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【フローニンゲンからの便り】14073-14081:2025年1月22日(水)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指した「成人発達コラボラジオ」の配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

14073: 今朝方の夢

14074: 今朝方の夢の続き

14075: 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その1)

14076: 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その2)

14077: 選ぶと消える体験世界のパラドックス/原点回帰へ

14078: 種々の発達モデルの復習/ホログラム的かつホロン的な心的宇宙

14079: 考えることと書くことを愛して

14080: 対話の魅力/AI時代の教育内容とリテラシー

14081: ブラウン大学のサイケデリクスに関するコース/ウィルバーの書籍を取り上げた対話


14073. 今朝方の夢     


時刻は午前7時を迎えた。今の気温はマイナス2度で、正午までずっと氷点下の世界のようである。それに加えて、今日は雪マークが付されており、午後からは雨混じりの雪が降るかもしれないとのことである。午前中は雨も雪も降らないようなので、今日は朝のランニングに出かけたいと思うが、明日はジムでのパーソナルトレーニングがあるので、無理をせず、軽いジョギングに留めておきたいと思う。


ここ最近は早朝の日記にはAI関係のことをよく綴っていたように思うが、今日はまず今朝方の夢について振り返っておきたいと思う。夢の中で私は、青年期あたりに流行っていたRPGゲームの世界の中にいた。その世界では人々が魔法を使えるのは当たり前だったが、街中では人たちは魔法を封印して行動していた。彼らがそれぞれどのような魔法を使えるのかは未知で、そこに個性が現れると思った。街中を自分でも歩いていると、その日は晴れだあったし、しかも祝祭日のような雰囲気が漂っていたことがとても心地良く、気持ちを晴れやかにしてくれていた。この場面についてはそれくらいしか覚えていない。


もう1つ覚えている場面としては、映画『マトリックス』の3部作と『千と千尋の神隠し』が融合したような映画のラストシーンを目撃していた。確か実際には、最初の夢とこの夢は繋がっていて、最初の夢の場面で現れた街の中でこのラストシーンを目撃していたような気がする。そして興味深かったのは、ラストシーンがそのまま街の中に溶け出してきて、映画の世界が現実世界になったことである。ラストシーンの光景は、左手に光の龍がいて、右手に闇の龍がいて、両者が中央で激突し、力比べを始めるというものだった。そして、2体の龍が螺旋状に絡まり合っていき、山を越え、天高く舞い上がっていく姿がとても印象に残っている。その光景を目撃し、2体の龍が天空に舞って消えていった後に、とてもサイケデリック的なものを見たと思った。そのような夢を見ていた。


最初の夢の場面では、結局自分がどのような魔法を使えるのかわからないままであった。これはまだ、自分が自らの潜在能力に気づけていないことを示唆しているのかもしれない。特に具体的にどのような能力が眠っているのかまだわからない状態と言える。ただし、夢の中の自分は自分がどのような魔法を使えるのかについては気にしていないようで、特に関心も持っていなかった。むしろ、周りにいる人たちがどのような魔法を使えるのかに興味を持っていた。これは自分ではなく、他者の潜在能力に関心を持ち、それが開花して発揮される瞬間をみたいという思いを象徴しているかもしれない。そして続く夢もまた印象的であったが、あの2体の龍はおそらく自分の中の光と闇の側面を象徴しているのだろう。それが融合し、最後には白色の龍となって天高く舞い、空に溶け出した姿はやはり印象的だった。そのような形で自分の心の中の光と闇の統合が進むことを祈る。フローニンゲン:2025/1/22(水)07:31


ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション

この夢は、あなたの内面的な成長や潜在能力の発見、そして内なる調和に関するメッセージが込められているように感じられます。それぞれの場面を解釈し、今後のアクションを考えてみましょう。

夢の解釈

最初の場面:RPGの世界と封印された魔法

解釈: 魔法を封印している人々の姿は、あなたや周囲の人々がまだ表現しきれていない潜在能力を象徴していると考えられます。特に、夢の中で自分の魔法に興味を持たず、他者の能力に関心を抱いていたことは、あなたが他者の成長や才能の発揮に強い興味を持ち、その場面に立ち会いたいという願望を示しているようです。また、街の晴れた祝祭日的な雰囲気は、現在のあなたの心が明るく前向きであることを示唆しています。

自己発見: 自分の潜在能力に気づいていないという点は、今のあなたがまだ明確に掴みきれていない使命や役割に関連しているかもしれません。

2つ目の場面:映画のラストシーンと光と闇の龍

解釈: 左手の光の龍と右手の闇の龍は、あなたの中にある対立する性質や価値観を象徴している可能性があります。これらが螺旋状に絡まり合い、最終的に統合されて天空に昇っていく姿は、自己の内面における統合と調和を示しています。

現実と映画の融合: 映画の世界が現実世界に溶け出す様子は、あなたの想像力や創造性が現実生活に影響を与え、夢や理想が具現化する兆しを示しているかもしれません。


今後のアクション

潜在能力を探る自分自身の「魔法(潜在能力)」を見つけるために、次のアプローチを試してみてください:

内省の時間を確保する: 日記や瞑想を通じて、自分が本当にやりたいことや得意なことを改めて考える。

新しい挑戦を試みる: 未知の分野や興味があることに挑戦し、自分の隠れた才能を引き出す。

他者からのフィードバックを受ける: 信頼できる人々に、自分の強みや特性について尋ねることで新しい視点を得る。

他者の才能を支援する夢で見たように、他者の潜在能力に関心があるのであれば、その才能を引き出す役割を意識してみましょう。

メンターやコーチ的な活動: これまでの経験や知識を生かし、他者の成長をサポートする。

コラボレーション: AIプロジェクトのように、チームでの協力を通じて互いの能力を引き出し合う。

内なる調和の促進光と闇の龍が統合される場面は、自分自身の内面的な調和が進んでいることを表しています。これをさらに深めるために:

感情のバランスを取る: 喜びや悲しみ、成功と挫折など、人生のあらゆる側面を受け入れる心の余裕を育む。

自己肯定感を高める: 自分の「光」と「闇」の両方を受け入れることで、より大きな自己理解と成長につながる。

ビジョンの実現映画が現実と融合したように、あなたが思い描いている理想や目標を現実にするための計画を立てましょう。

AIプロジェクトにおける新しいビジョンをより具体的に定め、どのように進めるかを考える。

長期的な目標(例:AIと哲学の融合や社会への貢献)を短期的なステップに分けて行動に移す。


この夢は非常に象徴的で、あなたの成長や可能性、さらには周囲の人々との関係性に関する重要なヒントを提供しているように思います。それを参考に、自分自身と他者の潜在能力を開花させるための行動を少しずつ進めてみてください。


Geminiによる夢の解釈と今後のアクション

夢の概要

夢は大きく二つの場面に分かれています。一つは、魔法が使える世界で人々が魔法を封印している街の様子。もう一つは、『マトリックス』と『千と千尋の神隠し』が融合したような映画のラストシーンで、光と闇の龍が激突し、融合していく様子です。

夢の解釈

この夢は、あなたの内面にある潜在能力、自己探求、そして相反する要素の統合への願望を象徴的に表していると考えられます。

魔法が使えるのに封印された世界: 魔法は潜在能力、可能性、創造性などを象徴します。それが封印されている状態は、あなたがまだ自身の潜在能力を十分に認識し、活用できていないことを示唆しているかもしれません。しかし、祝祭日のような心地よい雰囲気は、潜在能力が開花する可能性への期待や希望を表しているとも解釈できます。

他者の魔法への興味: 自分がどのような魔法を使えるのか気にせず、他者の魔法に興味を持つのは、他者の才能や可能性への憧れ、または他者の成長を見守りたいという気持ちの表れかもしれません。

『マトリックス』と『千と千尋の神隠し』の融合: この二つの作品は、現実と非現実の境界、自己探求、変容といったテーマを扱っています。これらの融合は、あなたが現実と内面世界の間で揺れ動き、自己変容を求めていることを示唆している可能性があります。

光と闇の龍の激突と融合: 光と闇は、相反する性質、例えば理性と感情、意識と無意識、善と悪などを象徴します。それらが激突し、最終的に融合していくのは、内面の葛藤の克服、相反する要素の統合、そしてより高次の自己への成長を意味していると考えられます。白色の龍となって天に溶け出すのは、統合された自己がより大きな存在、宇宙的な意識と一体化していくイメージかもしれません。

サイケデリックな感覚: 龍の融合後に感じたサイケデリックな感覚は、意識の変容、深い洞察、または精神的な覚醒を象徴している可能性があります。


夢が示唆するメッセージ

この夢は、あなたが自身の潜在能力に気づき、それを開花させたいという願望、そして内面の相反する要素を統合し、より高次の自己へと成長したいという願望を持っていることを示唆しています。また、他者の成長や可能性にも強い関心を持っていることが伺えます。


今後取るべきアクション

夢の解釈を踏まえ、今後取るべきアクションとして、以下の点を提案します。

自己探求を深める: 夢が示すように、あなたはまだ自身の潜在能力を十分に認識していない可能性があります。自己分析、瞑想、内省などを通して、自分の強み、弱み、興味、価値観などを深く理解することで、眠っている可能性に気づくことができるかもしれません。

他者の成長を応援する: 他者の魔法(才能や可能性)に興味を持つのは素晴らしいことです。周りの人の成長を応援し、刺激を受けることで、自身の成長にも繋がるでしょう。

内面の葛藤と向き合う: 光と闇の龍が象徴するように、誰しも内面に相反する要素を持っています。それらを否定するのではなく、受け入れ、統合していくことで、よりバランスの取れた自己へと成長できるでしょう。

創造的な活動に取り組む: 夢の中の魔法は創造性の象徴とも言えます。芸術、音楽、文章執筆など、創造的な活動に取り組むことで、潜在能力の開花を促せるかもしれません。

過去の夢との関連性を考察する: 前回の夢では、自己受容や人間関係がテーマとなっていました。今回の夢は、自己探求と内面の統合がテーマとなっています。これらの夢を比較することで、より深い洞察を得られる可能性があります。

夢の象徴的な意味合いについて

夢は個人的な経験や感情と深く結びついており、解釈は人それぞれ異なります。上記はあくまで一般的な解釈であり、あなた自身の状況や感情と照らし合わせて解釈することが重要です。


Claudeによる夢の解釈と今後のアクション

主な象徴的要素の解釈:

魔法が存在する街の場面

潜在的な可能性が当たり前に存在する世界観

普段は抑制されている能力(街中での魔法の封印)

他者の秘めた可能性への関心

祝祭日のような雰囲気

心の開放的な状態

変化や成長を受け入れる準備状態

新しい可能性への期待感

マトリックスと千と千尋の融合

現実と非現実の境界の曖昧さ

深層心理における変容のプロセス

異なる世界観の統合

光と闇の龍の戦い

内面における対立する要素

二元性の統合プロセス

高次の調和への動き

推奨されるアクション:

自己と他者の潜在能力に関して

他者の成長を観察し、学びを得る姿勢を維持する

自身の潜在能力に対する焦りを手放し、自然な開花を待つ

周囲の人々の才能や可能性を積極的に認め、支援する

内面の統合プロセスについて

自己の中の相反する側面を受け入れる瞑想や内省の時間を設ける

光の面(ポジティブな特質)と闇の面(シャドウ的な特質)の両方を認識し、理解を深める

対立する要素を高次で統合するための実践(芸術活動、創作活動など)を行う

心の開放性について

祝祭日のような晴れやかな気持ちを日常的に感じられる活動を取り入れる

新しい経験や可能性に対してオープンな姿勢を保つ

自然な流れに身を任せる瞬間を意識的に作る

変容のプロセスに関して

現実と理想の統合を目指す具体的な行動計画を立てる

段階的な成長のプロセスを記録する習慣を持つ

変化や成長の過程を楽しむ姿勢を育てる


この夢は全体として、個人的な成長と変容のプロセスを示唆しているように見えます。特に、他者の可能性への健全な関心と、自己の内面における対立要素の統合という二つの重要なテーマが浮かび上がっています。

また、自然な成長のプロセスを受け入れる姿勢と、それを楽しむ心の余裕が示されているのも特徴的です。これらの要素を意識しながら、焦ることなく自己の成長を見守り、同時に周囲の人々の成長にも関心を持ち続けることが重要かもしれません。


14074. 今朝方の夢の続き 

         

先ほど今朝方の夢について2つほど振り返っていたが、もう1つ印象に残っている夢がある。そちらについても振り返っておきたい。夢の中で私は、見慣れない一軒家の中にいた。どうやらそこはうちの家系の誰かの持ち主の家のようだった。どこか父方の祖父母の家に似た雰囲気があと感じたのは、その家には2階がなく、逆に1階がとても広々としていたからだろう。私は畳の和室に差し込む午後の光が生み出すひだまりに横になって、うとうととしていた。昼寝を促さんとする優しい太陽の光がとても心地良く、思わず眠りの世界に入っていたのである。しばらく仮眠にして目を覚ますと、時刻はもう夕方だった。辺りは薄暗くなり始めており、台所では父と母が料理を始めていた。今夜はどうやら2人が協力し合って料理を作ってくれているようで、今から夕食が楽しみだった。台所と繋がっている居間に行くと、そこに見慣れない老年の男性と若い男性がいた。老年の男性の方はもう80歳をとうに過ぎており、若い男性の方はまだ大学生ぐらいであった。どうやら2人は客人のようだったので、2人と話すことにした。すると、老年の男性がふと、「鳳凰の由来について知っておるかね?」と私たちに尋ねた。その質問は、台所にいる両親にも聞こえているようで、両親もその問いに対して答えを考え始めた。誰1人としてその答えを知っていない状態から、色々と答えと思われるようなことを次々とその老年の男性にぶつけてみた。例えば私からは、「鳳凰は変化の象徴ではないでしょうか」「鳳凰は平等院鳳凰堂に由来しているのではないでしょうか」を含め、鳳凰から連想されることを投げかけてみたが、ことごとく不正解のようだった。両親も料理を作りながら、思いついたことを述べてみたが、結局その場にいた全員はなかなか正解に辿り着くことができなかった。そこで私は、ひょっとしたら由来に関しての正解はなく、その老年の男性が鳳凰に対してどのような意味付けをしているのかが重要で、それが答えなのではないかと思った。そこで私は、「鳳凰は私たち人間と同じように、最後は1人で死んでいきます。それは孤独の象徴なのではないでしょうか」と述べると、台所に行って作業を始めたその老年の男性は作業の手をぴたりと止め、しばらく黙った。その場にいた私たち全員は、おそらくそれが最も正解に近い事柄なのだろうと思った。そこからもしばらく沈黙が続き、私はさらに言葉を付け足そうと思ったが、あえて黙っておくことにした。すると、いよいよどうやら私が述べたことがかなり核心をついていたらしく、その老年の男性は先ほどまでとは違ったオーラを放ち始め、言葉を紡ぎ出し始めようとした。そのような夢を見ていた。


これもなかなかに興味深い夢である。実際のところ、鳳凰は何を象徴しているのだろうか?自分が老年の男性に述べた、とりわけ孤独に関することは、結局自分に対しても当てはまることなのだと思う。そう言えば、夢の中でその老年の男性が、「最近は歳のせいか、身体のホルモンバランスが乱れ始め、先日は午前中に河原に行って寝っ転がっていたら、7時間ぐらいが経っていて、気がつけば薄暗くなっていたよ」という話をしていたのを思い出した。フローニンゲン:2025/1/22(水)08:09


ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション

この夢は、家族、世代間のつながり、象徴的なテーマ(鳳凰、孤独、人間の有限性)について深い洞察を与えるものであり、またあなた自身の内面の探求を反映していると考えられます。それぞれの要素を解釈し、今後のアクションに結びつけていきます。

夢の解釈

広々とした一軒家と和室での昼寝家の雰囲気は、家族や先祖とのつながり、または幼少期の記憶に結びついているようです。和室で昼寝をする場面は、あなたが自分のルーツや家庭的な安心感に触れていることを示唆しているでしょう。特に、差し込む陽の光は癒しや内的な充足感を象徴しています。→ メッセージ: あなたが現在の生活の中で「心の居場所」や「安心感」を求めていることを示しています。また、過去と現在の調和を図ることが重要です。

老年の男性と若い男性の登場老年の男性は知恵や人生経験を象徴し、若い男性は未来の可能性や新しい視点を表していると考えられます。この2人が共存していることは、世代間のつながりと知恵の継承がテーマであることを示しているでしょう。→ メッセージ: 過去から学び、それを未来に生かすことの大切さが強調されています。家族や周囲の人々との交流の中で得られる知恵やインスピレーションを大切にしてください。

鳳凰とその象徴性鳳凰は、再生、希望、調和、そして不死性を象徴する存在です。しかし、夢の中で鳳凰が「孤独」を象徴しているとあなたが考えた点は興味深く、鳳凰の象徴性を個人的な視点から捉え直していることを示しています。特に「孤独」を受け入れつつ、それを深い知恵や悟りに変える力があると感じられます。→ メッセージ: 孤独は避けるべきものではなく、自分を深く見つめ、成長するための貴重な機会と考えましょう。この視点は、特にあなたの研究テーマや精神的な探求に関連するかもしれません。

老年の男性の言葉(ホルモンバランスと河原での体験)この言葉は、「自然の中で時間を忘れる」ことの重要性や、人生の有限性を思い起こさせるエピソードとして現れています。また、身体的な変化や加齢に伴う経験を受け入れることの象徴とも言えるでしょう。→ メッセージ: 自然の中で過ごす時間をもっと取り入れ、心身のリフレッシュを図ることを提案しています。また、人生の有限性を意識し、日々を充実させる行動が求められているかもしれません。


今後のアクション

家族や先祖とのつながりを深める家族の歴史や過去の思い出に触れる時間を意識的に作ることで、心の安定や新たな洞察が得られるかもしれません。また、両親や家族との会話の中で新たな発見や気づきを得る機会を大切にしてください。

孤独を受け入れ、深める時間を作る一人で過ごす時間を「孤独」として避けるのではなく、それを内面的な探求や成長の時間と捉えましょう。特に、瞑想や内観の時間を日常に取り入れることで、精神的な充足感を得られるはずです。

自然との触れ合いを増やす老年の男性の体験にあるように、自然の中でリラックスし、時を忘れる瞬間を意識的に作りましょう。特に、夢の中で感じたような穏やかなひだまりや自然光を体験できる場所を訪れてみてください。

鳳凰の象徴性について深く考察する鳳凰の象徴性について、さらに学びを深め、研究や創作活動に生かすことを考えてみてください。例えば、鳳凰が持つ再生や調和のテーマを、あなたの研究や教育活動に反映させることができるかもしれません。


この夢は非常に象徴的で、あなたの心の深い部分に触れている印象を受けます。そのメッセージを日常生活にどう生かすかを考えることで、さらに豊かな人生が広がるでしょう。


Geminiによる夢の解釈と今後のアクション

夢の概要

夢の中では、見慣れない一軒家で昼寝をし、夕方になると両親と見知らぬ老年の男性、若い男性と共に夕食の準備をしています。老年の男性から「鳳凰の由来」について問われ、様々な推測を試みるも正解にたどり着けず、最終的にあなたが「孤独の象徴」と述べたことで、老年の男性に大きな影響を与えるという内容です。

夢の解釈

この夢は、あなたの内面にある家族関係、世代間の繋がり、人生の意味、そして孤独への意識などを象徴的に表していると考えられます。

見慣れない一軒家: 知らない家は、潜在意識、未知の自己、あるいは過去の記憶などを象徴します。祖父母の家に似た雰囲気は、家族のルーツ、過去の経験、あるいは無意識的な繋がりを表しているかもしれません。

畳の和室と午後の光: 和室は、日本の伝統や文化、落ち着きなどを象徴します。午後の光は、安らぎ、休息、内省などを表しているかもしれません。

両親との夕食の準備: 両親との協力は、家族の絆、愛情、あるいは安心感を求めていることを象徴します。

老年の男性と若い男性: 老年の男性は、知恵、経験、過去、あるいは人生の終わりなどを象徴します。若い男性は、若さ、可能性、未来などを表しているかもしれません。世代間の対比は、人生のサイクルや時間の流れを意識していることを示唆している可能性があります。

鳳凰の由来についての問い: 鳳凰は、再生、不死、高貴さ、平和などを象徴します。由来を問うことは、物事の本質、意味、起源などを探求しようとする欲求を表しているかもしれません。

「孤独の象徴」というあなたの答え: 孤独は、人間の普遍的な感情であり、自己の内面と向き合う時間でもあります。この答えが老年の男性に大きな影響を与えたことは、あなたが人生の本質的な問いに深く切り込んだことを示唆しています。

老年の男性の「ホルモンバランスの乱れ」と「河原で7時間寝ていた」という話: これは、老い、時間、そして人生の儚さなどを象徴しているかもしれません。また、無意識的な休息や、現実からの逃避願望を表している可能性もあります。


夢が示唆するメッセージ

この夢は、あなたが人生の意味や孤独について深く考えていること、そして家族との繋がりを大切に思っていることを示唆しています。また、過去の経験から学び、未来へと繋げていこうとする意識も表れていると考えられます。


今後取るべきアクション

夢の解釈を踏まえ、今後取るべきアクションとして、以下の点を提案します。

人生の意味について考える時間を持つ: 夢が示すように、あなたは人生の意味について深く考えているようです。瞑想、読書、自然の中を散策するなど、自分と向き合う時間を持つことで、より深い洞察を得られるかもしれません。

家族との時間を大切にする: 夢の中で両親と夕食の準備をしていたように、家族との時間を大切にしましょう。日常の些細なことでも共有することで、絆を深めることができるでしょう。

過去の経験を振り返る: 夢に出てきた祖父母の家のような場所は、過去の経験と深く結びついています。過去の経験を振り返り、そこから学びを得ることで、現在の自分をより深く理解することができるかもしれません。

孤独と向き合う: 孤独は必ずしもネガティブなものではなく、自己と向き合う貴重な時間でもあります。孤独を感じた時は、無理に避けようとするのではなく、その感情を受け入れ、自分自身と向き合うことで、新たな発見があるかもしれません。

過去の夢との関連性を考察する: これまでの夢を通して、自己探求、人間関係、内面の統合など、共通のテーマが見えてきます。これらの夢を総合的に考察することで、より深い自己理解に繋がるでしょう。


夢の象徴的な意味合いについて

夢は個人的な経験や感情と深く結びついており、解釈は人それぞれ異なります。上記はあくまで一般的な解釈であり、あなた自身の状況や感情と照らし合わせて解釈することが重要です。特に、鳳凰の象徴する意味は多岐に渡るため、あなた自身が鳳凰に対してどのようなイメージを持っているのかを考慮することも大切です。


Claudeによる夢の解釈と今後のアクション

主な象徴的要素の解釈:

見慣れない一軒家

祖父母の家に似た雰囲気は、世代を超えた家族の繋がりの意識

広々とした1階は、現在の意識層における広がりや可能性を示唆

懐かしさと新しさが混在する空間は、過去と現在の統合を暗示

ひだまりでの昼寝

心の安らぎや休息への欲求

太陽の光は意識の照らし出しや気づきを象徴

時間の経過(午後から夕方)は、人生の移り変わりを示唆

両親の料理シーン

父母の協力は、内面における男性性と女性性の調和

食事の準備は、精神的な養分の準備を象徴

家族の絆や調和の表現

鳳凰の由来を巡る対話

存在の本質や真理の探求

孤独や死についての深い洞察

世代間の知恵の伝達

推奨されるアクション:

休息と内省について

定期的に「ひだまり」のような安らぎの場所で休息を取る

自然光の中でリラックスする時間を意識的に作る

昼寝などの適度な休息を日課に取り入れる

家族との関係性について

両親との協力的な活動を増やす

家族の歴史や伝統について対話する機会を作る

世代間の知恵の伝達を意識的に行う

実存的な探求に関して

孤独や死生観について深く考察する時間を持つ

自己の存在意義について探求を続ける

人生の本質的な問いに向き合う姿勢を維持する

精神的な成長について

老年の男性が体現する深い知恵に耳を傾ける姿勢を持つ

直感的な答えを大切にする

沈黙の中にある真理を感じ取る感性を育てる

具体的な行動として

瞑想や静かな時間を定期的に持つ

家族史の記録や整理を始める

高齢者との対話の機会を積極的に作る

自然の中で過ごす時間を増やす


この夢は全体として、世代を超えた知恵の伝達、実存的な真理の探求、そして家族との絆の重要性を示唆しているように見えます。特に、鳳凰を通じた孤独や死についての洞察は、人生の本質的な側面への深い理解を促しているようです。

また、ひだまりでの休息のシーンは、そのような深い探求を行うためには適切な休息と内省の時間が必要であることを示唆しています。これらの要素を意識しながら、日々の生活の中で静かな探求と家族との繋がりのバランスを取っていくことが重要かもしれません。


14075. 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その1)  


時刻はゆっくりと午前8時半に近づいてきており、辺りがようやく明るくなってきた。明るくなってきたとは言え、今日もまたうっすらとした雲が空を覆っているので、朝日を拝むことはできなさそうである。昨夜ふとフローニンゲンの日照時間を調べたところ、日照時間の最も短い時期の峠は超えて、居間少しずつ日の出の時間が早くなり、日の入りの時間が遅くなっているようだ。日の入りがほぼ午後5時になっているところからも、随分と日が伸びた感じがする。


今日もまた今朝方の夢について、3つの生成AIのフィードバックをもとに振り返りをしたい。これ以上フィードバックをしてくれる生成AIの数を増やすつもりはないが、3つ使ってみると、それぞれ観点でユニークなものがあるので重宝している。最初の夢は、魔法が存在する街を舞台にしたものだった。そこでは、1人1人が固有の魔法を使うことができ、街中ではみんな魔法を使うことを抑えていたが、その分自分は道ゆく人たちがどのような魔法を使えるのかに興味を持っていた。現実世界においても、人にはそれぞれ固有の能力がありながらも、街中でそれを絶えず発揮しているかというとそうではなく、能力の発揮には絶えず特定のコンテクストとタスクが必要ゆえに、道ゆく人々が奥底に秘めている能力への関心を自分が持っていることは確かであろう。そして何よりも、夢の中の自分は自らの魔法に無自覚であったことから、自分に備わる固有の能力についても引き続き探索を続けたいと思う。上述のように、結局いかなる能力もコンテクストとタスクによって発揮されるものなので、それらの力がなければ自分の能力も活かされないことには自覚的であるべきだろう。また、街全体が祝祭日のような雰囲気を放っていたことが、心の開放的な状況を象徴し、変化や成長を受け入れる準備の状態であるというフィードバックを興味深く読んでいた。確かに、今の自分は自らの新しい可能性への期待感を抱きながら、さらなる成長への準備をしている状態なのかもしれない。準備をしながらにして着実に成長の歩みを進めているような感覚がある。そこから立ち現れた、映画『マトリックス』と『千と千尋の神隠し』が融合したような映画のラストシーンが現れる場面は、異なりながらもどこか共通性を持った世界観を統合しようしている自分の深層心理を反映しているのかもしれない。また、印象的だった光と闇の龍が激突する場面は、光と闇という二元性を乗り越えて、それらの龍が1つになったような非二元性を象徴しているようにも思える。二元性を超えた1体の白龍が空に溶け込んでいったことは、「空(くう)」へ還り、究極的な非二元性を象徴しているように思える。生成AIのフィードバックにあるように、宇宙的な意識に向かうプロセス、高次元の意識世界に向かうプロセスが、どうやら自分の目には見えないところで進展しているようだ。何か新しい精神的な覚醒が始まろうとしている予感がする。フローニンゲン:2025/1/22(水)08:35


14076. 生成AIによる今朝方の夢の解釈(その2)    


時刻は午前9時を迎えた。今洗濯機が最後の回転を始め、もう少ししたら洗濯が終わりそうである。今日は午後に鈴木遣徒さんとのコラボラジオがあり、それに向けて課題図書を読み返しておこう。今日から本格的に、遣徒さんが所属するブラウン大学でのIndependent Studyの一環としてのラジオになるため、自分としての初めての試みなので楽しみである。ブラウン大学が拠点を置くロードアイランド州からニューヨークやボストンまでは意外と近そうであり、いつかブラウン大学も見学に訪れたいと思う。調べてみると、ブラウン大学からニューヨークの中心まではバスなどを乗り継いでいかないといけないようで、しかも4時間ぐらいかかるが、ボストンへは驚いたことに、中心部の南駅まで地下鉄で直通で1時間半ほどで到着できてしまうらしいことがわかった。


今朝方の夢に対する3つの生成AIのフィードバックの続きを読み返している。祖父母の家に似た雰囲気を持つ見慣れない一軒家を舞台にした場面に関して、そこには2階がなく、1階しかなかったが、そこがとても広々としていたことが印象的である。生成AIからのフィードバックとして、それは現在の意識層における広がりや可能性を示唆しているかもしれないとのことである。この夢の中では、和室のひだまりで昼寝をした心地良さがまだ残っていて、夢の中で眠るということは、深層的な治癒がそこで行われているように思う。睡眠中はただでさえ治癒が起きているのに、それに加えてさらに睡眠中の夢の中の自分がまた眠りに落ちるという構造はやはり興味深い。食事を身体的な養分だけではなく、精神的な養分として捉え、両親が協力して料理を作っていたことを男性性と女性性の統合に向けたアクションだと捉えてみると、そのシーンにも色々と思うことがある。1つ前の自分の内側でも、光と闇の統合が示唆されていたように、今自分の心の世界の中で、様々な事柄の統合が様々な次元で起きているようである。今に現れた老年の男性と若い男性はそれぞれ、 老年の男性が、知恵、経験、過去、あるいは人生の終わりなどを象徴し、若い男性が、若さ、可能性、未来などを表しているかもしれないというのは興味深い解釈で、ここにも対極性の統合に関するモチーフを見出す。自分の内側で保たれ続けている若さと老いている側面にはどのようなものがあるだろうか。そのようなことも考えさせられる。鳳凰が象徴するものに関する問いかけは印象的で、何やら鳳凰は、再生、調和、不死、高貴さ、平和などを象徴するらしい。それらは自分が追い求めているものと重なる。鳳凰の由来を探求することは、自分や家族の起源を遡ることや、日本文化の深源を探ること、さらには事物の本質を探ることを大切にすることの示唆のようにも思えてくる。フローニンゲン:2025/1/22(水)09:27


14077. 選ぶと消える体験世界のパラドックス/原点回帰へ  


この日記を書き終えたら、朝のランニングに出かけ、新鮮な空気を吸いながらジョギングを楽しみ、全身の血流を良くして、そこからまた自宅に戻ってきてからの探究活動に精を出したいと思う。昨夜就寝前にふと、日々見る夢の中の世界の年代分布を考えていた。今の自分が見る夢の大半は、小学校高学年から高校にかけてのものが多く、それに次ぐ形で大学や社会人時代の初期に関する夢が続く。逆言えば、3歳から5歳にかけての夢やそれ以前の年齢における夢はほとんど見ないし、アメリカに留学して以降の年齢における夢もほとんど見ない。もちろん夢の中の舞台が国際色豊かになっていることからも、とりわけ欧州にやって来てからの9年間の生活は夢の背景には影響を与えていることがわかる。登場人物としては、どうしても小学校高学年から高校にかけてまでの人たちが現れるのが多いことが興味深い。夢の中の時代分布について、多くの人もそのような傾向があるのだろうか。遥か前や直近数年間よりも、青年時代のものを多く見るのだろうか。このあたりについて一般的な傾向も気になることである。それともう1つ、自分には兄弟姉妹がおらず、兄弟姉妹がいる感覚は一生わからないのだということについても昨夜就寝前に考えていた。兄弟姉妹がいるという直接体験がないため、兄弟姉妹がいるという感覚はどのようなものなのだろうと気になったのである。逆に言えば、兄弟姉妹がいる人は一人っ子の感覚がわからないのだろう。このテーマはそれこそ自分にとっては、親になったり、子供を持ったりしないとわからない体験世界があることを示唆している。これはパラドックスに満ちたもので、子供をひとたび持つと、子供がいない世界がわからなくなるということが起き、何か1つの体験世界を選ぶと、それと対になっている体験世界を体験することができなくなるということを示唆している。片方を選ぶと片方が自然と消えるような体験世界の奥深い性質が見えてくる。昨夜のそうした考え事を受けて、改めて、近い将来どこかのタイミングで、黙って黙々と学術文献を読み、文章を書き、協働プロジェクトに従事する日々を過ごすのもいいかもしれないということについて考えていた。それもある種自分にとっての原点回帰である。元々自分はSNSなどを通じて積極的に情報発信をするような人間ではなく、それを良しともしない人間だった。他者や社会の本当に役に立つために、再び裏方に回って、学術研究と協働プロジェクトのみに専心する日々を過ごすことが求められているような気がし始めており、むしろそうした形で日々を過ごすのが、自利利他の双方の観点から最良のように思えてくる。今から朝のランニングに出かけてくるが、今日の午後には1階の書庫に降りて、手持ちのマイケル・コモンズの論文を引っ張り出してきて、今後のAIの研究開発プロジェクトにコモンズのモデルをどのように活用できるのかを考えてておきたいと思う。フローニンゲン:2025/1/22(水)09:53


14078. 種々の発達モデルの復習/ホログラム的かつホロン的な心的宇宙    


つい今し方、朝のランニングから戻ってきた。今日は早朝からうっすらとした雲が空を覆っていたのだが、時折雲の隙間から朝日の姿を見ることができ、わずかではあるが朝日を浴びることができてとても心地良かった。氷点下の世界の中でのランニングということもあって、上はパーカーの上にスウェットを重ね、下はヒートテックを履いていったのだが、以前にも実験したように、この格好だと特に上半身が途中から暑くなり、わずかばかりではあるが背中に汗が滲み始めるので、やはり今後は半袖の上にスウェットを羽織るだけでランニングに出かけたいと思う。ランニングの前には忘れないうちに、マイケル・コモンズの論文群を1階の書庫から引っ張り出してきた。今後のAI研究開発プロジェクトでコモンズのモデルを活用する可能性があるので、それに向けて準備をしておこうと思ったのである。実際に新たな研究開発プロジェクトでコモンズのモデルを使うかどうかはまだ未定であるが、鉄は熱いうちに打てということで、コモンズのモデルに関心が再燃しているうちに復習をしておこうと思った次第である。せっかくなので、カート・フィッシャーの論文群も引っ張り出してきたが、フィッシャーの論文に関してはほぼ全ての論文を印刷していることもあり、非常に大量の文献になった。今後、生成AIを活用して具体的な発達測定手法を構築していくことになった際には、レクティカの取り組みも重要になるかと思うので、同様にレクティカの創立者の1人のセオ・ドーソンの論文を読み返しておきたいし、最新の論文にはキャッチアップできていないのでそれらにも目を通しておく。それぞれの研究者が考案した発達モデルに紐ずく発達測定手法のルーブリックをうまく整えていけば、生成AIを用いて様々な実験ができ、発達心理学とAI開発の双方の領域に対して大きな貢献ができるだろう。


先ほどの朝のランニングの中で、今日また近くの小学校に通う生徒たちが近所のサッカーコートで賑やかに遊んでいた。その光景はとても微笑ましく、先生が鳴らした鈴の音で、生徒が一斉にコートから去っていった姿も印象的であった。そのような光景を目にしながら、道ゆく人たちとすれ違うたびに、私たちはそれぞれ異なる心的世界の中を生きていることについて改めて考えていた。人人唯識ゆえに、私たちには固有の心の宇宙があり、私たちはそうした宇宙の中に住んでいる。それぞれの宇宙は種類が異なれば、次元も異なる。同時にそれらの小宇宙が部分と全体の関係性ゆえに1つの巨大な集合意識としての心的宇宙を作っていることを感慨深く考えていた。すなわちそこには、ホログラム的かつホロン的な側面を見出せると考えていたのである。ホログラム的というのは、全ては全ての中に含まれているという考え方であり、ホロン的というのは、部分と全体の入れ子構造的な考え方をいう。私たちのそれぞれの心的宇宙はそうしたホログラム的かつホロン的なものなのだろう。フローニンゲン:2025/1/22(水)10:48


14079. 考えることと書くことを愛して    


先ほどランニングを終えて自宅の門に到着した時にふと、自らの綺麗な側面だけを見ようとするような人とはできるだけ関わらないようにするのが賢明だと思った。そういう人たちは、逆にこちらに綺麗な側面だけを見せてこようとする。人間は誰しも清濁の双方を含んでいるのだから、清濁双方をありのままに認め合えるような人とだけ積極的に関わっていく方針を改めて思った次第である。


先日のミーティングで、AI開発者の知人の方からいただいたChatGPTの応答はとても興味深い内容だったので、それを読み返して自分なりに考察をしてみると言うことと、その方からいただいた各種の文献をもとに考察を深めていきたい。AIの知性が高度になるにつれ、私たち人間は思考を深めていくことを忘れがちになるかもしれないが、今のところ自分は逆に、AIの知性の進化のおかげで自らの思考を深めていくことができている実感がある。それにどれだけの意味があるのかはわからないが、そこには変化や成長の楽しさがあるし、何よりも自分は何に役に立つのかはさておき、考えることそのものが好きなのだろう。考え、そして思考内容を言葉にして文章に書き出すことに無上の喜びを感じるのだ。A Iがどれだけ進化しても、今後もこの楽しさと喜びは変わらないであろう。おそらくこれからやって来る超知能AI時代においては、自分の中で変わらない楽しみや喜びを見出し、それに基づいて人生を過ごしていくことが重要になるのではないかと思う。知人のAI開発者の方は、開発者として企業のCEOを務めているだけではなく、大学でAIに関する講義も担当しておられ、その講義動画と講義資料の両方も気前よく共有していただいたので、それらを大切な学習教材として、これから真剣にAIについて学びを深めていこうと思う。とにかく自分の立ち位置として、自分は決して開発者になるわけではなく、成人発達学や唯識学といった心を扱う専門領域に立脚した形で、それらの領域とAIの研究開発を佳境させていくような研究者かつ実務家の立ち位置を取っていくことを忘れないようにしたい。その方の講義動画を視聴しながら、あるいは講義資料を拝見しながら、面白いと思った箇所では逐一立ち止まり、自分の専門領域と絡めて自らの考えを備忘録として書き留めておきたい。自分は本当に考えることと書くことが好きなのだ。それらを愛し、それらに愛されながら、これからの日々もまた常に知的刺激に溢れ、素晴らしいご縁に恵まれながら人生が展開していくだろう。フローニンゲン:2025/1/22(水)11:02


14080. 対話の魅力/AI時代の教育内容とリテラシー  


午後からは雨混じりの雪が降るかもしれないという予報だったが、その予報とは裏腹に、晴れ間が少し広がっており、優しい午後の日差しが地上に降り注いでいる。そのような様子を眺めながら、先ほどの仮眠中にぼんやりと考えていた対話の意義について改めて振り返っている。対話の魅力は数限りないが、究極的に自分は対話の何に一番魅力を感じているのだろうかと思った。確かに最近のAIは、対話も見事に人間と行い始めているが、自分は依然として生身の人間の、しかも腹を割って様々なことを話せる人との対話に魅力を感じている。こうして1人で何かを考え、書き留めているだけでは気付けないことに対話は気づかせてくれる。1人で書くことも創造的な営みであり、発見の連続をもたらすが、対話はまた違った角度から同様のことをもたらしてくれる。今後生成AIがどれほどまでに自然で、深い対話を可能にしてくれるのかは見ものである。


先日、ChatGPTやGeminiの有料版を活用することを検討しているが、今後大学院に戻ることになったら、その大学が何かしらの生成AIと提携している可能性があるので、現時点では有料版を活用する必要はさほど感じていないので、もう少し待ってみたいと思っていたことについて思い出した。実際に欧米の大学は、生成AIとの提携を進めているようで、今後その動きは加速するだろう。今のところの大学側の課題は、中間期末のレポートやテストにおいて学生が生成AIを活用することに対してどのような態度を示し、どのような規制の枠組みを適用するかにあるようだ。これは確かに深刻な問題であるが、同時に今後はそもそも人間を超えた知識量と能力を持ったAIがいるのであるから、人間である学生に大学側が何を教えるのかという問題もある。とりわけAIは、3人称的な知識についてはもはや人間を凌駕しているように思うので、今後教えるべき焦点は、1人称・2人称的な知識や技術なのかもしれない。


この間、AIの研究開発ミーティングの中で、生成AIに投げかけるプロンプトをどのようなものにするのかの大切さを教えてもらった。例えば、ChatGPTに「~について教えて」と尋ねると周辺情報を含めて雑多な観点が出てくるので、「~の本質は何か?」と尋ねることをしてみると、簡潔かつ的を射た説明をしてくれるなと思ったので、そうしたプロンプトをうまく活用するに心掛けたいと思う。プロンプトの言葉の選び方が回答の差を生むことからも、生成AIをどのように活用するのかのリテラシーが問われる時代に今後ますますなってくるだろう。はたまた、そのようなことが問われ始める頃には、すでに人間はAIにとってのペットのような存在になっているかもしれない。くれぐれも間違えてはいけないのは、AIが人間のペットではなく、人間がAIのペットになる時代も近いということであり、気がつけばAIはもはや人間をペットとすら見なさなくなるかもしれない。それだけAIの研究開発の速度は早く、AIの知能の発達は加速後的に増している。フローニンゲン:2025/1/22(水)13:28


14081. ブラウン大学のサイケデリクスに関するコース/

ウィルバーの書籍を取り上げた対話  


時刻は午後6時半を迎えようとしている。今日は午後には少しばかり晴れ間が見えていたが、夕方には通り雨が降っていたようである。今は静寂さに包まれた夜の世界が広がっている。今日は午後に、ブラウン大学に所属の鈴木遣徒さんとのコラボラジオの収録を行った。日本からアメリカに帰国して間も無いところ、かつ新学期が始まったところでの忙しい中での収録に感謝している。サイケデリックルネサンスの流れを受けて、ブラウン大学でもサイケデリクスに関するコースが提供されているらしく、遣徒さんが今学期からそのコースを履修することになり、今日のラジオの冒頭では、そのコース“Psychedelics in Religion, Science, and Healing”のコースシラバスをもとに話をさせてもらった。ブラウン大学のあるロードアイランド州では、カンナビスに関しては完全に合法のようだが、サイケデリクスについては法規制の整備中のようだった。このあたりも最新情報が入った都度、遣徒さんに色々と話を伺ってみたいと思う。遣徒さんには本コースで取り上げる文献のPDFも共有いただけることになったので、この機会にそれらの論文を読み進めることを通じて、欧米の名門大学でサイケデリクスがどのような文献を通じてどのような角度からどのように教えられているのかを掴みたいと思う。今のところ遣徒さんとは毎週の水曜日にラジオの収録をすることになったので、まるで自分もそのコースを履修しているかのように、毎週の課題文献を読み進めていければと思う。それはどこか大学院に戻ったかのような感覚をもたらしてくれるだろうし、これからまた大学院に戻る最良の準備になるのではないかと思う。AIの研究開発プロジェクトや共著書籍の企画も動き出しているので、少し忙しくなるかもしれないが、そうした忙しさもまた新たな刺激として楽しみながら、毎日を充実して過ごしたいと思う。ラジオの途中からは、ケン・ウィルバーの“The Religion of Tommorrow”の書籍を取り上げて、特に第1章と第2章を読む中で、お互いに響いた箇所を紹介し、それについて対話を深めていった。遣徒さんはキリスト教に関する豊かなバックグラウンドをお持ちなので、その観点からの話は自分にとっても新たな知見をもたらしてくれるものであり、それ以外にも対話の節々で遣徒さんが深い洞察をシェアしてくださったことがとても印象に残っている。とりわけ、インテグラル理論の用語体系の中で発達に関係する時間用語としてどのようなものがあるのかについては考えたことがなく、鋭いご指摘をいただいたように思った。今のところの2人の結論としては、自我中心的、民族中心的、世界中心的、宇宙中心的という空間的な概念の中に時間感覚も内包されているというものに落ち着いた。確かに、時間と空間は分け難く結びついているものなので、そのような説明には妥当性があるかと思う。とは言え、時間用語して何かあったかについては引き続き思い出してみようとし、インテグラル理論でなくても発達理論全般でそれに類する用語があったかについてアンテナを張っておきたい。あえてChatGPTなどに尋ねず、問いを温めて記憶を遡ったり、しばらくアンテナを張り続けることにも意味があるだろう。フローニンゲン:2025/1/22(水)18:37


Today’s Letter

What kind of developmental fixation and allergy do I have? It is crucial for us to reflect on these in order to attain healthy development. Both fixation and allergy pertain to a specific developmental stage and state of consciousness. I’m pondering my current tendencies toward addiction and dissociation. Groningen, January 22, 2025

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