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【成人発達心遊記】13082-13086:2024年8月5日(月)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

13082. 日々の行

13083. 今朝方の夢

13084. 今朝方の夢の続き

13085. 頷かれる真理/還ること

13086. 良き薫習としてのジムでの筋力トレーニング


13082. 日々の行    


時刻は午前6時を迎えようとしている。今、キッチン側の木に止まっている1羽の小鳥の囀りが聞こえてくる。それはとても美しく、新たな週の始まりを祝福しているかのようだ。庭側には先ほどまで鳩の鳴き声が聞こえてきた。辺りはまだうっすらと薄暗いのだが、鳥たちはすでに活動を始めている。自分も彼らと足並みを揃えて活動を始めた。今の気温は16度であり、今日は24度まで気温が上がるので、午後には暖かさを感じられるだろう。すでに8月に入ったが、暑さではなく暖かさと表現できるぐらいの気候であることが本当に有り難い。明日こそ28度まで気温が上がるようだが、明後日からはまた涼しい日々が続くことになる。明後日からは25度を下回る形で7日間が進行していく。こうした涼しさの中で自らの取り組みに集中できることには本当に感謝しなければならないだろう。この調子で涼しい日々が続いて欲しいと願うし、それと並行して自らの取り組みが少しでも社会の役に立てるような形で小さく着実に進行して欲しいと願う。現在地道に行なっている探究・実践活動は、必ずいつか良き結果をもたらしてくれるだろう。それは自分にとっての良き結果であるだけではなく、むしろ他者や社会にとっての良き結果であることを願う。自分の願いはただそれだけである。自分というよりも他者や社会に主軸があり、他者や社会の中に自分が包摂されている。あるいは他者が即自分であるという自己認識に基づいてそのような願いが立てられている。


今日もまた唯識学の探究を文献読解に合わせて音声解説ファイルの作成を通じて行なっていく。読解と解説がセットになる形での探究はもう板についている。これはとても良い習慣となっていて、絶えずインプットとアウトプットが結びついた形で学びを深めることができているし、解説の音声ファイルをゼミナールの中で共有することは法施にもつながっているように思う。教えを学び、教えを共有すること。法施の精神は常に大切に持っておきたいものである。また常日頃の生活において他者と会話をするときには、人に勇気を与えるような無畏施を施す関わり方を絶えずしたいものである。その人のあるがままを認め、その人の取り組みを後押しするようなそんな無畏施の精神が体現された関わり方を常にしたいものである。六波羅蜜の実践で日々の生活に取り入れられるものは積極的に取り入れていき、行を重ねていきたいと思う。煩悩障と所知障を乗り越えて、二空の理を体得しながら智慧と慈悲を通じて他者や社会と関わっていきたい。フローニンゲン:2024/8/5(月)06:10


13083. 今朝方の夢 


庭側とキッチン側の双方から小鳥たちの美しい囀りが聞こえてくる。オーナーの家の方からは鳩がホーホーと鳴く声が聞こえてくる。朝の世界は鳥たちの美しい鳴き声で満ちており、冷たく爽やかな空気が辺りに充満している。今日は空に雲がかかっているため、朝日を拝むことは今のところできていない。天気予報を見る限り、ここからは晴れのようなので、もうしばらくしたら穏やかな朝日を拝むことができそうである。


今朝方の夢として、アメリカの名門大学のオリエンテーションに参加している場面があった。ちょうど今からオリエンテーションが立派なホールで開催されることになっていて、その前に参加者たちはホール前の屋外に集まって談笑をしていた。ちょうど私の周りには日本人の入学者が数人いて、彼らと話をしていた。そのときにどういうわけか、私たちはその場にしゃがみ込んで、草むしりをしながら話をしていた。アメリカ人の入学者やその他の国の入学者は決してそのようなことをしておらず、律儀に草むしりをしながらオリエンテーションの開始を待っているのは私たちだけだった。そこにいる学生たちはみんな社会人経験のある大学院生ばかりだった。年齢としても自分よりも上の方もいたし、すでにどこかの大学で教授職を勤めているような人もまた大学院に入り直していた。年齢層は多様であって、一様にみんな何かしらの分野ですでに実績を残しているような人たちばかりだった。私はまず、近くにいた中年の元教授の男性と話をしていた。その方はオリエンテーション前に英語力の強化のために語学に関するコースを履修していたらしく、そのコースの内容と成績について話をしてくれた。どうやらそのコースの成績評価はかなり厳しく、単位を取得できなかった人が多数いたらしい。その方は単位は取得できたものの、成績は芳しくなかったとのことである。すると傍から別の男性が話に入ってきて、その男性はそのコースの単位を取得できなかったそうだった。事前の語学コースとは言え、非常に高い要求水準を課すとことにこの大学のレベルの高さを見た。この大学が名門校だと言われる所以を感じた。そこからも話に興じていると、オリエンテーションのホールに案内する係の女性がやって来た。その女性は私たちに所属学科を訪ねた。どうやら学科ごとにオリエンテーションの内容が違うらしかった。私は宗教学科に所属することになっていたが、それは他の日本人の入学者の中では珍しいらしく、私しか宗教学科に進学する人はいなかった。他の入学者たちはどちらかというと実利的なプロフェッショナルスクールへの入学が多く、それに続く形で自然科学や社会科学の道に進む人が多かった。むしろそれは自分にとって有り難かった。というのも日本からやって来た彼らと話をしていても、良き友達になれるような感じはしなかったからである。先ほどは社交辞令的に会話をしていただけで、今日の日が去ったらもう彼らとは進んで話をすることはないだろうと思った。人間やこの世界に対してもっと本質的な話ができる人がきっと宗教学科にはいると思いながら、オリエンテーションの行われる立派なホールの中に入って行った。フローニンゲン:2024/8/5(月)06:26


13084. 今朝方の夢の続き 


つい今し方朝の呼吸法と動的ストレッチを終えて、温かい飲み物を飲み始めた。ここから本格的に今日の活動に取り掛かっていきたいと思う。時刻はまだ午前6時半を迎えようとしている段階なので、ここから正午まで大いに自らの取り組みに没頭できる。午後からはジムに行って気分転換を図り、精神鍛錬を兼ねた筋力トレーニングを楽しんできたいと思う。


今朝方の夢の続きとして、先ほど振り返っていた夢の延長であるかのような場面があった。大学院への入学に際してのオリエンテーションを終えた後、講義棟に立ち寄った際に左右に分かれた部屋を目の前にした。まず左の部屋に入ったところ、そこでは授業が行われているようだったので邪魔をせず、すぐに部屋から出て右の部屋に入った。するとそこには小中高時代の友人(AF)がいて、彼は東欧系の女性の教授と椅子に座って真剣な表情で話をしていた。その部屋には机はなく、単に椅子だけが円形上に並べられていた。友人の左横の席は空いていて、その左横にはフランス人の男性教授と彼の助手を務める大学院生が数人いた。私は空いているその席に腰掛け、まずは友人ではなくフランス人の男性教授に話しかけた。より厳密には、すぐに話しかけることをせず、彼がノートを手に持って熱心に取り組んでいる数学の問題を眺めていた。彼が取り組んでいたのは数学者が取り組むような応用問題というよりも、大学の初等数学として学ぶような計算問題に取り組んでいた。それは彼にとっての準備運動のようなものなのだろうかと思いながら、しばらく黙って観察を続けていた。すると自分からではなく、その教授が何かをこちらに向かってボソッと呟いたので、そこから会話が始まった。しばらくその教授から彼の取り組んでいる数学の問題についての話を聞き、その後に右横の友人に話しかけることにした。しかし友人はフランス語を話しながら、隣にいた女性教授と必死に数学の問題に向き合っていたので、彼に話しかけて邪魔をしてはならないと思ったので話しかけるのをやめた。そのときにその場にいた人が全員数学者であり、数学の問題に取り組むことに熱中しているため、自分は少し孤独感を感じた。それを受けて私はその教室から静かに立ち去ることにした。


この夢以外にもまだ覚えていることとしては、地上にいた自分が突如として液体となり、その液体が天高く上昇していき、宇宙空間に真っ直ぐに放出されて行ったことである。自分の存在が液体と化し、そして蒸気のようなエネルギー体と化して宇宙に真っ直ぐに向かっていった場面がとても印象に残っている。フローニンゲン:2024/8/5(月)06:53


13085. 頷かれる真理/還ること


時刻は午前11時半を迎えようとしている。今日の午前中はすこぶる涼しく、むしろ寒さを幾分感じるほどであった。もうこれからさほど気温は上がらないようであり、午後にジムに行く際には清々しさを感じられることだろう。爽快さを感じながらジムに向かい、ジムで積極的に体を動かして、心身共に鍛錬していこう。武術の鍛錬も筋力トレーニングも、いずれも自我の克服のために行っていく。決してそれらの実践は自我を肥大化させるものであってはならず、自我の超克を意図するべきだ。自我肥大化社会・自我暴走社会における武術や筋力トレーニングの意義を改めて問い直したいところである。


思わず頷かれてしまうこと。自発的に生じるこの頷かれてしまう性質こそ真理に触れた時の証左かと思う。真理は頷くべきものではなく、自然と頷かれてしまうものなのだ。それは仏教学者の安田理深先生も指摘している通りである。こうした思わず頷かれてしまう真理との出会いを大切にしながら、同時にそうした真理に出会っていくための、二空を断じるための観法行を継続して行っていきたい。


唯識に関する学びを深めていくだけではなくて、むしろ仏になるための学びを深めていく。仏教に関する学びを超えて、仏になるための教えとしての仏教教学を学び、その内容を日々の生活の中で思索し、実践を通じて教えを体現させていく。仏教を解説するような者にはなりたくなく、あくまでも自分は仏教を通じて自己を成就し、他者の解放を助ける実践者でありたい。


発達とは還ることである。真理に還ることであり、自己本来の姿に還ることなのだ。決して何かを得ることではない。それは逆に執着を生み、解脱という解放を妨げる。欲するべきものは善法欲である。衆生を利楽するという善法欲に基づきながら、二空に対する勝解を得ていく。それを繰り返し修めていくことを通じて頷かれる真理との遭遇が増し、ますます自己本来の姿に還っていくことができるだろう。そんな予感と展望が開かれる。フローニンゲン:2024/8/5(月)11:38


13086. 良き薫習としてのジムでの筋力トレーニング 

   

時刻は午後4時半を迎えた。先ほどジムから帰ってきて、シャワーを浴びて今に至る。今日は1日を通して大変涼しく、ジムの行き帰りはとても清々しかった。ジムでのトレーニングでは汗がじんわりと滲み出す瞬間もあったが、総じてさほど汗をかくこともなくトレーニングに集中することができた。明日は28度まで気温が上がるようなので、それなりに覚悟しておこうと思う。30度に到達しないので覚悟というと大袈裟かもしれないが、25度を超えて30度近くになるとフローニンゲンにおいては十分に暑い夏日である。


今日のトレーニングは今週の木曜日のパーソナルトレーニングを見越して、極限まで追い込むようなことはせず、その一歩前で留めるような意識でトレーニングに従事していた。ダンベルやバーベルをうまく活用しながら、狙った箇所にうまく刺激を入れていき、それでいて中2日の休養日でそれなりに十分に回復が追いつくようなトレーニング内容にしていった。月曜日と木曜日の双方で限界まで追い込んでいくというよりも、体の声を絶えず聞きながら、しっかりと筋肉に発育を促す刺激を入れることだけを心掛けて変化に富んだトレーニングをこれからも継続していきたいと思う。トレーニングの最中における集中力は今日も高く、この調子で肉体を鍛えながら精神力を鍛えていくことを絶えず意識していきたい。今日はジムはさほど混んでおらず、男性は少なく、女性の数が多かった。平日の午後はジムが混まないのでいつも望む順番で望む器具を用いながら鍛錬できていることを有り難く思う。肉体と精神を合わせて鍛えるジムが良いも確実に習慣となり、毎回着実に良い薫習がなされていることを実感する。フローニンゲン:2024/8/5(月)16:50


Today's Letter

The sun is always shining. The sky is always blue. However, clouds often cover them. We have to see the sun and sky themselves through the clouds that cover them. Do you do the same for yourself? Do you see your true nature beyond any mental constructions you have created?Groningen, August 5, 2024

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