施術をするのではなく、その効果を最大限に高める準備の方法をきちんと教えてくれ、丁寧な対応をしてくれたことに大変好感を持った。準備の期間は3週間ほどとのことだったが、店の予約が一杯で、最初の施術は10月の初旬となった。これからどのように肌が生まれ変わっていくのかとても楽しみである。フローニンゲン:2024/9/6(金)10:40


13235. 肌の生まれ変わりを観察することの楽しみ         


朝の世界は本当に穏やかで、地上に降り注ぐ朝日がとても優しげである。聞こえてくる小鳥の囀りも美しく、時折吹き抜けていく風の音も風情がある。もうすっかり季節は秋だ。先ほど美容クリニックから帰ってくる時に、智慧から慈悲へ、そして慈悲から新たな智慧へというサイクルを大切にしている自分がいることに気づいた。今の自分の求めるものはより深い慈悲の心であり、それを養うことに向けた学びと実践を意識している。おそらくその過程の中で少しずつ慈悲の心が育まれていき、生きとし生けるものに対してより優しい存在になれるだろう。そして慈悲心の成長に加えて、おそらくそれが新たな智慧をもたらすに違いないという確信がある。先ほど散歩をしながらそのような確信が得られ、ここからの自分は慈悲心の涵養をテーマにし、その過程で自然と新たな智慧が育まれていったらと思う。


午前中に訪れた美容クリニックでの新しい発見として、やはり自分はスキンケアについては無知であったということである。こうして色々な領域で自分の無知さを実感することはさらなる成長に向けて重要なことであり、スキンケアは心のケアとも密接に結びついているように思うため、今後は正しい知識に基づいたスキンケアをしっかりと行いたいと思う。コンサルテーションを担当してくれた女性もその店のプロダクトを使っているとのことで、ダーマペン治療に向けた準備として3種類のスキンケアプロダクトのセットを購入した。今後ニーズに応じてさらに別のプロダクトもあるようだが、とりあえず今はそれらはまだ必要ではなく、正しいスキンケアの手順を覚え、肌を整えることを優先するべきだと伝えられた。これまでも我流ながらクレンジングをして洗顔をしてローションを塗るということをしていた。以前はお湯だけで顔が綺麗になると思っていたので、数年間ほど全く洗顔をしないような時期があったが、ここ半年間はそれをやめて一応洗顔をするようになっていた。しかし、クレンジングは朝と夜の2回行うことを勧められた。スクラブの入った洗顔は1日1回でいいとのことだが、クレンジングと油分をコントロールするパッドを朝と夜の2回使用することを勧められた。クリニックから帰ってきて、早速クレンジングを使ってみたところ、さすが美容クリニック推奨のプロダクトだけあって、これまで使っていたクレンジングよりもはるかに肌が綺麗になった感じがあった。実際に肌を触ってみるとその違いが手に取るようにわかる。どうやら自分の肌は古い角質が残っており、角栓が参加しているようなので、コンサルテーションの内容に基づいてスキンケアを行っていき、どのような変化が見られるのかを楽しみにしたい。担当してくれた方曰く、このスキンケアを数週間続けるだけでもう随分と変化が見られるとのことである。自分の肌を対象に、科学者マインドを発揮して、その変化を観察しながら肌が生まれ変わっていく喜びを感じれたらと思う。フローニンゲン:2024/9/6(金)11:19


Today’s Letter

My focus has shifted from wisdom to compassion. I’ve been devoting myself more to cultivating compassion than to wisdom. Perhaps the cultivation of compassion will lead to greater wisdom. I hope to become a more compassionate person. Groningen, September 6 2024

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