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【成人発達心遊記】12946-12949:2024年7月8日(月)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


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タイトル一覧

12946. 輝く1日

12947. 今朝方の夢

12948. 肉体を鍛えることへの所感

12949. 隣人のゴヤとロクシーと話をして/精神修養を主眼にした筋力トレーニング


12946. 輝く1日     


時刻は間もなく午前7時を迎える。朝日が燦然と輝いていて、涼しげな朝の世界に優しさをもたらしている。小鳥たちの代わりに今日は鳩がホーホーと鳴き声を上げている。そう言えばここ最近は寒さが戻ってきたせいもあってか、小鳥たちの鳴き声をあまり聞いていなかったように思う。どこかのタイミングでまた夏らしくなるであろうから、その時には彼らの鳴き声を聞けるといいなと思う。


今の気温は13度ととても低く、室温もかなり下がっている。下手をすると暖房が自動で入りそうなくらいの気温の低さだが、朝日がなんとか寒さをそれ以上のものにしないことに寄与してくれている。今日の日中の最高気温は19度とか20度まで上がるようだし、午後もまた天気に恵まれるようなので、ジムに行く際にはなんとか半袖半ズボンで出かけることができるかもしれない。運動後には体温も上昇しているし、行きにはジョギングをしたり、早歩きをしたりすれば寒さもそれほど感じないであろうから今のところは半袖半ズボンで出かけることを想定している。明日は一日中曇りのようだがかなり気温が上がるようだ。26度かそこらまで気温が上がるようなので、自宅にいてもその暖かさを十分に感じられることだろう。


今日もまたジムに行くまでの時間は集中して自らの取り組みに従事したい。唯識学の探究と英語の発話能力の鍛錬に力を入れていく。最近は再び唯識学の探究に充てる時間が増えており、改めて自分は心を探究することに最大の情熱を傾けられる人間なのだと気付かされる。もはやそれは探究という堅苦しい言葉を超えて、心の世界を遊ぶという感覚に近いというのが正直なところである。自他の心を観察することが何よりも楽しく、多様な心の世界を理解することがこれ以上ないほどに楽しいのである。きっとその楽しみに加えて、自他の心が浄化され、さらに成長してより輝きを増すことに関与していく楽しみがあるのだと思われる。後者の楽しみの方が実は圧倒的に大きな楽しみと喜びをもたらしてくれる。日々の探究活動はその楽しさを味わうための基礎工事なのである。こうした基礎工事を疎かにせず、今日もまた粛々と探究活動に従事したい。もちろんその活動にも固有の楽しさがあり、肩肘張らずにその楽しさと一体化し、探究活動に没頭する形で時間を過ごしたいと思う。今日もきっと今目の前の朝日と同じく輝く充実した1日になるだろう。フローニンゲン:2024/7/8(月)07:06


12947. 今朝方の夢     


今日は早朝から朝日がすこぶる美しい。その輝きに見惚れながら、今朝方の夢について振り返っている。夢の世界もまた心の世界であり、唯識学の観点を通じた観法行の対象となる。今日の夢から自らの心についてどのようなことを学べるだろうか。


夢の中で私は、日本の大学時代に過ごしていた東京の国立の町にいた。そこは確かに国立市の姿をしていたが、幾分ヨーロッパのどこかの都市の雰囲気が混じっているようにも思えた。いずれにせよ、その町は自分にとって見慣れたものだったので、町を歩きながら大学時代の懐かしい記憶を思い出していた。少しばかり散歩をしていると、ふとランニングがしたくなり、そこから突然走り出すことにした。運動できる格好をしていたことが功を奏し、朝食前にひと汗かいて運動することにした。私はこの町を観光客として訪れいていて、ホテルに宿泊していた。ホテルを出発する前の朝方にすでに栄養補給としてナッツ類を食べていたので軽くであればランニングをしても体重が減らずに済むだろうと思った。とにかくアンダーカロリーとなって体重が減ってしまうことに気をつけており、運動前にはカロリー不足とならないように栄養を補給するようにしている。それを朝の散歩の前にも心掛けていたおかげで町を気持ちよく走ることができた。国道の歩道を走りながら、遠くに見えたレストランのチェーン店まで行くことにし、そこに到着したら折り返してホテルに戻ろうと思った。目標地点に到着すると、どこからともなく脳内で声がした。その声の主は誰か不明だったが、ホテルに急いで戻ってチェックアウトした方がいいとのことだった。ホテルのチェックアウトの時間が意外と早く設定されていたので、確かに早く戻った方が賢明だと思い、その声の主張に従うことにし、ホテルに戻ることにした。そのような場面があった。


実はこの場面の前に、その町で宿泊しているホテルにいる場面があった。そのホテルはまるでベンサムが提唱したパノプティコンのような作りをしていた。監視塔のようなものはない代わりに、ホテルの部屋が全て円周上に配置されていたのである。6階建てかそこらのホテルで、1階から6階までの全室が円形に一望できるような配置になっていた光景は圧巻であった。ホテルの廊下は薄暗く、全体として少し鬱蒼とした雰囲気を発していたことも印象的である。自分は3階の部屋に宿泊していたのだが、そこにはエレベーターはなく、階段で一度6階まで上がって3階まで降りるという不思議な作りをしていたことも記憶に残っている。「318」の部屋に到着し、部屋のドアを開けて中に入った時、部屋全体もとても暗く、このホテルにはあまり光がない印象を受けた。フローニンゲン:2024/7/8(月) 07:44


12948. 肉体を鍛えることへの所感


今日も早朝からとても穏やかな雰囲気が継続している。今は太陽を雲がいっとき覆っていて、翳りが見えるが、空全体の大部分は晴れているため、午後にジムに出かける際にはとても気持ちが良いだろう。今日のジムでのトレーニングも集中力を鍛錬することを第一として体と向き合いたい。トレーニングの副産物として筋力が付くことは望ましいが、やはり自分は体を単純に大きくいくことには関心がなく、日常生活における身体稼働領域を拡張させていくようなことを目的としてトレーニングを継続していきたい。先日ジムのロッカールームでトレーニング仲間のオランダ人の中年男性と会話をしていた時にも、自分の目的としては無闇矢鱈に筋肉量を増やすことには関心がなく、どちらかと言えばアスレチックな身体作りの方に関心がある。そもそも体を無目的に大きくするために大量に食事を摂るということはとても馬鹿げているように思えるし、唯識学の観点からすれば、そうした無駄な食事の摂取は煩悩にまみれた行為のように思えて仕方ない。この現実世界の中で有情の利楽を実現するための健全な身体というのは、きっと無駄に筋肉が付いておらず、軽やかかつ柔軟にこの世界の中で活動できることを促す器なのではないだろうか。そうした思いからも、不必要に食事を摂って体を無駄に大きくしていくことには関心がない。もちろん今の自分はまだ体重が不足している傾向にあるのでこれ以上体重を落とさないように食事量は以前よりも増えているが、足るを知るという観点から煩悩に屈せず、無駄な食事と無駄な体重・筋肉を付けないようにしていく。今は単に体重と筋肉が不足の極に傾いているから食事量を以前よりも増し、筋肉量を増やそうとしているだけなのだと自覚しておきたい。


午前中のここまでのところ、世親の浄土論に関する研究書を1冊読み終えた。ここ最近は唯識学の探究時間を再び増やしたとは言え、無理をせず毎日1冊のペースで書物を読み進めている。以前一括注文して受け取った書籍の初読がまだ済んでおらず、引き続きこのペースで毎日1冊ずつ未読の書籍の初読を行っていく。初読後には同様のペースで再読をし、先日受け取った全ての書物に対して4回ほど再読を繰り返したら、以前読み終えていた書物の再読を再び始めたいと思う。これらの読書の中でも常に集中力を高く維持し、1つでも新しい発見を得て日々の観法行への応用を実現させたい。フローニンゲン:2024/7/8(月) 11:44


12949. 隣人のゴヤとロクシーと話をして/精神修養を主眼にした筋力トレーニング 


先ほどジムから帰ってきて、シャワーを浴びて今に至る。今日はジムに行く前に6月から新しく引っ越してきたゴヤとロクシーと話をした。以前インド人のサハル一家が住んでいた家に彼らは引っ越してきて、家の改築を進めており、随分とそれが落ち着いたらしかった。ちょうど彼らの家の前で偶然ロクシーと会い、家の改築の様子を見せてもらった。家の中を覗くとそこにゴヤがいて、デスクトップのパソコンと向き合って仕事をしていた。驚いたのは2人は手作りで木造のバーカウンターを作っていたことだ。先日はゴヤが軒先でビールを大きな鍋で作っていたのに驚かされたが、まさか立派なバーカウンターまで自作してしまうとはさらに驚きであった。家のオーナーのフレディさんにせよ、オランダ人は日曜大工の文化がどうやらあるようで、きっと父親が代々日曜大工で色々なものを作るのを近くで見てきたことが受け継がれているのかもしれないと思った。もちろん全てのオランダ人が日曜大工をするわけではないと思うが、今のところ知り合ったオランダ人はかなりの高確率で何でも自分で作ってみようとする精神があるように思う。自分の周りの知人にはそんな精神を持ち合わせている人が多い。今日初めて知ったこととして、ゴヤのパートナーのロクシーがフローニンゲン大学の哲学科で学士号を取得していたことだった。フローニンゲン大学の哲学科はオランダの哲学科の中で一、二を争う学科であり、そこでとりわけ分析哲学を専門として学士号を取得したようだった。ここからどのようなキャリアを歩むのかについては聞きそびれてしまったが、今度余裕がある時にぜひ話を聞いてみたいと思う。今日はジムに行く前だったこともあり、あまり話をする余裕がなかったのである。ゴヤは生物学と医学を専攻し、ロクシーは哲学を専攻しているというなかなか面白い組み合わせのカップルである。2人はまだ若いが、性格はとても良く、非常に話しやすいので、これから良い隣人関係が築けそうで何よりである。


さて今日のジムでのトレーニングであるが、肉体と向き合いながら精神修養に励む良き時間を過ごすことができた。今週の木曜日にはパーソナルトレーニングがあるので、その日までに疲れを持ち越さないように極度に追い込み過ぎず、しかし適度に追い込んでいくトレーニングを行った。トレーニングの主眼を脳細胞を活性化させ、精神を研ぎ澄ませていくための変化に富んだトレーニングにしていくことをこれからも心掛けていく。木曜日のパーソナルトレーニングでも肉体を鍛えながらにして脳を鍛えるようなメニューにしてもらうようにまたエリーザに要望を出してみようと思う。フローニンゲン:2024/7/8(月)16:55


Today’s Letter

Awakening from dreams by observing the mind is my constant daily practice. I’m convinced that my continuous effort will bear fruit someday. The outcome will be the attainment of Buddhahood. Groningen, July 8, 2024

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