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【サイケデリック学・瑜伽行唯識学探究記】12876-12879:2024年6月23日(日)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

12876. 真理に伴う笑い

12877. 今朝方の夢

12878. 新たな神経回路の構築に向けて/今朝方の夢の続き

12879. ビール作りに励むゴヤと出会って


12876. 真理に伴う笑い 


時刻は間もなく午前5時半を迎える。今、遠くの空に橙色に輝く朝日が見え始めている。空はスカイブルーで、日曜日の朝を祝福するかのような見事な世界が眼前にどこまでも広がっている。朝の世界の素晴らしさはいつも自分を呑む。


今の気温は13度であり、今日は22度まで気温が上がる。最低気温・最高気温共に非常に過ごしやすい気温である。今日は夕方に庭の草刈りをしようと思う。気が付けば雑草が随分と伸びていたので、これ以上伸びないように今のタイミングで雑草を除去し、庭を常に綺麗な状態に保っておきたいと思う。ここから本格的に夏を迎えたら、秋がやって来るまでは雑草が旺盛に生えて来るであろうからこまめに雑草を抜くことを行っていきたい。


今朝方起床して2階に上がって来ると、シロシビン・マッシュルームが一気に成長していた。昨日の段階でいくつか次の日に収穫できそうなものがあるなと思っていたが、それらは見事な大きさとなり、それだけではなく昨日の就寝の間にまたいくつもの頭が地中から出ていた。ここから収穫量が一気に増え、予定通り来週の日曜日に第35回のシロシビン・セッションが実践できそうである。ここからのさらなる発育に期待がかかる。


昨日のゼミナールの影響を受けてか、昨夜就寝前に真理について少しばかり考えを巡らせていた。真理とは何で、真理の世界とは如何なるものかについて考えていたのである。それらは双方言葉を超えたもので、言葉で表現することには限界がある。だが仮に言葉を当てるとすれば、真理とはそれがそれとしてそのままあることなのであり、真理に触れるとはそれを感じることなのだろう。言葉で表現するなら、真理とはそれ以下でも以上でもない。真理の世界は、それがそれとしてそのままあることを顕現させる世界なのだ。そうした世界から流れ出てくる無数の真理は絶対的な真理に貫かれている。流れ出て来る真理に触れるたびに、自己には驚きや笑いがもたさられる。真理に触れる際に起こる笑いはとりわけ興味深い現象である。言外の真理に対しては、私たちはきっとその接触の際にはもはや笑うしかないのだろう。真理は驚きと共にやって来て笑いで終わる。真理に触れた際に生じる半ば生理的とも言える笑いという現象については今後のシロシビン・セッションで真理に触れる体験を積み重ねていく中でさらに考察を深めていきたい。真理は驚きを通じて笑いをもたらし、笑いを通じて私たちの心を浄化していく。そしてそれが気づけば叡智と慈悲の涵養に繋がっているという大変興味深い現象をもたらす。フローニンゲン:2024/6/23(日)05:40


12877. 今朝方の夢


存在を浄化し、存在を包み込んでくれる見事な朝空が広がっている。それはどこまでも果てしなく青く広い。そんな朝空を眺めながら、今朝方の夢について振り返っている。


夢の中で私は、学校の教室にいた。そこはかつて通っていた学校のようにも思えるし、見慣れないもののようにも思えた。いずれにせよ、自分の席の背後には小中高時代の女性友達(NI)がいて、どうやら自分は彼女の席に勝手に腰掛けているようだった。なので彼女は仕方なく自分の席に座っていた。私は何も言わずに彼女の席に腰掛けて作業をし始め、彼女も私に何も言わずに私の席に腰掛けた。そんな中で、私は黒板に書かれた数学と英語が融合した問題に取り掛かっていた。その問題は自分の興味を引くものだったので没頭して解いていると、高校時代のクラスメートの友人がやって来て、彼に声を掛けられた。どうやら後ろに座っている彼女と彼が私がこれまで出版してきた書籍の売り上げ部数を計算しているようで、その結果を見せてくれた。彼は悪気なく素直に、「この本意外と売れていないね」という言葉を述べた。その本は自分の処女作の本で、それはそれなりに売れていたのだが、彼が集計した情報は古く、数年前のデータだったゆえに売り上げ部数が低く見えているようだった。そのことについて指摘しようと思った瞬間に、気が付けば私は寝台列車の中にいた。どうやら私はその寝台列車であるミッションを数人の仲間と遂行している最中のようだった。仲間も自分も特殊な能力があり、それぞれの力を持ち寄ってミッションの完遂に向かっていた。寝台列車の中に得体の知れない化け物がいるらしく、それを討伐することがミッションの1つで、同時に乗客の命を守ることもミッションに課せられていた。私は寝台列車の中を一通り散策したのだが、そこでは化け物を見つけることができなかったので、列車の外を見にいくことにした。その時に特殊能力として、自分の体からハングライダーが現れ、それと一体化する形で列車の進行速度に合わせて列車の外観を観察しに向かった。その日は風がとても強く、列車の速度に合わせて飛ぶのはなかなか難しそうだと思い、工夫して飛ぶ必要があるなと思ったところで、気が付けば列車の中のトイレの中にいた。トイレで用を足そうとすると、そのトイレは大理石でできた大きな円柱の形をしており、ふと便器の中を覗くとそこに自分の下着が落ちていた。用を足す前にそれを拾い上げておかなければならないと思ってそれを拾い上げ、いざ用を足そうとしたところで夢から覚めた。今日もまた多様な解釈を許す興味深い夢を見たものである。夢が示唆することが何なのか、ここから少しまた時間を取って回想してみよう。フローニンゲン:2024/6/23(日)06:02


12878. 新たな神経回路の構築に向けて/今朝方の夢の続き 


黄金色に輝く朝日が地上に降り注いでいる。朝日の光の粒子の1つ1つがまるで宝石のように映る。輝きの粒子に包まれながら、自分を構成する輝きの粒子に目を向け、自己の存在がさらに輝き、その光の放射を通じて他者がより輝くことへの取り組みに気持ちが自ずから向かう。


新たな神経回路を構築すること。今の自分はその取り組みの最中にいる。それは唯識学の探究と英語の発話能力の鍛錬を両輪として行われている。とりわけ英語の発話能力を向上させる取り組みに意識的かつ本格的に取り組み始めたことによって、自分の脳がまた大きな変貌を遂げようとしている。唯識学を通じて心を磨き、英語の発話能力の鍛錬を通じて脳を逞しくしていくこと。そしてそこに隔週で行うシロシビン・セッションが固有の貢献を果たしてくれている。それは心と脳の双方を浄化し、両者を涵養するなくてはならない実践となっている。今日もまた英語の発話能力の鍛錬に多くの時間を充てながら、それに並行して唯識学の探究を進めていく。とりわけ後者についてはゼミナールという学習コミュニティーの存在は大きく、仲間たちがいるこそ探究を着実に進められていることを実感する。


先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがある。続きとして見ていたのは、途轍もなく高いエレベーターに乗っていたことだ。普通エレベーターは建物の中にあり、建物のフロアに繋がっているが、そのエレベーターはエレベーターとしてだけ存在していた。そしてそれは天高く宇宙空間にまで到達するかの如く地上から遥か彼方まで伸びていた。そんなエレベーターに自分は1人で乗っていて、目的の高さまで向かおうとしていた。ところが、エレベーターは自分が予定した高さではなく、想像もつかない速さでさらに上へ上へと自分を運んでいった。もうそれは自分の意思ではコントロールすることができず、エレベーターはまるで暴走するかのようにどこまでも高くへと向かっていった。しばらくすると、エレベーターはぴたりと天空のある一点で止まった。そこからはもう地上がほぼ見えず、天空の静けさの中で自分は1人エレベーターの狭い空間の中にいた。そこでふと、エレベーターの底が抜けてしまうことが想像され、恐怖心が芽生えた。その恐怖心は身体を硬直させ、思考を停止させるほどだった。そこで私は少し呼吸を整え、何をすればいいのかを考えた。実際にはエレベーターの底は抜けておらず、その恐怖心は自分の心が生み出したものなのだと冷静に考え、天空で停止するエレベーターを下に向けて動かすために下に向かうボタンを押すことにした。エレベーターの中にいる自分はエレベーターの壁に張り付いており、底には足を着けていなかった。底がいつ抜けてもおかしくないという妄想と闘いながら、壁をつたって下に向かうボタンを押したところ、エレベーターは一気に下に向かって動き出した。そして気が付けば随分と下に降りていて、地上が見下ろせるぐらいの高さにいることを確認して大きな安堵感に包まれた。そのような夢を見ていた。


この夢はこれから自分が向かう先を示しているのだろうか。どこまでも高く真理の世界に向かっていき、そこに向かう過程での恐怖を乗り越えていきながら、真理を地上に持ち帰り、それを共有することに向かわされている自分の姿を見るかのようである。フローニンゲン:2024/6/23(日) 06:56


12879. ビール作りに励むゴヤと出会って    


時刻は午後4時を迎えた。つい先ほど庭の草刈りを終えて今に至る。今日は見事な天気で寒くもなく、そして暑くもない気候だったので草刈りにはもってこいであった。草刈りをするための道具が保管されている倉庫に向かった時に、インド人のサハル一家が去った後に新しく住み始めたゴヤと出会った。ゴヤの彼女のロクシーとはすでに会って話をしたことがあるし、ジムの行き際に街を走っているロクシーと遭遇したこともあったのだが、ゴヤと直接会って話をするのは今日が初めてであった。ゴヤが家の前で大きな鍋を出して何かを煮込んでいたので尋ねてみると、なんとビールを作っているとのことだった。オーナーのペイトラさんからゴヤは自分でビールを作るということを聞いていたが、まさかその製造工程を拝見できるとは思っていなかったので、ゴヤに色々と質問をした。ゴヤ曰く、生物学の基礎的な知識があれば十分にビールは自家製造できるとのことだった。誰にビールの製造方法を習ったのかと尋ねてみると、「Youtubeだよ。最近は本当になんでもYoutubeで学べるようになって便利だよね」と笑いながら述べていった。確かにゴヤの言うとおりである。かく言う自分もシロシビン・マッシュルームの栽培ノウハウはYoutubeから学んだこともあり、それ以外にも色々なノウハウはもはやYoutubeを活用すれば十分に手に入る便利な時代に私たちは生きている。そこからしばらく世間話に花が咲き、ゴヤはフローニンゲンで生まれ、生物学と医学を専攻するためにアムステルダムの大学で学び、卒業してしばらくして再びフローニンゲンに戻ってきたとのことだった。ここからゴヤとロクシーはご近所さんとなり、2人とも大変親しみやすく素晴らしい人柄なので、ここからの付き合いが楽しみである。自分はアルコールはもう摂取しないようにしているのだが、ゴヤが作ったビールをもし飲める機会があるのであれば、お手製のビールをちょっと味わってみたい気分である。フローニンゲン:2024/6/23(日)16:11


Today’s Letter

Veritas is suchness. Grasping truth is realizing the thatness of something. It is nothing more or less. Once we touch upon truth, we usually burst into laughter, and our minds become purified. This is the secret of encountering veritas.  

Mental blocks are huge hindrances to expressing ourselves. Overcoming and dissolving those blocks is inevitable if we want to show our potential and creativity. Only practice can make it happen. 


The Yogachara school of Buddhism denies nature outside our minds. It argues that nature exists within our minds. Rather, it proposes that our minds create nature individually. Each of us has a unique nature created by our minds, and at the same time, we share the same natural world to some extent. Yet, remember, we produce a unique image of nature by ourselves. How does this line of thought contribute to ecology? I believe that transforming our eighth consciousness (alaya-vijnana) will contribute to preserving and nourishing the earth. 


I just finished weeding the garden. Weeds overgrow in this season. Summer has finally come to Groningen. 


I enjoy expressing my thoughts and feelings through words. I was born to express myself through writing. We are meaning-making creatures. Groningen, June 23, 2024


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