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【成人発達心遊記】13069-13072:2024年8月2日(金)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

13069. 天気と共に、宇宙と共に

13070. 今朝方の夢

13071. 今朝方の夢の続き

13072. 「人生は小説よりも奇なり」


13069. 天気と共に、宇宙と共に


時刻は午前6時を迎えた。起床した瞬間にカモメか何かの鳴き声が上空に響いており、それが目覚まし代わりとなった。今は辺りがとても静かで、鳥たちの鳴き声は一切聞こえてこない。まだ日の出前なので辺りは薄暗い。気温も14度と低く、ひんやりとした微風が吹いている。今日は1日を通して晴れのようだが、最高気温は23度までしか上がらず、大変過ごしやすい1日となるだろう。来週の火曜日だけは27度に達するようだが、来週金曜日までそれ以外の日は全て25度を下回るので、心地良い1週間になりそうで何よりである。こうして毎朝その日の天気や1週間の天気に触れていると、天気の様子を通じて自分の心を確認しているかのようである。毎日天気について必ず書き留めるようにしているのは、絶えず変化する天気を起点にして自らの心を観察意味合いがあるように思える。本来であれば心も変化していることもあり、ある変化する対象を観察するためには変化しない物差しで見ることが求められる。ところが自分の場合は、変化する対象に対して変化するものを通じて観察するという一風変わったことをしていることにふと気づいた次第である。本来であれば天気の話などさほど重要性を持たないかもしれないが、自分の場合はそうではない。天気について調べ、天気の様子を観察することは極めて重要なのだ。それを通じて自分の心の様子を眺めているのである。また、天気の変化によってやはり自分の心身に変化がもたらされることを考えてみると、その日の天気について記録しておくことは意味を持つ。昨年に引き続き冷夏の今年の夏の日々の天気を逐一記録し、日々自分が何を考え、何を行い、何を感じたのかを書き留めることを通じて、自分の成長の足取りを確かめながら毎日を充実した形で過ごすことができている。これからも自分はその日自分がいる場所の天気について調べ、それを記録しながら自分の心の様子を観察するということを続けていきたいと思う。天気と共に前に進むというのは、宇宙と共に前に進ことに等しい。自分は天気の動き、すなわち宇宙の動きと呼応する形で心を磨き、心の成長の実現に向けて日々歩みを進めている。フローニンゲン:2024/8/2(金)06:21


13070. 今朝方の夢  


今の気温が14度ということもあって、2階の室温も随分と下がっている。朝の換気のために窓を開けていると寒いぐらいである。実際に、今は長袖長ズボンを着用して過ごしている。最高気温が20度前半だと、午後であってもずっとこのような格好で過ごすことになる。本当に今年の夏は涼しく、とても過ごしやすい。そのおかげで日々の自分の取り組みは驚くほど充実しており、着実に深みに向かって前に進むことができている。身を置く環境の大切さについて改めて考えさせられる次第だ。


朝の涼しさを感じながら、今朝方の夢について振り返っている。今朝方の夢でまず覚えているのは、実際に通っていた高校のグラウンドでサッカーをしていたことである。ちょうどサッカー部の練習がそこで行われていて、その練習に参加していた。私は高校2年性から1年遅れてサッカー部に入部することにし、1年分の遅れを取り戻すべく、積極的に声を出して練習に励んでいた。特に他のメンバーとの連携を強化する必要があると感じ、彼らに声をかけながら連携プレーに磨きを掛けていた。また、プレー中のみならず、練習が終わった後には何人かのメンバーからその日の練習における自分のプレーに対するフィードバックをもらうことにしていた。その日の練習は最後に紅白戦を行い、私はレギュラーチームの方に出場した。右のサイドハーフを任され、そこは小学校の時にプレーしていたポジションでもあったので動きについては知っているつもりであったが、高校サッカーではより洗練した動きが求められ、少し戸惑う瞬間があった。副キャプテンを務めるセンターハーフの友人からボールをよく供給してもらい、クロスを上げることが多く、それらのプレーはどれも質の高いもので、練習が終わった後にメンバーからも褒められた。しかし、もう少しバリエーションを増やしたクロスや連携を行ってみてはどうかと提案を受けたため、次回の紅白戦ではそれを試してみようと思ったし、日々の練習でもそれを心がけてみようと思った。自分の中では紅白戦でのプレーは満足のいくものであり、自分ではさほど改善点を見つけることはできなかったので、メンバー達からの忌憚のないフィードバックはとても有り難く感じた。そのような場面があった。


他者から得るフィードバックの有用性は、自分の盲点では気づけないことに気づかせてくれることであり、他者からもたらされた新たな気づきがさらなる成長の種となる。他者からフィードバックを得る機会が減っているというのは、自分の認識の枠組みに対する固着を強めてしまう流れの中にあるかもしれず、また成長の機会をうまく得ていない兆しでもあるかもしれない。そのことを念頭に置きながら、絶えず他者からフィードバックを得ることを行いながら学びを深めていきたいものである。フローニンゲン:2024/8/2(金)06:36


13071. 今朝方の夢の続き  


時刻は間もなく午前7時を迎えようとしている。ようやく朝日がはっきりと姿を見せ始め、今、燦然と輝く朝日が地上を照らしている。換気のために開けていた窓も随分と室温が下がったこともあって先ほど閉めた。夏とは思えないが、夏の朝の肌寒さは大変心地良いものである。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、まだ覚えている場面がその他にもある。その1つとして、見慣れない外国の町で叔父と叔父の息子と会っていた場面がある。その町はオランダの都市のように落ち着いていて、街中に運河が張り巡らされていた。叔父とは事前に待ち合わせ場所と時間を決めており、そこで落ち合うことにした。叔父との待ち合わせ場所に指定したのは運河をかける橋だった。橋に到着してみると、私の方が先に到着したようだたので少しそこで待つことにした。橋の上で橋の下を流れる運河をぼんやりと眺めていた。すると、運河をゆっくりと進行していく小船を何艘か見た。しばらくして叔父がやってくると、その横には叔父の小さな息子がいた。本来はもっと大きくなっているはずだが、どうやら叔父の息子と最後に会って以来時が止まり、彼と最後に会った時の大きさで身長が止まっているようだった。彼はなんとか言葉を発せられるぐらいの年齢であり、叔父と手を繋ぎながらとても大人しくしていた。橋の上で叔父と会った時に、伝えておくべき連絡事項を先に伝えた。それは重要な連絡事項だったのだが、叔父は聞く耳を持たず、むしろ自分を小馬鹿にするような発言を述べた。本来その連絡事項を伝えることは感謝されるような内容だったのだが、感謝の言葉は全くなく、むしろ小馬鹿にされるなどとは全く思ってもいなかったので、叔父の態度には自分でも驚いた。叔父の態度と発言を受けて、おそらく自分はもう叔父と関係を持たない方がいいのかもしれないと思い、静かに絶縁することを心の中で誓った。当初の予定ではそこから一緒に街の観光に出かける予定だったが、その連絡事項を伝えただけで、橋の上で叔父と別れることにした。叔父は最後に捨て台詞を述べて私の前から姿を消した。


それ以外にもう1つ覚えているのは、心の成長を実現するための修行マニュアルを1人で作成していたことである。その作業はとても地道なもので、自分が立てた仮説、仮説を検証するためのデータの集め方、データの種類、そして検証結果を盛り込み、体系立てて心の成長を実現していく方法を記したものだった。そこに記載されている事柄は全て自分の実体験を通じて検証されたものであり、自らの人生が辿った道が記されているかのような感覚さえあった。もちろん自分がうまくいったことが他者もうまくいくとは限らないが、自分の膨大な修行体験を共有することは他者にとっても意味があるだろうと思い、地道にその作成を続けている自分がいた。フローニンゲン:2024/8/2(金)07:12


13072. 「人生は小説よりも奇なり」      


朝の穏やかな世界が心を癒し、優しい気持ちにさせてくれている。起床直後こそうっすらとした雲が空を覆っていたが、今は雲ひとつない快晴の青空が広がっている。朝日はとても優しく、深夜に気温が下がった地上を暖めてくれている。今日も涼しさの中で活動に従事することができるだろう。こうして日々毎日を充実した形で生きていると、自然と至福さが込み上げてくる。そしてそれが積み重なり、何か1つの大きな幸福感へと結晶化されているような気さえする。人生の総体が一大幸福と化すかのような形で進行している。


人生という物語を日々自分は生きている。その過程を毎日こうして日記に綴っている。この日記はまるで小説のようでもある。そこには日々の小さな物語が体現されているのだ。自分は毎日自己の人生という物語を綴っているのだろう。「人生は小説よりも奇なり」という言葉を思い出す。実際のところ、私たちの人生は小説よりも遥かに波瀾万丈で変化に富んでいる。小説以上に複雑で、その展開を読むことはできない。一時期小説を執筆してみることも考えたが、自分は毎日小説世界よりも遥かに変化と複雑性に富んだ世界の中に生きていて、その生き様を日記を通じて記録することを選んだ。自己という存在そのものが物語なのであり、自己という物語としての存在は物語られることを通じて癒されていき、成長していく。その点を踏まえながら、これからも自分は日記を執筆し続けていくだろう。フローニンゲン:2024/8/2(金)08:51


Today’s Letter

The sun is me, and I am the sun. Seeing the sun is seeing myself. The sun is always shining. I am always shining too.  


Our lives are more complex and full of mysteries than novels. I chose to keep diaries rather than write novels because of this. Our daily lives are filled with various changes and discoveries. I like the world of my life. Groningen, August 2, 2024

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