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【成人発達心遊記】13055-13058:2024年7月30日(火)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

13055. 日々の地道な薫習とこれから

13056. 今朝方の夢

13057. 日本の法相唯識学に関する英語空間における研究と紹介に向けて

13058. 良き薫習と良き現行のサイクル


13055. 日々の地道な薫習とこれから  

     

時刻はちょうど午前5時半を迎えた。このところは日の出の時間が遅くなり、この時間帯はまだ薄暗い。8月を目前として季節が着実に秋に向かっているのを感じる。今の気温は15度と肌寒いが、今日の日中は27度ほどに達するようなので、午後には暖かさを感じられるだろう。午前中一杯は長袖長ズボンで過ごし、午後からは様子を見て薄着に着替えたいと思う。自宅にはクーラーも扇風機もないが、夏はとても快適に過ごせている。この地の涼しげな環境には改めていつも感謝している。ここから1週間は真夏日になることは一切なく、20度前半か、高くても25度ぐらいの気温の日々が続くのでとても有り難い。今年の夏も涼しい形で終えることができたらと思う。


昨日のジムでのトレーニングを終えて、またリフレッシュした形で今日からの日々を過ごすことができる。昨日も良遍の『法相二巻抄』の解説音声ファイルを随分と多く作っていたが、今日はさらにより多く作ることができそうだ。今日は外出する予定もないので、『法相二巻抄』の読解と音声ファイルの作成に集中したい。こうして日々コツコツと唯識学に関する知識の習得とそれを応用した観法行の実践に従事することを続けていけば、いつか自分の道は自ずから開かれていくだろう。直接原因としての良き種子を蓄え、きっと良縁に恵まれる形で何かが花開くだろう。欧米の学術機関で唯識学を研究し、教えることが今のところ一番の望みであるし、それが実現したらさぞかし嬉しいに違いない。一生涯に渡って心の治癒と発達に関する研究を続けていくことができれば本望である。唯識学の研究をより本格的かつ専門的に研究したいという思いが日増しに強くなっているが、焦ることなく、今自分にできることを着実に進めていく。それが日々の唯識学のテキストの読解と解説動画・解説音声ファイルの作成なのであり、日々の地道な観法行の実践なのだ。この学習と実践を決して怠ることはしない。それはもう良き習慣として自らの阿頼耶識に薫習されている。ここからはさらに創意工夫をしながら、日々一歩一歩の進歩を実感しながら、新しい発見と気づきを大切にしていく。今と未来に生きる全ての人の心の治癒と発達に寄与していくこと。それが自分が掲げる最大の徳目である。フローニンゲン:2024/7/30(火)05:41


13056. 今朝方の夢  


遠くの方で鳩がホーホーと鳴き声を上げている。その手前に小鳥がやって来て、今少しだけ鳴き声を上げた。彼らの活動はこれから本格的に始まるようだ。


時刻は午前6時を迎え、ようやく朝日が見え始めた。空には雲はほとんどないため、今日の朝日はさぞかし美しく輝くだろう。まだ8月に入っていないが、こうして毎朝早く起床し、太陽の動きを観察していると、日の出や日の入りのピークは過ぎ、季節は着実に秋に向かっていることがわかる。


今朝方は夢の中で、小中学校時代の友人たちと一緒にスポーツフェスティバルに参加していた。それは学校が主催しているもので、本来はその学校の生徒しか参加できないはずだったが、サッカーの世界的な名プレイヤーたちも参加していて、サッカーの試合が大いに盛り上がった。こちらのチームにはバロンドロールをかつて何度も受賞した選手が2人もいて、とても心強く思った。そんなチームで自分はまず最初の試合の前半でセンターフォワードを務めることになり、後半は司令塔のポジションを務めることになった。バロンドロール受賞者の選手を含め、その他にもかつての名選手が数人ほどいたため、こちらのチームの強さは圧倒的で、彼らのような上手い選手とプレーできることは楽しさしかなかった。こちらが動き出したらそれを読んで見事に自分のところに良いパスが来るし、最善のアシストも何度も受け、得点を重ねることができた。初戦を見事に勝利した私たちは、この調子で勝ち進んでいける気がしていたし、優勝も十分に可能だと思った。


その他には、外国のスポーツ施設で研修を受けていた場面があった。そこは実際に運動をしたり、理論の解説を聞いたりと、非常に充実した研修を受けることができていた。講師は外国人の方で、スポーツの指導も理論の解説も大変わかりやすく、50人ぐらいいる参加者たちは全員満足しているようだった。研修の最後に今日の研修の感想を1人1人シェアしていった。すると真っ先にシェアをしたのは日本人の協働者の方だった。その方は体格は小さいが、研修中の運動の全てに見事についてきて、他の参加者を驚かせていた。私も驚いた1人であり、改めてその方に仕事以外で敬意を払った。その方のシェアを終え、研修も無事に終わると、自分は成田空港行きの便に乗って日本に一時帰国する予定だったが、その便を一本遅らせる形でその協働者の方と空港のラウンジで少し話をしようと思った。その方はどうやらもう1泊してから日本に帰るとのことで余裕があった。当初の予定では、研修を終えてすぐさま飛行機に飛び乗ろうと思ってたいが、シャワーを浴びて少しゆっくりしてから帰るのも悪くないと思ったのである。成田までの便についてはまだ時間を確定しておらず、ボーディングパスは空港に着いてから自分が望む時間のフライトのものを発券してもらえそうだが、成田から関空の便はすでに時間を指定して予約をしていたように思うので、その便の変更が効くかどうかを確認する必要があった。空港に到着し、協働者の方と一緒にラウンジに入ると、そこでコーヒーではなく紅茶を飲むことにし、紅茶を淹れるためのポットとお湯をもらって席に向かった。そこで夢の場面が変わった。


最後の夢の場面では、正直なところ当初予約していたビジネスクラスのままで成田に帰ることができるのか少し気になっていた。時間を遅らせることで席のグレードが落ちるのは好ましくなかったので、もしビジネスクラスで帰ることができそうになければ、慌ただしくもそのまま飛行機に飛び乗って、協働者の方とはまた後日ゆっくり話せばいいと思った。結局ラウンジに入って少し寛ぐことにしたのだが、そこで選んだ飲み物がもはやコーヒーではなく紅茶であったことは、現実世界の中でコーヒーをやめ、お茶を飲むようにしたことが間違いなく影響を与えているように思う。どうやら本当にコーヒーを飲む習慣から脱却したようだ。フローニンゲン:2024/7/30(火)06:21


13057. 日本の法相唯識学に関する英語空間における研究と紹介に向けて


時刻は午前7時を迎え、涼しげな風に加えて優しい朝日が地上に降り注いでいる。今日もまた見事な快晴の空を拝むことができ、今日1日がとても充実したものになるという確信が自ずから芽生える。朝の涼しさはとても心地良く、この清々しさの中で朝の探究を本格的に進めていく。


先ほどふと、日本の法相唯識学に関する英語空間における文献調査を行なっていた。英語での論文を数本ほど見つけ、日本の法相唯識学に触れた書籍を2冊ほど見つけたのだが、その数は圧倒的に少ない。日本の法相唯識学に関する情報が英語空間ではほとんどないことがとても嘆かわしく、それは仏教研究界にとっての損失のように思える。日本語での法相唯識学の研究論文はいくつもあるが、日本の研究者たちが英語で論文を全く発表していないために、国外に日本の法相唯識学の存在がほとんど知られていないようなのだ。もちろん外国の研究者の中で日本の法相唯識学について知っている人はいるし、現に先ほど見つけた2冊の書籍は外国の研究者が執筆したものである。心の思想に関する日本の叡智の1つとも言える日本の法相唯識学が日本の世界の中に閉じていることは非常に残念であり、それは人類にとっての損失であるかのように映る。自分が貢献するべきことはおそらくここであろう。英語を学び、欧米社会に長く生活し続けている自分が果たすべき役割はそれなのだ。まず着手するべきは、日本語での日本の法相唯識学の研究と英語でのそれとの間にあるギャップを埋めることであろう。両者の架け橋を務めるかのように、日本でこれまで出版されてきた書物や論文の内容を十分に咀嚼し、自分なりの観点を加える形で英語で論文や書籍を執筆していくこと。ここからの自分の取り組みの焦点はそれになる。その実現に向けて、やはり自分はもう一度学術機関に身を置かなければならない。もちろん学術機関に身を置かなくても論文や書籍の執筆は可能だが、それは環境的に望ましくない。それを後押しする環境が学術機関にはあり、その恩恵を受ける必要がある。新たにダウンロードした英語論文を近々目を通し、発見した洋書についてもまた購入して目を通そうと思う。自分の研究の出発点は良遍の思想研究にあり、そこから少しずつ日本の法相唯識学の教えを国外に紹介していくことができたらと思う。それは仏教研究界と仏教界への貢献となり、それらの世界を超えて広く社会に唯識学の叡智が共有されることを願う。自分の向かうべき道はもう明確であり、あとはその実現に向けて地道に日々精進を続けていくだけである。フローニンゲン:2024/7/30(火)07:11


13058. 良き薫習と良き現行のサイクル 


時刻は午後6時半を迎えようとしている。今、夕方の穏やかな世界が目の前に広がっている。まだ幾分日差しが強く、陽が沈むまでにはまだ時間がある。今日は早朝の予報のように気温が27度まで上がり、午後からは半袖半ズボンで過ごすことができた。確かに2階の室温は上がっていたが、それでも窓を開けるほどでもなく、そのままの形で暑さを感じることなく過ごすことができた。明日の日中の最高気温は24度ほどなので、今日よりも遥かに快適に過ごせるだろう。


今日は暑さを感じることなく唯識学の探究に没頭していた。良遍の『法相二巻抄』の再読は存分に捗り、読解に並行して約60本ほどの解説の音声ファイルを作成した。今夜もまだもう少し時間があるので、入浴までの時間を読解と解説音声の作成に充てたい。今日はその他にも、唯識学を扱う第2弾の講座の開講に向けた告知文も作成した。8月末に第1弾の講座が終了し、そこから11月末まで第2弾の講座を開催する予定である。今回もまたこれまでのメンバーの方々と、そして願わくばまた新しいメンバーの方々と成人発達理論を絡めながら唯識学の探究を進めていきたい。明日は第2弾の講座について紹介する音声ファイルを作成し、明後日に講座の告知をしたいと思う。日々こうして地道な探究を続けていくことが、阿頼耶識への良き薫習となり、いつか必ず良き現行をもたらしてくれるだろう。現行は遠い未来や近い未来だけではなく、きっと毎日何かしらの形で現行しているのだと思う。良き薫習と良き現行のサイクルをこれからも回し続け、自利利他の幸福の実現に向けて精進を続けたい。フローニンゲン:2024/7/30(火)18:29


Today’s Letter

The evening sun is shining brilliantly now. Its gentle light gives all sentient beings peace and serenity. After the sun sets, all beings will prepare to be reborn tomorrow. Everything in the universe experiences death and rebirth every day. Groningen, July 30, 2024

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