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【成人発達心遊記】12919-12922:2024年7月2日(火)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

12919. 日々の栄養補給について/意識を研ぎ澄ませること

12920. 今朝方の夢

12921. 意識的な取り組み/今朝方の夢の続き

12922. コンテクストを限定・拡張させながらの学習/宇宙誕生以来受け継がれてきた潜在能力


12919. 日々の栄養補給について/意識を研ぎ澄ませること  

 

時刻は午前5時半を迎えた。今日は早朝から曇り空で、朝日を拝むことはできない。空が雲に覆われていることと気温が低いことが相まってより肌寒さを感じられる。室内で過ごす格好は夏のそれだったところから秋のそれに変わった。今の気温は14度で、早朝のこの気温がこのままずっと続き、午後の最高気温は16度までしか上がらない。明日以降もしばらく今日と似たような天気が続く。再び20度を超えて来るのは来週の月曜日からである。


今日はトレーニングの翌日ということもあって、朝の栄養を補給するためのヘンプパウダー、小麦若葉パウダー、カカオパウダーに蜂蜜を混ぜた飲み物を飲み終えたら、サツマイモを蒸す準備をしたいと思う。いつもトレーニングの翌日の朝には朝食の前に軽く栄養補給としてサツマイモにヘンプシードをまぶしたものを食べるようにしている。ここ最近はもう市販のプロテインを飲むことはなく、ヘンプパウダーがタンパク質が豊富なこともあり、そしてそれで十分にプロテインの代用になっていることと食事から十分にタンパク質を摂れているのであえて市販のプロテインを摂取することをしていない。自分の場合は食材と質にこだわっていることもあり、食事から十分な量のタンパク質が摂れる。そこに市販の人工的なプロテインを加えてしまうと、腎臓に負担を与えてしまいかねない。筋力トレーニングをする人たちの中で過剰にプロテインを摂取している人を見受けるが、長期的な観点で健康被害が生じるのではないかと危惧してしまうことがある。オランダにも当然プロテインは販売されているが、トレーニング後にプロテインをジムの中で飲んでいる人はそう言えばほとんど見かけない。オランダのSNSの世界やオランダ語でのYoutubeの世界がどうなっているのかわからないが、日本ほどにプロテインを推奨するようなコンテンツが出回っていないのだろうか。いずれにせよ、何事も過剰は害悪をもたらすことを考えてみると、とりわけ身体のように物理的な限界があるものはその害悪が必ずどこかで現れて来るのではないかと思う。とにかく自分の場合は、人工的なプロテインにはもはや頼らず基本的には食事からタンパク質を摂取したいと思う。プロテインの代用としてのヘンプパウダーはオーガニックなものであり、麻は豊富な栄養を含んでいることとそれもまた適度な摂取量にしていることから、それはきっと自分の健康を下支えしてくれるだろう。


今日もまた唯識学の探究と英語の発話能力の鍛錬に精を出していく。ジムでのトレーニングと同じく鍵は集中力である。意識を研ぎ澄ませる中でそれらの活動に従事していき、それらの活動を通じてさらに意識を研ぎ澄ませていきたいと思う。太陽の光をルーペで通して焦点から炎が生じるかのような、それぐらい力強い集中力を持って今日からの活動に取り組んでいきたい。フローニンゲン:2024/7/2(火)05:49


12920. 今朝方の夢 


早朝の少しばかり空気の入れ替えとして窓を少しだけ開けていたのだが、とても寒くなり、やはり今日は長袖長ズボンで過ごすことにした。とても半袖半ズボンでは過ごせない寒さである。2階は比較的気温が上がるのだが、それでも窓を開けて換気をしていると気温が随分と下がり、今日は最高気温が16度までしか上がらないこともあり、体を冷やさないために長袖長ズボンで過ごしたいと思う。


早朝の寒さを感じながら今朝方の夢について振り返っていた。まず覚えている場面として、アメリカ西海岸時代に通っていたヨガスタジオでお世話になっていた自分よりも一回り年上のアメリカ人の男性のインストラクターの知人と話をしていた場面がある。彼はふとしたきっかけでヨガのインストラクターとなり、その仕事の傍に自分のビジネスとして大工仕事もしていた。彼はUCバークレーというスタンフォード大学と並ぶ西海岸の名門校で学士号を取得し、LSEというイギリスの名門大学で経済学の修士号を取得していた。そんな彼は大変知的で、ヨガの指導をしてくれる時にもいつも明快な説明をしてくれていた。彼の明瞭な説明に感銘を受け、私はしばらく彼の指導を受けていた。そんな関係が彼との間であった。夢の中の私は、彼とヨガ以外の話をしていた。とは言え単なる世間話ではなく、彼はアカデミックな話を好んでいたし、自分もそうした話題を好んでいるので、終始様々な学問分野の話に花を咲かせていた。そのような場面があった。


この場面の後に見ていたのは、自分が日本で通っていた大学を舞台にした場面である。ちょうど季節は桜が咲く頃であり、大学通りには見事な満開の桜が咲いていた。時折副風で桜の花が散る様子は天晴れであった。通常は秋に行われるはずの大学祭がちょうどその時に行われていて、色々な出し物を見学することを1人楽しんでいた。東キャンパスの出し物を一通り見たので西キャンパスに移動しようと思って、両キャンパスの間にある大通りを横切ろうとした。信号機は赤だったが、数台の車をやり過ごしたらもう車は来ていなかったので横断歩道を渡った。すると信号機を渡り切った近くに警察官が2人ほど立っていて、赤信号で信号機を渡ったところを見られてしまったと思った。しかし2人の警察官は何も言わず、こちらに向かって微笑んでいた。その様子を見て私は安堵し、西キャンパスの奥へと向かっていった。すると、陸上競技場のある辺りで大掛かりな出し物が出されていた。どうやらそこでフリースタイルラップのコンテストが行われるようだった。偶然にも高校時代のクラスメートの友人が2人ほどして、なんと片方の友人がそのコンテストの出場するとのことだった。その友人はシャイで表に出るような人ではなく、また彼がラップができるなどとは思っても見なかったので驚かされた次第だ。彼が出場するということを知ったからには全力で彼を応援しようと思った。コンテストが始まる前に何か食事を済ませておこうと思い、出店で目星のものを購入しようと思ったところで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2024/7/2(火)06:04


12921. 意識的な取り組み/今朝方の夢の続き


先ほど朝の呼吸法と簡単な動的ストレッチを終え、朝の栄養補給としてのドリンクを飲み始めた。そのドリンクを飲み干したら蒸したサツマイモをいただこうと思う。そこからはしばらく英語の発話鍛錬に従事する。ここからは単に音源を聴いたものを音読するのではなく、自分なりの例文を作成することをより意識したいと思う。一言でいいし、短いワンセンテンスでいいので、自分が使うであろうコンテクストを想像しながら咄嗟の一言としての例文をまず作ってみる。そして余力があれば、あるいは意識の流れるままに少し長い例文を即興的に作ってみることにする。こうした地道な鍛錬が英語の発話における瞬発力を高めてくれる。会話で重要なことはこの瞬発性であり、それを養っていくという明確な意識を持って日々の鍛錬に取り組む。こうした意識的な取り組みは筋力トレーニングと全く同じである。どのような学習も実践も原理は共通している。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢の続きとして、ふとしたことから大学時代のサークルの先輩と口論となり、先輩が自分に殴りかかってきた。それを受けて私は咄嗟に自己防衛としてジークンドーの技を発揮した。先輩はボクシングを趣味として少しかじっていたようだったが、まだ始めたばかりで、防御の技術は低く、打撃の技術も低かったので、すぐに反撃をすることができた。私は一連の動きを意識することなく、体が勝手に動く形での無意識の動作によって反撃に出た。そうした無意識の動きは相手にとって読みにくく、対処が難しい。先輩は自分の無意識的な動作になす術もなく屈した。そこで自分はもう攻撃を加えることをやめようと思ったが、頭の中では先輩の足を折る技を使っても良かったのではないかと考えていた。膝の関節を逆に折るような形で打撃を加えれば、先輩は歩けなくなり、もう自分を追ってこないと思ったのである。しかし頭の中を巡ったそうした暴力的なことはせず、咄嗟に発動した無意識的な反撃のみでその場を収めることにした。そのような場面があったことを改めて思い出す。先輩を攻撃しなかったことは、善の心所である不害の働きが生じたと言えるかもしれない。これは心の成長の実現における大きな一歩である。ただし自分の内側に根ざす暴力性は、一昨日のシロシビン・セッションの隠れた主題でもあった。その暴力性は、自分に受け継がれた恐竜のDNAが関係している可能性が高いということがわかったことが一昨日の大きな気づきであった。自分という人間が誕生するよりも遥か昔の生命から自分の生命へとバトンが渡されていることに改めて驚きを隠せない。こうして全ての生命は絶えず循環しながら、命のバトンを渡し続けていく形でこの宇宙を成り立たせているのだろう。フローニンゲン:2024/7/2(火) 06:37


12922. コンテクストを限定・拡張させながらの学習/

宇宙誕生以来受け継がれてきた潜在能力   


朝の英語の発話訓練が順調に進んでいる中でふと、日々こうして音読を主体とした学習をし、自分で例文を作ることを意識した学習を継続していった結果として、受動語彙と能動語彙の双方がどんどんと拡張していくことが想像された。学習教材を音読していると、おそらく自分の人生の中でその表現を自ら使うことはないと思うものがたくさんある。しかしだからと言ってそうした表現を学ばない限りは、その表現を使う場面に出会した際の理解を阻害する。日常生活の中で実際の人や映画やドラマなどの登場人物が使う表現を理解するためには受動語彙もしっかりと拡張させていく必要がある。そして自らが言葉を発する際に重要なのは能動語彙であり、自分が実際に使える表現を増やしていかない限りは発話は限定的なものになる。今後も学習教材を用いながら、自分が実際に使うであろう表現を選別していきながら、濃淡をつけた学習をしていきたい。自分が決して使わないであろう単語や表現も蔑ろにするのではなく、それは聴いたら理解できる次元にまで習得することが肝要である。ひょっとしたら思わぬときに実際に自分がその表現を使うこともあるかもしれないので、万一を考えての学習も念頭に置いておく。だが一番重要なのは、自分が英語を話すコンテクストはもう明確なのだから、まずはそのコンテクストの中で自分が使うであろう語彙や表現を拡張していけばいい。そこから少しずつ周辺コンテクストに移行し、コンテクストを拡張していくことが発話能力の向上を促進させてくれるだろう。


現在、宇宙が誕生したのは138億年前だという。一昨日の第35回のシロシビン・セッションを通じて確証的に得られた洞察はまさに、自分の内側には宇宙誕生以来から脈々と受け継がれる何かが存在しているということである。それは生命としての潜在能力と言っていいかもしれない。自分の内側には宇宙誕生から連綿と受け継がれている大いなる叡智が眠っているのである。ひょっとしたら、宇宙誕生の前の無の状態の中にある何かがさえ自分の内側に宿っていると言えるかもしれない。少なくとも生きとし生けるもの全てに宇宙誕生以来138億年にわたって受け継がれてきた何かが潜在能力として秘められていることは確かであろう。そのような確証をもたらす体験があったことをここで改めて書き留めておきたい。フローニンゲン:2024/7/2(火)14:06


Today’s Letter

Concentration is key to any learning and practice. Deep absorption dissolves the boundary between the self and others. That is the way to enlightenment. The complete dissolution of the self-boundary liberates us for sure. Groningen, July 2, 2024

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