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【サイケデリック学・瑜伽行唯識学探究記】12862-12865:2024年6月20日(木)



⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

12862. 夏に近づくフローニンゲンの朝から

12863. 今朝方の夢

12864. ここからのシャドーイング/フリースタイルの楽しさと喜びの中で

12865. 英語の発話力と肉体の改造の時間を与えられて


12862. 夏に近づくフローニンゲンの朝から 

 

時刻は間もなく午前5時半を迎えようとしている。今朝方も朝空は美しく、まるで優しく地上の存在たちに微笑みかけているかのようである。澄み渡る朝空を眺めているだけで心が清らかなものになっていくのを感じる。空そのものには一点の雲がないように、私たちの心も本来は一点の曇りがない。曇りとしての煩悩によって汚れた心をなんとか本来の清らかな状態に戻していくこと。本来性に立ち返ることが心の修練において最も大切なことである。朝空の向こうで輝く太陽もまた常に太陽それそのものとして存在している。その輝きが地上に全て降り注ぐことができるかどうかは雲の有無に関わっている。雲さえ晴れれば私たちは、真理という太陽から最大の恩恵を享受することができるのだ。今日もまた自分の煩悩と向き合い、雲を少しでも晴らしていく1日としたい。こうした日々の積み重ねが大きな果を生み出す。発起心は因であり、その果は必ずどこかで結ばれるはずである。


今の気温は8度と低く、日中の最高気温は19度までしか上がらない。午後は曇りのようなので、午後にジムに行く際には上に羽織るものが必要そうである。仮に晴れていればもう半袖でもジムに行けそうだが、曇りだとそうはいかない。来週からは気温が上がり、火曜日と水曜日に関しては26度を超えるぐらいの夏日になるようだ。とりわけ水曜日は雲ひとつない快晴のようだから、さらに気温が上昇する可能性もある。6月も佳境に入ってきてようやく夏らしさを感じ始めることができそうだ。個人的には引き続き涼しい日々が長く続いて欲しく、20度を少し超えるぐらいの気温がこのまま続いて欲しい。さてここからフローニンゲンの気候はどのように変化していくだろうか。


今日もまた旺盛に英語の発話能力の向上実践に時間を充てていくが、先日受け取った話すための文法書や基本単語のイメージ集が2周目を終えようとしており、昨日からは再び唯識に関する書籍を読み始めた。むしろ先日注文した33冊の書籍のうち9冊以外は全て唯識や仏教関係の書籍であるから、ここから毎日少しずつ新たな書籍を読み進めていけることは楽しみである。唯識学の研究にせよ、英語の発話能力の訓練にせよ、どちらも常に試行錯誤を伴う意図的な反復を大切にしたい。この反復という要素がないと何も身につかないのである。とにかく意識を集中させ、創意工夫に満ちた反復をしていくことが、その学習・実践項目を阿頼耶識に薫習させていくことにつながるのだ。今日の学習もまたその大切な一歩となる。フローニンゲン:2024/6/20(木)05:40


12863. 今朝方の夢


輝く朝日が地上に降り注ぎ、小鳥たちが優しい鳴き声を上げている。今日も朝の世界はすこぶる穏やかである。世界の隅々がこのような世界であって欲しいと切に願う。今の自分の取り組みはその実現に向かうものであると信じている。自らの名前に付された「平」という文字には平穏・平和の意味が込められている。自らの名前に込められた意味をこの世界に顕現・実現させていくこと。それに向けて朝の静かな世界に佇む自分の心が燃えてくる。


今朝方は夢の中で、幼少時代に見ていたアニメの世界の中にいた。最初こそそのアニメを懐かしく何気なくパソコンを通じて眺めていたのだが、気がつけばいつの間にか自分がそのアニメの世界の中にいたのである。そのアニメは主人公が仲間と共に成長していく物語で、主人公は仏を体現しているような人物でありながら、最も強いキャラクターだった。アニメの世界の中に入ってまず驚いたのは、そのキャラクターの人柄であり、アニメで見ていた通りの人物ではあったが、実際にアニメの中で接してみると、自分が未だかつて見たこともないような心の清らかさを持つ人物だったので驚いた。彼のそばにいるだけで自分の心が清らかになっていくかのような感覚があったし、彼と一緒に冒険に出かけているだけで勇気と力が湧いてくるかのようであった。ここからも長く彼と共に冒険を共にしたいと思っていると、いつの間にか夢は次の場面に移行していた。


もう1つ覚えている場面は、ジークンドーのある著名な先生に直接指導を受けている場面である。先生は厳しいながらもユーモアに溢れた方で、先生の講習会には多くの人が全国から駆けつける人気ぶりだった。幸いにも先生の講習会に海外で参加できる機会に恵まれた。私は英語を話すことができたので、外国人の参加者のための通訳の役割を担っていて、先生はその仕事を高く評価してくださっていた。そのせいもあってか、講習会の中で先生の技を直接受ける機会に多く恵まれ、とても充実した時間を過ごしていた。講習会の最後に、先生が股間を素早く蹴り上げる技を教えてくださることになり、ここでも自分はその技を受ける役割を担った。先生の技術を信頼しているとは言え、実際に股間を蹴り上げる技を受けるのは少し勇気のいることだった。もちろん先生は金的に当てるのではなく、当たる数ミリで寸止めをしてくれることになっていたが、本当に技が当たってしまったらどうしようと思っていた。しかし先生は心配する必要はないという表情を浮かべて目の前に立っていて、先生を完全に信じることにした。信じ切るということが実ってか、先生が繰り出すその技は何度やっても金的の数ミリ手前で繰り出され、参加者の方たちもその様子に拍手を送っていた。改めて先生の技術の熟達具合に感銘を受け、さらに別の技も受けてみたいと思ったところで夢から覚めた。フローニンゲン:2024/6/20(木)05:55


12864. ここからのシャドーイング/フリースタイルの楽しさと喜びの中で


朝の静けさを感じながら、いつものように1時間ほどの英語の音読行に従事していた。それはもはや修行の一環であり、そこには楽しさや喜びの感情が常に付きまとう。唯識学に紐付く心の修行もまた同様の充実さをもたらしてくれる。修行という言葉は決して仰々しいものではなく、自分にとっては全ての事柄が修行なのであり、それらは全て自分の成長につながっていく。


毎朝、そして午後一番にも必ず行っている音読は、今自分が核としている英語の学習教材のアプリの音源を聴き、それをシャドーイングする形で行われている。その教材にはネイティブがよく使うよう表現なのだが日本ではあまり知られていないものが多数掲載されている。それらの表現は確かにアメリカのドラマや欧米での生活でよく見かけるものばかりである。今はまだ数回程度しか繰り返し学習していない段階なので、シャドーイングと言ってもまだテキストを見ながら行うリピーティングの域を出ないが、今後はテキストを全く見ずとも完全にその表現を口から言えるようにしていきたいと思う。テキストを見ながらの音読ではまだ完全にその表現が習得されているとは言えない。厳密には、仮にテキストを全く見ずにシャドーイングできたとしても完全にその表現が体現されたとは言えず、実際の会話の中でその表現が口から言えて初めてその表現が体現されたとみなすべきであろう。道のりはまだ遠いが、そこに着実に向かっていく過程を楽しみながら継続して英語の発話能力の向上に努めたい。


そもそもこの訓練の目的は、日本の法相唯識学の欧米社会での宣揚のためなのだが、それに付随する副産物として、日常会話をまるでフリースタイルラップやジャズを楽しむかのように行えることにもある。確かに現時点においても即興性や創造性を働かせながら外国人と英語で会話をしている自分がいるが、さらに会話を楽しめるための成長余地がある。もっと相手のことを知り、もっと世界を広げていくことができると実感している。結局唯識学を欧米社会で宣揚する際には、彼らの心の機微を理解する必要があり、彼らの文化的背景を踏まえた上で英語で深いコミュニケーションを図っていく必要がある。英会話も日本語での会話も本質的にはフリースタイルなのであり、それを楽しみ、即興性と創造性を大いに発揮してそれらを涵養しながら少なくとも今の自分が目指すべき境地に辿り着きたいと思う。フローニンゲン:2024/6/20(木)07:54


12865. 英語の発話力と肉体の改造の時間を与えられて


先ほどジムから帰ってきて、シャワーを浴びてスッキリした気持ちで今この瞬間を迎えている。時刻は午後4時半を迎え、天気予報とは異なって、見事な夕方の空が広がっている。ここのところは午後10時になってもまだ明るいようなので――すでにその時間は就寝しているため、日の出と日の入りの時間に関するデータによるとそのようだ――、今この時間もまだまだ午後に入ったばかりの日差しである。結局今日は22度まで気温が上がり、ジムに行く際だけスウェットを着ていたが、ジムを終えてオーガニックスーパーに向けて歩き出した際にはもうスウェットを着る必要はないと感じて半袖半ズボンで帰宅した。明日こそ最高気温は18度までしか上がらないが、明後日からはもう20度を超えてくるようなので、ここからはジムの行きにおいてももう半袖半ズボンで十分のような気がする。フローニンゲンにもようやく暖かい夏がやって来たと言えそうだ。


現在ドイツで4年に1度のサッカーのヨーロッパの大会のユーロ2024が開催されている。自宅にはテレビがないので観戦はできないが、結果だけチェックしている。オランダはサッカーが盛んな国でもあり、こうした国際大会が開かれるとオランダ国旗を掲げる家が結構出てくる。ジムに行く際にも数軒の家にオランダ国旗が掲げられていて、母国を応援する人たちの様子が窺える。先日初戦に勝利したオランダは、明日に強豪フランスと対戦する。近所には熱心なサッカーファンがいて、サッカーの国際試合になるとオランダが点を決めると盛り上がる声が聞こえてくる。明日のフランス戦は午後9時からのキックオフで、もうその頃にはベッドの上にいるため、オランダが得点を決めるまでには深い眠りにつきたいところである。


今日のジムでのトレーニングも充実しており、インターバルの際には色々と内省を深める機会を得ている。ジムでのトレーニングをしている人の多くはイヤホンやヘッドフォンを着けて音楽を聴いているが、自分は音楽を聴くことなく、インターバルにおいては自分の心と向き合っている。日々の学習や実践を見つめ直したり、これからの人生についてぼんやりと考え事をしたりしている。その中で今日は、今年1年は英語の発話能力の徹底的な見つめ直しに並行して、肉体をよりしなやかで強靭なものにしていくことに焦点が当てられ、今後の人生に向けた英語力の改造と肉体改造の時間なのだと思った。こうした時間が当てられていることに深く感謝し、今年1年は徹底的にそれらの領域の改造を図りたい。そこからまたきっと人生が新たに切り開かれていくはずだ。鍛え上げた英語力と肉体は、今後一生の財産となり、末長く自己を支え続けていくだろう。フローニンゲン:2024/6/20(木)16:53

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