【フローニンゲンからの便り】14082-14091:2025年1月23日(木)
- yoheikatowwp
- 1月25日
- 読了時間: 41分

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⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。
タイトル一覧
14082: 知性の共同幻想
14083: 来たるAI時代における遊び
14084: 今朝方の夢
14085: 今朝方の夢の続き
14086: 柔軟に変化を受け止め、それを楽しむコラボラジオ
14087: 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その1)
14088: 生成AIを活用した教育
14089: 耳学習を好む人にお勧めのNotebookLM
14090: 認知能力に包摂される共感能力/創造性に溢れたパーソナルトレーニング
14091: 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その2)
14082. 知性の共同幻想
時刻はゆっくりと午前7時に近づいている。今の気温は4度で、ここ最近の中では暖かい方である。ここから3度まで一旦気温が下がり、日中は5度まで気温が上がる。今日は夜から小雨が降るようだが、正午から午後の早い時間にかけては晴れ間が見えるようなので、ジムに行く際に太陽の光を少しでも浴びれれば幸いである。ここから1週間は、1日のどこかで小雨が降る日が多いが、気温は氷点下とならず比較的暖かい。気がつけば2月を目前としていて、2月を過ぎれば少しずつフローニンゲンも暖かくなってくるだろう。
数日前に、知性に関する共同幻想について考えていた。時代に応じて求められる知性は変化する中で、今後AIが実際に社会により広く実装されてきた時に、求められる知性は大きく変化するだろう。超知能AIの誕生やAIが広く社会実装された時代の中で求められる人間の知性について考えていた。それは引き続き考えていくテーマであり、そうした時代において変化する知性と変わらずに残り続ける人間の重要な知性についても考察を深めたい。これからAIは無数の知性領域で進化を遂げるかもしれないが、現状は論理数学的な知性を含めた認知的な知性の発達領域で人間を凌ぐような力を見せている。情報を解釈する力や処理する力も相当に高く、こうした能力において人間が張り合っても仕方ないはずだが、現在の教育は以前としてそれらの能力を優先して鍛えているような状況である。この問題は子供や大人の教育の問題と深く繋がっているし、時代によって求められる知性が変わるということは、実存的な問題にも繋がると言えるだろう。AIの本格的な社会実装とさらなる変化によって、少なくとも今の社会で求められている知性はどんどん形骸化していくだろう。そこでふと、人間の器に関しても同様のことが起こり得るのだろうかと考える。人間の器は種々の能力によって構成されており、求められる器も来たるAI時代において変化する可能性がある。器を構成する能力の中で変化せずに依然として人間に求められるものもある一方で、AIによって置き換わっていく能力の出現によって、その穴を埋めるような新しい能力を人間が獲得し、それを伸ばしていくことになるのだろうか。はたまた、AIが出現しても変わらずに求められる能力を太く長くしていくのだろうか。こうした問題についても引き続き考えたい。いずれにせよ、知性というのもある種人間が生み出した構成概念であり、心の産物ゆえに、それが社会の中で議論される時には、本来は特定の時代でしか通用しない知性があったとしても、それが永遠と求められるかのような形で共同幻想を形成することがある。今巷でもてはやされている能力も全てある種の共同幻想であるという自覚をどれだけの人が持っているだろうか。知性の共同幻想性に気付きながら、来るAI時代において人間に求められる知性を真剣に議論し、教育を含めて社会の様々な事柄を変革していく時期に差し掛かっていることをひしひしと感じる。フローニンゲン:2025/1/23(木)07:03
14083. 来たるAI時代における遊び
朝の呼吸法とアニマルフローを終えようとした時、それらの実践が何か創造性に刺激を与えたようで、これからの来るAI時代においては、より遊ぶことが重要になってくるように思われた。AIの進化と社会実装に合わせて、これからは遊びの時代に本格的に入っていくのではないだろうか。昨日も近所のサッカーコートで遊ぶ子供たちの姿を見て、AIが社会実装されても、サッカーで遊ぶことはAIに取って代わられる仕事の消滅速度よりも消滅速度は遅いであろうと思った。ひょっとしたらサッカーで遊ぶことは、今後も長く残り続ける可能性がある。そこには人間が自らの肉体を通じて、体を動かす喜びを感じながら楽しむという要素がある。もちろんVR技術との掛け合わせで、VR空間内でサッカーをするようになるのかもしれないが、サッカーで遊ぶという行為はしばらくは残りそうである。こうした遊びとしてのスポーツだけではなく、遊びは広く残り続ける可能性を考えていた。しかし、例えば将棋、囲碁、チェスのようにAIが強みを発揮する遊びはどうなるのだろうかと考えさせられた。これも対人関で遊ぶ場合には、長く残り続ける可能性がある。いずれにせよ、AIが本格的に到来すると、それは社会インフラ、教育、仕事のみならず、遊びにも大きな影響を与えると思った次第である。AI時代において遊びはどのように変化していくのだろうか。少なくとも、遊びに不可欠な楽しさと喜びという感情は残り続け、それらの感情を大切にすることが来たるAI時代においてますます重要になってくるように思われた。もしかしたら、AIに取って代わられるような職業であっても、そこに当人が楽しさと喜びを見出すことができていれば、それはその人にとっての遊びとして残り続ける可能性がある。それこそ、現在高級取りの筆頭である医者・弁護士・会計士なども、軒並みAIやAIが搭載されたヒューマノイドに置き換わっていく可能性が高いが、そうだったとしても、当人が楽しみとしてその職業を遊びとして従事する可能性がある。それで言えば、自分のように学術研究に従事する者もまた、学術研究というものがますます仕事ではなくなり、遊びに近しいものになっていくように思う。もうすでにAIが研究案の立案、文献調査、論文の執筆まで実行できてしまうのであるから、研究者の存在意義はすでに問われているし、人間が行う研究の意義も問われている。確かに今は、人間が生成AIに対して研究に関するプロンプトを投げかけているような状況だが、今後はAIが率先して、人間手を借りずして自律的に研究を進めていくことになるだろう。これから再び大学院に戻ろうと考えているが、大学院での学術研究を真剣な遊びとして捉え、遊びとしての学術研究を毎日本気で楽しみたいと思う。そのようなことを考えていた。フローニンゲン:2025/1/23(木)07:32
14084. 今朝方の夢
夜明けを待つ朝の世界の中で、今朝方の夢について振り返っている。今のところ、自分の夢の世界は、OpenAIのSoraよりも自由度高く豊かなイメージを生成しているようだ。ここからSoraを含めた動画生成AIがどのような進化を遂げるのかに期待がかかる。夢の中で私は、スリーピースのオーダースーツを着て、見慣れない学校の廊下を歩いていた。そこは中高一貫のマンモス校のようで、創設間も無い感じがしており、建物内はとても綺麗だった。廊下の途中に自分の教室があることに気づいたので、教室に入ると、驚いたことがあった。すっかり忘れていたのだが、この学校の各教室は飛行機の搭乗口でもあって、教室の窓の外には飛行機が宙に浮かんでスタンバイしている状態だったのだ。私の教室からはアメリカ行きの便が1日に何便も出発することになっており、私は14:41の便に搭乗することになっていた。時計を確認すると、搭乗開始時間まであと1時間半ぐらいありそうだったので、昼ごはんでも食べに行こうと思った。その学校は、高層のデパートが併設されていたので、デパートの中に入った。ご飯を買う前に、その建物内のオフィススペースに向かうと、そこである大手のインターネットメディアの編集長の知人がいた。その方に挨拶をしたところ、どうやら今撮影した動画の編集を行なっているようで、編集を担当する若い男性がその場にいた。もちろん編集チームにはその他にもメンバーがいたが、彼らは編集ルームで作業に没頭しており、ミーティングルームには編集長のその方と若い男性と私の3人だけがいた。しばらく3人で話をした後に、編集長の知人の方は私に挨拶をして、ミーティングルームを出て編集ルームに向かった。その場に残った若い男性と私は、彼がふと切り出した私の翻訳書について話始めた。彼は悪気はないと思うが、ヘラヘラとした笑顔を浮かべながら、私の師匠のオットー・ラスキー博士のある考え方を馬鹿にするようなことを述べた。書籍の最後のページに、発達段階5に至る方法として、「恒星を眺める」というものがあり、そのことについて馬鹿にするような主張をしたのである。編集長の知人の方もその記述を見て、ラスキー博士ではなく、私の専門性を疑ったようであった。私は正確に翻訳したまでであって、恒星を眺めるという方法が発達段階5に引き上げるという実証データについてはあるとも言えないし、ないとも言えないと思った。確かに常識的に考えれば、そのような方法が発達段階を5に押し上げることに貢献するとは考えにくいが、今私たちが持っている常識をそのまま採用して判断してはならないことはたくさんある。恒星をぼんやりと眺めることによって、自我の境界線を緩め、非二元の意識状態に入ることができれば、確かにそれは高度な瞑想方法として、透明な自己認識を持つと言われる発達段階5に近づいていく方法としては理に適っている。ただし、こうした説明をしても2人にはあまり通用しないと思ったので、もどかしさを感じた。私はおそらく、ラスキー博士の主張を弁護したいという思いと、自分の立場を守りたいという思いの自利利他の双方の思いがあったようだった。なので、その若い男性がラスキー博士の主張をヘラヘラとした笑みを浮かべながら愚弄することに耐えられず、テーブルにあった熱いお湯を彼の服に浴びせて部屋を出た。金輪際その大手インターネットメディアから仕事の依頼はないだろうなと思いながら、廊下を歩いていると、お湯を浴びせるという行為ではなくて、きちんと彼に説明をしたり、あるいは彼の愚弄を耐え忍ぶという忍辱の実践をしても良かったかもしれないと反省した。フローニンゲン:2025/1/23(木)07:50
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
この夢は、複数のテーマを持つ豊かな物語のような構成をしています。主なテーマとして、「自己の価値観の擁護」「専門性の葛藤」「忍耐や対話の重要性」などが浮かび上がります。以下に夢の解釈と今後のアクションを示します。
夢の解釈
スリーピーススーツと見慣れない学校
スリーピーススーツは「成熟」「専門性」「社会的立場の表現」を象徴している可能性があります。見慣れない学校や新設の美しい建物は、「新しい知識の獲得」や「未知の可能性への挑戦」を表しているかもしれません。この学校が搭乗口とリンクしていることは、「学び」や「旅立ち」が密接に結びついていることを示唆します。
飛行機とアメリカ行きの便
飛行機は「移動」「成長」「新しい視野を得る手段」を象徴します。アメリカ行きの便は、あなたが目指している国際的な学問や研究の方向性(例えばハーバード大学での学び)を暗示している可能性があります。搭乗までの余裕は「準備期間」や「選択の自由」を示唆しています。
編集長と若い男性の会話
編集長や若い男性とのやりとりは、あなたの「専門性」や「師匠の教え」が他者からどのように受け取られるか、そしてそれにどう応じるべきかという課題を反映しているようです。若い男性のヘラヘラした態度やラスキー博士の主張への批判は、外部からの誤解や軽視といったものに直面する状況を象徴しています。
熱湯を浴びせた行為と反省
熱湯を浴びせるという行為は、感情的な衝動や忍耐の欠如を示す一方で、自分や師匠の価値観を守りたいという強い意志も反映しています。その後の反省は、自己の行動を省みる誠実さや、対話や忍辱の重要性を改めて認識する場面として興味深いです。
今後のアクション
価値観を守る方法を再検討する
あなたの専門性や価値観が誤解される状況に対処するため、感情的な衝動に頼るのではなく、冷静かつ明確な言葉で説明する練習を心がけましょう。たとえば、ラスキー博士の「恒星を眺める」という主張について、現代科学や瞑想研究の観点から補足的な説明を準備しておくとよいでしょう。
忍辱(にんにく)の実践
他者からの批判や軽視を受けた際に、それを個人的に受け止めるのではなく、慈悲の心で対処する方法を探りましょう。夢の中で感じたもどかしさは、「忍辱」の実践が次なる成長段階であることを暗示しているかもしれません。
夢の飛行機が示す目標に向けた準備
搭乗時間までの1時間半を「計画を立てる期間」と解釈し、現在の研究や留学準備を着実に進めることが重要です。夢の中のデパートで昼ごはんを買おうとする場面は、目標達成のために必要な「エネルギー補充」を象徴している可能性があります。
メディア関係者との対話の再構築
今後同様の場面が現実で起こった場合、誤解を解くための対話や関係性の再構築を図りましょう。また、夢に出てきたインターネットメディア編集長のような人物は、「影響力のある協力者」の象徴かもしれません。そのような人々との関係を深める努力も重要です。
夢日記のさらなる活用
今回の夢は非常に豊かな象徴性を持つため、これを記録し、研究や自己理解に役立てることでさらなる洞察が得られるでしょう。特に、飛行機や学校、ラスキー博士の教えなど、夢に現れるテーマを詳細に掘り下げてみてください。
この夢は、あなたの知識や価値観を他者とどのように共有し、対立を超えて深い対話を構築するかについての課題を示しているようです。夢の中での反省を現実の行動に結びつけ、成長の糧としてください。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の概要
夢の中では、オーダースーツを着て見慣れない学校(空港でもある)を歩き、デパート併設のオフィスで知人と会い、翻訳書の内容を巡って若い男性と対立し、最後には熱湯を浴びせてしまうという内容です。
夢の解釈
この夢は、あなたの内面にある自己表現、自己肯定感、他者との関係、そして自身の専門性に対する不安や葛藤などを象徴的に表していると考えられます。
オーダースーツ: オーダースーツは、社会的な立場、自己表現、または自己肯定感を象徴します。見慣れない学校を歩いていることは、新しい環境への適応、または自己探求の過程を表しているかもしれません。
学校が空港でもあるという状況: 学校は学びの場、空港は出発や変化の象徴です。この組み合わせは、学びを通して新しい段階に進むこと、または人生の転換期を迎えていることを示唆している可能性があります。
アメリカ行きの便: アメリカは、未知の世界、可能性、または目標を象徴します。搭乗時間が迫っていることは、変化への準備、または目標達成への焦りを表しているかもしれません。
大手インターネットメディアの編集長とその知人: 知人は、社会的な繋がり、仕事関係、またはメンター的な存在を象徴します。編集長という立場は、権威、影響力、または評価を象徴しているかもしれません。
翻訳書の内容を巡る対立: 翻訳書は、あなたの知識、専門性、または自己表現の成果を象徴します。若い男性との対立は、自己の価値観や信念が他者から否定されることへの不安や葛藤を表している可能性があります。
「恒星を眺める」という方法への批判: この批判は、あなたの専門性、特に師匠から受け継いだ考え方や方法論に対する疑念や不安を表しているかもしれません。
熱湯を浴びせるという行為: 熱湯は、怒り、衝動、または自己防衛の象徴です。この行為は、他者からの批判に対して過剰に反応してしまう傾向、または感情のコントロールが難しい状況を表している可能性があります。
行為に対する反省: 後で反省していることは、自身の行動を客観的に見つめ、改善しようとする意識があることを示しています。
夢が示唆するメッセージ
この夢は、あなたが自身の専門性や価値観について深く考えており、他者からの評価を気にしていることを示唆しています。また、感情のコントロールや対人関係における課題も示唆している可能性があります。
今後取るべきアクション
夢の解釈を踏まえ、今後取るべきアクションとして、以下の点を提案します。
自己肯定感を高める: 他者からの評価に左右されすぎず、自分の価値や能力を肯定的に捉えることが大切です。自分の強みや実績を振り返り、自信を持つように心がけましょう。
専門性に対する自信を持つ: 師匠から受け継いだ考え方や方法論に自信を持ち、必要に応じて丁寧に説明することで、他者の理解を深める努力をしましょう。
感情のコントロールを意識する: 怒りや衝動に駆られた時は、深呼吸をする、冷静になる時間を持つなど、感情をコントロールする方法を身につけましょう。
建設的なコミュニケーションを心がける: 対立が生じた場合は、感情的になるのではなく、冷静に相手の意見を聞き、自分の考えを伝えるように心がけましょう。
過去の夢との関連性を考察する: これまでの夢を通して、自己探求、人間関係、内面の統合など、共通のテーマが見えてきます。今回の夢は、特に自己表現と他者からの評価というテーマが強く表れています。これらの夢を総合的に考察することで、より深い自己理解に繋がるでしょう。
Claudeによる夢の解釈と今後のアクション
主な象徴的要素の解釈:
スリーピースのオーダースーツと学校の設定
社会的な正統性と専門性の追求
新しい環境への適応
複合的な機能を持つ空間(教室と飛行機の搭乗口)は、多層的な可能性を示唆
メディア編集チームとのやりとり
知的な議論と専門性に対する挑戦
自身の学術的立場の防衛
世代間の知識や理解の相違
ラスキー博士の理論をめぐる対話
常識を超える知的探求への姿勢
科学的理解と精神的次元の融合
知識の解釈における柔軟性の重要性
感情的な反応(熱湯をかける行為)
自尊心と感情のコントロールの難しさ
理性と感情のバランスの課題
自己防衛と対話の限界
推奨されるアクション:
知的対話のスキル向上
異なる視点に対する寛容性を高める
感情的にならず、論理的に説明する能力を磨く
相手の理解レベルに合わせたコミュニケーション方法を学ぶ
自己の感情マネジメント
マインドフルネスや瞑想の実践
トリガーとなる状況への対処法を学ぶ
感情的反応の代わりに、建設的な対話を心がける
学術的探求の姿勢
常識にとらわれない開かれた思考を維持する
未証明の理論に対しても敬意を持つ
批判的思考と開かれた心のバランスを取る
専門性の擁護と成長
自身の知識や理論を冷静に説明する能力を磨く
必要に応じて、研究や論文で自身の立場を補強する
ネガティブな批判を建設的な成長の機会と捉える
キャリアマネジメント
職業的関係性における感情のコントロール
将来の機会を閉ざさないよう、プロフェッショナルな態度を保つ
ネットワークの価値を理解し、慎重に対応する
具体的な日常的実践:
定期的な瞑想の実践
感情知性(EQ)を高めるトレーニング
異分野の知識に触れる機会を増やす
批判的思考と共感のバランスを意識する
この夢は全体として、知的探求における感情のコントロール、常識を超える理解、そして専門性の擁護という複雑な心理的プロセスを描いています。特に、未知の領域に対する開かれた姿勢と、同時に自己の尊厳を守る難しさが象徴的に表現されています。
これらの要素を意識しながら、知的成長と感情的成熟のバランスを取っていくことが重要かもしれません。批判に対して感情的に反応するのではなく、冷静に対話し、自身の立場を適切に説明する能力を磨くことが、専門家としての成長につながるでしょう。
14085. 今朝方の夢の続き
白々と明け始めた朝の世界の中で、引き続き今朝方の夢について書き留めておきたい。夢の続きとして、整備されたコンクリートの山道を歩いている場面があった。私は知人の画家の女性ともう1人私たちと同じぐらいの年代の男性と3人で歩いていた。しばらく談笑しながら歩いていると、男性と私だけが突然宙に浮かび、山道から消えた。山道を見ると、なんとそれが水面の下に見え、水面の下には引き続き知人の女性とその男性がいた。不思議だったのは、私は宙に浮かんでその場から消えたが、男性は分身したかのように宙に浮かんだ形でも存在していたし、水面の下の山道にも存在していた。宙に浮いた私たちは身を潜めるようにして、水面下の2人の様子を観察していた。どうやら宙に浮いた私たちは、水面下の2人を守る使命があるようだった。観察を始めてすぐさま、宙の上に部屋が現れた。私たちはその部屋に入って、地面にある窓や地面の小さな扉越しに2人を見守っていた。地面の小さな扉を彼が少し開けたところ、水面下にいた知人の女性がこちらの方を見て、何かがいることを察した。向こうからはこちらの姿を見ることができないはずで、私たちは彼女の持つ優れた洞察眼に感銘を受けた。彼女に気配を悟られた私たちは、一旦扉を閉めて、さてどのように2人を見守るのが良いのかを話し合い始めた。そこで夢の場面が変わった。
もう1つ覚えているのは、円柱型をした高層ビルの空港にいる場面である。その空港の作りも面白かったが、ビルの中はまるで高級デパートのようで、多くの乗客たちで賑わっていた。ちょうど昼時だったので、スーパーに行って惣菜と弁当でも買おうと思っていたところ、美味しそうな小さな和食屋を見つけた。その店にふらっと立ち寄ろうとすると、中から7人の男性アイドルグループが出てきた。ぱっと見、店員の女性に対する彼らの態度は良くなく、店の出口に置かれていた販売用のおかずと醤油を勝手に持ち出して、上の階に向かうエスカーレーターに乗ろうとしていた。店員の女性が困ったような表情を浮かべてオドオドしていたので、自分が行動に出るしかないと咄嗟に判断し、私は彼らを追いかけた。エスカレーターの一番上の方にリーダーがいて、リーダーのところまで行って話をしようと思ったが、彼らの事務所の大物社長もこの空港内にいることを察知したので、その社長に直接話をしようと思った。その社長は業界の大物で、いかつい風貌をしていることで知られていたが、自分は何も恐るものはなく、エスカレーターを上り切って、搭乗口に向かう両側がガラス張りの通路でちょうどその社長が向こうからやってくる姿が見えた。私はそのアイドルグループが何をしでかしたのかをその社長に言葉で説明しようとしたが、口よりも先に手が出てしまい、その社長の股間にジークンドーの蹴り技を喰らわした。一発で社長は悶絶し、その場にかがみ込み、付き添いの男性が心配そうに寄り添っていた。そこから私は、後ろから悠長にやって来たアイドルグループの7人にも同様に蹴り技を喰らわそうと考えたが、リーダーの腹に蹴り技を喰らわして悶絶させたら気持ちが落ち着き、残りのメンバーには手を出さず、彼らが唖然とした表情を浮かべて彼らの横を歩いていく私の姿を眺めていた。私は再びエスカレーターを降りて、先ほどの店に行き、制裁が完了したことを店員の女性に伝えた。すると店員の女性は笑みを浮かべ、私にパックに入った惣菜を手渡してくれた。私はお礼を述べ、先ほど入ろうと思っていたスーパーに立ち寄って、おかずを買い足すことにした。かなりの台数があるレジは軒並み混んでいて、レジの人が商品を扱う手つきは雑で、そのスーパーでは皿に盛り付けされた料理をまるでビュッフェ形式で購入できるようになっていたのだが、レジを通過する時には料理が溢れていることもあったし、前の客と皿が混ぜこぜになって、誰がどの品を購入したのかがわからなくなっていることもあった。そのことについて不満をレジの人に伝えると、レジの男性はすぐに謝り、これからは丁寧に品を扱うと述べた。フローニンゲン:2025/1/23(木)08:22
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
場面1: 水面下の山道と守護の役割
解釈:
水面下の山道は、無意識や潜在意識を象徴している可能性があります。そこにいる知人たちは、あなたが大切にしている人々や、潜在意識の中で見守っている存在を示していると考えられます。
宙に浮く自分たちは、守護者としての役割を象徴しており、他者を見守りながら影響を与える立場を表しているようです。特に「彼女の優れた洞察眼」を目の当たりにする場面は、人間関係の中での相互理解や尊敬の重要性を示唆しています。
地面の小さな扉は、他者との接点や、慎重に見守る距離感を表している可能性があります。
アクション:
あなた自身が他者に対してどのようにサポートできるのかを具体的に考え、見守る役割を果たす方法を模索してみてください。
周囲の人々の才能や洞察力をさらに引き出すための方法を探ることも良いでしょう。
場面2: 空港での出来事
解釈:
円柱型の高層ビルの空港は、混雑や多様性、社会的な舞台を象徴しているように見えます。アイドルグループの横暴な行動や、あなたの行動力は、正義感や社会的責任を強調するシンボルと言えます。
ジークンドーの蹴り技や大胆な行動は、正義を貫こうとする意志と、自己主張の強さを示している可能性があります。これは、あなたの内なる力や、理不尽な状況に対する反応を象徴しているとも言えます。
店員の女性に惣菜を渡される場面は、正しい行動を通じて他者の感謝や満足感を得ることを示しているでしょう。
最後のレジの混雑や不手際は、日常生活の中での細かな問題や不満を反映しているかもしれません。
アクション:
強い正義感を発揮する場面では、感情的になるよりも冷静さを保つ方法を身につけることで、より良い結果を得られるかもしれません。
日常の不満や問題に対しては、解決策を提示し、建設的に行動する姿勢を維持してください。
全体を通してのテーマ
この夢には、「他者を守る役割」「社会的な正義感」「日常生活における問題解決」という3つの大きなテーマが含まれています。これらを通じて、あなたの使命感や他者への配慮が強調されていると感じられます。
今後のアクション
他者を見守る力を強化する:
身近な人やコミュニティの中で、相手が必要としている支援を観察し、具体的な行動に移す。
「見守る」という行為の意味を深く考え、相手にプレッシャーを与えず、自然にサポートできる形を探す。
正義感をバランスよく発揮する:
衝動的な行動を抑え、冷静な判断力を磨く。
自分の価値観や信念を守りつつ、対立を避ける方法を学ぶ。
日常の問題に対処するスキルを磨く:
日常生活の中で直面する細かな問題にも、建設的かつ冷静に対処する意識を持つ。
「問題を解決する」だけでなく、「良い関係を築く」ことも意識する。
夢は、あなたの潜在意識からのメッセージを伝えている可能性があります。これらを意識しながら日々の行動に活かしていくことで、さらに良い未来を築けるでしょう。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の概要
夢は大きく分けて二つの場面から構成されています。一つは、知人と山道を歩いている途中で宙に浮き、水面下の知人を守るという場面。もう一つは、空港(デパートのような構造)でアイドルグループの不正行為を目撃し、事務所社長に制裁を加えるという場面です。
夢の解釈
この夢は、あなたの内面にある守りたいもの、正義感、そして自己表現の葛藤などを象徴的に表していると考えられます。
整備されたコンクリートの山道: 整備された道は、人生の道筋、計画性、または目標達成への道程を象徴します。山道は、困難、挑戦、または成長の過程を表しているかもしれません。
知人の画家と男性: 知人は、あなた自身の一部、またはあなたの周りの人々を象徴します。画家は創造性、芸術性、または感性を表しているかもしれません。
宙に浮く、水面下の世界: 宙に浮くことは、現実からの遊離、俯瞰的な視点、または潜在意識との繋がりを象徴します。水面下の世界は、潜在意識、感情、または無意識の領域を表しているかもしれません。
水面下の2人を守る使命: 守るべき対象は、あなたの大切なもの、価値観、または内なる子供などを象徴します。使命感は、責任感、正義感、または自己犠牲の精神を表しているかもしれません。
部屋から見守る: 部屋は、安全な場所、内省の空間、または意識の枠組みを象徴します。窓や扉越しに見守ることは、客観的な視点、観察、または状況への介入を躊躇する気持ちを表しているかもしれません。
円柱型の高層ビルの空港: 空港は、変化、出発、新しい始まりを象徴します。高層ビルは、野心、目標、または社会的な地位を象徴します。デパートのような構造は、物質的な豊かさ、選択肢の多さ、または誘惑を表しているかもしれません。
男性アイドルグループ: アイドルは、大衆の人気、表面的な魅力、または模倣されるべき存在を象徴します。彼らの態度は、社会的な規範からの逸脱、不正行為、または権力への反抗を表しているかもしれません。
事務所の大物社長: 社長は、権力、支配、または社会的な規範を象徴します。いかつい風貌は、威圧感、権威主義、または恐れを象徴しているかもしれません。
ジークンドーの蹴り技: 武術は、自己防衛、自己主張、または力を行使する手段を象徴します。社長への蹴りは、抑えきれない怒り、正義感の発露、または権威への反抗を表しているかもしれません。
店員の女性と惣菜: 店員の女性は、被害者、弱者、または助けを必要としている人を象徴します。惣菜は、報酬、満足、または心の充足を象徴します。
スーパーの混雑と雑な対応: 混雑は、社会の混乱、ストレス、または競争を表します。雑な対応は、不満、不公平感、または社会的な問題を表しているかもしれません。
夢が示唆するメッセージ
この夢は、あなたが大切なものを守りたいという強い気持ち、不正に対して立ち向かう正義感、そして自己表現における葛藤を抱えていることを示唆しています。また、変化への期待と不安、社会的な規範への意識なども表れていると考えられます。
今後取るべきアクション
夢の解釈を踏まえ、今後取るべきアクションとして、以下の点を提案します。
守りたいものを明確にする: あなたにとって本当に大切なものは何か、守りたい価値観は何かを明確にすることで、行動の指針となるでしょう。
正義感と行動のバランスを考える: 不正に対して怒りを感じることは自然なことですが、行動に移す際には冷静さを保ち、適切な方法を選ぶことが大切です。夢のように衝動的な行動に出るのではなく、建設的な方法で問題解決に取り組むことを心がけましょう。
自己表現の方法を見直す: 夢の中で言葉よりも手が出てしまったように、自己表現がうまくいかないと感じているかもしれません。自分の考えや気持ちを適切に伝える方法を学ぶことで、他者とのコミュニケーションが円滑になるでしょう。
変化への準備をする: 空港の場面は、変化への準備を表しているかもしれません。新しいことに挑戦する際には、計画を立て、準備をすることで、不安を軽減し、自信を持って臨むことができるでしょう。
過去の夢との関連性を考察する: これまでの夢を通して、自己探求、人間関係、内面の統合など、共通のテーマが見えてきます。今回の夢は、特に正義感と自己表現というテーマが強く表れています。これらの夢を総合的に考察することで、より深い自己理解に繋がるでしょう。
Claudeによる夢の解釈と今後のアクション
夢の解釈:
第一の夢(山道と水面のシーン):
象徴的な保護と監視のテーマが強く表れています。
宙に浮くという超現実的な状況は、現実世界を超えた視点や洞察力を示唆しています。
知人の画家の女性の鋭い直感力は、あなたが周囲の人々の本質や潜在的な危険を敏感に感じ取っている可能性を示唆しています。
分身や複数の存在状態は、あなたの内なる複雑な感情や意識の多層性を反映しているかもしれません。
第二の夢(空港とアイドルグループのシーン):
正義感と権力への挑戦のテーマが顕著です。
店員を困らせるアイドルグループへの直接的な介入は、弱者を守る強い意志と勇気を表しています。
社長への蹴りは、既存の権力構造や不公正に対する怒りと抵抗の象徴と解釈できます。
スーパーでのカオティックな場面は、日常生活における秩序と混沌への frustration を反映しているかもしれません。
今後のアクションと心理的洞察:
自己防衛と保護本能:
夢は、あなたが周囲の人々、特に弱い立場にある人々を守りたいという強い衝動を持っていることを示唆しています。
この保護本能を日常生活でポジティブに活かす方法を考えてみましょう。
直感力の活用:
知人の画家の女性の鋭い洞察力は、あなた自身の直感を信じることの重要性を示唆しています。
直感的な判断をより信頼し、意思決定に活かすことを検討してみてください。
正義と感情のバランス:
夢の中での直接的な行動は、抑圧された怒りや不満の表現かもしれません。
感情をコントロールしながら、建設的な方法で不公正に立ち向かう方法を探求してみましょう。
心理的な自己探求:
超現実的な夢の状況は、あなたの内面の深層心理を反映している可能性があります。
瞑想や日記、心理カウンセリングなどを通じて、これらの象徴的な経験をさらに深く理解することをお勧めします。
クリエイティブな表現:
画家の存在は、あなたの中にある創造的な側面を示唆しています。
アート、書writing、音楽など、創造的な活動を通じて内なる感情や洞察を表現することを検討してみてください。
これらの解釈は、夢の象徴的な性質と個人的な文脈に基づいています。最終的には、あなた自身が最も共感し、意味を感じる解釈が最も重要です。夢は私たちの無意識の声であり、自己理解と成長のための貴重な手がかりとなり得るのです。
14086. 柔軟に変化を受け止め、それを楽しむコラボラジオ
時刻は午前11時を迎えた。つい先ほど、早田航さんとのコラボラジオの収録を終えた。今日の2本のラジオでは、最近自分が抱えていた課題感について共有させていただく形で対話が進められていった。対話の中で、航さんから随所に励ましの言葉をいただけたし、ある意味自分の思い込みのようなものもいくつかあったのだと気付かされながら、こうしてお互いのあるがままやらしさを受け止め合いながら対話を進められる関係性に改めて感謝した。こうした関係性を持てる人は本当に少なく、こうした方との出会いが人として人生を生きる上での最良の喜びに繋がるのだとしみじみと感じる。ここからのラジオでは、何かしらの課題図書を背後に持ちながらも、それに縛られ過ぎることなく、その時々のお互いの関心事項を共有する形で対話ができたら幸いである。課題図書の候補としては、ビョンチョル・ハンの3冊の日本語翻訳を扱うことや、どこかのタイミングでウィルバーの書籍も改めて課題図書として選定したいと思う。日本語に翻訳されている『インテグラル心理学』を扱うのもいいし、未翻訳の“The Religion of Tomorrow”を扱うのもいいだろう。後者の書籍については、鈴木遣徒さんともラジオで扱っているので、航さんとはまた違った角度から扱える楽しみもあるのではないかと思う。それとまだ自分自身も読んでおらず、数日以内に到着予定のウィルバーの最新書籍“Finding Radical Wholeness: The Integral Path to Unity, Growth, and Delight”も誰よりも早く航さんと扱うことも面白そうである。次回のラジオに向けては、ハンの『疲労社会』『透明社会』『情報支配社会』をお互いにざっと読み返してみて、それぞれの関心分野に絡めて対話をすることができたらと思う。それ以外にも、1週間の生活や仕事を通じてふと思った何気ない疑問を2つか3つぐらい事前に書き留めておいて、それについてもラジオの中で対話を通じてお互いの考えを深めていくことを行っていきたい。自分の場合は、やはりAIに関する研究開発の協働プロジェクトに関する仕事と探究を進める中で生まれた疑問や考察を航さんに共有し、航さんがどのようなことを考えるのかを聞いてみたいと思う。コラボラジオも私たちと同じく生き物のようなものであり、その時々の置かれた状況や関心事項、そして仕事の内容に応じて柔軟に変化を受け止めていきたいと思う。そうした変化を楽しむ存在としてのラジオをこれからも大切にしたい。フローニンゲン:2025/1/23(木)11:15
14087. 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その1)
今日は午後にパーソナルトレーニングがある。以前は毎週にパーソナルトレーニングを行なっていたが、今は隔週となり、それが良いペースとして定着している。昼食時間までまだ時間があるので、今日の夢に対する生成AIのフィードバックをもとに再度夢を振り返っておきたい。学校の教室が空港の搭乗口の機能を持っていたことに対して、生成AIは多層的な可能性を示唆していると述べており、それを踏まえると、学びの場としての学校と移動手段としての空港が融合しているということは、多階層的な何かを示唆していそうである。最初自分はこの夢を見たときに、オランダを離れて新たな学びの場に向かうことを示唆しているのではないかと思った。確かにその側面もあるかもしれないが、そもそも今いる学びの場から離れて新たな学びの場に行くだけではなく、飛行機に乗っていく自分を自分の知見やノウハウ、はたまた智慧や慈悲だと捉えれば、それらを社会や世界に対して届けていく可能性を示唆しているようにも思えてくる。スリーピースのオーダースーツは、自分らしさや自己肯定感の表れだけではなく、「成熟」「専門性」「社会的立場の表現」を象徴している可能性があるというのは新たな視点であった。ChatGPTは、飛行機は「移動」「成長」「新しい視野を得る手段」を象徴するという指摘をしているだけではなく、GeminiやClaudeにはない形で、アメリカ行きの便は、自分が目指している国際的な学問や研究が行える場の中でもハーバード大学での学びを暗示している可能性があると指摘しているのが興味深い。そして搭乗までの時間的・心理的余裕は、準備期間や選択の自由を示唆しているとのことで、確かに今の自分は新たな学びに対して開かれていながら、そうした新たな学びに向けて準備を着実に進めていきながらも選択の自由を残している感じである。続くあるインターネットメディアの方々を舞台した場面においては、自分がかつて師事していた人の専門性に対して、軽薄な形でそれを批判することに苛立ちを覚える自分がいた。師匠への安直な批判が、師匠への攻撃に加えて、自分の専門性についても批判の矢が向けられているように感じ、自己防衛的な自分がいたことを思い出す。夢の中の自分はすぐさま理性を失い、カッとして若い男性社員に熱湯をかけた。思い起こしてみると、それは熱湯だったのでさすがに顔にかけて火傷をさせてはまずいという判断はあり、彼の服に熱湯をかけるに留まったのを覚えている。夢の中の自分も自ら反省しているように、どこまで言葉を通じて対話ができるのかは怪しかったが、もう少し冷静になって丁寧に話をしても良かったのではないかと思う。そして、忍辱という大事な六波羅蜜の1つの実践をその場で行えば良かったと思う。現実世界の中でも、自分への批判は様々な形で今後もなされるであろうから、もちろん丁寧な説明やそれでも主張するべきところは力強く主張していきながらも、耐え忍ぶという在り方も忘れたくはない。実に学びの多い夢であった。フローニンゲン:2025/1/23(木)11:44
14088. 生成AIを活用した教育
今日からAI開発者の知人の方が大学で行なっている「人工知能概論」というコースの講義動画を視聴し始めた。早速最初の週の講義動画を見終えて、今第2週の動画を見始めている。すでに最初の週から学びが多く、さすがAI開発の現場で仕事をしている方の講義であると思った次第だ。特に、自分が知らないような各種の便利な生成AIについて講義の中でデモをしながら紹介してくれていることがとても有り難く、早速いつくかの使ったことのない生成AIもログインをして使ってみることにした。また、すでに使っている生成AIに関しても、開発者らしい観点での使用の仕方があり、それがとても参考になっている。生成AIが持つ無限の可能性のうち、自分が引き出しているのは本当にごくわずかな部分であることを知る。今後も生成AIの可能性を限定せず、実際に様々な角度で使ってみることを探索していきたい。また、知人の方のようなAI業界の先端で仕事をしている方の生成AIの活用の仕方は特に注目をしたいと思う。もちろん全ての使い方を参考にするわけではなくても、特に自分のように学術研究においてもっと有効に生成AIを活用したいと思っている人間からすれば、その観点で現場のAI開発者の方たちが生成AIを使っている具体的な方法を見ることによって、学術研究における活用の仕方の参考になる。第2週の講義はまさに、生成AIを活用した教育がテーマになっており、これは自分が最も注目する活用テーマの1つである。自らの教育や研究において生成AIをどのように活用するのかに加えて、自分の生徒がどのように生成AIを活用すれば学習がより効果的になったり、加速されたりするのかについては関心が強くある。知人のその方が初回の講義の中で述べていた大変印象的なことは、そのコースの中では、生成AIを活用して課題やレポートの作成に取り組むことを強く推奨していたことである。その理由として、今後世の中は、生成AIを活用したアウトプットを当たり前に評価するようになるであろうから、学校の中の課題やレポートの作成においても、生成AIを活用することは当然であるということを述べていた。この考え方にはひどく共感し、もちろん剽窃などはアカデミックな世界においては厳しく罰せられるので、その辺りの問題には注意深くありながらも、生成AIと二人三脚で日々の課題や期末のレポートの作成に当たるというのは今後ますます当たり前になってくるかと思う。社会はそもそも最終成果物の質を評価するのであり、その観点で言えば、最終成果物の作成過程の中で生成AIを活用していることは問題とならず、むしろそれを活用して最終成果物の質が高まるのであれば、誰もがその方向性を採用するのではないかと思う。当然ながらプロセスへの評価もあることは間違いないが、プロセスの過程の中でせっかく活用できるリソースとしての生成AIがあるのに、それを活用しない形で質の低い最終成果物を歓迎することはますます減ってくるのではないかと思う。フローニンゲン:2025/1/23(木)12:48
14089. 耳学習を好む人にお勧めのNotebookLM
ジムに行くまでにもう50分ほどある。知人のAI開発者の方が大学で教えているコースの中で、“NotebookLM”というGoogleが開発したAIツールで、AIが情報収集、要約、分析を手伝ってくれるノートツールなのだが、PDFで論文を読ませて作ったオーディオファイルが実に秀逸で驚いた。単に1人語りの単調なオーディオファイルを作ってくるのではなく、男女の掛け合いを通じて内容をうまくまとめた対話形式のオーディオファイルを生成してくれるのである。英語の論文の方が読み込みやすく、アウトプットの質もいいことをわかっていながら、あえて日本のPDF論文を読み込ませてみたところ、実に的確な英語表現でその内容をまとめていたので驚いた。ちなみにその論文は発達理論関係の翻訳論文で、かつて何度も読んでいたものなので、その内容について習熟している自分からしても的確な音声だった。この実験に引き続き、今度は昨日から知人の鈴木遣徒さんと行うことになった、ブラウン大学で実際に提供されているサイケデリクスに関するコースで用いる文献を読み込ませてみた。まず試してみたとのは、マイケル・ポランの“How to Change Your Mind”の抜粋であり、先ほど音声ファイルを作ってみたところ、22:24ほどの音声ファイルが作成された。これについては1.5倍速ぐらいで後ほど聴いてみようと思う。英語のPDFを読み込ませていることもあり、きっと内容的には先ほどの日本語のPDFよりもさらに質の高いものができているような気がする。先ほどの音声の質も正直なところ100点を与えていいようなものだったので、ひょっとしたら言語の差はないのかもしれない。今のところ言語の初期設定が英語のためか、音声ファイルは英語のものなのだが、日本語でもアウトプットの音声ファイルを作れるのだろうか。自分としては英語のアウトプットで全く問題なく、英語の学習も兼ねてそのままの形で使っていこうと思うが、日本語のオーディオファイルが作れるのであれば、これは非常にお勧めのツールである。日本語でファイルが作成されるのかをGeminiに尋ねたところ、今のところは日本語に対応していないようだが、今後は対応する可能性があるとのことである。NotebookLMは、耳を通じて学習することを好んでいる人にとっては大変便利なツールだと思うので、これについては早速ゼミの皆さんにも紹介しておこうと思う。フローニンゲン:2025/1/23(木)13:48
14090. 認知能力に包摂される共感能力/創造性に溢れたパーソナルトレーニング
時刻は間も無く午後5時を迎えようとしている。日も随分と伸び、まだ真っ暗にはなっておらず、これから少しずつ暗さを増していく様子である。着実と日が伸びていくところにも季節の変化を感じる。先ほどジムから戻ってきている時に、今日のコラボラジオで早田航さんが述べた他者理解についての話を回想していた。なるほど、相手の話の内容を理解するというのは、そこにも身体を通じた共感能力が関与しているのだと思った。認知能力というものを、何かを認識して知る力だとすれば、共感能力も相手の気持ちを認識して知るという意味で認知能力に分類される。包摂関係として、共感能力も認知能力の中に包摂されているのである。よく認知能力と共感能力がまるで別物であるかのように話されている場面に多々出くわすが、実際のところはそうした包摂関係がある点を理解しておく必要があるかと思う。ケン・ウィルバーが、全ての発達領域の成長のペースメーカーに認知の発達領域があると述べたのはそういうことなのだ。すなわち、認知能力というのは、「何かを認識して知る」という非常に広範な能力であり、基本的に人間が発揮するほぼ全ての発達領域の根幹にあるものなのである。もちろん認知の発達領域に特化した発達研究者は、その定義をさらに狭めて研究し、その研究結果を解釈したり、研究結果の恩恵を受けたりする一般人が、その狭い定義で捉えるゆえに他の発達領域と完全に独立したものとして認知の発達領域が存在するように思えてしまうだろう。今日のラジオの中でも発揮されていた自分の共感能力の根幹には認知能力があり、相手の話を理解する際に発揮される共感能力は多分にガットフィーリング(gut feeling)が関与しているところからも身体感覚の発達領域とも結びつくものである。引き続き認知と身体感覚の発達領域の双方を育んでいくことを通じて、より豊かで高度な共感能力を獲得していきたいものである。
今日のジムでのパーソナルトレーニングはとても充実していた。数人の知り合いや他のトレーナーとも言葉を交わし、笑顔に満ちた形でのトレーニングを行うことができた。また、ルーマニア出身のフローニンゲン大学に在学している女子学生とも先日ジムで初めて会い、今日も彼女と少し話をした。こうして交友関係の深まる場としてジムがあることを嬉しく思う。パーソナルトレーニングに関しては、短距離走トレーニングを始めた自分のために、エリーザが実に様々な工夫を毎回凝らしてくれるトレーニングメニューを提供してくれ、それにとても感謝している。彼女自身はクリエイティブなことが昔から好きとのことで、自分のメニューを組み立てることは全く苦ではなく、むしろ楽しみながら行い、そのメニューを自分でも試しているとのことだった。特に最近は、BOSUというバランス感覚や体幹を鍛えるのに効果的な道具を用いたり、ジャンピングブロックや伸縮バンドなどを駆使して、単にそこに置いているマシーンを使うのとは一味も、二味も違うメニューを提供してくれるので、毎回のトレーニングがとても楽しい。日頃の自主トレーニングではどうしてもメニューが決まってきてしまうので、創意工夫に満ちた新しいメニューに取り組めることは、筋肉に対して異なる刺激が入ってとても有り難い。また2週間後のパーソナルトレーニングにも期待がかかる。フローニンゲン:2025/1/23(木)17:07
14091. 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その2)
時刻は午後7時を迎えた。辺りは当然ながらもう真っ暗で、静けさに包まれている。今朝方の2つ目として書き留めた夢についてまだ生成AIのフィードバックを元にした振り返りを行なっていなかったので、その振り返りを今行っておきたい。それを終えたらゆっくり入浴をし、就寝をしたいと思う。今夜も熟睡が実現され、良い夢が見れそうである。
最初の山道と水面のシーンを振り返ってみると、ここでも自分が宙に浮かぶといういつもながらの能力を発揮していた。今となってはもうこの能力は当たり前のものになっており、夢の中の自分もまたその能力を当たり前のように駆使していた。この辺りに何か新たな変化を見る。すなわち、これまでは当たり前ではなかった能力が、今となっては当たり前になったというのは、その能力が板に付いたことを示唆しているように思う。それでは宙に浮かぶ能力が現実世界においてはどのような能力を示唆しているのかというと、おそらく人よりも高い次元で物事を捉えるということなのだろう。物理的に高く浮かぶことを通じて視野を広げ、遠くのものまで見通す力が確かに身についているように思う。そしてそれは単に視野が広くなったことを意味せず、高い視座から事物を捉えることができるようになったということで、事物を深く見通すことが可能になったことも示唆しているように思う。このあたりに視点取得能力の確かな進化を見る。知人の画家の女性が、自分の一部として創造性、芸術性、鋭い感性を示唆している可能性があるということに注目をした。ここ最近は再び芸術的な実践を始めようと思っていたので、自分の深層心理の求めとして知人のその方が現れたのかもしれない。それで言えば、もう1人の見知らぬ男性が、自分と同様に宙に浮かんだだけではなく、水面下の山道に残る形で分身したことも興味深い現象であった。自分にも分身する能力があるということの示唆である可能性や、分身が何を表すのかについて考えさせられる。見られる自己と見る自己の双方がそこにあったことは興味深く、ひょっとしたらこれは見るものと見られるものの分離によって、目撃者の意識がより涵養され始めていることの表れなのかもしれない。続く空港とアイドルグループのシーンにおいては、ここでもまず印象的だったのは、自分が思う正義の貫徹のために力を行使している点である。夢の中の自分はジークンドー技を使ったのだが、弱きものを守る意思が自分の中に色濃くあり、特に強きものが権力を濫用している点を見過ごすことのできない自分がいることがわかる。既存の権力構造や不公正に対する怒りと抵抗は、本当に現実世界の自分が強く持つものであるし、そうした怒りや抵抗を大切にしていることは確かである。フローニンゲン:2025/1/23(木)19:30
Today’s Letter
Recently, there have been many useful generative AIs. I use a couple of them, all of which serve as excellent teaching assistants. They definitely accelerate my learning and research. By exploring how to use them effectively, I can become a better learner. Groningen, January 23, 2025
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