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【成人発達心遊記】13101-13104:2024年8月9日(金)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した成人発達唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

13101. 今朝方の夢

13102. 理不尽な言葉に対する心の動き

13103. 今朝方の夢の続き

13104. 種々の効能を持つルイボスティー


13101. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。今日は早朝から小雨が降っていて、今もシトシトとした雨が降っている。気温は19度とそれほど低くないが、雨の影響で体感温度はそれよりも低い。天気予報によると、午前中一杯は小雨が断続的に降るらしく、午後に入ってから晴れに転じるらしい。午後の最高気温は22度までしか上がらないようなので、今日も大変過ごしやすい1日になるだろう。


昨日のジムでのトレーニングがなかなかハードなものだったからから、今日はいつもより睡眠時間が長かった。身体をゆっくりと回復させるために長めの睡眠を取り、心身共に十分にエネルギーが充電されている。長い睡眠の中で見ていた夢として、新しいパスポートを申請する場面があったのを覚えている。場所はどういうわけか空港で、しかも荷物検査をするセキュリティで申請手続きが行われた。申請書類を中年の小柄な中南米系の男性に渡すと、その男性は色々と自分に質問してきた。彼の英語は若干聞きづらいところがあったが、全ての質問に淡々と答えていった。質問の中には申請に直接関係しないようなものもあったので、それらの質問は何のためなのだろうと疑問に思った。直近で訪れたハワイについて、その滞在目的を聞かれた。最初その男性は自分がハワイに住んでいると誤解しているようだったので、その誤解をまず説き、米国公認会計士の資格試験を受験しにハワイに訪れたことを伝えた。そしてそこからは宗教の質問となり、自分がイスラム教徒かどうかを尋ねられた。それについてはノーと答え、全ての質問に何とか答え終わると、その男性は申請書類を次の手続きの場所に持っていった。いよいよパスポートが発行される段になると、申請窓口に行き、そこでは日本人の女性が数人ほど働いていた。そして窓口の奥の部屋で働いている日本人の中年女性が自分のところにやってきて、書類の中のノートの書き込みに対して忠告をしてきた。そこにはある会社とある会社がM&Aすることを望むことがひと言書かれており、その女性はその言葉に目が止まり、そんな言葉をノートに書き記してはならないと自分に忠告をしてきた。その言葉はあくまでもメモであり、単に自分の脳内にあった言葉を書き記しただけなので、その女性から文句を言われる筋合いはなかった。確かに申請書類の一環として提出するノートにそのような言葉が書かれていたことは注意するべきだったかもしれないが、思想の自由として自分が何を考え、それをノートに書き記しておくことは咎められる筋合いはなかった。いらぬお節介をするその中年女性はよほど暇なのだなと思ったし、そもそも人に注意することが自分の心の何かを埋め合わせているのだと思った。そうした同情する気持ちがその女性に対して言い返すことを控えさせ、その件は次から気を付けますとだけ述べて、申請を完了させてパスポートを発行してもらうことを優先させた。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/8/9(金)07:32


13102. 理不尽な言葉に対する心の動き     


シトシトと降る小雨に加えて、今日は時折少し強めの風が吹いている。換気のために部屋の窓を開けていると、冷たい風がスッと部屋の中に流れ込んでくる。外気そのものは19度とさほど低くないが、雨によって冷やされた空気が肌寒さを感じさせる。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢の最後に出てきたパスポートの申請窓口の奥の部屋からやって来た中年女性とのやり取りについて改めて考えていた。夢の中で感情が揺れた箇所は、自分の心の問題と向き合う最良の機会を提供してくれる。そもそもその女性は名乗ることもせず、前置きもなくいきなり自分のノートに書かれた言葉について批判をしてきた。それにまずは面食らい、最初彼女が何を述べているのか一瞬分からなかった。あまりにも突然過ぎたのである。その中年女性は自閉症やアスペルガー症候群を持っているようには思えず、単に鬱憤を晴らすかのように自分に対して八つ当たりをしているように思えた。おそらく相手は誰でもよく、対象は何でもよかったのだろう。彼女の表情は意外と中立的で、怒っているような表情ではなく、むしろ幾分笑みを浮かべているかのようで、逆にそれが気味悪く思えた。そんな表情から自分へ批判の矛先が突然向かって来たのである。自分のノートに対する批判だと分かった時に、いちいちそのような細かなことを指摘しなくてもいいのにと面倒な気持ちになった。彼女の中には怒りというよりも、何が自分が良いことをしているかのような正義感のようなものがあるように感じられ、その歪んだ正義感に対して自分は若干憤慨していた。本当に自分が間違ったことをしていて、それに対して批判をされるのであれば、自分はその批判をすぐに受け入れたであろう。しかし今回は、自分に非があるとは思えず、しかも重箱の隅をつつくような批判であったために、尚更勘弁してほしいという気持ちになったのだと思う。こうしてほぼ意味のない批判をする時間があれば、パスポートの申請手続きを前に進めて欲しいと思った。危うく、「このような批判をする時間があるぐらいに暇なんですね」という皮肉めいた言葉を述べそうになったが、それはグッと来られ、彼女の批判の矛を速やかに収めてもらえるように黙っていた。おそらくそれが最良の策だったように思う。さて、今回の夢のような場面に現実世界で出会した場合には、自分は同じような対応を取るのだろうか。きっと同じような対応をするのだと思うが、いわれのない批判を受けた時の最初の自分の心の動きを改善したいと思う。理不尽なことを言われた際には誰でも怒りに似た感情を抱くと思うが、きっとそれも自分の何かの煩悩が誘発しているのである。その煩悩を特定し、仮に理不尽なことを言われたとしても常に冷静で穏やかな心でいたいものである。フローニンゲン:2024/8/9(金)08:05


13103. 今朝方の夢の続き 


午前9時を知らせる鐘が鳴った。近くの教会から聞こえてきた鐘の音は優しく、心を穏やかなものにしてくれる。こうした鐘の音もまたこの街の人々の増上縁になっていることを思う。早朝から小雨が断続的に降っていて、今は雨が止んでいるが、またどこかのタイミングで小雨が降るだろう。少なくとも午前中は小雨の降る音と風によって揺れる木々の葉の音を聞きながら活動に取り組むことになりそうだ。


早朝に振り返っていた夢以外にも、もう1つ夢を見ていたことを思い出す。夢の舞台はオリンピックの水泳会場だった。屋外のプールの周りにはたくさんの観客がいて、プールのレーンを横断する形で決勝に進出した選手したちの出身国の旗が掲げられていた。400mの個人メドレーの決勝戦には日本人選手が2人進出しており、私は2人を応援することにした。いざレースが始まってみると、片方の選手の視線と同化し、まるで自分が泳いでいるかのような感覚になった。最初のバタフライにおいて、その選手は見事な飛び込みとスタートを見せ、バタフライの時点ではアメリカの選手と並んで首位だった。ところが次の平泳になると突然スピードを落としてしまい、順位を下げた。どうやらその選手と同化している自分の体力がその選手の泳ぎに影響を与えているようで、100mのバタフライを全力で泳いだところで自分の体力はほぼ切れており、それがその選手に影響を与えてしまったようだった。結局その選手は後ろから2番手で決勝を終えることになった。その選手の失速の原因は自分にあったのではないかと思い、ひどく反省をしたが、その選手の表情は爽やかで、メダルに届かなかったことを悔いている様子はなく、次のオリンピックに向けてもう心が切り替わっているかのようだった。


水泳に関する夢を見るのはとても珍しい。季節は夏であり、ちょうど今パリ五輪が開催されていることからこのような夢を見たのだろうか。この世界を眺める視線がある別の人間の視線と同化し、その人と一体化したかのような形で時間を過ごす不思議な夢であった。人人唯識の原理を破り、他の人の心の世界と同化するこの夢が示唆していることは何なのだろうか。人間は他者の心と同化できる潜在能力を秘めているのだろうか。フローニンゲン:2024/8/9(金)09:10


13104. 種々の効能を持つルイボスティー 


時刻はゆっくりと午後5時に近づいている。今日は1日を通して非常に涼しかった。幾分風が吹いていて、冷たい風が地表の気温を下げているかのようである。涼しさを感じながら今日の唯識学の探究も着実に進んでいた。今の段階で60本を超える音声解説ファイルを作成しており、夕食後も少し探究を続けていくため、今日は70本ぐらいの数になるだろう。欧米の大学院で唯識学を本格的に研究する準備として、そして大学院で教鞭をとることに向けての準備として、ここからも日々解説の音声ファイルを作成することを継続していきたいと思う。それは阿頼耶識に良き種子として薫習され、いつか必ずや良き結果をもたらしてくれるだろう。自他共に良い結果が得られることを楽しみにしている。


今日から以前飲んでいたルイボスティーを午後に飲み始めることにした。ふとルイボスティーの味わいを思い出し、近所のオーガニックスーパーで昨日ティーバッグを購入した。ルイボスはそもそも南アフリカにしか生育しない珍しいマメ科の植物である。朝には抹茶を飲む生活をここ最近はずっと続けているが、午後にも水だけではなくて何かお茶を飲みたいと思っていたところ、ルイボスティーを飲むことにした。当初は烏龍茶を飲もうと思っていたのだが、近所のスーパーには烏龍茶のティーバッグがなかったのである。ルイボスティーの効能について改めて調べてみると、腸内を善玉菌優位にするようなポリフェノールが含まれていたり、精神を安定させるマグネシウムが含まれていたり、老化防止につながる抗酸化作用や精力増強につながる亜鉛が含まれていたりと、様々な効能を持つことを改めて知った。筋力トレーニングをしている身としては、トレーニング後のリカバリーを左右する血流を良くするルチンも含まれているようなので、自分の生活習慣に合ったお茶のように思える。また、ルイボスティーにはカフェインが含まれていないこともあり、就寝の早い自分にとって、午後に摂取することができるのも嬉しいことである。フローニンゲン:2024/8/9(金)16:56


Today’s Letter

It's raining this morning. I wonder if the rain purifies my mind. I may need a ray of light. I'll just wait for it to come; there's no need to hurry. Groningen, August 9, 2024

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