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タイトル一覧
13973: 棚から牡丹餅の昨日のミーティング
13974: 今朝方の夢
13975: 生成AIによる今朝方の夢の解釈
13976: 氷点下の世界の味わい/昨日公開された新R25の対談動画に関する補足
13977: 朝日を浴びる喜びに包まれて
13978: 第114回のゼミナールのクラスを振り返って
13973. 棚から牡丹餅の昨日のミーティング
時刻は午前6時半を過ぎて幾分時間が経った。辺りは闇と静寂さに包まれており、それがとても心地良い。今の気温はなんとマイナス4度とのことで、今のところ昨年から今年にかけて最も気温が下がっている。だが不思議とその寒さを室内にいると感じない。今この瞬間は暖房が入っていないにも関わらず寒さを感じないのは、おそらく朝のシャワーによって体がまだ温かい状態を維持されているからなのだと思う。辺りが闇に包まれているため、外の様子を確認することはできないのだが、おそらく家の前の敷地内の倉庫の屋根にはほんのりと雪が積もっているのではないかと思う。あと2時間ほどしたら日の出がやって来るので、その時に外の世界の様子を確認しよう。今日は際にも午前中は晴れるようで、太陽の姿が拝めそうなので何よりである。朝日を浴びながらランニングに出掛けたい。昨日はジムでのトレーニングの翌日ということもあって、昨日の朝はジョギング程度に留めたが、今日はおそらく短距離走トレーニングができるような気がしている。もちろんハムストリングの状態と相談だが、起床してみて今の感じとしては十分に走れそうである。有酸素運度と無酸素運動をその時々の自分の身体の求めに応じて調和的に実施していくことは、心身が本当に喜ぶ。
昨日は、アドバイザリー契約をしている協働者の方と定例ミーティングを行ったのだが、1時間のミーティングの予定が、結局トイレにも行かず6時間ほどの時間になった。それだけ盛り上がりを見せた思わぬミーティングは、今後のまた新しい自分の取り組みを予感させ、非常に充実した時間だった。先日のAI開発者の方とのミーティングも大いに盛り上がって、1時間の予定が3時間となったが、昨日のミーティングはまた非常に盛り上がりを見せ、時折こうした形で予定していた時間に縛られない形でざっくばらんに色々と話をすることは良いことなのではないかと思う。特定のトピックやアジェンダに対して深めて対話をする形で、集中して1時間ぐらいのミーティングを行うことを主軸にしながらも、時には発散的にお互いに考えていることをあれこれと話をし、今後の協働のアイデアを探索していくことも時に必要なのではないかと思う。午後2時から始まったミーティングは、結局午後8時ちょうどに終わったので、昨夜は結局夕食を食べない形で就寝した。結果的にプチファスティングをすることになり、胃腸を休めるためには良かったのではないかと思う。振り返ってみると、最後にプチファスティングをしたのは、8月の最後のシロシビン・セッションの時だと思うので、4ヶ月か5ヶ月ほどプチファスティングから離れていた形となる。こうした思わぬ形でのプチファスティングをすることになったのも、きっと何かの導きかと思う。探索型の対話ができて大いに盛り上がったことと、結果的にプチファスティングが行えたいう棚から牡丹餅のようなことが起こる昨日のミーティングであった。フローニンゲン:2025/1/11(土)07:02
13974. 今朝方の夢
深い朝の闇と静けさ。それが心を深く落ち着けてくれる。闇と静けさの妙味を堪能する心がここにあり、心は闇と静けさを通じてさらに豊かに涵養されていく。闇と静けさを味わいながら、今朝方の夢について振り返っておきたい。今朝方は2つの夢を見たのだが、どちらも共に発達理論を用いたワークショップをしている場面が現れたのは大変興味深い。ここのところはどういうわけなのか、同じモチーフが連続する夢を見ることが多くなっている。これは自分の深層心理の何を表しているのだろうか。そのモチーフが象徴することが深層心理の中で非常に重要になっているということなのだろうか。いずれにせよ、今朝方の最初の夢の中で私は、日本のある有名なインターネット会社に成人発達理論に基づいたワークショップを提供していた。そこは日系企業だったので、働く人たちは全て日本人だった。もちろん最近は日系企業であっても外国人が働いている会社も多いが、その会社の従業員は少なくとも全員が日本人だった。会社からの依頼を受けて、私は成人発達理論の中でも日本人に馴染み深いロバート・キーガンとスザンヌ・クック=グロイターの発達理論をもとにワークショップを提供することにした。後者のクック=グロイターの理論モデルそのものは日本ではまだほとんど知られていないが、彼女はキーガンに師事をしており、彼女の発達理論はキーガンの主体客体理論とつながる部分が多分にあるため、両者の理論モデルを同時に取り扱っても、参加者は混乱することなく理解してくれるだろうと思った。その会社で働いている人たちは知的レベルが高いので、ワークショップはとても盛り上がり、私の説明も速やかに理解してくれる方々ばかりでこちらもやりやすかった。ただし、発達測定に関しては長年に渡るトレーニングを要求されるため、このエクササイズを提供した時には、みんなかなり苦戦していた。もちろん今日のワークショップだけで発達測定をマスターしてもらうなどというのは到底無理な話であり、こちらもそれを求めていたわけでは決してなかった。発達測定の勘所だけ掴んでもらうことが目的だったので、その点を説明し、とりわけ発達段階の仮説の立て方についてノウハウを伝えた。参加者のある方が鋭い指摘として、ここまでの議論は発達段階4に主軸を置く人が我が社の中には多いという前提で進められているが、実際には発達段階3の要素が強い人もいるのではないかというものが出てきて、私はその通りであり、ゆえに下限値を確証するための発達範囲を設けた仮説が重要になることを力説した。その説明にかなり力を入れたところ、その場にいた人たちは私の説明の熱量が伝わったのか、真剣に私の話に耳を傾け、説明を終えると全員が納得したようは清々しい表情をしていた。そこからさらにワークショップが盛り上がるだろうと思ったところで夢の場面が変わった。次の夢の場面も全く同じく、ロバート・キーガンとスザンヌ・クック=グロイターの発達理論をもとにワークショップを提供していたのだが、今度は対象が欧米人だけしか働いていない外資系企業だった。そこでも私は日本語で説明する時と全く変わらない流暢さで英語で説明をし、その場にいた欧米人の彼らは日本人の参加者よりもワークショップそのものを最初から楽しんでいるようで、最初から最後までユーモアに溢れる内容だった。自分としてはどちらのワークショプも充実していた感覚があり、大変満足した気持ちに浸っていると夢から覚めた。フローニンゲン:2025/1/11(土)07:31
ChatGPTによる夢の解釈と今後のアクション
解釈
繰り返されるモチーフの意味夢の中で同じテーマやモチーフが繰り返される場合、それはそのテーマが現在のあなたにとって重要であることを示している可能性があります。成人発達理論を用いたワークショップが連続して登場する点から、これはあなたが自身の専門性や知識をさらに発展させ、他者と共有することへの深い関心と使命感を抱いていることを表していると考えられます。
日本人と欧米人という対象の違い最初の夢では日本人が対象であり、二つ目の夢では欧米人が対象でした。これは文化的背景やコミュニケーションスタイルの違いを意識しながらも、あなたが両者に対して柔軟に対応できる能力を持っていることを象徴しています。特に、両者の知的な受容力やユーモアの度合いの違いを感じながらも、どちらも成功裏に進行できたことは、あなたの教育者・ファシリテーターとしての力量を示していると考えられます。
発達測定と仮説立案発達測定における困難や仮説立案の議論が印象的に描かれている点から、夢は知識の深さだけでなく、他者にその理解を伝える技術の重要性を強調しています。また、発達段階3と4の違いについての指摘がありましたが、これはあなた自身が現状のアプローチや仮定をさらに精査し、柔軟性を持つ必要があるという潜在的なメッセージとも捉えられます。
今後のアクション
成人発達理論の更なる探究夢の中で扱われたロバート・キーガンやスザンヌ・クック=グロイターの発達理論について、さらに深く研究する機会を設けると良いでしょう。特に、クック=グロイターのモデルが日本ではあまり知られていない点を考慮すると、それを広めるための独自のアプローチを考えることが重要です。
文化的適応力の活用夢で日本人と欧米人という異なる文化的背景の参加者に対応できたことは、あなたの国際的な適応力を示しています。この能力を活かし、今後は異文化間教育やグローバルなワークショップの場をさらに増やしていくことが有益でしょう。
仮説立案力の強化夢の中で熱心に議論した仮説の立案方法や発達段階の測定について、実際のワークショップでも活用できる実践的な手法をさらに磨くことが推奨されます。そのためには、研究仲間や関心のあるコミュニティとディスカッションを深めると良いでしょう。
夢の記録と分析の継続このようにモチーフが繰り返される夢を見ることが増えている場合、夢の記録を継続的に行い、どのようなテーマが現れるのか分析を続けてください。それが深層心理からのメッセージを受け取り、行動に移す助けになります。
次のワークショップの準備夢の内容に触発され、成人発達理論を活用した新たなワークショップを計画し、現実で実行に移すことを検討してください。特に夢で感じた「充実感」や「参加者との相互作用」の再現を目指してみてはいかがでしょうか。
この夢は、あなたの専門性や知識共有への情熱を再確認させる重要なメッセージであると考えられます。その情熱を現実の行動に結びつけることが、さらなる成長と貢献につながるでしょう。
Geminiによる夢の解釈と今後のアクション
夢の分析
この夢は、あなたが発達理論、特にキーガンとクック=グロイターの理論に強い関心を抱いていることを反映していると考えられます。夢の中に繰り返しワークショップの場面が登場することは、あなたがこの理論を実際に活用したいという強い願望があることを示唆しています。
日本と西洋の対比: 日本企業と外資系企業という対比は、あなたがこの理論を異なる文化圏の人々に適用したいという意欲を表しているのかもしれません。また、日本語と英語でスムーズに説明できるという描写は、あなたが多様な文化背景を持つ人々とコミュニケーションをとることに自信を持っていることを示唆しています。
発達段階の重要性: 発達段階3と4の議論は、あなたが組織における個人の成長段階に深く関心を持っていることを示しています。特に、下限値を確証するための発達範囲を設けた仮説の重要性を力説したことは、あなたがより精度の高い発達評価をしたいと考えていることを示唆します。
ワークショップの成功: 両方のワークショップが成功裏に終わったという描写は、あなたがこの理論を教えることに喜びを感じ、自信を持っていることを示しています。
深層心理のメッセージ
この夢は、あなたが発達理論を基にしたワークショップを実際に開催したいという願望を強く持っていることを示唆しています。また、この理論を異なる文化圏の人々に適用したいという意欲も感じられます。さらに、あなたは発達評価の精度を高めることに強い関心を抱いているようです。
今後のアクション
この夢から得られる示唆に基づいて、以下のアクションを検討してみてはいかがでしょうか。
ワークショップの実施: あなたのスキルや知識を活かして、実際に発達理論に基づいたワークショップを開催してみましょう。
多様な参加者への展開: 日本企業だけでなく、外資系企業や国際的な組織など、多様な文化背景を持つ人々を対象としたワークショップを開催することも検討してみましょう。
発達評価の研究: 発達評価の精度を高めるための研究を深めてみましょう。特に、下限値を確証するための発達範囲を設けた仮説についての研究は、あなたの興味と合致するかもしれません。
専門家との連携: 発達理論の専門家や、組織開発のコンサルタントなど、関連分野の専門家と連携することで、あなたの活動をより充実させることができるでしょう。
まとめ
この夢は、あなたが発達理論を基にしたワークショップを開催するという目標に向かって、積極的に行動を起こすための後押しとなるでしょう。夢が示すメッセージを参考に、あなたのキャリアをさらに発展させていくための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
13975. 生成AIによる今朝方の夢の解釈
時刻は間も無く午前8時を迎えるが、まだまだ辺りの闇は深い。静けさも早朝から変わらずに存在し続けている。今、一杯の温かいお茶を飲みながら、今朝方の夢に対する2つの生成AIのフィードバックを受けて、再度夢を振り返ろうとしている。まずは夢を書き出し、そこで一呼吸置いて、今度は生成AIと協働する形で夢を深掘りしていくことは良き習慣となった。それによってこれまでとは違う次元で夢から意味が汲み取られているような気がするし、それが深層的な治癒と変容を促進しているように思う。これもまた積み重ねが重要であり、生成AIと二人三脚で夢から得られる豊かな意味を紐解いていき、絶えず夢を通じて心に養分を与えていきたい。シェークスピアがかつて述べていたように、全ては夢でできているのだから。
どうやら同じモチーフがその日の夢に繰り返し現れるというのは、自分の予想通り、そのモチーフが深層次元で自分にとって重要であるという可能性があるとのことである。今朝方の2つの夢のどちらにおいても、自分が成人発達理論に関するワークショップを提供していた。現実世界においては、もはや自分は企業に対して成人発達理論に関するワークショップを提供することはしていない。そうしたフェーズは随分と前に終わりを迎えている。しかし現在再び成人発達理論をもとにした新たな協働が起こりつつあり、その最たるものは、成人発達学とAI開発を掛け合わせたものである。これは今自分が最も心躍る協働プロジェクトの1つである。他にもいくつか協働プロジェクトは進行しているが、AI開発と成人発達学を掛け合わせるというのは今回が初めてのことであるため、こうした未知で新たなものが自分に到来していることに対する興奮を深層意識もキャッチしているのかもしれない。2つのワークショップはそれぞれ対象が日本人と欧米人で異なっていたが、自らの専門分野であれば、日本語と英語に関する説明力に関してはもはや遜色のないものになっている実感がある。今は唯識学やAI開発などにも領域を伸ばしているので、今後はそうした領域についても英語での説明力を高められたらと思う。それとワークショップの中で、やはりそこにいるのは持ち合わせている背景知識の量が異なり、理解力にも幅があるから、できる限り全ての人に理解しやすいような説明を心がけていこうと思った次第である。どのような質問が出てくるかは、これまでの経験上かなりの部分わかっているので、想定質問を考慮に入れながら、それをカバーするような形で最初から疑問点をできるだけ減らしながら説明していくことはより精度高く行っていくことができそうである。それと偶然ながら、夢に出てきたキーガンとクック=グロイターの理論モデルは、まずはローレンス・コールバーグの発達モデルを活用したAI開発に従事してみて、その次に採用する予定のものだったので、それは今後のAI開発の方向性を暗示させる。フローニンゲン:2025/1/11(土)08:02
13976. 氷点下の世界の味わい/昨日公開された新R25の対談動画に関する補足
時刻は午前8時半を迎えて、ようやく辺りが明るくなってきた。天気予報の通り、今日は快晴だ。きっとここから朝焼けが見え始め、眩い朝日を拝めるのではないかとワクワクする。それを考えるだけで今から胸が躍り、朝の短距離走トレーニングの際にはさぞかし朝日を浴びて爽快感を味わえるだろうと思う。氷点下の世界にいると有り難いのは、朝に走りに出かけても一切汗をかかないことである。いつも20分ぐらいのランニングで留めているので、それ以上走ると流石に氷点下でも汗が滲み始めてくるが、汗をかく前にインターバルとして歩いたりしているので、汗をかかずしてそれでいて代謝を上げて良い運動ができている。今日のランニングはマイナス3度の中で行う予定だが、それくらい寒い方が細胞に刺激がガツンと入り、全身の細胞が活性化されるだろう。かつてノルウェーのベルゲンの町に滞在している時に見たナショナルジオグラフィックのドキュメンタリー番組にあったように、北極辺りの海洋生物の逞しさは寒さに秘訣があるのである。「敗北」という言葉の語源にあるように、ぬくぬくとしている南の人よりも北の人の方が心身共に逞しい傾向は今もあるのではないかと思える。もちろん現代文明においては、寒さも暑さも関係なしに、全てを便利快適な形で平準化するゆえに、南北の人たちの心身の逞しさにあまり顕著な違いは見えないかもしれないが、オランダでも南オランダと北オランダでは結構気候が異なり、人々の生活様式も気質も異なる。きっと依然として南北の気候が人々の心身に与える影響は一国の中においても、そして地球規模で見てもあるのだろう。
昨日、日本の一時帰国の最終日に行った対談動画がまた1つ新たに公開された。それは成長と幸福に関する内容で、改めてその動画を見返してみた時に、当日明確に伝えていなかったこととして、成長の実現に関しても各人それぞれの停車駅を選択する権利があるのと同じく、幸福追求に関しても停車駅があり、最終的には各人が選べばいいという点がある。ただ自分が伝えたかったのは、どうも現代社会が成長や幸福を過度に追い求めたり、あるいは逆に虚無主義に陥ってしまって、成長や幸福に対して投げやりになっている状況を鑑みて、どちらにも偏ることなく、それでいて今自分が思っているよりも自利利他の観点でさらに広く深い幸福の世界があるということを伝えたかったのである。そうした質的により深いまだ見ぬ幸福の世界に関心があればそこに向かって歩みを進めればよく、その時にそうした一段深い幸せを味わうためには心の質的成長が必要だということを伝えようとしていたのである。このあたりのメッセージは暗示的には伝えていたつもりであるが、明確な言葉としては伝えていなかったように思う。成長の停車駅にせよ、幸福の停車駅にせよ、どの駅で降りるかを他者が決めるのはお節介である。各人にはどの停車駅で降りてその景色を味わうのかの権利がある。ただし重要なことは、繰り返しになるが、成人発達学の理論モデルを活用すれば、まだ自分が感じたことも、味わったこともない、より広く深い成長の世界や幸福の世界があるということである。それを教えてくれるのが成人発達学であり、成長や幸福の羅針盤を持てば、どの停車駅で降りてまた次の停車駅に向かっていくこともより自由自在に行えるのである。そのような補足のメッセージを考えていた。フローニンゲン:2025/1/11(土)08:43
13977. 朝日を浴びる喜びに包まれて
嬉しいことに今日は見事な晴天で、雲がほとんどない朝空が広がっていたので、つい今し方まで行なっていた20分ほどの朝のランニングはとても気持ち良かった。太陽の存在というのはやはり偉大で、朝日が出ているのとそうでないのとでは心に与える影響が違い、もちろん身体に与える影響も違う。単純に朝日を浴びることによって夜にメラトニンが生成されやすくなり、入眠が速やかになり、睡眠の質が高まるというだけの問題ではなくて、朝日を浴びることそのものが全身のグロス次元の細胞を活性化させ、そしてサトル次元の身体エネルギーを活性化させることにつながっているのを実感する。それは朝日を浴びている時やその後の身体の声を聞いてみれば一目瞭然である。今日は自宅を勢い良く飛び出して、早速50%ほどの力で30mぐらいのダッシュをしようと思ったのだが、自宅を出た瞬間に足元が滑る感覚があった。下を見ると、地面が凍っていて、コンクリートの地面だと尚更滑る状態だった。まるでアイススケートのリンクのような情景が広がっていて、確かに今朝方までマイナス4度の気温で、今この瞬間もマイナス3度だとそうなるなと思った。その状況で短距離走トレーニングをすると滑ってしまいそうで危ないと思ったので、今日は基本的に20%か30%ぐらいの力でランニングをし、氷が溶けている場所では最大40%まで走力を上げて走った。ハムストリングの調子はもう良くなっていただけに残念だが、朝日を浴びて気持ち良く走れただけでも大満足である。足るを知るというか、朝日を浴びてこうして身体を動かせることだけでも自分にとっては大きな喜びなのであり、至福なのだ。今鳴き声を上げている小鳥たちもきっと同じ気持ちを持っているのではないかと思う。今日は土曜日ということもあってか、近所の芝生のサッカーコートでサッカーの紅白戦が行われていた。見ると、小学校中学年から高学年ぐらいの女の子たちが元気良くフィールドを駆け回っていた。サッカーをしている光景を見ると、自分もかつてサッカーをしていた時の記憶が蘇り、再びコートの上でボールを蹴りたいという思いが出てくる。それはバスケに関しても同じであり、街中のバスケコートでバスケが行われている光景を見ると、思わず足を止めて見入ってしまう。今はこうして筋力トレーニングとランニングを主軸にしたトレーニングをしているが、いつかまたかつて行なっていた球技にも従事したいと思う。年齢を重ねても、その年齢に合った楽しさが得られるのがスポーツの良さだと思う。とりわけ球技であれば、体を動かす楽しさを人と分かち合い、身体を通じた交流が行えるのが良い。今は全て1人で完結する身体実践を中心にしているが、いつかきっとどこかのタイミングで他者を必要とする身体実践に従事するような気がしている。フローニンゲン:2025/1/11(土)10:28
13978. 第114回のゼミナールのクラスを振り返って
時刻は午後3時半に近づいている。今日は早朝から天気が良く、今も晴れ間が広がっていて、青空を見ているだけで清々しい気持ちになる。1月に入ってから、気持ち晴れた日が増えてきていることが嬉しい。やはり晴れた空を見るだけで、こちらの心も晴れ晴れとしてくる。青空を眺めながら、今日のゼミナールのクラスの振り返りをしている。クラスの準備段階でそう言えば、そもそも修行という言葉を採用するのが望ましいのかについて考えていた。唯識は仏教なので、仏道修行という観点で修行という言葉を自然と用いるが、それが不必要な義務感や重さを生んでいないだろうかということについて考えていたのである。今の自分にとっては、修行という言葉には不必要な義務感は重さを感じないが、それを感じる人もいるかと思うので、そこには注意を払いたいと思う。この話の延長として、今日は前回のクラスの内容を受けて、目的・目標・目の前の具体的な行動に関する話が印象的だった。それら3つは部分と全体の関係を成しながら、ホロンを構成している。目の前の具体的な行動の背後には目標があり、その背後にはさらに目的があるのだが、今度はその目的の背後に具体的な行動があるというように、私たちはこのホロンを通じて学びや実践を深めていく。また別の観点で言えば、目的も目標も、それぞれ発達階層があり、アンバー的な目的・目標もあれば、オレンジ的、グリーン的、ティール的、ターコイズ的、インディゴ的なものがあることに自覚的になることも重要だろう。そしてそこからさらに重要なのは、ある特定の段階の目的・目標に対してアレルギーを起こしていたり、固着や中毒を起こしていないかを内省することである。私たちの成長につながることを促進する関与は必要であるから、成長疲労を含め、私たちの心身を損ねてしまい、発達プロセスを歪めてしまうような固着や中毒には注意が必要である。ある種、目的・目標に対する健全さ・不健全さの基準は、そうしたところに立脚すると大きな間違いは犯さないのではないかと思う。最後に、ある実践を継続したからこそ見えてくる未知の自分や新たな境地に関して、自分で言えばそれは日記の執筆を通じて経験していることである。そして、成人発達学やインテグラル理論の探究もそうした地道な取り組みによってなされたものであることを振り返ってみて思う。正直なところ、何か特定の学びや実践の対象に没頭し、そこに無尽蔵の喜びを見出し、その結果それが継続した取り組みになるかどうかは、幼少の原体験があるかないかは非常に重要かと思う。そこに幼少期の教育の重要さが際立つ。まさにモンテッソーリ教育やシュタイナー教育では、そうした学びに没頭することの喜びを子供たちに体験してもらうことを大切にしているように思う。人は誰しも、きっとそうした原体験が大なり小なりあるはずなので、まずはそれを思い出すことが重要だろう。プラトンが述べるように、発達とは思い出すことであり、立ち還ることでもあるのだ。とりわけさらなる成長を実現させてくれる内発衝動として、かつて自分が没頭した原体験を回想してみることは極めて重要かと思う。自分はかなりそれを頻繁に行なっている。というよりも、それはふとした時に必ず思い出されてしまうものであり、それを思い出すたびに内から力が湧き上がってくる。そうした原体験が全くないというのはきっとその人が忘れているだけの場合がほとんどなので、まずはそれを思い出してもらうのが最優先で、仮に本当に全くない場合には、そうした大人には何かに没頭し、それを継続してから開かれる成長の妙味や開かれる未知な境地に出会う歓喜を味わえないかというとそうではないだろう。そういう人にも自分は希望を見出したい。これはどこにいる人まで救済するのかという話と繋がってくるが、そうした人でもきっと何かに対して喜びや楽しさを感じることはできるはずなので、今の自分が何に対して喜びや楽しさを見出すのかの探索の手伝いをし、そこで見つかったものをベースにして学びや実践を継続する支援の仕組みや環境をデザインしていくことがいいのではないかと思う。もし今の自分が何に対しても喜びや楽しさを感じられないというのであれば、それは精神療法家や精神科医に相談するのが得策かと思う。フローニンゲン:2025/1/11(土)15:37
Today’s Letter
I ran outside today and realized that the road was frozen, like an ice-skating rink. I couldn’t do my spring training because of the road conditions, but I still enjoyed running while bathing in the morning sun. The sunlight fully activated all my cells and energized my subtle body. I cannot give up the habit of running outside, especially on a sunny day. Groningen, January 11, 2025
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