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【サイケデリック学・瑜伽行唯識学探究記】12732-12736:2024年5月23日(水)




⭐️成人発達理論・インテグラル理論・瑜伽行唯識学の観点から、リスナーの皆様と心の成長を一緒に実現していくことを目指したサイケデリック唯識ラジオの配信をしています。


⭐️心の成長について一緒に学び、心の成長の実現に向かって一緒に実践していくコミュニティ「オンライン加藤ゼミナール」も毎週土曜日に開講しております。

タイトル一覧

12732. 学習や実践における一般法則と個別法則

12733. 今朝方の夢

12734. 対話形式のポッドキャストを用いたスピーキング能力の向上実践

12735. 発音の矯正に目覚めて/音源活用の工夫

12736. 蕎麦とパスタを主食にして/今日のトレーニングを振り返って


12732. 学習や実践における一般法則と個別法則  

 

時刻は間もなく午前4時半を迎えようとしている。今朝方はいつもより少し早く、午前4時前に起床した。今、空がダークブルーに変わり始めているが、まだ小鳥たちは鳴き声を上げていない。彼らが鳴き声を上げるまでにもう少し時間が必要だろう。起床して2階の書斎にやってきた時に、二重窓の内側を昨夜も開けて就寝していたので、室温が随分と下がっていることに気づいた。なので窓を閉めようとしたところ、庭側の向こう側にあるアパート群の一室に明かりが灯っていたので驚いた。自分と同じぐらい早くに起床している人が近所にいることを知ったのである。もしかしたらその人は今日たまたま早く起床していたのかもしれないし、電気を消し忘れて就寝してしまったのかもしれないが、いずれにせよ自分と同じく朝早くから起床して活動を始めている仲間がご近所にいることを知ったのはどこか嬉しかった。学びでも実践でも仕事でも、仲間がいることはとても素晴らしいことである。1人で取り組み、1人で物事を進めていくには限界があるのだ。近所の何気ない光景から、仲間の大切さを改めて思う。


もう1つ起床してすぐにふと考えていたこととして、一般法則と個別法則に関するものがある。学習や実践において、人は最適な方法を求めようとするが、その際に2つの異なる法則が存在することに気づけているかどうか、そして両者を発見し、両者を活用していくことが学習や実践において成果をもたらす鍵となることにどれだけ多くの人が自覚的なのだろうかと思ったのである。よく聞かれることとして、「何か効率的な学習方法はありませんか?」「もっと成果の上がる実践方法はありませんか?」という問いが挙げられる。そうした問いを発することは悪いことでもなく、むしろそうした問いがあるからこそ法則性の発見や獲得に向かっていくことができる。しかしながら多くの人は、全ての人に当てはまるような一般法則だけを発見し、それを適用することに満足してしまったり、あるいは逆に自分だけにしか当てはまらないような法則性を発見し、適用することに満足しがちとなる。自分の成長だけを考えてみれば、後者のケースは問題にならない。しかし、前者のケースの場合は、他の人に当てはまる法則が自分に当てはまるかは分からないという点において、自分の成長に繋がらない場合があることには注意である。学習科学の発展において、確かに多くの人に共通して適用できる学習や実践の法則性、すなわち原理のようなものはいくつも明らかになってきている。それこそ今自分が取り組んでいる英語のスピーキング能力の向上実践においては、言語学や認知科学の発展によって、英語の発話力を伸ばす方法についての法則性や原理は随分と解明されている。筋力トレーニングおいてもそうであり、科学の発展によって随分とそのメカニズムは解明されているのである。しかしそれらはあくまでも科学に則っているがゆえに多くの人に当てはまる事柄を一般化したものに他ならず、それを学んで適用した結果、それが果たして本当に自分に当てはまる法則や原理かは分からないことがあるのである。それもそのはずで、科学はまだ英語の発話や筋力トレーニングに関して全ての法則や原理原則を解明していないからであり、研究段階における変数設定や方法論に恣意性が内在することや、そもそも科学は個別性よりも普遍性を重視するがゆえに、発見事項が自らに当てはまる保証がないことには注意が必要である。詰まるところ、科学によって発見された法則性や原理原則は当然参照されるべき事柄だが、一般法則の追求のみならず、自分の個別性を加味し、自らを実験台として自分に当てはまる個別法則性を見出していくような取り組みをしていくことが、継続的な成長と確かな成果をもたらしてくれるのではないだろうかということについて考えていた。04:37


12733. 今朝方の夢


時刻は午前4時半を迎えた頃に、数羽の小鳥たちが庭側の木々に止まって鳴き声を上げ始めた。彼らの鳴き声を聞くと、今日もまた新たに始まったのだという実感が湧く、彼らの澄み渡る鳴き声は、始まりを告げる音楽である。新たな1日がまた新たな自己として始まることを祝福した賛歌なのである。


今の気温は14度と涼しいが、ここからさらに気温が下がり、午前9時頃までは13度となる。そこから少しずつ気温が上昇しながらも、今日の最高気温は19度か20度とのことなので、日中でも肌寒さを少し感じられるだろう。午後にジムに行く際にはどのような格好をしていけば悩むところである。太陽の姿がどれだけ出ているかによって半袖半ズボンで出掛けていくか、上に何か羽織っていくかを判断したい。ここから1週間は少なくとも、涼しい日々が続くようなので何よりである。


今朝方は2つほど断片的ではあるが、印象に残る夢を見ていた。1つ目の夢の場面では、唯識学についての学びを1人黙々と進めている自分がいて、真理に関する多くの発見事項を得ていた。それを誰かに伝えようと思っていたら、目の前に見知らぬ人が数人現れ、彼らに発見したての事柄を共有していた。それはレクチャー形式でありながらも、対話を大切にしたもので、話を聞いてくれている人たちも興味深そうに真理についての自分のレクチャーに耳を傾けてくれていた。また、質問も積極的にしてもらうことによって、それへの回答を通じてまた新たな真理が紐解かれていくことも起こっていた。こうして自分1人で真理を発見していく試みと、それを他者に共有する中で真理を磨いたり、また新たな真理を発見する取り組みに没頭邁進していくことが自分の人生なのだろうと改めて思った次第である。


もう1つ覚えている場面は、英語でずっと考え事をしている場面である。自宅の寝室で1人頭の中で英語を駆使し、物事を自由に考えている自分がいた。考えたいことを考えたい角度で好きなだけ英語で考えることに興じている自分がいた。それは楽しみ以外の何物でもなく、脳内で英語で1人考え事をすることは、まるで自分の趣味であるかのように楽しい事柄であった。そしてふと、こうした行為を何気なく毎日行っていることがこれまでの英語の発話能力の向上に役立っていたのだと気づき、ここからは脳内での考え事をできるだけ英語で行っていくことを意識し、そこで様々な語彙や表現を積極的に活用していくことを行ってみようと思った。そうすれば、それは脳内独り言の実践として、英語のスピーキング能力のさらなる向上に一役買ってくれるだろうと思ったのである。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/5/23(木)04:56


12734. 対話形式のポッドキャストを用いたスピーキング能力の向上実践    


早朝に見えていた雲は雲散霧消し、穏やかな朝日が地上に降り注いでいる。小鳥たちの澄み渡る鳴き声が世界の端にまで響き渡っていきそうな感じがしている。時刻は午前7時を迎えたが、今日は朝から肌寒く、ヒートテックを着用するほどではにあが、ほぼ冬の時期と同じ格好で過ごしている。そんな中で、朝の実践活動に取り組んでいた。これから 『唯識三十頌』の漢訳文の音読をして、良遍の訓読文の読解に取り掛かる。これは朝の習慣的な学習活実践であり、そこから心の成長につながる洞察を1つでも得ようとしている。今のフェーズとしては英語のスピーキング能力の向上に時間とエネルギーの大半を費やしながらも、完全にその実践だけに従事するのではなく、唯識学の探究も毎日少しずつ前に進めている。正午前にもまた時間を取って、現在ゼミナールで扱っている課題図書を紐解き、講義動画を作成したいと思う。こうした地道なアウトプットの実践が積み重なることを通じて大きな果実が将来もたらされるだろう。


英語のスピーキング能力の実践に加えて、これまで毎日聴いていたWisdom Publicationsの仏教関係のポットキャストを倍速で聴くことをやめて、等倍速で聴きながら英語でツッコミの質問やコメントを入れながら能動的に聞いていくようにする案について考えていた。倍速だとどうしてもながら聴きになってしまい、スピーキング能力を高まるという実践に昇華させていくのであれば、等倍速で聴いていくのが望ましい。等倍速で再生をしながら、頭の中で独り言を英語で呟くかのように話しての発言にツッコミを入れたり、質問を口に出すことを行っていく。口に出すことが難しい環境であれば、少なくとも頭の中で発話者と対話しているかのように能動的に聴いていくのが望ましい。ここでも多聴という形で受動的に聴いているだけではリスニング力もスピーキング力も一向に向上しないというのが自分のこれまでの経験から言えることである。多聴が真の意味で効力を発揮するのは、意識的なリスニングを多く積み重ねることである。何が聴き取れて、何が聴き取れなかったのかを明らかにしていきながら、何かいいなと思う表現があればそれを積極的に自分のものにしていくような気持ちを持って能動的に聴いていく姿勢が重要になる。そしてできればレクチャー形式の1人語りの音声よりも、インタビュアーとインタビュイーの2人の対話形式のものの方が言葉のキャッチボールを楽しみながら集中力が途切れずに話を聴いていくことができるかと思う。そうした形式のポッドキャストに対して、自分がインタビュアーであればどのような質問やコメントを挟むのかを即興的に考えて口に出していき、同時にインタビュアーからの質問やコメントに対してインタビュイーとして自分であればどのような返しをするのかを考えながら聴くことはリスニングとスピーキングの力の双方を高めてくれるだろう。とりわけスピーキング能力を向上させるという意味で、インタビュアーとインタビューの1人2役をしながら質問やコメントを即興的に作り出していく実践をこれから毎日ポッドキャストを聴いている時に意識的に取り組みたいと思う。フローニンゲン:2024/5/23(木)07:16


12735. 発音の矯正に目覚めて/音源活用の工夫        


受動的な学習・実践ではなくて能動的な学習・実践。集中力を保ち、意識的に課題を炙り出しながら着実に進歩していくための学習・実践を心掛けていく。ここ最近はもっぱら英語のスピーキング能力の向上実践に力を入れている。この際に発音記号を含め、発音についてももう一度基礎から見直そうと思っている。基礎が脆弱だとその上に積み重なっていく学習と実践は単に砂上の楼閣を構築するだけとなる。英語のスピーキング能力を真剣に向上させたいのであれば、発音記号の学習を含め、発音を見直していくことは非常に重要である。舌や歯の位置や動かし方について知らなければ、正確な発音をすることは難しく、コミュニケーションのロスを発生させる。発音をなおざりにする人は、相手に混みケーション上のロスを負わせていると弁えるべきであり、それに甘んじていることは相手を尊重していないことの表れや、そもそもコミニケーションへの敬意に欠けていることの表れなのではないかと思う。そうした意味で、自分もまた相手へのコミニケーション上の負荷量を下げるためにもここで今一度発音を矯正していこうと思った次第である。かつても発音については定期的に見つめ直していたが、体の歪みを矯正していくかのように、発音を定期的に見つめ直していくことは好ましい。しかし理想は、歪みが大きくならないためにも、日々発音を磨き続けるという姿勢が重要なのではないかと思う。歪みのない体を作っていくことと美しい姿勢の体を作っていくことは一線を画する。前者であれば定期的な矯正作業で十分かもしれないが、後者であれば日々の継続的な実践がものを言う。自分は発音をこれから絶えず磨いていく道を採用することにした。この実践を手を抜くことなく日々愚直に貫徹していきたいと思う。

リスニング能力とスピーキング能力については足並みを揃えて向上していくが、日々のスピーキング実践において、リスニング力のさらなる向上にも努めたいと思った。例えば、音声付きの英語の学習教材を用いる際には、いきなりスクリプトを見ながら音声を再生するのではなく、まずはスクリプトを見ずにそのセンテンスの音を全て聞き取れているかを確認するようにする。連結部や聞き取れない単語の音をピックアップしていき、聞き取れなかった原因を潰しながら例文の音声を再生していくことはリスニング能力のさらなる向上につながる。またそれを通じて、自分がネイティブのように発音するための連結部の発声方法やより正確な発音の方法が見えてくるだろう。単に漫然とスクリプトを見ながら音声を何回再生してもあまり意味がないことを自覚する必要がある。ここでもとにかく受動的ではなく能動的な学習を心掛けていく。得てして音声付きの学習教材の音源を再生している際には受動的になりがちなのだから。今用いている学習教材にもネイティブのナチュラルスピードの音源が付いており、大変重宝している。それを真の意味で重宝するためには、上記のような活用方法を意識したいと思う。今こうして唯識学の探究や筋力トレーニングだけではなく、新たな趣味かつ一生物の実践として英語能力の向上トレーニングが加わったことは大変喜ばしい。フローニンゲン:2024/5/23(木)09:08


12736. 蕎麦とパスタを主食にして/今日のトレーニングを振り返って


時刻はゆっくりと午後5時に向かっている。先ほどジムから帰ってきて、シャワーを浴びて今に至る。ジムの帰りにはオーガニックスーパーに立ち寄り、明日からは全粒粉のパンではなくて、蕎麦とパスタを主食にすることにした。もちろん全粒粉のパンも栄養があって美味しいのだが、自分の腸の特性を考慮すると、パンよりも蕎麦やパスタが合うかと思ったので、オーガニックの蕎麦とバイオダイナミクス農法で作られたパスタを購入することにした。後者については以前も少しばかり食べていたこともあり、調理方法を含め勝手を知っているので、明日からの料理がまた楽しみである。今のところは朝にパスタを食べ、夜に蕎麦を食べるような食実践にしていこうと思う。パンの導入から蕎麦屋パスタという麺類への移行が起こったことは興味深く、ここからまた腸の様子を見ながら食実践を組み立てていこうと思う。日本人の8割近くはグルテンに対して耐性がないらしく、これまで食べていた全粒粉のパンにはグルテンが含まれていたはずであり、それを自分の腸は敏感に感じ、グルテンフリーの蕎麦とパスタを求めることになったのかもしれない。


今日のトレーニングでは、50/50オールアウト法の原理を活かして、重さを下げながらもゆっくりと効かせながら行う動きで50回のところでオールアウトするようなメニューを随所に取り入れた。もちろん全てのメニューで50回のところでオールアウトできるわけではないが、その原理を活かすことで、筋肉には大変良い刺激が入っていたように思う。今日からの木曜日は隔週でパーソナルトレーニングとなり、今日は自主トレーニングの日となった。パーソナルトレーナーのエリーザとのトレーニングの際には彼女のやり方に従って、負荷量の比較的高いメニューを3セットこなす形で進行していく。それはそれで今自分が取り入れている原理と異なるため、筋肉に違った刺激が入るので重宝している。様々なメニューかつ様々な刺激を通じて筋肉を鍛えていくのが自分にとって望ましいので、自主トレーニングとパーソナルトレーニングとでは少し毛色を変えていくことは望ましい。ちょうど明日、近所の玩具屋にアメリカのAmazonを経由を通じて注文したVRTXバンドが届くので、明日の午後に散歩がてら玩具屋に行き、それを受け取ってこようと思う。明日にそれを受け取ったら、早速明後日にトレーニングがてら活用してみたいと思う。明後日の土曜日は本来休息日なのだが、上腕二頭筋や肩の筋肉などの比較的小さな筋肉を鍛えるメニューであれば早速VRTXバンドを用いてトレーニングするのも悪くないと思う。ここからまたトレーニングの幅が広がり、楽しいトレーニングが実現できそうである。フローニンゲン:2024/5/23(木)17:04

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