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タイトル一覧
12765. 自由と解放に向けて
12766. 今朝方の夢
12767. 今朝方の夢の続き
12768. ネイティブの感覚の習得に向けて
12769. 肉体の変化を感じるトレーニングを終えて
12765. 自由と解放に向けて
時刻はちょうど午前5時半を迎えた。今、薄赤紫色に輝く朝空を眺めている。こうした色の朝焼けを久しぶりに見たような気がする。同じ晴れの日の朝であっても朝焼けが見える時と見えない時との間にはどのような気候上の違いがあるのだろうか。朝焼けが発生するメカニズムについて知りたいと思う自分がいる。遠くの空の一部は薄赤紫色に輝きながら、別の一部の空は黄金色に輝いている。こうした見事な朝空を眺めながら、小鳥たちの鳴き声にも耳を澄ませている。朝のこの時間は晴れの日であれば朝空を眺める楽しみがあり、雨であっても鳴き声を上げてくれている小鳥たちの鳴き声に耳を傾ける楽しみがある。楽しみ尽くしの毎日。自分の日々は楽しみ三昧なのである。私たちはこの一度しかない人生を大いに楽しむために生まれてきたのではないかと思う。残念ながら現代文明の社会システムにおいては、人生を大いに楽しめない人が大半であり、この問題はなんとしても解決の方向に持っていく活動に取り組んでいきたいと思う。人生を心の底から毎日楽しめないようにしてしまうというのは、本質的には人権侵害なのではないだろうか。それだけ私たちには生まれ持っての自由があり、人生を謳歌する権利があるはずなのだ。人生を日々心の底から謳歌できない人たちの解放のためには、まずは彼らの目覚めが必要とされる。彼ら自身が不自由さの自覚を持ち、本来的な自由に目覚めることがなければ、彼らの解放と自由の獲得は実現されない。こうしたことを考えてみると、文明誕生以来人間はずっとこの問題と向き合い続けているのではないかとさえ思えてくる。各種の歴史上の闘争や革命は、きっとこの問題と密接に絡んでいたはずである。そうした出来事を持ってしても、依然として世の中の大半の人たちは不自由なままなのである。不自由さの奴隷で溢れる現代社会。おそらく新たな奴隷解放宣言とそのための活動が強く求められる。今自分が探究している唯識学は、その活動に大きな役割を果たすである。唯識学はまさに奴隷状態から自由人への解放を希求したものなのであり、また自分1人が自由人になるだけではなく、全ての人が救われて軽安的な自由な身になっていくことを目指すものなのである。生きとし生けるもの全ての解放に向けて、引き続き唯識学の研鑽を積み、自らもより高みの自由の境地に向かいたい。フローニンゲン:2024/5/30(木)05:40
12766. 今朝方の夢
今日は朝から相当に冷え込んでいる。6月を目前としているのにも関わらず、2階の室温は冬のそれである。この間暑い日が続いていた時に暖房が自動で入る温度を下げたこともあり、かろうじて今は暖房が入っていないが、暖房が動き出しても全くおかしくない室温になっている。冬の時代の暖房設定であれば、もう自動で暖房が作動しているような寒さがある。どうやらこうした寒さはここから1週間は続くようである。最低気温の10度ぐらいになると、室温がやはりぐっと下がる印象だ。こうした肌寒さを感じながらも、逆に言えばそれくらいの気温の方が体を鍛える上ではちょうどいいし、知的活動に取り組む上でも望ましい。やはり自分は恵まれた環境で生活を営ませてもらっているのだ。
そのようなことを考えながら、今朝方の夢について振り返っていた。今朝方は夢の中で、アメリカのメジャーリーグの試合に出場していた。ある日本人の伝説的なメジャーリーガーの代わりにそのチームにやってきた私は、その往年の選手の代役として大いに期待をされていた。その選手と同じく一番バッターを任され試合に出場してみると、チームメイトや監督からの期待だけではなく、サポーターからの期待も多大なものがあり、スタジアム中の人たちが拍手で自分を迎えてくれた。しかし逆にそれが自分にとっては少しプレッシャーとなってしまい、呼吸を整えてそのプレッシャーと向き合うことにした。試合が開始される前になんとかこのプレッシャーと向き合い、心を落ち着かせた状態で試合に臨みたいと思っていたところ、幸いにもゆったりとした呼吸と共にプレッシャーは溶解していった。ウォーミングアップを終え、体が温まってくると、なお一層のことプレッシャーがなくなり、その頃にはもう完全にプレッシャーがない状態であった。多くの人から期待を受けているというプレッシャーではなく、そこからは試合に向けて集中力を高め、程よい緊張感が生まれ、それが精神を研ぎ澄ませることにつながっていた。とても良い状態になったところで試合が開始された。試合が開始されてみて驚いたのは、ピッチャーの立っている位置がバッターボックスに途轍もなく近いということと、ピッチャーが投げるボールは野球のボールではなく、紙屑を丸めたものだったことである。最初私は、ピッチャーが投げる紙屑にバットを当てられるか疑問に思っており、またピッチャーズマウンドとバッターボックスの距離が近すぎるので、紙屑とは言え物凄い速さでこちらにやって来ることに目を慣らす必要があった。最初の数球を見送ることにしたところ、それらが全てボールだったので、気がつけば次の投球もボールであればフォアボールで出塁できることに気づいた。次の一球こそストライクゾーンに入るかとも思ったが、ピッチャーの投球は一向に定まっていないようだったので、次の投球も様子を見ることにしたところ、案の定ボールとなり、フォアボールで出塁できることになった。無事に出塁できたことに安堵しながら、ここからピッチャーの気の緩みを窺って盗塁することも考えていた。すると、次のバッターがセンターに向けてライナー性の非常に良い当たりを放ったが、その距離が微妙でセンターに捉えてアウトになってしまうような打球だった。そこで私は前に進むのか止まって様子を見るのか一瞬躊躇し、おそらくヒットになるだろうと予想して前に一歩踏み出した瞬間に、相手のセンターがその打球を抑えてアウトにした。それを見て私は大慌てて一塁に戻ろうとしたが、体重移動がもう前に向かうものだったので動作が遅れ、慌てて一塁に戻ったがアウトになってしまい、ダブルプレーの失態を犯してしまった。往年の選手であればそのような失態は決してしなかったであろうから、チームメイトやサポーターを含めて大いにがっかりさせてしまったに違いないと少し落ち込んだ。アウトになった時には実際に、一塁の脇に寝っ転がって手で顔を押さえ、悔しさを露わにしていた。するとどこからか、日本人女性の優しい声が聞こえてきて、今のプレーを気にすることはないと優しい言葉を掛けてもらい、再び立ち上がり、気を取り直してプレーを続けることにした。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/5/30(木)05:58
12767. 今朝方の夢の続き
時刻は午前6時半を迎え、小鳥たちの鳴き声がより一段と清澄なものになってきた。早朝に見えていた朝焼けはどこかに消え、今はもう朝日が照り始めている。今日はとても肌寒いが、こうした朝日を眺めていると、心が温かくなってくる。心が温かくなれば、それは自分の識の世界全体が温かくなることであるから、自然と身体的にも温もりを感じられるようになってくる。つくづく心の働きとはすごいものであると思う。
先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、夢にはまだ続きがある。夢の中で私は、海の見える旅館に宿泊していた。その旅館には先端的な器具を取り備えた立派なトレーニングルームがあり、せっかくなのでそこを活用してみることにした。トレーニングルームには、謳い文句にあるように立派な器具がたくさんあり、どれから使おうか迷ってしまうほどだった。まずは足腰を鍛えるマシーンを使ってみようとしたところ、見知らぬ男性がトレーニングルームに入ってきた。見るとその男性は かつての有名なJリーガーで、その方もどうやらこのトレーニングルームで体を鍛えることを考えているらしかった。偶然にもその方が注目したのは、自分が最初に使い始めたマシーンで、私の横にやって来て私に笑顔で声を掛けてきた。実際の試合中ではその方は目つきが鋭いストライカーなのだが、普段はとても物腰が低く、優しい表情を浮かべていることを知り、大変好感を持った。そこから私たちはせっかくなので一緒にトレーニングをすることになった。一流のJリーガーがどのようなトレーニングをするのかに興味があったし、自分がどこまでそのトレーニングについていけるのかにも興味があった。いざトレーニングが始まってみると、これまでの自分が試したことのないような動きばかりで最初は戸惑ったが、すぐにそれらの動きに慣れていき、負荷量についてもその方と同じぐらいのものでメニューをこなしていくことができた。トレーニングを終えると、その方もまさか自分がJリーガーと同じメニューをこなすことができると思っていなかったらしく、とても驚いていた。良い汗をかいたところで大浴場で寛ぎ、自室でこれからゆっくりと寛ごうと思ったところで夢の場面が変わった。
ちょうど今日は午後にジムでパーソナルトレーニングを受けることになっているので、それに関するような夢を先取りした形になったのではないかと思う。それ以外にも、見慣れない屋敷の一室で舞踊の練習を見知らぬ女性と行っていた場面があったことも思い出す。その女性の舞は見事で、どの動きも指先まで意識が巡らされていて、何とも言えない美しさが体現されていた。しばらく彼女の舞に見惚れていると、せっかくなので舞を教えてもらえることになり、そこからしばらくの間舞の稽古をその女性から受けることになった。舞にはこれまでの自分がやって来たスポーツとは違う動きがありながらも、これまでやって来たマーシャルアーツとは近しい身体操作があり、その身体操作の記憶を思い出しながら稽古に励んでいると、徐々に舞の動きに慣れてきて、しまいには随分と踊りが上手くなっていた。先生役を務めてくれたその若い女性は、自分の舞の進歩を見て無言で優しい笑みを浮かべていた。フローニンゲン:2024/5/30(木)06:53
12768. ネイティブの感覚の習得に向けて
時刻は間もなく午前10時を迎えようとしている。今日は午後から小雨が降るとのことだが、今のところそれを全く想像させないほどに快晴の空が広がっている。朝日はとても穏やかで、優しい雰囲気に辺りが包まれている。そんな中、いつもように朝の取り組みを前に進めていた。つい今しがた、良遍の訓読文の作品を漢文のまま読んでいくということを行っていた。訓点をわざわざ活用せず、本来の漢文を漢文のままに読んでいく感覚を養うことを意識した読解は、これから様々な創意工夫によってさらに力が高まっていくであろう。漢文を英語のように返り読みせずにスラスラと意味が理解できる境地に辿り着くことが今から楽しみである。漢文の読解も1つのスキル領域なのだから、誰でも訓練すれば漢文を漢文のままに読むことは可能である。
感覚について言えば、現在力を入れている英語のスピーキング能力の向上実践においてもそれは当てはまる。ネイティブの感覚を意識して、それを獲得していくことを意識した練習が重要であり、いつまでも日本語脳を活性化させてはならない。今の自分は英語で話をするときは完全に英語に頭が置き換わっているが、その状態に至るまでには確かに時間がかった。今でこそ英語を英語のままで聴き、話すということが可能になっているが、まだまだ自分の英語脳はネイティブのそれと性能が違う。時々聴いたことのないような表現に出くわすと、脳が一瞬フリーズしてしまうことがあるのを知っている。厳密にはフリーズというよりも、表現を知らないものはもうそのままノイズとして虚空に消えていくような感じである。今力を入れているのはネイティブと同じ感覚になるようにその感覚を研ぎ澄ませていきながら、これまであまり意識的に勉強してこなかったネイティブがよく使う言い回し表現を毎日着実に学習するようにしている。そうした表現に習熟すればするだけ、これまでノイズだったものが意味を持った響きとなり、よりコミュニケーションが円滑になるだろう。もう1つ注目したのは、音楽における和音の進行のように、英語の発話においても続く単語や句にはパターンがあり、それを実際に自分で様々なコンテクストの中で発話をしてみることによってパターンを身についていくことの大切さである。それはピアノの練習に似ており、即興で演奏ができるためにはそうしたパターン学習が重要になる。ピアニストは音楽理論をさほど勉強せずとも演奏ができるように、英語の発話も理屈ではないのだ。英語の文法に関する文法学者になりたければ、発話の練習をせず黙って机で文法書を読んでいればいい。しかし、英語を実際に話せるようになりたいのであれば発話練習あるのみである。発話練習の際には、ネイティブが用いる英語の表現のパターンをいくつも自分の中に格納していくかのようなイメージを持って練習のが望ましい。その際に、1つのパターンの中に自分が話すであろう単語を入れ替えることによって表現を変えて何度も口に出してみるのである。そうすることによって、パターン構造が染み付いていき、もはやパターンを構造をわざわざ自分で考える必要はなく、単に単語のちょっとした入れ替えだけで様々なコンテクストに対話した発話ができるようになってくるだろう。フレーズの塊を体に染み込ませていくような感じが発話訓練をし、より一層ネイティブの感覚を養っていくことをこれからの課題としたい。今こうして自分がまだまだ完全にネイティブレベルではなく、その道が遠いものでありながらも着実にそこに向かっている歩みの中に入れることを楽しく、喜びの感情をもたらしてくれる。フローニンゲン:2024/5/30(木)10:06
12769. 肉体の変化を感じるトレーニングを終えて
時刻は間もなく午後5時を迎えようとしている。幸いにも天気予報とは異なって、午後から雨が降ることはなく、ジムの行き帰りの際には折り畳み傘を開く必要がなかった。先ほどジムから戻ってきて、夕方の小鳥たちの鳴き声を聞きながらこの日記を綴っている。
今日のパーソナルトレーニングは随分とハードな内容だったが、今日はとても肌寒かったので、1時間のトレーニングの中で汗をかくことはなかった。汗が滲むことすらないほどに今日の気温は低かったと言える。汗をかくことはなかったものの、前回のパーソナルトレーニングからパーソナルトレーナーのエリーザにリクエストしたように、前回と引き続きここからは筋力を増やしていくトレーニングメニューとなったのでハードな内容であった。最初はディップスから始まり、このメニューを通じて大胸筋と上腕三頭筋を鍛えていった。前回もこのエクササイズを行ったのだが、その時にはフォームのコツを掴むのが意外と難しく、肩辺りに効いてしまうことがあったが、今日は前回の反省を活かして正しいフォームで最初から行うことができた。バーを用いたディップスは意外とハードで、2セットからは10回を超えてくるとオールアウトに近い形となり、最初のエクササイズからタフな内容となったが、こうしたメニューを最初に持って来てもらわないと後半でそれを行うことは難しかったであろうから逆に感謝している。そこからもハードなメニューが続いたが、エリーザーとの雑談をインターバルで楽しみながら、今日も充実したトレーニングを行うことができた。ここ最近は食事の内容を変え、朝食をしっかり摂ることによって1日のカロリーをこれまでよりも500kcalから800kcal以上は増やしているので、体つきも少しずつ変わってきた。そこに筋肉量を増やしていくトレーニングを意識していることもあり、ここからの身体の変化が楽しみである。今日のトレーニングの中で、最近の近況報告をした際に、英語のスピーキング能力の向上実践について触れた。いくらオランダ人の英語力が高いとは言え、エリーザもNetflixの作品の中でわからない表現が結構あるらしく、またネイティブの冗談がうまく理解できないことがあるということを述べていて、それはやはり日本人だけではなく非ネイティブに共通のことなのだと改めてわかった。今学習している教材の中に載っているイディオムをいくつかエリーザに紹介してみたところ、結構わからないものが多かったことを受けて、ネイティブと非ネイティブの間にはやはり語彙や言い回しの数に差があることを改めて確認した次第である。それを受けて、改めてまた今夜からネイティブがよく使うが非ネイティブには馴染むの薄い語彙や表現を積極的に学習していきたいと思う。フローニンゲン:2024/5/30(木)17:10
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