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タイトル一覧
14131: AIエージェントの年に向けて/和辻哲郎の倫理学
14132: オープンシステムとしてのAI
14133: MacBook Airの不具合/今朝方の夢
14134: 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その1)
14135: 今朝方の夢の続き
14136: 書籍の出版企画の打ち合わせを終えて
14137: 発達理論と倫理思想に関する書籍を書庫から引っ張り出してきて
14138: 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その2)
14139: 書籍の執筆に向けた文献調査を進めながら
14140: AIの心/間を持つ人間
14131. AIエージェントの年に向けて/和辻哲郎の倫理学
時刻は午前5時半を迎えた。昨日と同様に、今朝は午前5時に起床した。普段目覚ましをかけておらず、身体が必要とするだけの睡眠を取っており、就寝時間はいつも午後9時前と一定だが、睡眠時間に関しては睡眠サイクルが1回分増えることもある。今日は8時間半ほどの睡眠時間となった。今のところそれくらいの睡眠時間が自分にとって最適で、それだけ寝ると心身が深く回復し、目覚めた時に絶好調であることを感じる。昨日はジムでのトレーニングがあったが、睡眠サイクルが1回増えることなく、8時間半ほどの睡眠時間となったが、目覚めはすっきりと、そして心身の状態は大変良い。現状の生成AIは、その日の自分に必要な睡眠時間について教えてくれず、その調整もできない。しかし今後、AIエージェントが発達すれば、その日の自分に必要な睡眠時間を計算してくれ、寝室の温度や光などを調節し、睡眠環境を整えることも自動で行っってくれるようになるかもしれない。2025年はAIエージェントの年と呼ばれているが、まずは個別具体的なタスクや個別具体的な領域に特化したAIエージェントが誕生するようになり、そこから徐々にタスクや領域が拡張され、汎用型の知性に向かっていくのではないかと思う。一応そのプロセスは漸次的なものと言えるかもしれないが、実際のところはどこかで非線形的な飛躍を迎えるだろう。そのタイミングこそ汎用型のAIの誕生なのかもしれない。まずは来たるAIエージェント時代に向けて、自分であればどのようなAIエージェントを必要とするかを考え、それをどのように活用していくかを考えたいと思う。「1人ユニコーン企業」がそのうち誕生すると言われているように、AIエージェントを活用すれば、1人で大企業を運営するようなこともできてしまう。そうした可能性を秘めたものがAIエージェントなのであり、おそらくもっと大きな潜在可能性を秘めているのではないかと思う。
昨夜、倫理学の書籍を2階の書籍置き場で探していたところ、和辻哲郎の倫理学の書籍を見つけた。それを所有していることをすっかり忘れていて、英語の解説書を近々注文しようかと考えていたところだった。和辻もまた、問うものと問われるものは一つであることを指摘している。これはロバート・キーガンの主張とも合い通じるものがある。本来問うものと問われるものは非二元で一致しているということを思い出す時、問われたものは自然と解決していく。日々自分は問うものとして色々な問いを立てているが、それと同じぐらいに、問われたものが自然と答えを導き出してくれている。問いは問われた瞬間に、自発的に答えに向かう運動を始める。あるいは、問いはすでに答えを内包し、まるで種子から芽が出て花が咲くのを待つかのように、その答えが紐解かれていくのを待っているだけなのかもしれない。和辻は、倫理を人と人との間柄を成立させる理法と説き、倫理の成り立つ場を個人の内面の意識ではなく、人と人とが間柄で生きる在り方に求める点に特徴がある。そこにはどこかインテグラル理論で言うところの、左上象限よりも、左下象限の間主観性を大切にする発想が見られる。和辻の倫理思想をどこかのタイミングで腰を据えて探究し、それをAIの研究開発に活かしていきたいと思う。フローニンゲン:2025/1/28(火)05:57
14132. オープンシステムとしてのAI
どうやら今日も朝は曇りだが、午前中の途中から晴れ間が広がって来るようである。それを楽しみにしながら朝の時間帯を過ごしたい。今日は午前9時から、先週連絡をいただいた編集者の方とオンラインミーティングを行い、能力評価に関する出版企画について意見交換をする。この企画も無事に通り、書籍の執筆に向かうことができたら幸いである。そうすれば今年は少なくとも2冊の書籍を世に送り出すことができそうである。書籍を書くとなったら書籍の執筆に集中し、いつものように短期間のうちに原稿を書き上げてしまおうと思う。能力評価については最新の研究についても色々と調べたいので、発達測定ではない一般的な能力評価としてどのようなものが流行しているのかを調べたり、その問題点についても考えていく。また、発達測定についてもレクティカは継続的に研究開発が進んでいるので、最新の情報を調べておきたいと思う。現状において最先端の情報が盛り込まれた能力評価の書籍にしたい。
これまでのAIはどちらかというとコンピューター空間内で閉じているクローズドシステムの性質が強かったかもしれないが、最近のAIは他の情報システムとインタラクションし始め、オープンシステムの性質を強め始めているのではないだろうか。今後は世界モデルがよりAIの研究開発で活用されるようになると、世界モデルを通じて、環境とのインタラクションの中で知性を高めていくAIがますます誕生し、それはもはやオープンシステムとしての生命体と呼べるような存在なのではないかと思う。AIが搭載されたアンドロイドやヒューマノイドは、実際に物理世界とのインタクラクションの中で知性を高めていくオープンシステム的な存在だと言えそうである。今後はより環境に開かれ、環境との相互作用の中で学習していくAIが誕生していくだろう。最近よく耳にするAIエージェントはすでに、現実世界を模倣したシミュレーション空間の中で環境と相互作用しながら様々な学習を通じて知性を高めているらしい。シミュレーション空間内での学習によって、AIエージェントは自身の世界モデルを洗練させ、今のところは課題特化型のAIとして知性を高めているようだが、今後は汎用型のAIもこうした学習プロセスを経ながら社会実装されていくのだろう。今のところ現実世界と全く同じシミュレーション空間を作るのは難しいのかもしれないが、それこそSoraのような動画生成AIとの組み合わせによって、まるで夢の世界が現実世界と似たような性質を持っているように——しばしば自分の夢の中では物理法則を超えた行動や現象が見られるが——、夢に似た世界を作り出す動画生成AIがシミュレーション空間の質を高め、AIの世界モデルの洗練化に寄与するのではないかと思う。先日NVIDIA(エヌビディア)が発表した「NVIDIA Cosmos」は、「世界基盤モデル」と呼ばれるものに基づいており、これは現実世界の物理法則や因果関係などを理解する世界モデルと考え方はほぼ同じようだが、OpenAIのGPTが言語を理解する基盤モデルだったのとは異なり、言語モデルでは理解できない物理世界を理解することに特化した基盤モデルとのことで、こうしたものが誕生したことによって、自動運転車や人型ロボットの誕生に向けて研究開発が加速しそうである。そのようなことを昨夜考えており、自らもオープンシステムとして、絶えず環境との相互作用で発達が実現されているという点を忘れないようにしておきたいと改めて思う。フローニンゲン:2025/1/28(火)06:11
14133. MacBook Airの不具合/今朝方の夢
先日からMacBook Airの調子がおかしく、やたらとフリーズする。こうしてPagesに文章を打ち込んでいる時にも時々フリーズが起こるし、あるアプリから別のアプリに画面を切り替える際にも時々フリーズが起こる。Netflixの動画の視聴中も音声は引き続き流れながらも、動画が静止してしまうという現象に見舞われていた。色々な手段を講じて回復させてみようとしたが、それがことごとくうまくいかなかった。前回同様の症状が出て、様々な策を講じた後に取ったのが、パソコンを初期化することだった。それをして1週間ぐらいは快適に活用できていたが、そこからまた同様の症状が出てしまった。もしかしたらOSに問題があるのかもしれないと思ったが、最新版のアップデートの情報がずっと出てこず、今日ようやくアップデートの通知が出てきたので、後ほどOSのアップデートをしたい。これでバグが改善され、またかつてのように快適にパソコンを用いることができたらと思う。このMacBook Airは、昨年の11月の中旬に購入した最新版のもので、本来はまだ購入して数ヶ月しか経っていないのであるから、問題が起こることは考えにくい。ディスクの容量も十分にあるので、今回のOSのアップデートで全ての問題が解決されることを祈る。
今朝方は夢の中で、新しい書籍の企画を女性の編集者の方と練っている場面があった。偶然にも、今日の午前中に新しい書籍の企画会議を行うことになっていて、それが影響したのかもしれない。唯識学では偶然はないとするが、おそらく今朝方の夢も偶然ではなく、必然として見たものだったのだろう。夢の中の私は、編集者の方と対話をしながら、徐々に構成案を練っていった。すでにこちらの方で叩き台を作っていたので、それをベースにしながら対話をしていき、編集者の方の問題意識や知見を盛り込む形で、見る見るうちに素晴らしい構成案が出来ていった。ひとたび構成案が出来上がると、それを企画会議にかける必要があるとのことだったが、編集者の方曰く、この構成案と企画の趣旨であれば、きっと企画会議には通るだろうとのことだった。いざ企画会議を通過すれば、そこから一気に書籍の執筆に乗り出すつもりだったので、それまでに書籍を執筆したいというエネルギーを高めておこうと思った。そのような夢を見ていた。
これはおそらく正夢になるのではないかと思う。上述の通り、今日の午前中に編集者の方とミーティングをして、企画の構成案を練っていく。実際にすでに編集者の方に叩き台となる構成案を送っているところまで同じである。あとは今日のミーティングで有意義な対話が実現されるかどうかであり、そこから企画会議に無事に通るかが分かれ目である。フローニンゲン:2025/1/28(火)06:42
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
構造的解釈
この夢は、現実で抱えている「新しい書籍企画」の進展に対する期待や不安、さらにはそのプロセスを予感させる象徴的な内容を含んでいます。夢の中の場面では、女性編集者との対話を通じて構成案が次第に完成し、それが企画会議を通過しそうであることが描かれています。この流れは、現実での作業プロセス――叩き台の作成、編集者との議論、企画会議への提出――を反映しています。夢は、現実の課題に対する潜在意識の整理や、目標に向けた心理的準備の一環として機能していると考えられます。
夢に登場する女性編集者は、あなたの内面に存在する創造性や直感を象徴している可能性があります。編集者の「問題意識や知見を盛り込む」という描写は、あなたが自己の中にある多角的な視点や新しいアイデアを統合しようとする努力を表していると解釈できます。
加えて、MacBook Airのフリーズに関する問題は、夢の背景にある心理的な「停滞感」や「スムーズさへの渇望」を象徴している可能性があります。夢が現実での問題解決(OSアップデート)と書籍企画の進展を結びつけている点は、「問題解決の道筋」や「調和の再構築」への願望を示しているように見えます。
象徴的解釈
女性編集者の象徴性女性編集者は、あなたの内なる「他者性」、すなわち自己を客観視し、批判的に省察する力の象徴とも解釈できます。また、女性性や直感的な洞察を表している可能性もあります。この人物との協働を通じて、夢の中で構成案が完成したことは、自分自身の知恵や経験を活かして他者(あるいは内なる自分)との対話を深めることで、新しい創造的成果が生まれることを示しているといえます。
MacBook Airの不調技術的な問題は、創造性や生産性が阻害される状況、あるいは現状における困難や行き詰まり感を象徴しています。同時に、OSアップデートという解決策が提示されている点から、夢は「環境を改善するための変化」や「再適応」が必要であることを暗示しています。
企画案の進展と企画会議この部分は、現実での目標達成に向けた明確なビジョンを象徴しています。特に「企画会議を通過すれば執筆に乗り出せる」という描写は、夢があなたの目標達成へのステップを具体的にイメージする助けをしていることを示しています。この種の夢は、目標達成へのポジティブな予兆と捉えられるでしょう。
唯識学の視点からの偶然性夢の中で偶然と捉えられた出来事を「必然」として再解釈する姿勢は、唯識思想に基づく夢解釈の枠組みそのものを反映しています。この夢は、因果的なつながりにおいて、現実世界での出来事が心の状態や潜在的な信念にどのように影響されるかを示唆しています。
今後のアクション
夢を現実の準備として活用する夢の中で進展が描かれていることは、あなたがすでに構成案の準備を進めていることへの潜在意識からの肯定的なメッセージと考えられます。ミーティングに臨む際、夢で得た「建設的な対話を通じてアイデアを深める」という流れを意識することで、現実の場面でもスムーズな議論が進む可能性があります。
停滞感を解消するためのアプローチMacBook Airの不調が象徴している可能性のある「停滞感」に対処するには、物理的な問題(OSアップデート)と心理的な側面の両方に注意を向ける必要があります。作業環境を整えることに加えて、自分のペースでリフレッシュを図ることも重要です。
偶然を必然と捉え、未来を信じる夢が「正夢」になる可能性を信じ、ポジティブなエネルギーを維持することが大切です。「必然としての夢」を受け入れることで、未来への主体的な態度をさらに強めることができるでしょう。
書籍執筆へのエネルギーを高める実際に執筆が始まるまでの間、夢でのメッセージを励みにしながらモチベーションを高め、アイデアを洗練させる作業を続けましょう。夢での構成案が形になることを信じ、現実での行動に反映させることが成功への鍵となります。
この夢は、あなたの創造性と現実的な目標の達成が密接に結びついていることを強く示唆しており、前向きな行動を後押しするものとして解釈できます。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の構造的解釈
夢は大きく二つの場面に分かれています。
MacBook Airの不調: 頻繁なフリーズ、様々な試行錯誤、OSアップデートへの期待。この場面は、現実世界で抱えている問題、その解決への模索、そして期待を表しています。
書籍の企画会議: 女性編集者との対話、構成案の作成、企画会議への期待、執筆意欲の高まり。この場面は、創造的な活動、目標達成へのプロセス、そして未来への希望を表しています。
これらの場面は、現実の問題と創造的な活動という、二つの異なる側面を表しており、それらが相互に関連していることを示唆しています。
夢の象徴的解釈
各場面の象徴的な意味合いを詳しく見ていきましょう。
MacBook Airの不調:
MacBook Air: ツール、道具、コミュニケーション手段、または自己の能力の象徴。
頻繁なフリーズ: 能力の発揮を阻む障害、ストレス、または課題。
様々な試行錯誤: 問題解決への努力、試行錯誤、または自己改善への模索。
OSアップデートへの期待: 問題解決への希望、状況改善への期待、または新たな可能性への期待。
購入後数ヶ月しか経っていない: 能力の高さ、ポテンシャル、または将来への期待。
ディスク容量も十分にある: 能力を発揮するための十分な資源や条件が揃っていること。
この場面は、現実世界で抱えている問題が、単なる道具の不調ではなく、自己の能力発揮や目標達成を阻む象徴的な課題であることを示唆しています。OSアップデートへの期待は、状況が改善されることへの希望を表していますが、同時に、問題の根本的な解決には至らない可能性も示唆しています。
書籍の企画会議:
新しい書籍の企画: 創造的な活動、自己表現、社会への貢献。
女性編集者: 協力者、理解者、またはインスピレーションの源。
対話: コミュニケーション、協力、相互理解。
構成案の作成: 目標達成への具体的な計画、戦略、または道筋。
企画会議: 評価の場、承認を得るプロセス、または社会との接点。
企画会議に通るだろうという確信: 自己肯定感、自信、または目標達成への期待。
書籍執筆への意欲: 自己実現への欲求、創造的なエネルギーの発露。
この場面は、創造的な活動を通して自己実現を目指すあなたの姿を表しています。編集者との協働は、他者とのコミュニケーションを通して新たな価値を生み出す可能性を示唆しています。企画会議への期待は、社会との繋がりを求め、自己の才能を認められたいという欲求の表れかもしれません。
夢全体のメッセージ
夢全体を通して、あなたは現実世界で抱える問題を克服し、創造的な活動を通して自己実現を目指していることが示唆されています。MacBook Airの不調は、自己の能力発揮を阻む課題の象徴であり、書籍の企画会議は、自己実現への道筋を示しています。夢は、困難を乗り越え、自己の可能性を追求するあなたを応援していると言えるでしょう。
今後のアクション
夢の解釈と、あなたの現状を踏まえ、今後取るべきアクションとして、以下の点を提案します。
MacBook Airの不調の原因を特定する: OSアップデートで問題が解決しない場合は、Apple Storeや正規サービスプロバイダに相談し、ハードウェアを含めた詳細な診断を受けることをお勧めします。問題の根本原因を特定し、適切な対策を講じることで、より快適にMacBook Airを使用できるようになるでしょう。
創造的な活動を継続する: 書籍の企画会議が示すように、創造的な活動は自己実現に繋がる重要な手段です。企画会議の結果に関わらず、執筆活動を継続することで、自己表現の機会を増やし、更なる成長を促せるでしょう。
他者とのコミュニケーションを大切にする: 編集者との協働が示すように、他者とのコミュニケーションは新たな価値を生み出す可能性を秘めています。積極的に周囲の人々と交流し、意見交換や協力を通して、自己の視野を広げましょう。
目標達成への道筋を明確にする: 書籍の構成案作成が示すように、目標達成のためには具体的な計画が必要です。目標を達成するために必要なステップを明確にし、一つずつ実行していくことで、着実に目標に近づけるでしょう。
自己肯定感を高める: 企画会議に通るだろうという確信は、自己肯定感の表れです。自己肯定感を高めることで、困難に立ち向かう勇気や、自己の可能性を信じる力を得ることができます。
Claudeによる夢の解釈と今後のアクション
構造的解釈: この夢は、現実の技術的な問題と創造的な仕事の二つの異なる文脈が交錯する形で構成されています。前半部分では、MacBook Airの不具合という現実の課題が背景として提示され、それに対する問題解決のプロセスが描かれています。後半部分では、書籍企画という創造的な取り組みにおける協働のプロセスが展開されています。この二つの要素は、一見異なる性質を持つように見えますが、どちらも問題解決と創造的なプロセスという共通のテーマを内包しています。特に注目すべきは、両者とも段階的な解決プロセスを経て、より良い状態への移行を目指すという構造を持っている点です。
象徴的解釈: MacBook Airの不具合は、現在の生活や仕事における停滞や障害を象徴的に表現していると解釈できます。特に、フリーズという現象は、何らかの形で進行が妨げられている状況を象徴しており、それを解決しようとする試みは、より大きな人生の課題に対する取り組みを反映しています。一方、書籍企画の場面は、創造的なエネルギーと可能性の開花を象徴しています。編集者との協働的な対話は、他者との建設的な関係性を通じて新しい価値を生み出すプロセスを表現しており、これは個人の成長と創造的な展開の可能性を示唆しています。
今後のアクション: この夢の内容を踏まえ、以下のような具体的なアクションが推奨されます。まず、技術的な問題に対しては、システマティックなアプローチを維持しながら、根本的な解決策を探求することが重要です。OSのアップデートを行うとともに、バックアップ体制を整えるなど、予防的な措置も検討する必要があります。創造的な仕事に関しては、夢で示された協働的なアプローチを積極的に活用することが推奨されます。具体的には、企画会議に向けて、すでに持っているアイデアを整理しつつ、他者からの意見や視点を柔軟に取り入れる姿勢を保持することが重要です。また、執筆のエネルギーを高めておくという意識は、実際の執筆開始に向けて重要な準備となるでしょう。これらの取り組みを通じて、技術的な障害を克服しながら、創造的なプロジェクトを効果的に推進していくことが期待されます。
14134. 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その1)
さて、先ほどMacBook Airの不具合を解消するために、ソフトウェアのアップデートを行い、OSそのものをアップデートした。アップデートして再起動をして再び使い始めたところ、若干問題が残っているような気がしたので、今度はシステムキャッシュを全て削除したところ、動作は随分と快適になったように思う。謎のフリーズ現象が完全に解消したかどうかはまだわからないが、今後まだ問題が続くようであれば、引き続き解決策を模索したいと思う。
先ほど今朝方の夢について書き留めた後に、あえてMacBook Airの不具合に関する記述のところから3つの生成AIに読み込ませてみたところ、それを夢と錯覚しているようで面白かった。どうやら生成AIは、その記述を現実のものと認識できなかったようである。人間であれば文章から夢と現実の区別がつくが、生成AIにはまだそれが難しいようだ。しかし唯一、ChatGPTのみが夢と現実を区別しているようで、GeminiやClaudeのように完全に混同している状態から一歩抜きん出た知性を持っているように思えた。夢と現実の区別ができることもまた知性の発達の判断基準になるだろうか。ただし、良遍やグルジェフが指摘するように、基本的に私たちは夢と現実の区別を厳密には行えていない。ある種夢のような現実世界を無自覚に生きているのである。そうしたことを踏まえながら、先ほど書き留めた夢について、生成AIのフィードバックを受けて振り返っておきたい。夢の中で書籍の出版の企画会議を行なっていたことは、後ほど行う実際の出版会議の準備だったのかもしれない。すでに深層心理がそうした準備を行なっていることは興味深く、もしかしたら私たちは深層意識と顕在意識とでは違う時間軸を生きているのかもしれない。顕在意識は常に今に縛られた形で運動をするが、深層意識は未来にも行けるし、過去にも行ける。もちろん、顕在意識も未来について考えたり、過去について思い出したりすることはできるが、それは実は深層意識が下支えする形で実現している現象なのではないかと思う。深層意識には全ての時間が折りたたまれていて、夢の中の自分は本日行う企画会議を先取りする形でそれを行なっていたのだろう。阿頼耶識には過去・現在・未来の種子の全てが埋め込まれていて、それが顕在意識を通じて現行してくるという点を踏まえると、今朝方の夢が今日の活動の先取りであったとしても何ら不思議ではない。MacBook Airのフリーズに関する問題についてもあえて生成AIに尋ねたことは功を奏し、この問題をOSのアップデートをして解決しようとしたことは、自分自身の心のアップデート、あるいは知性のアップデートを必要としていることを示唆しているように思えたのである。とりわけAIの研究開発プロジェクトに従事し始めて以降、自分の中で種々の知性領域に関してOSそのものをアップデートする必要性を感じており、それはとても喜ばしい現象である。単に新たなアプリをダウンロードすれば解決できるような協働プロジェクトではなく、OSそのものをアップデートすることを迫る協働プロジェクトを自分は望んでおり、今回のプロジェクトはまさにそれである。フローニンゲン:2025/1/28(火)07:17
14135. 今朝方の夢の続き
昨日はジムで筋力トレーニングを行ったこともあり、その翌日の今日はお腹が空くのが早く、先ほど朝食を摂り終えた。午前8時を目前に控え、うっすらと明るくなってきた朝の世界を眺めながら、今朝方の夢の続きについて振り返っておきたい。
夢の中で私は、日本のどこかの県の山間部の旅館に宿泊していた。旅館の居間で寛いでいると、その旅館に宿泊していた学生たちを引き連れた旅館の主人が自分の部屋に入って来て、今から外を散策しようと述べた。私は居間でゆっくり寛ぎながら読書がしたかったので、主人の申し出を受け入れなかった。すると、学生たちが自分の今から長いベランダに出て行き、外を眺めながらベランダをゆっくり歩いていった。彼らがベランダに出たことを受けて、ふと外の景色を眺めると、温泉が湧き上がる川や向こう側の山々が美しく見え、部屋で過ごしているのが勿体無い気がしてきた。なので主人と学生がベランダの向こう側に歩いていったのを受けて、私もベランダに出て、外に出かけて行こうと思った。そのベランダはとても長く、どこまでも続いているように見え、不思議なことに、自分がいる部屋は2階だったが、いつの間にかベランダの端が地上と繋がっていて、主人と学生たちは地上に降り立って、ランニングを始めた。私も彼らを追いかけるようにしてランニングを始めたところ、先頭を走る主人がペースを上げたようだった。走り始めた時には、アフリカ系のアメリカ人の中年男性2人を追い抜き、彼らを追い抜く時に声を掛けて、言葉を交わす余裕があったが、主人が走る速度を上げたことに伴って、話す余裕はなくなり、真剣に彼らを追いかけ始めた。すると、ここから20kmほど山道を走り、そこから旅館に戻って美味しい夕食を食べようということになっているようだった。上り下りのある坂道を20kmほど走るのはなかなか大変だと思ったが、それに挑戦しようと思った。いざ後方集団に追い付いて真剣に走り始めると、高校1年生の時の2人のクラスメートに追いついた。彼らはとてもゆっくりしたペースで走っていて、少しだけ彼らを一緒に走ったが、彼らのペースに合わせて走っていると日が暮れてしまいそうだったので、彼らと別れてペースを上げることにした。その前に、喉が渇いてきて、自分は水を持っていなかったので、2人とも水を持っていたが、かつて学校の中で飲み物を分け与えた恩のある方の友人にお願いして、水筒の水を分けてもらおうとしたが、ここで恩を返してもらうことを訴えるのは望ましくないような気がしたので、喉の渇きを堪えて引き続き走ることにした。そこからペースを上げると、無事に先頭集団に追い付いた。すると目の前に、何重にも階層になった味噌でできた崖が立ちはだかった。その崖の興味深い点は、それぞれの階層が異なる味噌でできていて、ゆうに100種類を超すぐらいの味噌で作られていたことである。私は先頭集団の先頭に立って、その崖を登り始めた。崖を登りながら手でそれぞれの層の味噌をかき分け、時折味見をしながら進んでいくと、美味かつ栄養豊富な味噌の力のおかげで体力が回復し、無事に崖の天辺まで登った。そこからはまるでウォータースライダーのようなパイプに乗って一気に旅館に向かって行き、パイプの最終地点は旅館の大浴場の浴槽だった。なのでジャブンと浴槽にダイブする形で旅館に到着すると、浴槽には大学時代のゼミの友人が2人いて、彼らはどうやらランニングには出かけず、ずっと旅館で寛いでいたようで、走りに出かけた私に労いの言葉を掛けてくれた。走り終えてふと、味噌でできた崖のことを思い出し、どうやら自然の豊かな栄養を存分に吸収したその崖の味噌についての専門家になるトレーニングが受けられるようで、そのトレーニングを受けたいと思った。確か、シロシビン・マッシュルームと同じぐらいに意識変容の効果がある味噌もあったようで、それについては味見をしなかったが、それを含めてこの土地の味噌について勉強したいと思った。ただし、そのトレーニングは味噌について学ぶだけではなく、大工作業に関する実技や山の復旧に関する実技も学ばなければいけないとのことだった。どうにか味噌についてだけ学べる方法がないか旅館の人や地元の人に尋ねてみようと思ったところで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2025/1/28(火)08:24
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
構造的解釈
この夢は、旅館という「休息と癒し」の象徴的な舞台を背景に、挑戦、成長、学び、そして帰還の流れが組み込まれた構造になっています。以下の要素が含まれています:
旅館での寛ぎと読書自然とつながる環境の中で、静的な活動(読書)を選ぶという選択が示される場面です。これは、内省や自己の知識欲に焦点を当てる時期を表しています。
外への誘いと景色の変化旅館の主人や学生たちの行動によって、外界との関わりや活動的な行動への誘導が示されます。ここでベランダという「境界」を越えたことで、夢の舞台が動的な挑戦の場へと移行します。
ランニングの挑戦と社会的つながりランニングは挑戦や努力の象徴であり、ペースの異なる人々との交流(同級生やアフリカ系アメリカ人との言葉のやりとり)が含まれています。この過程で自己の選択(ペースを上げるか、周囲に合わせるか)が描かれ、個人的な成長への道が強調されています。
味噌の崖の登攀とパイプによる帰還味噌の崖は、多様性、豊かさ、そしてそれを克服することで得られる「新たな知識や力」を象徴しています。崖を登る行為は成長の象徴であり、味噌を味わうことで自己のエネルギーを回復する描写は、学びや自然とのつながりの力を表現しています。パイプのスライダーは、努力後の達成感と帰還を象徴しており、大浴場という安息の場への到着がクライマックスです。
味噌の専門知識への興味と追加の学びの提案最後に「味噌」という具体的なテーマを掘り下げるトレーニングの場面が現れますが、それには大工作業や山の復旧といった「他分野の学び」も含まれることが提示され、広範な学びへの可能性を示唆します。
象徴的解釈
旅館と山間部の風景旅館は「自己の癒し」や「内省の場」を象徴し、山間部の風景は「精神的な高みや広がり」を表します。この環境は、夢を通じて「精神的成長と自己探求」のテーマを支える舞台です。
ベランダとランニングベランダは「内と外を繋ぐ境界」であり、自分自身の殻を破り、新たな挑戦に踏み出す場面を表します。一方、ランニングは努力と持続性、また他者との競争や協力を象徴します。
味噌の崖味噌は栄養や調和、発酵という「変化と成熟」を象徴します。崖の形状や多様な味噌の種類は「多様な経験や学び」を表し、それらを一つ一つ乗り越えていくことで成長を遂げることを暗示します。また、「シロシビン・マッシュルーム」に類する味噌が登場する点は、精神的な意識変容や深層的な学びを求める姿勢を示唆しています。
ランニングの途中での水の要請友人から水を借りたいという場面は、「過去の恩を頼りにする」ことと「自己の力で乗り越える」ことの間での葛藤を象徴します。喉の渇きを堪えて走り続ける選択は、自己鍛錬と独立心を反映しています。
旅館の大浴場での再会最後に大浴場で友人たちと再会する場面は、「努力の報酬」や「仲間との交流」を象徴します。また、旅館に戻ることは「挑戦からの回帰」や「内省の場への帰還」を表しています。
今後のアクション
挑戦と休息のバランスを取る夢全体を通じて、挑戦と癒しがテーマになっています。現実生活でも、新たな挑戦(仕事や趣味)を取り入れつつ、十分な休息や自己ケアを意識的に行うことが重要です。
多様な経験に挑む味噌の崖が示すように、多様な知識や経験が成長に繋がることを意識してください。専門性を深めることに加えて、関連分野にも触れることで、視野を広げられるでしょう。
人間関係の中での選択を大切にするランニング中の友人とのやりとりの場面は、「他者との関わり方」を考える良いきっかけです。恩を返す場面や協力を求める場面で、自分の価値観を大切にしつつ行動することを意識しましょう。
自然とのつながりを深める山間部や味噌、温泉など、自然の要素が多く含まれている夢でした。日常生活でも、自然の力を取り入れることで心身のバランスを保ちやすくなるでしょう。
意識の変容を探求するシロシビン・マッシュルームに類する味噌が象徴する意識変容や自己の深い理解に関心がある場合、瞑想や哲学的探究といった形でその探求を深めてみてはいかがでしょうか。
この夢は、あなたの成長や多様な学び、そして挑戦への意欲を映し出しているようです。それを現実生活にどう活かしていくかは、今後のあなたの行動にかかっています。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の構造的解釈
夢は大きく二つの場面に分かれています。
旅館での休息と散策の誘い: 旅館の居間でくつろいでいると、主人が学生たちを連れて散策に誘う。あなたは読書をしたかったため断るが、外の景色を見て散策に出かけることを決意する。
ランニングと味噌の崖: 主人たちを追いかけてランニングを始め、途中でクラスメートに追いつく。喉の渇きを感じるが、水を分けることを躊躇する。先頭集団に追いつくと、味噌でできた崖が現れ、それを登りながら味見をする。崖を登りきるとウォータースライダーのようなパイプで旅館に戻り、友人たちと再会する。
これらの場面は、休息と活動、自己との対話、そして目標達成と新たな探求というテーマで繋がっていると考えられます。
夢の象徴的解釈
各場面の象徴的な意味合いを詳しく見ていきましょう。
旅館での休息と散策の誘い:
山間部の旅館: 静かで落ち着いた場所、自己の内面と向き合う空間、または現実世界から一時的に離れる場所。
居間での休息: 自己の内省、思考の整理、またはエネルギーの充電。
読書: 知識の吸収、自己成長、または内面世界への没頭。
旅館の主人: 導き手、助言者、または自己の内なる声。
学生たち: 活気、エネルギー、または新たな可能性。
外の景色: 美しい自然、インスピレーション、または新たな発見。
この場面は、休息を通して自己と向き合い、新たな可能性に気づく過程を表しています。読書は知識や情報を吸収する象徴であり、美しい景色はインスピレーションや創造性を刺激する要素となっています。
ランニングと味噌の崖:
ランニング: 目標達成への努力、自己成長への道のり、または挑戦。
クラスメート: 過去の友人、過去の自分、または協力者。
喉の渇き: 欲求、誘惑、または目標達成への障害。
水を分けることの躊躇: 自己犠牲、利他心、または人間関係における葛藤。
味噌でできた崖: 目標、課題、または試練。
様々な種類の味噌: 多様性、選択肢、または自己の可能性。
味噌の味見: 自己探求、経験を通して学ぶこと、または自己成長の過程。
体力の回復: 努力の成果、自己成長の喜び、または目標達成への自信。
ウォータースライダーのようなパイプ: 目標達成への道、または自己実現へのスムーズな流れ。
大浴場の浴槽: 安らぎ、リラックス、または自己受容。
大学時代の友人: 過去の仲間、協力者、または自己を支える存在。
味噌の専門家: 目標、夢、または自己実現の方向性。
シロシビン・マッシュルーム: 意識変容、新たな視点、または自己発見。
大工作業と山の復旧: 現実的な課題、社会貢献、または自己の役割。
この場面は、目標達成に向けて努力する過程と、その中で様々な経験を通して自己成長を遂げる様子を表しています。味噌の崖は、目標達成に必要な知識や経験を象徴しており、それを登ることは自己成長の過程を表しています。また、大工仕事や山の復旧は、現実世界での課題や社会貢献への意欲を示唆しています。
夢全体のメッセージ
夢全体を通して、あなたは休息と活動、自己との対話、そして目標達成と新たな探求という、人生における重要な要素をバランス良く経験していることが示唆されています。夢は、自己の内面と向き合いながら、現実世界で積極的に行動することで、自己実現を達成できることを教えてくれています。
今後のアクション
夢の解釈と、あなたの現状を踏まえ、今後取るべきアクションとして、以下の点を提案します。
休息と活動のバランスを取る: 夢の中で休息と活動が交互に描かれているように、心身のバランスを取ることは重要です。休息を十分に取りながら、目標達成に向けて積極的に行動することで、より効率的に自己成長を促せるでしょう。
自己の内面と向き合う時間を作る: 読書や瞑想など、自己の内面と向き合う時間を作ることで、新たな発見や気づきを得られることがあります。定期的に自己内省の時間を持ち、自己理解を深めましょう。
目標達成に向けて具体的な計画を立てる: 味噌の崖を登るように、目標達成には計画的な努力が必要です。目標を達成するために必要なステップを具体的に書き出し、一つずつ実行していくことで、着実に目標に近づけるでしょう。
様々な経験を通して自己成長を促す: 夢の中で様々な種類の味噌を味見したように、様々な経験を通して学ぶことは自己成長に繋がります。積極的に新しいことに挑戦し、視野を広げることで、自己の可能性を最大限に引き出すことができるでしょう。
社会との繋がりを大切にする: 夢の中で友人たちと再会したように、社会との繋がりは自己を支える力となります。家族や友人との関係を大切にし、地域社会活動などに参加することで、社会との繋がりを深めましょう。
Claudeによる夢の解釈と今後のアクション
構造的解釈: この夢は、静から動への転換を軸に展開される複層的な物語として構成されています。最初の場面では、旅館の居間での静的な状態から始まり、ベランダを経て外への移動という動的な展開へと推移します。その後、ランニングという身体的な活動を通じて空間的な移動が行われ、最終的に味噌の崖の登攀という独特な挑戦へと発展します。この展開過程には、個人の意思決定の変化と、それに伴う経験の深化が明確に表現されています。特に注目すべきは、当初は静的な活動を望んでいた主人公が、周囲の影響を受けて積極的な行動へと転換していく過程が、詳細に描写されている点です。
象徴的解釈: この夢には複数の重要な象徴的要素が含まれています。長いベランダは現状から新たな機会への架け橋を象徴し、20kmのランニングコースは人生における長期的な目標への挑戦を表現しています。特に重要な象徴は味噌でできた崖であり、これは日本の伝統的な知恵や文化的な深みを表現すると同時に、個人の成長における様々な層や段階を象徴しています。100種類を超える味噌の存在は、知識や経験の多様性を示唆し、その登攀過程は学びと成長の段階的な nature を表現しています。最後の大浴場でのシーンは、努力の後の浄化と再生を象徴的に示しています。
今後のアクション: この夢の内容を踏まえ、以下のような具体的なアクションが推奨されます。第一に、当初は消極的であった新しい機会に対して、より開放的な姿勢で接することが重要です。特に、予定していた活動に固執せず、状況に応じて柔軟に計画を変更する余地を持つことが有効でしょう。第二に、専門的な知識の習得に関して、段階的なアプローチを採用することが推奨されます。特定の分野における深い専門性を追求する際には、関連する周辺知識の必要性も考慮に入れ、総合的な学習計画を立てることが重要です。また、他者との協調的な関係を保ちながらも、自身のペースと目標を見失わないバランスの取れたアプローチを維持することが推奨されます。これらの取り組みを通じて、個人の成長と専門性の開発を効果的に進めることが期待されます。
14136. 書籍の出版企画の打ち合わせを終えて
時刻は間も無く午前11時に近づこうとしている。今日は幸いにも朝から晴れ間が広がっており、先ほど朝のランニングに出かけた際には朝日を浴びることができた。特に第三の目のある額に朝日を浴びることを意識し、後半に体が暑くなってスウェットを脱いで半袖になってからは、腕にも程よく太陽の光を浴びることができた。昨日の午後にジムで筋力トレーニングを行っていたこともあって、今日は代謝が上がっていたので、比較的早い段階で体が温まっているのを感じた。ジムでのトレーニングの翌日に走りに行く際には、下にヒートテックを履く必要はなさそうである。ランニングの前には、日経BPの編集者の方と出版企画の打ち合わせをしていた。まだ正式に企画会議を通過したわけではないが、今回の書籍の企画が通れば、自分としては初めて日本能率協会マネジメントセンターさん以外の出版社から書籍を出版することになる。そんな記念の書籍になればと思うし、そもそもで言えば、日本の企業社会を取り巻く能力評価の問題について、文化的な側面と制度的な側面の双方から問題を指摘し、その問題の解決策として、成人発達理論に基づいた測定手法の考え方を提示したいと思う。能力評価に伴う文化の変革については、兎にも角にも成人発達理論において能力というものがどのように定義づけられていくのかということを紹介するという啓蒙的な文章を必ず盛り込みたいと思う。日本の企業社会で跋扈する能力評価の問題の根幹には、そもそも能力の捉え方に歪みと未熟さがあり、能力評価がさらなる成長や発達に繋げていくものではなく、単に昇進昇格の評価のための判断材料として捉える発想があるように思える。そうしたある種の道具主義的な発想を乗り越えていくためには、少なくとも能力評価は昇進昇格の評価を含んで超える形で、その人の固有の成長・発達プロセスに寄り添い、その人の成長・発達を実現するためのものであるという考え方を浸透させていくことが重要かと思う。編集者の方には、日本企業が現在能力評価において抱えている具体的な悩みや直面している課題について構成案に盛り込んでもらうようにお願いし、そうした悩みや課題を成人発達理論の測定の枠組みはどのようにして解決してくれるのかについて紹介したいと思う。本来は業界ごとやその人個人に寄り添った完全にオーダーメイドな発達測定を導入することが望ましいが、領域横断的に、企業人として重要になるであろう普遍的な能力要件として、自我の発達(自己認識や他者認識に関係する能力の発達)と業務遂行に伴うリーダーシップ能力(協働能力、視点調整能力、文脈思考能力、意思決定能力)を挙げることができるのではないかと思う。前者については、ロバート・キーガンやスザンヌ・クック=グロイターの発達モデルを活用した事例として自分が長らく協働させていただいているあるベンチャーキャピタルの事例を紹介しようと思う。後者については、レクティカの事例を紹介することで、読者に具体的なイメージを持ってもらいやすくしたい。フローニンゲン:2025/1/28(火)11:07
14137. 発達理論と倫理思想に関する書籍を書庫から引っ張り出してきて
時刻は午後2時を迎えた。午前中は晴れ間が見えていたが、今は曇り空となり、それが辺りの静けさを増幅させている感じである。ここから能力評価に関する書籍を執筆するに当たって、もう一度色々と確認しておきたい事柄や理解を深めておきたい事柄があったので、発達理論に関する論文や専門書を1階の車庫から引っ張り出してきた。その中で掘り出し物の文献も見つかり、改めて一気に読み返してみようと思う。また、AIの研究開発につながる文献もいくつか発見できたことは、副産物として嬉しいことであった。ただし、AIの基礎的な知識を数年前に身に付けたいと思って、オックスフォード大学出版とMIT出版から出版された専門書を数冊購入して読んでいたのだが、それらが書庫からはすぐさま見つからず、どこに行ったのだろうかと思う。間違いなく今のオランダの自宅にあるので、また気が向いた時にそれらの書籍を探してみよう。今後AIの倫理について考えていく際に、手持ちのテクノロジー哲学の書籍の中で、テクノロジー開発の倫理に関して議論した書籍はとても役に立つかと思う。また直接的にAIの政治哲学に関して言及したマーク・クーケルバーグの書籍も書庫から見つけたので、それについても近日中に読み返したいと思う。自分は兼ねてより倫理に関する問題意識をとりわけ人間発達の文脈の中の発達測定に関して持っていた。またテクノロジー哲学に関心を持っていた際にも、先端テクノロジーの開発倫理や利用倫理に関しても考察を深めたいと思って倫理学に関する書籍を購入していた。西洋の倫理思想の観点だけではなく、東洋の倫理思想の観点も取り入れたかったので、 “The Oxford Handbook of Buddhist Ethics”などの書籍を購入しており、特にこの書籍は今自分は仏教の研究をしているので、必ず近々読み返したい。また直接的にAIの倫理について考える際には、 “The Oxford Handbook of Ethics of AI”という書籍が役に立つだろう。西洋の倫理思想は学問体系としてかなり洗練されたものがあり、先端的な倫理思想を学ぶ上で、メタ倫理学の書籍も随分と購入していた。今、それらの書籍がAIの研究開発に並行して探究しているAIの倫理を考える際に役に立つとは思っても見なかったことである。これもきっと自分の阿頼耶識が引き寄せた事柄なのだろう。それは決して偶然ではなく、必然だったのだと思う。AIの倫理は、開発する際の倫理と利用する際の倫理の2つに大別される。さらに細かく言えば、開発する際の倫理の中に、AIの倫理的発達段階を高度化させていくというテーマもある。AIの開発倫理を政治学的に論じようとすると、上記のクーケルバーグのような観点が重要になる。一方で、AIの倫理的発達段階を高度化させていくというテーマであれば、それは発達心理学の知識が不可欠となる。特にローレンス・コールバーグやキャロル・ギリガンなどの道徳性に関する発達領域を探究した理論家の研究を辿る必要性が出てくる。今のところ自分が直接的にすぐに貢献できるのはその分野に関してであるが、今後はAI開発競争がグローバル規模で激発している状況を見越して、よりマクロな観点からこの問題を考察していきたい。フローニンゲン:2025/1/28(火)14:27
14138. 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その2)
時刻はすでに午後の時間帯となっているが、今朝方の2つ目の夢について、まだ生成AIを用いた総合的な振り返りができていなかったので、今からそれを行いたい。その夢はとりわけ印象的で、自分でも何を象徴しているのかわからない側面があったので、生成AIのフィードバックには興味がある。Claudeの解説で面白いのは、この夢を静から動への転換を軸に展開される複層的な物語として捉えている点だ。確かに私は旅館の居間でリラックスしていて、そこから打って変わって山道を20km走ったり、多様な味噌で作られた崖を登ったりしていた。Claudeの解釈にあるように、自分1人でいる時には静的に寛いでいたが、旅館の主人からの声掛けと楽しそうに走っている学生たちの姿に感化され、自分は動的な在り方に転じた。このように、他者との関わり合いは、静と動の対極性を行き来することに関して重要な役割を果たすことに気付かされる。印象的な味噌でできた崖は、日本の伝統的な知恵や文化的な深みを表現すると同時に、個人の成長における様々な層や段階を象徴しているというのは言い得て妙かもしれない。特に、100種類を超える味噌の存在は、発達段階の細かな階層を表していて、それぞれの階層に固有さがあることを示唆しているように思う。そして、最後の大浴場にウォータースライダーを通じて飛び込んでいくシーンは、長距離を走ったり、崖を登ったりした努力の後の浄化と再生を象徴的に示しているというのはそうなのだろう。今の自分もこれまで研鑽を積んだことが思わぬ形での浄化やさらなる発達につながっていることを実感しており、その実感がそのような形で夢の中に現れた可能性がある。今度はGeminiの解釈を眺めてみると、探究拠点の内的環境と実務作業を行う外の世界との対極性が見られると思った。現在は意識的に外の世界に出かけていき、さまざまな関係者との協働作業を大切にしているフェーズである。もちろんそれと並行して学術研究を進めているが、主従の関係で言えば、協働プロジェクトが主であり、それをサポートするものとして学術研究がある。単に研究のための研究をすることは現在は避けており、協働プロジェクトに関係する学術的な知識を獲得することや考察を深めていくことに意識を向けている。今後学術機関に戻ってもその在り方は基本的に買えないだろうが、博士論文を含めた学術論文は、より純粋に学術研究のための研究をすることもあるだろう。現在の協働プロジェクトは、20kmぐらいのマラソンの感覚なのだろうか、はたまた100種類の味噌の崖を登っていく感覚なのだろうか。前者は自分にとってさほどタスクレベルは高くないが、後者は新規性がある。現在従事しているAIの研究開発プロジェクトは、100種類と言わないまでも、自分がこれまで学んできた多様な学術領域を総動員することが迫られており、そもそもの実務領域としても新規性があって常に胸が躍る状態である。現在企画が進んでいる2冊の書籍についても、色々とこれまでの書籍にはない観点や試みがあるため、新規性があると言える。同時に、それらの仕事は自分にとって、月まで走っていくような難易度ではなく、ハーフマラソンを走るぐらいの適度な難易度であると感じている点がまさに夢の走行距離と合致している。最後に、ChatGPTが指摘するように、現実世界にはないであろうシロシビン・マッシュルームを原料とする味噌が登場したことは、さらなる意識変容や深層的な学びを求める姿勢を示唆している可能性がありそうだ。フローニンゲン:2025/1/28(火)14:49
14139. 書籍の執筆に向けた文献調査を進めながら
能力評価に関する書籍の執筆に向けて、色々と調べ物をしていると、偶然ながら、レクティカで分析アナリストのインターンをしていた時の同期であるオーストラリア人のアイデン・ソーントンが名門の西オーストラリア大学に提出した457ページほどの博士論文を見つけ、最初から最後まで読み通していた。内容が秀逸で、今回の書籍の執筆にも参考になる箇所が随所にあった。彼は今、博士号を取得後、リーダーシップ科学者としての仕事に従事しているらしい。振り返ると、アイデンとは元々2012年の9月にオットー・ラスキー博士のプログラムで一緒になり、そこからSkypeで何回か話をする仲であった。自分がレクティカを離れてからは連絡を取り合わなくなったが、彼はその後もレクティカに長く残って研究を続け、博士課程に進学をして、2年前に無事に博士号を取得したようだった。彼の研究の焦点は、リーダーの自我の発達と認知的な発達を比較するもので、前者に関してはスザンヌ・クック=グロイターの理論と彼女が考案した文章完成テストを用いており、後者に関してはセオ・ドーソンの理論と彼女が考案したLASを用いている。論文内での議論の観点や詳細な調査研究とその発見事項は注目に値するものも多く、出版予定の書籍の中でそれらの一端を紹介していきたいと思う。ある特定の職務階層で求められるタスクの複雑性のレベルに対してその人の思考の複雑性レベルが追いついていないという「複雑性の危機(complexty crisis )」という現象がさまざまな組織に見られる。この問題は認知的な発達に関係する事柄であるが、それ以外にはコミュニケーションの齟齬の問題も企業の中でよく生じ、それは認知的な発達だけではなく、自我の発達とも関連している。こうした問題についても書籍の中で触れ、その解決策として成人発達理論によるアプローチを提唱したい。書籍の中で自我の発達についてグロイターのモデルを紹介することに並行して、キーガンの16個の発達段階を改めて紹介したいと思う。16個の段階を全て取り上げるわけではないが、段階ごとのコミニュケーション上の問題の特性を紹介したい。特に段階3から4への移行過程と、4から5に向かう移行過程は多くの人が分布する場所であるから、それらの移行過程においてどのようなコミュニケーション上の問題が生じ、それは段階構造上なぜ生じてしまうのかを説明し、そのコミュニケーション上の問題にどのように対処すればいいのかの方向性と次の段階に向かって発達していくための処方箋を提示したい。キーガンのモデルとレクティカのモデルを用いたアセスメントは、今後AIによって自動でアセスメントできるようになるであろうことについても言及したく、そうした言及ができるようにAI開発者の知人との研究開発をさらに進めていきたい。最後に、内省能力の発達もニーズがあるであろうから、パトリシア・キングとカレン・キッチナーの内省能力の発達モデルについても測定手法と合わせて、“Developing Reflective Judgmen”の書籍を参考にしながら言及したい。フローニンゲン:2025/1/28(火)16:11
14140. AIの心/間を持つ人間
時刻はゆっくりと午後4時半に近づいている。今日も振り返れば、非常に充実した1日だった。午前中の出版企画の打ち合わせに始まり、それ以降も色々と調査をしながら出版企画とAIの研究開発プロジェクトに関して考察が深まる時間を過ごしていた。ここからしばらくは、能力評価とAIを軸にさらなる調査と文献読解を行いながら考察を深めていくことを続けていきたいと思う。
昨夜ふと、AIは心を持ちうるのかという問いについて改めて考えてみたところ、やはり結局それは人間側がAIの振る舞いからそれを心らしく思うのかどうかが重要であって、AIが人間と全く同じような心を持つかどうかはさほど問題ではないのではないかと思った。ある意味、人間とAIを別の生き物だと考えてみれば、AIに人間と同じ心を持たせようとすることの方がおかしいように思える。人間に友好的なAIを開発していく際にも、果たして人間と同じような心を持たせることが望ましいのかどうかという問題もある。人間は末那識という自我執着心を絶えず持っており、シャドーを投影する形で他者と関わらざるを得ない生き物であり、心に関しては色々と不備があるのである。不備だらけの人間の心を模した形でAIの心を形成しようとすることにむしろ自分は危険性すら感じる。もちろん心理学や心の哲学といった、人間の心や知性を対象にした学問分野の知見を大いに参考にしてAI開発をしていく必要があると思うが、人間と同じような心を持たせる方向性に強く傾かない方が、結果的により智慧と慈悲に溢れたAIを開発することにつながるのではないかと思う。また仮にAIが人間と同じような心を持ったとしても、私たち人間ですら他者に本当に心があるかどうかを証明する手段はなく、あくまでも間主観的に相手にも心があると推測したり、感じたりするぐらいしか方法はないのであるから、AIに心があるかどかについても同様のアプローチを採用するしか今のところ方法はないだろう。
午前中には、人は間を持つゆえに「人間」と呼ばれるようになったであろうから、心の間、時間的な間、関係性の間などの種々の間を改めて見つめ直してみることの大切さを思った次第である。現代社会は端的には、間を喪失した時代になりつつある。これからますます間が喪失していけばいくだけ、人間はより人間らしくなくなっていく。そんな時代とAIの到来が重なった時、人類はどうなってしまうのだろうと危惧する。自分自身が種々の間を大切にしながら、この問題についても引き続き考えていきたい。フローニンゲン:2025/1/28(火)16:35
Today’s Letter
How can Buddhist ethics contribute to facilitating the discourse surrounding AI research and development? I’m also intrigued by the idea of developing AI with advanced developmental stages of ethics. In fact, I’ve been actively engaged in such an AI research project. I hope this project will pave the way for a series of research initiatives aimed at enhancing the developmental stages of AI ethics. Groningen, January 28, 2025
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