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【成人発達心遊記】13029-13032:2024年7月24日(水)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

13029. 『観心覚夢鈔』の読解と解説から

13030. 今朝方の夢

13031. 肉体の変化を感じて/今朝方の夢の続き

13032. 心を浄化する学び


13029. 『観心覚夢鈔』の読解と解説から


時刻は午前5時半を迎えた。今、フローニンゲンの上空には青空が広がっていて、朝焼けが現れ始めた。朝日はまだ昇り立てであり、陽の光はとても柔らかい。気温は16度ほどしかなく、冷たい微風が吹いている。今日は1日を通して晴れのようだが、最高気温は19度までしか上がらないようだ。昨日もとても涼しかったが、今日はより一段涼しくなる。気がつけば7月も終わりに近づいているが、夏とは思えない涼しい日々が続いている。


今日もまた集中力を高く維持しながら、楽しさと喜びの感情に包まれた形で唯識学の探究を進めていきたい。先日から良遍の『観心覚夢鈔』の解説音声を作り始めたのだが、昨日もそれにのめり込んでいた。1つ1つの項目を読み進めるごとに1つの音声ファイルを作成していくということをずっと行なっていた。夕食を食べ終えた後にも時間があったので、その時間になってもまだずっと読解と解説の双方を進めていた。やはり自分は人と繋がり、他者に貢献できているという感覚が少しでもあるとそれが大きな活動の原動力になるのだと改めて感じている。『観心覚夢鈔』を1人で黙々と読み進んでいると理解できなかったような箇所も、人に説明することを前提で読んでみると理解が本当に捗る。また、実際に声に出して自分の言葉で説明することを通じて、記憶の促進にも繋がっている。他者に説明することを意識して学び、そしてそれを実際に自分の言葉で口に出して説明するという学習方法はメリット尽くしである。この学習方法はこれからも大切にしていきたい。今は日本語での解説をしているが、将来的には同じことを欧米の大学院で英語で行うことになるだろう。そうした予感があるし、それを実現したいと思う。


今日は昨日の続きとして、『観心覚夢鈔』の法空についての続きを読み進めていく。おそらく今日の午前中にはその箇所の読解と解説が終わり、次の四分安立に入っていくことができるだろう。特にノルマは定めず、自分が望むところまで読解と解説を進めていけばいい。その基準は自分の感情と集中力の度合いにある。まだ先に進みたいという気持ちがあれば先に進む。一方で、そうした気持ちが薄れたり、集中力が落ちてきたと思ったら一旦そこで止まって、少し休憩をするか、また後日に回すことにする。とにかく楽しさや嬉しさの感情、そして集中力を大切にした学習を心掛けたい。それらは全て解説を聞く他者に伝播するものなのだから。フローニンゲン:2024/7/24(水)05:48


13030. 今朝方の夢  


今の気温は16度と低く、足元から冷えるので、下は長ズボンを履いている。明日の朝は11度まで気温が下がるようなので、明日の朝は上は長袖の格好をしておいた方がいいかもしれない。冷たい風の吹く朝の世界の中で、今朝方の夢について振り返っていた。


夢の中で私は、実際に通っていた中学校の体育館にいた。そこで県外の強豪校を招いてバスケの練習試合をしていた。相手は全国大会の常連の学校で、そこの生徒たちは体格がもう大人のようであった。まるで大人と子供が試合をしているくらいに体格さに差があったが、それでも私たちの学校が常にリードするという形で試合が展開していった。相手の選手たちはこちらの選手が好プレーを連発するものだから、随分と苛立っていた。思うように試合を進めていくことができない苛立ちを相手の選手は抱えていて、それが彼らのプレーのミスを誘発していた。私たちはそれをうまく突く形で得点を重ねていった。特に自分はキャプテンとして要所要所で声を張り上げ、チームに指示を出していた。ガードのポジションでありながらも、司令塔としての役割だけではなく、自らも積極的にカットインをして得点を奪ったり、ロングシュートを放って得点を決めるなどして積極的に得点を重ねていった。それがチームに勢いをもたらし、この調子でいけば相手に勝てるかもしれないと思ったところで場面が変わった。


次の夢の場面では、見慣れない寝台列車の中にいた。それはいくつかの外国を横断する形で走っているようにも思えたし、地球上ではなくて宇宙空間の上を走っているような感覚があった。しかもその寝台列車は作りがとても変わっていて、まるで水平方向に広がる1つの建物であるかのように様々な部屋や施設がその中にあった。列車は線路の上ではなく宙に浮かんだ形で進行していた。列車の中のスーパーに立ち寄ると、レジがとても混み合っていた。3つほどレジがあったが、どれも列をなしていて、どこに並ぼうかと一瞬考えた。中南米系の女性が担当しているレジが一番早そうだったのでそこに並ぶことにした。レジの最後尾に着いた時に、手に持っていた品を改めて眺めると、別それは必要ではないように思えたので、棚に返して何も買わずにスーパーを後にしようと思った。スーパーを後にすると、布団が2つか3つほど敷かれた連続する部屋の中を歩いていった。その部屋がどこまで続くのかわからず、終わりまでやってくるとそこには洗面台があり、左がベトベトする液体で汚れていたので手を洗うことにした。手を洗っていると、後ろから中国人系の女性がやって来て、私がそこにいることにびっくりして声を上げた。その女性は今通り過ぎていった部屋のどこかに宿泊しているのかもしれないと思い、驚かせて申し訳なかったと思ったのですぐに謝った。するとその女性は中国人ではなく、日本人ということがわかり、そこからは日本語で少し会話をした。すると、その女性の友人の女性が2人やって来て、そのうちの1人で親切にも携帯のバッテリーと画面の汚れ防止のフィルターをプレゼントしてくれた。突然それらを渡されたので一瞬戸惑ったが、ちょうど携帯のバッテリーの寿命が近そうだったので、突然ではあったがそのプレゼントをとても有り難く思った。バッテリーとフィルターを受け取り、それらをプレゼントしてくれた女性と少し言葉を交わしたとこで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2024/7/24(水)06:09


13031. 肉体の変化を感じて/今朝方の夢の続き  


今朝は朝から冷えているので、早朝に飲む栄養補給を兼ねた温かい飲み物が一段と美味しく感じられた。その飲み物に欠かせないヘンプパウダーと小麦若葉のパウダーについては昨日に街の中央にあるオーガニック製品店で買い足しをした。最近は3食食べることを通じて少しずつ体重を増やすことに成功している。以前の自分の肉体はあまりに体重がなさ過ぎであり、それも極端のように思えたので肉体改造をすることを思い立ち、朝食を抜いていたこれまでの食実践を見直し、朝食を摂ることにした。そして朝食を摂る1時間ぐらい前の早朝にナッツ類を食べて朝一番の栄養補給をするようになった。トータルカロリーとして追加したのは、昼食の蕎麦やパスタ、そして夕食のバスマティライスぐらいしかないが、それでも合計で600カロリーかそこらのカロリーを加えることができている。これまではむしろ炭水化物の多い主食を一切摂ることなく、それもまた極端であった。炭水化物は運動におけるエネルギーを生み出す際に不可欠となる。それは運動だけではなく、学術研究などの頭を使う作業においても重要なエネルギー供給源となることから、主食はやはり大切なものとなる。主食を昼と夜に食べ始めて、着実に体重が無理のない範囲で増加していき、そこに週に2回の筋力トレーニングが相まって、理想の体に近づき始めているのは喜ばしいことである。興福寺に所蔵されている木造の金剛力士像のイメージを持ちながら、引き続き食実践と筋力トレーニングの掛け合わせを通じて、心身の健康を支えてくれる肉体づくりに励んでいこうと思う。


時刻は午前6時半を迎え、朝日が燦然と輝き始めた。朝日の輝きを眺めながら、今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、見知らぬ国の入国管理局にいた。その建物の入り口に窓口が設置されていて、そこで中南米系の中年の男性職員に入国審査に必要な書類を渡した。書類といっても大したものではなく、パスポートと一枚の薄い紙であった。それを提出した時に、その紙に日付の記載がないことと、パスポートを開いて渡さなかったことに対してその入国審査官は文句を言い始めた。しかもその言い方がとても嫌味に響き、こちらの感情を揺さぶった。彼の言い方に対して文句を言いたくなったが、その気持ちをグッと抑えて、彼が言うように日付を記入し、パスポートの該当箇所を開いて渡した。すると彼は黙ってスタンプを力強くパスポートに押し、無言でパスポートをこちらに返した。それでもう入国審査には通過したのだが、何かモヤモヤするような気持ちを抱えながらその場を後にした。そのような夢を見ていた。こうした感情を揺さぶる夢は、まさに唯識学の枠組み学を通じて、夢の中の自分が抱えていた煩悩を分析する格好の教材となる。そしてそれは単に自分をより深く知るという学びに繋がるだけではなく、夢の中の自分を観察することを通じてミクロな治癒と発達が実現される。そもそも夢の中の自分は、入国審査官の男性を見た瞬間に彼を侮るような気持ちがあったように思う。彼の外見や職種に関して、自分の内側にこびり付いている偏見のようなものがあり、それが彼の態度に影響を与え、それがまた自分の不善の心の働きに火を付ける結果を招いたのだと思う。現実世界の自分だけではなく、夢の中の自分に対しても徹底して心の分析を進めていく必要がありそうだ。道のりはまだまだ長し。フローニンゲン:2024/7/24(水)06:51


13032. 心を浄化する学び      


時刻は午後6時半を迎えた。つい先ほど夕食を摂り終え、夕方の涼しさを感じながら日記を綴り始めた。ちょうど今は夕日が燦然と輝いていて、とても美しい世界が目の前に広がっている。空には一切雲が無く、見事な夕方の世界にただただ感銘を受けている。今日は1日を通してとても涼しく、夕日が燦然と輝きながらもとても涼しい。ここから気温はどんどんと下がっていき、明日の朝には11度まで気温が下がる。


今日は朝から夕食の準備をする時間までずっと唯識学の探究に精を出していた。もちろんその他にも早朝の日課として英語の発話能力の鍛錬に20分ほど時間を割き、午後に仮眠を取ってからも同様の実践を行った。これは日々の習慣になっている。それ以外の時間は全て良遍の『観心覚夢鈔』の読解と解説音声ファイルの作成に充てていた。まさに三昧の状態で、深い禅定中の意識状態であるかのように集中力高くその取り組みに没頭していた。これはとても良い傾向であり、こうして1つの活動に没頭していると、煩悩が生じる隙間がなく、心が清らかなものになっていくのを感じる。筋力トレーニングに打ち込んだ後やスポーツをした後の清々しさに似た感覚に包まれていた。そもそも対象が仏法に関するものであるから、それを専心して学んでいくことによって心が浄化されていくというのは当然なのかもしれない。仏法を学ぶことに対して没頭して専心することの心の浄化作用は明日以降も引き続き感じられることだろう。また対象と一体となって真に学ぶというのは本来そういうものなのだろう。これかの学びの試金石として対象への没入と心の浄化を掲げたいと思う。フローニンゲン:2024/7/24(水)18:45


Today’s Letter

The morning sunshine in front of my eyes is magnificently beautiful. It's warming my heart and giving me ample vitality. 


One of the dreams I had this morning reveals some psychological afflictions. I have to face and cure them by reflecting on what I was thinking and feeling in the dream. A close investigation of my thoughts and behaviors in the dream is the key to attaining Buddhahood. Groningen, July 24, 2024

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