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【成人発達心遊記】13212-13216:2024年9月3日(火)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した成人発達唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

13212. 今日のトレーニングに向けて/就寝前の新たな習慣

13213. 今朝方の夢

13214. 今朝方の夢の続き

13215. 見られる自分/幸せな夢を描いて

13216. 爽やかな汗をかいて


13212. 今日のトレーニングに向けて/就寝前の新たな習慣      


時刻は午前7時半を迎えた。今、キッチン側の木々に小鳥がやって来て、囀りを上げている。その澄み渡る鳴き声に恍惚感を覚える。今日は鳩を含めてその他の鳥は鳴いていない。朝の世界がその小鳥の独壇場としてのステージとなっている。今、うっすらと朝焼けが見えており、ここから朝日が燦然と輝いてくるだろう。今日の日中は27度まで上がる夏日となるが、夜には雷を伴う雨が降るようだ。それを受けて明日からは気温が下がり、明後日は最高気温が19度までしか上がらないとのことである。今日と比較すると8度も気温差があるので家の中で過ごす格好には気をつけたいと思う。今日の日中は気温が上がるが、朝のこの時間帯はとても涼しく、16度ほどなので、長袖長ズボンで過ごしている。午後になる前ぐらいにひょっとしたら半袖にはなれるかも知れない。いずれにせよ午後にジムに行く際には半袖はズボンで出かけられそうだ。明日と明後日は雨が断続的に降るらしいが、それ以外の日は軒並み晴れであり、晴れであっても気温が上昇することはさほどなく、秋の気候を思わせるようになってきた。ここからの気候の変化を楽しみながら、自分自身の変化を楽しんでいきたいと思う。


今日のジムでのトレーニングは、前回の木曜日のパーソナルトレーニングの際に試したケトルベルを使ったエクササイズを積極的に試してみようと思う。これまではダンベルやダンベルバーを用いて大胸筋を鍛えていたが、今日はケトルベルを用いて深い腕立て伏せを追い込む形で大胸筋を鍛えていきたい。肩や腕に加え、背中や下半身もケトルベルをうまく活用すれば十分に鍛えることができるだろう。創意工夫を楽しみながらのトレーニングを今日も行っていく。


昨日ふと、これまで基本的にはずっと書物を通じて探究活動を進めてきたが、あえて書物から離れる日を設けることによってマインドをリフレッシュするのも必要かと思った。例えば、Netflixの英語のドラマや映画を1日中見る日が週に数日あってもよい。それは書物を離れる良い時間になるし、書物から離れて再び書物に戻ってきた時の吸収力が変わる。そして何よりも英語の学習にもなる。夜お風呂上がりにはもうパソコンの画面を通じてNetflixなどの動画を見るのはやめ、Spotifyのポッドキャストに耳をしばらく傾けて、そこから瞑想をして就寝する習慣にしようということも昨日思った。早速それを試してみたところ、睡眠の質をさらに深める意味でもそれはとても良い試みかと思ったので、今日もまたそれを行い、習慣化させていきたいと思う。フローニンゲン:2024/9/2(月)07:51


13213. 今朝方の夢  


時刻はゆっくりと午前8時半に近づいている。先ほどまでは小鳥が鳴き声を上げていたが、小鳥から鳩にバトンが渡され、鳩が優雅にホーホーと鳴き声を上げている。それはまさに平穏さの象徴として響く。鳩の鳴き声に耳を傾けながら、今朝方の夢について振り返っている。まず印象に残っているのは、実際に通っていた小学校の校舎の中をランニングしている場面である。マラソン大会が近くに控えているようで、数人の友人たちと一緒に校舎の中を走っていた。校舎の中と言っても廊下ではなく、中庭や建物の周囲を走っていた形である。その場には自分を含めて5人ぐらいがいて、最初はしばらく全員が同じペースで走っていた。すると突然、あるところから自分だけがグループを外れて別のルートを走り始めたのである。それは意図的にそうしたというよりも、何か自分を超えた力が働き、気づいたらグループを離れて別のルートを走っていた。残りの4人は自分がグループを離れた瞬間こそどうしたのかという表情を浮かべていたが、すぐさま前を向いて彼らは引き続きグループをなして同じペースで走っていた。自分だけがグループを外れ、そこからは自分の好きなルートを好きな速度で走ることになった。それが妙に爽快で、ゾクゾクとする興奮もあった。先ほど彼らと走っていた時には同じルートをぐるぐる回っているだけだったが、新たにルートを開拓してみると、そこにはまだ誰の足跡もない場所があることを知り、そこを走るのがとても楽しかった。その喜びに包まれていると、ルートの途中に蜘蛛の巣がある箇所があり、蜘蛛の巣を避けながら走ったつもりだったが、自分の右腕に赤い色をした蜘蛛がいることに気づいた。毒蜘蛛だったから嫌だなと思ったので、すぐさま腕から払い落としたところで突然目が覚めた。時刻はまだ深夜のことだった。


この夢は多分に意味深長である。自分の人生の生き方そのものを象徴しているかのようでもある。明白なこととしては、やはり自分は誰も歩いたことのない道を自分のペースで歩くことが好きなようだ。夢の中の自分は走っていたが、別に速度を上げて走る必要はなく、まだ誰も歩いたことのない前人未踏の世界を切り開いていくのが好きなのだ。いや、それは好きという言葉を超えて、もうそうせざるを得ないほどに衝動的なものである。誰かが通った道をなぞるのは性分に合わず、まだ誰も見ぬ道をゆっくりと気の済むまで自分のペースで歩んでいくことが自分の性分なのである。欧米での生活も今年の8月から13年目を迎えた。ここからも自分は人がまだ見ぬ土地でまだ見ぬ生き方を続けていくだろう。その生き方が何よりも自分の生命力の根源にある。フローニンゲン:2024/9/2(月)08:33


13214. 今朝方の夢の続き      


今日からまた月曜日ということで新たな週を迎えた。燦然と輝く朝日を眺めながら、今日の活動内容や1週間の活動内容について大まかな方向性を考えている。昨日はうまく書物から離れることができたので、今日は少しばかり唯識学の和書を読んで、いつものように解説の音声ファイルを作成していこうかと思う。ちょうど今日はジムの帰りに近所の玩具屋に立ち寄って、先日注文した唯識学やタントラに関する洋書を受け取ってくる。昨日の夏は欧州の大学院の年間の授業料ぐらいの資金を投じて一括して学術書を購入したが、今年は非常に穏便であった。今の関心は唯識学とタントラにあり、両者については幸か不幸かさほど洋書の生粋の学術書がないこともあって、必要な文献を揃えるのは楽であった。もちろんまだ全ての学術書を購入したわけではないが、現時点で必要な文献は一通り揃えることができた。本日受け取る書籍が、オランダ、ドイツ、イギリス、アメリカのどのAmazonから届くのかわからないが、おそらく本国のオランダの郵送が最も早いと思うので、今日受け取るのはオランダのAmazonに注目した学術書だろう。ここからは1日の中で書物を読む時間を調整し、1日中本を読むというようなこれまでの生活の在り方を見つめ直し、書籍を全く読まない日を設けることも意図的に作ってみようと思う。その日は筋力トレーニングをしたり、英語の動画を通じて英語学習を兼ねて、自分の専門分野の知識を強化していく形で過ごすのもいいだろうし、箏の演奏なども近々再開させたいと思う。


そのようなことを考えていると、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の続きとして、両親と旅先の旅館で話をしている場面があったことを思い出す。現実世界においても自分が実家に一時帰国するたびにほぼ必ずどこかに一緒に旅行に出かけることがこの13年間の習慣であった。年末年始に一時帰国する際には遠出はせず、近場に旅行に出かけ、秋に一時帰国する際には遠出をすることが多かった。夢の中の旅先は遠出に該当し、それが日本のどこの県かはわからなかったが、とても落ち着いた旅館だった。部屋は広々としていて、3人が温泉に浸かり終えた後のリラックスした状態で話を楽しんでいた。もちろん実家での食事の最中も3人でよく話をするが、旅先となるとまた意識の状態も変化していることもあり、より落ち着いた気分で話を楽しむことができる。改めて場の力を感じた次第であり、日本の旅館の良さを感じた次第だ。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/9/2(月)08:46


13215. 見られる自分/幸せな夢を描いて         


今日は午前10時を告げる鐘の音が鳴った。その鐘の音は、自分の相分、すなわち見られた自分に他ならない。唯識学において相分は客体や客観という言葉で説明されることが多いが、それは本質的には見られた自分なのである。心に知覚される全てが見られた自分なのである。そしてそこに見る自分としての見分があり、見る自分に気づく自分としての自証分がある。美しく輝く朝日もまた見られた自分なのだ。肌に触れる優しい朝のそよ風もまた見られた自分なのだ。全ての現象はこのように、見られた自分として生滅を繰り返している。

夢から覚めるだけではなく、夢から覚めて楽しい夢をこの世界に作って生きること。そうした現実世界への関わり方をしたい。全ては確かに夢幻なり。しかし、この現象世界が全て夢や幻であったとしても、それは仮に立ち現れる現象としては確かにその瞬間において存在している。そうした諸現象をできるだけ喜びや楽しさに包まれたものにしようではないかという気持ちになる。私たちの心はドリームメイカーなのである。そして私たちの心は、絶えず夢や幻を描いて生きていかざるを得ない性質を内包しているのだ。私たちは、自らの心が生み出す夢の世界からは脱却できない。であれば、なぜ楽しく、喜びのある夢を描かないのだろうか。悲壮的な夢を描く必要はないのだ。絶望感や虚無感に包まれた夢ではなく、至福さに包まれた夢を描こうではないかという気持ちになる。こうした気持ちを持つ人が増えてくれば来るだけ、集合的に生み出される共同夢は楽しく、喜びに包まれたものになるだろう。私たちの心は絵師なのだ。それは心次第でどのような絵も描ける。であれば自他共に幸せに感じられる絵を描こうではないか。現代文明の天災はもはや人災と言っても過言ではないほどに、人間の関与が影響を与えている。社会や地球全体の問題はもはや全て人災と言ってもいいだろう。逆に言えば、人災であるがゆえに、私たちの心の有り様を正せば希望の光が見えてくるのではないかと思う。現代社会は心の荒廃が加速している。その流れを食い止めて、心を清らかかつ逞しく育んでいく試みに従事していきたい。自分の心は心底それを望んでいる。フローニンゲン:2024/9/2(月)10:35


13216. 爽やかな汗をかいて


時刻は午後4時半を迎えた。今日は少し早めにジムに行き、思う存分に体を動かしてきて、先ほど帰路についてシャワーを浴びた。今日は結局29度まで気温が上がる夏日であったが、返ってくる頃にはもう西日は優しさを含んでいて、秋のそれを感じた。真夏日は前回のものが最後であり、おそらく夏日も今日のもので最後かと思う。フローニンゲンにおける真夏日は30度を超える日のことを指し、夏日は20度後半のことを指す。ここから習慣予報を見る限りは、気温は上がっても26度くらいなので、おそらく今日が最後の夏日なのではないかと想像される。そんな夏日の中でのジムでのトレーニングはかなり汗をかいた。事前に水分補給をしっかりしていたことも手伝ってか、発汗量はいつも以上であった。おかげでデトックスが随分とできたような印象である。今日はジムの受付でジム仲間のダミアンに会った。彼とジムで遭遇するのは久しぶりであったので少し言葉を交わした。彼以外にも、今の自宅の敷地内の車庫を借りているバイク好きの気さくなオランダ人の中年男性がいて、彼は自分よりも早く来てすでに随分とトレーニングをしているようだったが、帰りは自分よりも遅かったので、2時間以上ジムでトレーニングしているのではないかと思う。その彼とも笑顔で言葉を交わした。


さて今日のトレーニングは当初の予定通り、ケトルベルをメインに活用しながらいくつかのメニューをこなしていった。それが一通り終わると、今度は涼しいダンススタジオに移動して、そこでダンベルを用いたスプリットスクワットやルーマニアンデッドリフトなどを行っていった。それが終わることにはかなりの発汗量で、そこからは再びトレーニングルームに戻って、いくつかマシーンを用いながら下半身をメインに鍛えていった。トレーニングで汗を流してスッキリした後には、帰りにオーガニックスーパーに立ち寄って食材を購入し、玩具屋に立ち寄って書籍を受け取った。予想に反してオランダのAmazonからではなく、ドイツのAmazonから先に書籍が届いた。後ほど梱包を解いて、近日中に初読を楽しもう。フローニンゲン:2024/9/2(月)16:50


Today’s Letter

A good life is always present in my life. Happiness and bliss saturate my daily experiences. All I need to do is savor them. Groningen, September 2, 2024

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