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タイトル一覧
13221. 研究計画書の作成に向けて
13222. 今朝方の夢
13223. 研究計画書のドラフトを執筆し始めて
13224. 研究計画書の作成に取り掛かって
13221. 研究計画書の作成に向けて
時刻は午前6時を迎えた。この時間帯はまだ辺りは真っ暗である。そのような中、猫が鳴く声がした。今日は小鳥たちよりも早く、猫の声が第一声として聞こえてきた。今の気温は18度で程よい気温である。なんやかんやで昨日も結局25度を超えるような暖かさがある、その余熱が残っている。しかし今日は1日を通して雨が断続的に降るらしく、最高気温は20度までしか上がらない。明日からは一転して天気が良い日が続き、先日の月曜日が最後と思われた夏日が数日続く。25度を超え、20度後半になってくると夏日としてみなしているので、明日から4日間は夏日が続く。とは言え30度を超えないこともあり、室内で過ごしていても外に出かけていてもさほど暑さを感じないのは救いである。むしろ半袖半ズボンで過ごせるので快適である。天気予報を見る限りでは、明日からの4日間が最後の夏日となりそうなので、思う存分に夏の最後を味わいたいと思う。
今少し書斎の両側の窓を開けてみたところ、ポツポツと小雨が降る音が聞こえた。そして冷たい空気が室内に流れ込み始めた。今日は雨を眺めながら、その風情を楽しむ形で1日が過ぎていきそうである。そんな中で、そろそろ具体的に唯識学の研究に向けた研究計画書を作っていこうかと思う。それは査読付き論文の執筆に向けたものであり、すぐに論文を書き始めるのではなく、少しばかり構想を練りたいと思う。そもそも日本法相唯識学とは何かに関する説明を最初の先行研究のパラグラフの中に盛り込んでいく。そこでは日本法相唯識学の中でもどうして良遍を取り上げるのかについても言及していき、研究の意義を浮き彫りにしていく。それを受けて、研究対象となる良遍が残した文献について言及し、その文献の概要についても明記しておきたい。まず最初に着手したのは、良遍の『観心覚夢鈔』である。その次に計画しているのは『法相二巻抄』だ。それらの文献はいずれもまだ欧米の仏教研究者の中では深く研究されていない。良遍の法祖父であった貞慶についての研究であれば、欧米の研究者が学術書の形でまとめているものもあるが、今のところ良遍が取り上げられた研究書は自分の知る限り存在していない。にもかかわらず、日本法相唯識学において良遍が果たした役割は極めて大きいものがあるので、それに言及する形でこの研究の重要性を主張したいと思う。フローニンゲン：2024/9/4（水）06:18
13222. 今朝方の夢
まだ辺りは随分と暗い。今日は早朝から小雨が降っていることもあり、朝日を拝むことはできなさそうである。開かれた窓から依然として冷たい空気が室内に流れ込んでくる。この日記を書き留めて朝の呼吸法と動的ストレッチを終えたら窓を閉めようかと思う。
今朝方は夢の中で、見慣れない土のグラウンドの上にいた。そこで3人の外国人たちと小学校の休み時間によくやっていたサッカーバレーをしていた。その場にいたのは4人だったので、4人分のコートを地面に足で描き、いざゲームを始めた。最初はじゃんけんをして、それぞれのランクを決めた。私は一番下のランクとなり、そこからゲームが始まった。ゲームを始めてみると、他の3人があまりボールコントロールが上手くなく、すぐさま1人、2人と倒していき、いよいよ王様のランクにいる1人を倒すだけとなった。しかしその彼がズルをして、自分を王様にしないようにしてきた。他の2人を巻き込んで、自分を集中的に狙い始めたのである。だが自分のボールコントロールは巧みだったので、相手からどのような攻撃を仕掛けられても跳ね返せる力があった。最後の手段として王様の彼が取った方法はかなり卑怯で、流石にそれに対処するのは難しかったが、自分もムキになってなんとか彼を追い詰めた。彼のコートに溢れたボールによって、自分が王様になれたはずだが、彼はそれを無効だと主張し、むしろ自分のミスだと称して下のランクに下げようとした。それに対して私は思わず彼を殴った。そこから数打ほど武術的な打撃を加えて、彼は悶絶した。そのような夢を見ていた。
今朝方の夢では自分の攻撃性が現れていた。最後の最後までは冷静な自分がいたが、相手から理不尽なことを言われたり、理不尽な仕打ちを受けた時に自分は攻撃性を発揮しやすいのだと思う。それは自分に対してだけではなく、誰かが別の誰かに対してそのような態度を取っている時にも自分は攻撃性を発揮しやすい。後者に関しては自分なりの正義感が関係していて、社会的に見て許せないものは許せないと主張したり、行動に出る傾向が夢の中の自分にあり、それは現実世界の自分にも見られることだ。深層意識としての自分にはまだまだ未知な要素が多い。それらを発見していきながら、深層意識に眠っている行動を発現させる種子を特定し、それに関与していきたいと思う。現状は、不善の行為であればそれができるだけ現行しないように伏していくことが重要だろう。フローニンゲン：2024/9/4（水）06:37
13223. 研究計画書のドラフトを執筆し始めて
時刻は間もなく正午を迎えようとしている。早朝の天気予報とは異なって、午前中は結局雨が降らなかった。小鳥たちの囀りが正午を間も無く控えた今も美しく辺りに鳴り響いている。降水確率を見ると、午後からは間違いなく雨が降りそうだ。雨が降り始めるまで小鳥たちの鳴き声を楽しもう。
今日は午前中から、近い将来の法相唯識学に関する英語論文のための計画書を作成し始めた。まずはそのドラフトを執筆し、それを元に肉付けする形で実際の論文を書いていこうと思う。比較的速やかにAbstractが完成したので、その勢いでIntroductionを書き始めた。ここではまず最初に唯識思想とは一体なんなのかを中観派の思想との比較を通じて明らかにしていった。アサンガやヴァスバンドゥに言及する形で、唯識学の成立の時期やその思想の特徴について簡単に言及した。それを受けて日本に入ってきた法相唯識学についてこれから文章を執筆していこうと思う。日本の法相唯識学の歴史過程を簡単に概略し、そこに良遍を位置付けていく。具体的に良遍がどのような功績を果たしたのかについても主要な文献と共に言及していく予定である。それを受けて、今回の研究で取り上げる良遍の文献についてどのようなリサーチクエッションを元に紐解いていくのかを言及する。最後に、この研究の意義について、とりわけ欧米の仏教研究を取り巻く状況を鑑みながら言及していこうと思う。まだ細部を詰める必要はなく、とりあえずはざっと重要な参照文献を列挙していったり、アイデアのメモ書き程度でも良いので思いついたことを書き留めておく。この研究計画書が元になって実際の論文が誕生する日を楽しみにしている。フローニンゲン：2024/9/4（水）12:04
13224. 研究計画書の作成に取り掛かって
つい今し方、午後5時を告げる鐘の音が鳴った。午後から確かに雨が降ったが、それはパラパラとした小雨であり、当初想定していた雨とは違った。早朝の天気予報を見る限りでは、もっと激しく雨量多く雨が降ると思っていたが、静けさに満ちた午後の世界が続いていて、気がついたらこの時間帯になっていたという感じである。毎週水曜日は、部屋・トイレ・浴槽の掃除をする日であり、それを先ほど終えて一息ついている。部屋の掃除をすることは心を綺麗にすることでもあり、気持ちがまた新たになる効能がある。掃除に取り掛かるまでは面倒に思えることもあるが、ひとたび取り掛かってみると、結構自分は掃除が好きなのだとわかる。
今日は朝から夕方の掃除の時間帯まで、日本法相唯識学の研究に向けた研究計画書を執筆していた。久しぶりにまとまった分量の英語を書いた気がする。英語で論文を執筆することからは随分とご無沙汰であるが、一度身についたライティングの技術はさほど錆びついておらず、その点は一安心である。もちろん結構ブランクが空いていることもあって出だしこそ時間を要したが、掃除と同じく執筆を始めてしまえばすぐに勘が取り戻された。願わくば近い将来に学術機関に戻って、論文を執筆することが常態化した状態になりたいものである。その実現に向けて、計画書の執筆をゆっくり進めていた。およそ半分ほどを一気に書き上げていき、続きに関してはまた明日の午前中に執筆していこうと思う。ドラフトは一気呵成に執筆してしまうことが自分のスタイルには合っているため、時間を置かずに明日も続きに取り掛かるようにする。明日の続きとしては、良遍の生涯について簡単に紹介していく文章を執筆する。そして良遍の『観心覚夢鈔』の概要とその意義についての文章を完成させていければと思う。おそらく寝ている時にも色々とアイデアが醸成されるだろうから、就寝中の無意識の力にもあやかりたいと思う。そのためには問題意識として、今回の『観心覚夢鈔』を取り上げる方法論の紹介としてどのような文章を執筆していくかをぼんやりと考えておきたい。フローニンゲン：2024/9/4（水）17:13
Today’s Letter
I was just thinking about what I do every day. Does it help someone else? If so, that's great. But if not, I should reconsider my daily activities. All I wish is to make people happy. That’s the only wish in my life. Groningen, September 4, 2024
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