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【成人発達心遊記】13187-13191:2024年8月29日(木)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した成人発達唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

13187. エクスタティックダンスのイベント

13188. エクスタティックダンスの魅力

13189. 今朝方の夢

13190. タントラに関する今朝方の夢

13191. ホワイトティーを飲みながら書籍を吟味して


13187. エクスタティックダンスのイベント 

   

時刻は午前5時半を迎えた。この時間帯はまだ辺りは真っ暗であり、小鳥たちも鳴き声を上げていない。これから日の出の時間が遅くなるだけ、彼らの鳴き声が聞こえてくるのも遅くなるだろう。深い闇の世界はとても落ち着きがあって心地良い。そこには静寂さしかない。そうした闇の世界から光の世界に転じる光景はとても美しく、それを眺める楽しみがある。今の気温は13度と低いが、今日の日中には28度か29度に到達する。先日の真夏日が最後のものと思っていたが、今日もまた夏日となる。夏日となるとは言っても、日照時間には随分と変化があるし、日中の太陽の光もどこか秋のそれを感じさせる。風も秋の雰囲気を発していることもあり、今日の日中にはさほど暑さを感じないのではないかと思う。もちろん今この瞬間のように長袖長ズボンを着用する必要はないだろう。午後からは少なくとも半袖にはなれるはずだ。明日もまた27度ぐらいに気温が上がる予定だが、明後日からまた20度前半の気温となる。8月末のこの時期は暑すぎることもなく、寒くもないという一番良い気候と言えるかもしれない。


今日は水曜日なので午後に部屋の掃除をしよう。それまでの時間はいつものように唯識学の探究を進めていく。特に午前中は集中して探究活動に取り組む。昨日メルヴィンとも話したタントラの思想的・実践的探究もこれから旺盛に進めていこうと思う。今週末の日曜日には唯識学に関する洋書に加えて、タントラに関する洋書も数冊ほど購入したいと思う。タントラの一般書にはあまり興味がなく、タントラに関する学術書を中心に購入したいと思う。もちろん一般書であっても知識量が多くためになりそうなものがあれば手に取ってみたい。夕食後には、昨日にメルヴィンと約束をしたエクスタティックダンスのイベントの申し込みをしておこう。元ダンサーのメルヴィンが言うには、毎月2回フローニンゲン市内で行われるこのイベントは、ダンスを通じた自己表現とヒーリングにうってつけとのことだった。クラブのような激しい音楽がかかるのではなく、霊的実践としての意味合いが強いダンスイベントとのことである。フロアでは靴を履かず、お酒も飲まず、人とも話さず、DJが流す音楽に合わせて好きなように踊っていくらしい。イベントの最初にガイドラインが説明され、踊る時間は合計2時間ほどとのことである。ガイドラインとクロージングの時間を合わせると、2時間半ほどのイベントで、長すぎないことも嬉しい。普段は午後9時前に就寝しているが、このイベントは午後7時半から10時まで行われる。確かにいつもの就寝時間よりも遅いが、遅すぎるということもないのでイベントに参加してみることにした。これまであまりダンスイベントなどには参加したことがないので、どのような体験が得られるのか今から楽しみである。フローニンゲン:2024/8/28(水)06:08


13188. エクスタティックダンスの魅力  


時刻は午前6時を迎え、辺りが少しずつ明るくなって来た。完全なる夜明けにはまだ時間がかかりそうだが、遠くの空にはうっすらとした朝焼けが見える。小鳥たちの鳴き声が聞こえてくるのを待ちながら、エクスタティックダンスについて色々と調べていた。ダンスにも色々な種類がある中で、エクスタシーに焦点を当てたこのダンスは以前から親友のメルヴィンの話を聞いて興味深く思っていた。彼から色々と話を聞くことを通じてある程度の知識は得ていたが、改めてそれについて調べてみると、文化人類学的にはその起源はシャーマニズムにあるらしい。ダンスの中で流れる音楽はレイヴやクラブのようなエレクトロニックな音楽ではなく、ヒーリングを目的にしたスピリチュアルミュージックが好んで選ばれて流れるらしい。正直なところエレクトロニックな音楽はあまり好きではないし、レイヴのような大規模のイベントも好まない自分にとって、エクスタティックダンスのイベントは音楽も規模感も自分の感性と合致する。音楽のリズムもはトランスやエクスタシーを誘発する作用があり、その場で瞑想をするのも良し、どのような踊りを踊るのも良しということで、自分の内側の感覚に純粋に従って自己表現できる場が与えられる。ダンスは瞑想のための手段となり、ダンスを通じて内側と深く繋がり、内的エネルギーの変容と自己治癒を目的にしたものとのことなので、今の自分の関心や取り組みとも合致する。そうしたことからまずはメルヴィンと一緒にこのイベントに参加してみることにした。きっとエクスタティックダンスはまだまだ奥が深いと思うので、実際にこのイベントに参加してみて、直接体験を通じてまだ未知なる事柄を色々と知っていければと思う。以前よりシャーマニズムには関心があったし、神楽を含めた霊的な踊りには関心があった。一時期はチャンスがあれば神楽を習ってみたいとすら思っていた。


エクスタティックダンスのその他に興味深い点は、イベントの紹介動画でも言及されていた通り、イベントではお酒やドラッグは一切禁止にも関わらず、まるでアルコールやサイケデリクスによって誘発されるかのような意識状態に参加者がなっている点である。そこにはやはり音楽と踊りの力があるようだ。どのような音楽に乗ってどのように踊るかによって、意識は変性意識状態となり、その状態は酩酊状態に近いようなものになる。実際のところはアルコールなどのダウナー系よりも、アッパー系のドラッグや共感系のサイケデリクスがもたらす意識状態に似たような変性意識状態に入るような感じである。かつて参加したホロトロピックブレスワークによってもたらされる意識状態とは似ているようでいて、また違うような状態でもあるかと思うので、自らの体験を通じて検証してみたいと思う。普段自宅の書斎で学術研究に勤しむことが多いので、月曜日と木曜日のジムでのトレーニングだけではなく、こうしたダンスもまた体を動かしながら自己発見と自己治癒と自己変容をもたらす上で好ましいかもしれない。会場は2つほどあって、月に2回のうち交互に会場が変わる。どちらの会場も自宅から歩いて行ける距離なのが嬉しく、来月に参加してみてその体験が良ければ、定期的に参加することも検討しよう。フローニンゲン:2024/8/28(水)06:34


13189. 今朝方の夢  


時刻は午前7時を迎え、晴れ渡る青空がはっきりと見えてきた。まだ若干薄暗さが残っているが、光の世界に転じたことは間違いない。そんな朝の世界の中で鳩がホーホーと鳴いている。その鳴き声に耳を傾けながら、今朝方の夢について振り返っている。


夢の中で私は、コミュニケーションに関する大学のコースを屋外で履修していた。コースが提供されていたのはリゾート地の屋外で、見事な青空の中で学ことができてとても心地良かった。教室にずっと座っていると時折息苦しさを感じるが、屋外であれば開放感のまま学びに対してオープンになることができ、思考も感覚もオープンになる良さが屋外での学習にあると改めて気付かされた。近現代の学校システムが確立される前は、こうして屋外で学ぶことも決しておかしなことではなく、むしろ普通だったのではないかと思われる。現代は教育にせよ何にせよ、決められた箱の中で物事を進めすぎなのだ。それが種々の抑圧につながり、結局のところそれが様々な精神病理や社会病理を産んでいるのではないかと思う。そうしたことを考えながら気持ちよく勉強をしていると、ふと大学の卒業単位数が気になった。うちの大学は年間で取得できる単位数の上限があり、最初の2年間ではその上限限界に単位を取得することができず、いくつか単位を落としていた。卒業まであと1年を迎えようとしていたので、ここからしっかりと単位を取得していかないと大学を卒業できないと思われた。リゾート地の屋外で気持ちの良い日光と風を浴びながら、これから気を引き締めて大学の勉強に勤しもうと思ったところで場面が変わった。


次に覚えているのは、あるJリーグのチームに帯同する形でそのチームの練習のサポートや経営に携わっていたことである。チームの戦略担当部門のある男性と話をする中で、来季に向けた戦略補強としてどのポジションにどの選手を採用するかを話し合っていた。今季限りで退団する主力の選手が数人いることを踏まえ、まずはそのポジションを埋めるために良い選手を他のチームから引っ張ってくる必要があった。特に両サイドバックに誰を持ってくるかが重要な案件で、それについて少し頭を悩ませていたところ、所属チームの中盤の優秀な選手が私たちのところにやって来て、なんとサイドバックへのコンバートを申し出て来たのである。その偶然に私たちは驚き、彼にコンバートの考えをさらに深く伺ってみた。すると、彼は元々サイドバックに関心があり、以前のチームではそのポジションも務めていたことがあるそうだった。さらには、すでにこのチームを去った伝説的な選手からも彼のサイドバックの才能を見出されていたこともあり、今こそその才能を開花させるタイミングなのではないかと判断したとのことだった。私たちはその話を聞いてとても嬉しく思い、彼のコンバートを前向きに検討することにした。正直なところ、サイドバックは他のチームにおいても人材難で、良い選手はすぐに海外に移籍してしまう問題を抱えていた。なので彼の申し出はとても有り難く、おそらく来季は彼をサイドバックに据えて攻撃を組み立てていく戦略を1つの重要なオプションにしていこうと思った。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/8/28(水)07:24


13190. タントラに関する今朝方の夢 


朝の世界に小鳥たちの囀りが満ち始めた。それは潮の満ち引きのように動きがある。それはダイナミックな運動をしていて、同時に音そのものには優しさと清澄さがある。その2極を兼ね備えた世界が今目の前に広がっている。朝日の姿が随分と見えるようになって来た中で、今朝方の夢の続きについて振り返っている。


夢の続きとして、昨日話をしていた親友のメルヴィンが現れる場面があった。彼ともう1人見知らぬ同じ年齢ぐらいのオランダ人女性と3人でタントラについて話をしていた。まずはそれぞれがタントラをどのように捉えているのかをシェアし、そこからさらにタントラについて理解を深めていく対話をしていた。メルヴィンの定義で興味深かったのは、お互いに視線があった瞬間からタントラは始まっているということだった。もっと言えば、視線が合う前からお互いの持つエネルギーが共鳴し合っているのであれば、そこからもうタントラの関係性は始まっているとのことだった。身体の直接的な触れ合いはタントラのごく一部な要素なのであって、実際のタントラはもっと意味が広い。それこそメルヴィンが述べたように、視線のやり取りや目には見えない存在エネルギーのやり取りも含む。当然言葉のやり取りもまたタントラ的なコミュニケーションとなる。こうした形で広くタントラの意味を取ってみると、ますますタントラというものが本来は日常のコミュニケーションのシーンの全てで重要になってくるにも関わらず、現実世界においてはそれがあまり感じられないことが残念である。そこにはタントラの叡智が忘れ去られてしまっているという問題とタントラに関する教育の欠如の問題が見られる。互いがオーセンティックな在り方を保ったまま、お互いを尊重し合い、お互いの生命エネルギーを高め合うようなタントラ的なコミュニケーションは本当に理想である。社会の中でそうしたコミュニケーションがもっと行われるようになってくると、社会は少しずつ良い方向に動き始めるだろう。結局この世の全ての問題の根幹には心の問題があり、自分の心との向かい方や他者の心との向かい方を含めたコミュニケーションの問題がある。心の問題と関係性の問題。それについて自分はこれから探究と実践を深めていくだろうということを考えていると、メルヴィンとオランダ人女性が消えて、その場に見知らぬ若い日本人女性が現れた。私は彼女に対してつい今し方メルヴィンたちと話していたタントラの話を共有した。すると彼女もタントラに興味を示し、そこからさらに対話を重ねてタントラについての理解を深めた。そのような夢を見ていたことを思い出す。フローニンゲン:2024/8/28(水)07:46


13191. ホワイトティーを飲みながら書籍を吟味して   


時刻は間もなく午前6時半を迎えようとしている。この時間帯はまだ西日が強く、夕方の雰囲気を強く放っている。日の入り時間が早くなったとは言え、午後8時半を過ぎてようやく暗くなり始める感じである。


今日は午後にホワイトティーを初めて淹れてみて、それを味わいながら洋書の購入を吟味していた。初めて飲んだホワイトティーは大変口当たりが良く、濃い味のお茶の気分転換として今後も時折飲んでいきたいと思う。ホワイトティーを味わいながら、ゆっくりと書籍を吟味していった。まずは唯識学に関して追加で購入するべき学術書を検討し、その後にタントラに関する学術書を検討していった。目次や中身を確認しながら数時間ほどかけて吟味した結果、当初の予定よりは少なく8冊の学術書を購入した。当初はタントラに関する一般書も何か購入しようと思っていたが、一般書に書かれているレベルの知識はすでに持ち合わせているように思えたので、結局、生粋の学術書を厳選して購入した。わずか8冊の購入であったが、アメリカ、ドイツ、イギリス、オランダのアマゾンから書籍を購入することになった。それらの書籍の大半が来週か再来週には届くようなので、届き次第、唯識学に関する和書の読解を中断し、届けられた書籍を読んでいこうと思う。


当初の予報よりも気温が上がり、今日は気温が30度近くまで上がる真夏日となったが、自宅にいても暑さを感じることはなかった。日差しの強さが秋のそれになっていることと、風もまた秋のそれになっていることから、体感温度としてはむしろ過ごしやすいほどであった。明日も25度を越す気温となるらしく、明日はより過ごしやすい気温となりそうなので何よりである。今、秋の入り口に入ったフローニンゲンは、夏の最後の命が燃えるのを見届けている。フローニンゲン:2024/8/28(水)18:33


Today’s Letter

Tantric practice can transform our repressed energies into healthy ones if we engage in it appropriately. We modern people often repress our emotions and feelings excessively or express them negatively. We must learn the wisdom of tantra, which is the alchemy of our existential and spiritual energy. Groningen, August 28, 2024


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