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【サイケデリック学・意識哲学探究記】12120-12125:2024年2月14日(水)



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タイトル一覧

12120. エネルギー線の通りを実感して

12121. 呼吸と身体が持つ潜在力

12122. ハーバード神学大学院での言語トレーニングに想いを馳せて/呼吸とエネルギー

12123. 今朝方の夢

12124. ハーバード神学大学院の最終選考オンライン面接に向けて/今朝方の夢の続き

12125. 意識という大海を研究すること/阿頼耶識と末那識の浄化


12120. エネルギー線の通りを実感して 

 

時刻は午前3時を迎えようとしている。今朝方はいつもより早く、午前2時半に起床した。昨日、日本から来られた来客のお二人とフローニンゲンでお会いさせていただいていたのだが、一人の方が身体治療のプロの方で、街の中心部のカフェで少し話をした後に、滞在しておられるホテルの部屋で施術をしてもらった。その施術は自分の身体の歪みを修正してもらうもので、自分の身体が持っている本来の力を取り戻してくれることを目的としたものだった。施術の時から気づいていたが、自分の身体の本源的な力が回復していくのがわかり、グロスボディの歪みの修復だけではなく、それを通じてサトルエネルギーが内側から流れ出始めるのを感じた。昨夜はこの施術のおかげですぐに就寝することができたのだが、深夜に一度目を覚ました。その時に不思議な体験をした。足先から百会のツボにかけてエネルギーの線が通っているのをありありと感じたのである。これは微細な感覚ではあるが、エネルギー線が通った体験と言えるかもしれない。おそらくこの線をしっかりとしたものに開発していくことがここから取り組むべきことなのかもしれない。それをしないと徐々にエネルギー線の感覚が薄れていき、グロスボディにまた歪みが生じてしまうだろう。おそらくグロスボディの歪みは体の動かし方の癖のようなものと密接に関係しているであろうから、普段の体の動かし方や姿勢そのものを見つめ直していく必要があるだろう。ここでも唯識の発想を適用することができる。唯識思想に基けば、グロスボディの歪みを生み出してしまう姿勢や体の動かし方の癖もまた阿頼耶識の種子の結果習慣として形成されたと見ることもできるだろう。身体と心の繋がりから言えば、唯識の思想が適用できないわけはないのである。自分の場合は、爪先の方に体重を乗せがちのようで、これは前のめりな姿勢を表しており、確かに人生における常に前のめりな心のありようとも関係しており、それではそうした前のめりな心は何が生み出したのかを考えることが重要で、そこに唯識が活用できる。阿頼耶識に眠る過去の行為や思考という種子と記憶という種子をつぶさに観察していけば、自分がなぜ前のめりな心のあり方を形成していったのかがわかり、爪先の方に体重を乗せがちな前傾姿勢が少しずつ矯正されていき、足裏の中心あたりに体重を乗せスッとまっすぐ安定して立てるようになるだろう。その他にもまだまだいくつも興味深い発見事項があり、自分の身体についてその方からフィードバックをいただいたので、また思い出すことがあれば書き留めておこう。フローニンゲン:2024/2/14(水)03:07


12121. 呼吸と身体が持つ潜在力

       

時刻は午前3時を迎えた。起床時から引き続き雨が降っている。どうやら午前8時ごろまで雨が降るようだが、そこで雨が止み、そこからはもう雨が降らなようだ。気温に関してもすでにこの時間で7度もあり、日中は11度まで気温が上がるようなので寒さはあまり感じられないだろう。昨日は日本から来られた2人の方とお会いさせていただき、昨夜の段階でもう1人フローニンゲンにやって来られたので、今日はまた3人で会ってゆっくりと話をすることになっている。昨夜は大変実りの多い充実した時間を過ごさせていただいた。今朝方起床した瞬間に、今日はさらに充実した時間を4人で過ごせるに違いないという確信が芽生え、それと同時に活力が吹き上げるような感覚があった。この感覚もまた昨日の施術のおかげかもしれない。確かに自分は普段から体を鍛えているが、鍛えるよりも先に実は自分の体の歪みを矯正し、本来持っている力を発揮できるように身体を整えていくことが重要になることを改めて教えてもらったように思う。車の喩えを出すと、本来は素晴らしい力を持つはずのエンジンが錆びれていて、その上にそれを誤魔化すかのようにあれこれと装備を増やしてもほとんど意味はなく、車全体が崩れてしまうことにもつながりかねない。まずはエンジンの見直しから始め、その上に必要な装備を装着させていくのである。筋力トレーニングもまずは自らの内側のエネルギーが流れやすいようなグロスボディの回路を整えることが重要であり、それは各種の歪みの矯正を通じて実現される。それを受けて必要に応じて筋力トレーニングをしていくというのが理想的な身体作りのように思える。


その他には、以前より痛めていた右肩周りの自己治癒の方法を教えていただいたり、胸骨をより動かせるようになるトレーニング方法を教えていただくなど、非常に貴重な助言をいただいた。また、話の中で改めて丹田と仙骨の重要性に気づくことになり、普段の立ち方や呼吸の見つめ直しを通じて、丹田のさらなる充実による安定感と力の発揮が実現されるだろう。さらには、改めて仙骨の役割などを調べ直し、普段からこの骨を意識して姿勢を取ったり、動いたりすることを意識すると、また体の動かし方や体つきにも変化があるように思えた。最後に、自己治癒をする際の最大のポイントは、治癒したい場所を強く押したり引っ張ったりする必要はなく、身体が持つ反射の力をうまく利用して、該当箇所に軽く圧をかけるように指や手を当て、呼吸を通じてそこを解していくことである。昨日は改めて呼吸と身体が持つ潜在力に気付かされた次第だ。かつて実践していたクラニオセイクラルバイオダイナミクスの実践を思い出し、それについてもまた知識と技能を思い出す必要がありそうだ。フローニンゲン:2024/2/14(水)03:33


12122. ハーバード神学大学院での言語トレーニングに想いを馳せて/呼吸とエネルギー


さて、今日も早朝の呼吸法とアニマルフローの実践をし、朝の創作活動を終えたので、ここから本格的に朝の取り組みを始めていこう。今日もまた明日に迫ったハーバード神学大学院(HDS)の最終選考面接に向けて準備をしよう。今日からは当日の面接の細部をシミレーションしながら15分間の面接に向けて準備をする。オンラインミーティングシステムへの入室のところから最後の退出までの一連の流れを何度もシミレーションしていきたい。その前に口慣らしとして、書類選考の段階で提出した志望動機書とライティングサンプルの音読をしておきたいと思う。それを受けて、想定質問と自分なりの回答を書き出したファイルを眺めながらシミレーションをしていく。


先ほど改めて、HDSに合格することができたら、パズルを楽しむようにサンスクリット語、パーリ語、チベット語、中国語を仏典読解のために学びたいと思った。幸いにもHDSにはそれを実現できる環境がある。特に言語センターは充実しており、宗教研究に必要な言語については全て体系立ててトレーニングを受けることができる。列挙した言語については4技能の全てを習得する必要は全くなく、宗教経典を読解するためのリーディングの力だけを養っていけばいいのである。自分の中で一番優位な能力だけに焦点を当てることができることからも、サンスクリット語、パーリ語、チベット語、中国語ぐらいは易々と身につけていきたいと思う。兎にも角にも、それらの言語を習得する過程の中で仏典の原典や貴重な翻訳を読み解けることが楽しみであり、それらの言語を習得して、仏典にとって重要な主要言語で書かれた様々な仏典を自由自在に読み解けることができるようになることはどれだけ楽しいだろうか。そして仏典に書かれた教えを理解することを通じて、どれだけ豊かな人生を歩めるだろうか。そのプロセスもそこで得た学びも全て他者にできるだけ共有したい。そんな思いで一杯である。HDSへの入学は、受けるとよりも与える人生を選んだ自分が是が非でも実現したいことを叶えてくれる現時点での世界で唯一の場所だと思う。


昨日、身体治癒を専門とする知人の方からの施術によって、明らかに朝のアニマルフローが変わった。それは姿勢の変化に現れているだけではなく、身体に刺激を入れている箇所により呼吸を通す意識が鮮明なものになったのである。これは非常に大きなことで、呼吸を通すことはエネルギーを通すことなのだという明確な気づきが得られた。確かにそれは以前から知っていたような気づきではあったが、改めて深い身体実感を伴うことを通じて、平素より呼吸をすることはエネルギーを吸って吐くことなのであり、身体に呼吸を通していくことは身体にエネルギーを通していくことなのだという明確な意識を持つことができた。これは朝のアニマルフローの実践だけではなく、週に2回の筋力トレーニングの時にも意識したいし、日常の何気ない場面でも、理想的には四六時中自分の身体に呼吸を通じて良好なエネルギーを通したいと思う。そうした意識を持ってこれから日々を過ごしていこう。どうやら呼吸に最大の秘密がありそうだ。フローニンゲン:2024/2/14(水)04:41


12123. 今朝方の夢


午前5時を迎えた瞬間に、小鳥がチチチと鳴いた。そこから別の種類の小鳥だろうか、まさに歌と形容していいメロディーを奏でている小鳥がいる。雨脚も弱まり、小鳥たちが活動を始めたようだ。まだ闇に包まれた朝の世界ではあるが、小鳥も自分もすでに活動を始めている。


今朝方の夢についてまだ振り返っていなかったように思うので、いつものようにそれについて振り返っておきたい。夢の中で私は、NINTENDOのゲームを小中学校時代の親友たちと楽しんでいた。ソフトはカーゲームとシューティングゲームの2つであり、私たちはいずれのゲームにもとことん熱中していた。カーゲームについては誰が首位になるのかの熾烈な争いが繰り広げられて大いに盛り上がった。シューティングゲームについては高い戦略性が求められ、頭を使うため、背筋に喜びのゾクゾク感が走る瞬間があった。そのシューティングゲームでは、自分が操作するキャラクターが最初、相手に全然弾丸を当てることができず、その理由を友人に尋ねると、どうやら操作方法に問題があるようだった。操作の難しさもまたそのゲームを逆に面白くする要因になっていた。


その他の夢としては、両親と見知らぬ男性がかつて小中学校時代に過ごしていた社宅の中にいて、4人で話をしている場面があった。その見知らぬ男性は母の知り合いのようで、母はその男性をまた別の男性の知り合いを通じて知ったようであった。母とその男性の関係についての話を聞いていると、自分の親であるにもかかわらず、自分は母の過去についてはほとんど何も知らないのだなと思った。そう思うと、父についても過去はほとんど知っておらず、目の前にいる見知らぬ男性については尚更過去を知らなかった。自分の過去についても忘れられた記憶があることから、人は結局自分自身と他者の過去についてはほとんど知らない形で生きているのではないかと思ったのである。少しばかりリビングで4人で話をしたら、父はコーヒーを片手に自分の部屋に戻っていった。朝の時間ということもあり、母が洗濯物をしているときに、父は自分でコーヒーを淹れ、それを部屋に持っていったのである。母がベランダから戻ってくると、その見知らぬ男性を含めて3人でまた話をした。

もう1つ覚えているのは、サッカー元日本代表のミドフィルダーの選手で、現在日本代表のコーチを務めている方と一緒にサッカーのトレーニングをしていた場面である。そこにはその他にも現役の代表選手がいたが、私はその方の動きから学ぶことが一番多いように思えたので、その方のウォーミングアップの仕方を含め、全ての動きを目で盗むことに努めた。ウォーミングアップとしてシャトルランのようなものを始めたとき、その方の走力が相当に高いことに驚かされた。私は最初の一往復目からその方の走る速さについていくことができず、さすが元代表選手で、今でも身体を鍛えているだけあるなと思った。今朝方はそのような夢を見ていた。フローニンゲン:2024/2/14(水)05:14 


12124. ハーバード神学大学院の最終選考オンライン面接に向けて/今朝方の夢の続き


たった今、明日の夕方に行われるハーバード神学大学院の最終選考オンライン面接に向けての準備として、志望動機書とライティングサンプルの音読を終えた。それは口慣らしであるのと同時に、当日の面接で聞かれることや回答することに有益な振り返りの実践でもあった。ここからはいよいよストップウォッチを使って、本格的に15分間の面接をシミレーションしてみようと思う。真実かどうかはわからないが、オンライン面接中には15分間のカウントダウンタイマーが表示されているようである。自分から面接官へ質問する時間もあるようだが、その時間を3分と設定し、冒頭の簡単な挨拶を1分間ぐらいとして、10分から11分ぐらいを想定質問とそれへの回答としてシミレーションしてみたい。今日はこれを2回か3回、面接担当官の名前を変えて行ってみたいと思う。明日の朝も同じことを行い、面接前にも少なくとも1回口慣らしとしてそれを行っておこうと思う。


今し方再び今朝方の夢の続きを思い出した。夢の中で私は、見慣れない立体駐車場にいた。場所は日本のようだが、そこには外国の高級車ばかりが止まっていた。そんな中で、1台ほどとてもみすぼらしい車が止まっていて、エンジンはかかっているようだが運転手がいなかった。すると、近くの高級車から見慣れた顔の男性が降りてきたのが見えた。見ると、その方は元サッカー日本代表のセンターバックを務めていた方で、何やら厄介なことがあったような表情を浮かべていた。見ると、高そうなシャツの左肩に汚物が付着していたのである。「どうしたのですか?」と尋ねてみたところ、「いや~、あそこに止まっている車の持ち主の女性に車間距離について丁寧に注意をしたところ、突然ゲボを吐きかけられましてね」と述べた。そう述べながらその方は、水で濡らしたタオルで一生懸命汚物を拭き取っていた。それにしてもひどいことをする人がいるものだと思った。しかもそれが若い女性であるから尚更驚いた。するとその女性が駐車場のチケットの受け取り場所から戻ってきた。その女性はその方に謝ることは一切なかったらしい。その女性は私たちの目の前を通っていくときにも、ちょっと酔っ払い気味の不機嫌そうな顔をしながら、「私は絶対に謝りませんからね」と捨て台詞を述べてみすぼらしい車に乗り込んだ。私はその小柄な女性の態度と言葉の使い方から、この人はIQが80ぐらいの境界知能を持っている人なのだと思った。それは別に差別的な認識ではなく、中立的にそのように判断できた。その女性が境界知能であるかもしれないということをその男性にうまく伝えると、その男性の心は穏やかになり、それであれば仕方ないという穏やかな表情を浮かべた。ここでも仏教の教えにあるように、正しい見方が必要なのだということを実感した。境界知能と判断することは確かに分別的な認識かもしれないが、それに付帯する価値判断を脇に置くことができれば、その人の言動の意味がわかり、こちらの感情に波が立つことが軽減される。できるだけ正しい知識と正しい状況分析を持って人や物事に当たること。その大切さを教えてもらったような気がした。フローニンゲン:2024/2/14(水)05:51


12125. 意識という大海を研究すること/阿頼耶識と末那識の浄化


意識という大海。意識という宇宙。ここから仮に意識について博士号を1つ取得したとしてもそれは、意識という大海の1滴ほどを理解したに過ぎないのだろうし、意識という宇宙の星屑の1つを掴んだぐらいなのだろう。意識はそれくらいに広く深い。また、1人の人間がそれについて知れることには限りがある。意識について博士号を1つ、2つ、さらにいくら取得しようが意識について全てを知ることなどできないのだ。意識について博士号を取得することを通じて、自分の理解が大海の1滴であるという認識を得たいし、1滴の外に広がる無限の広さを持つ大海の大きさを知りたい。知らないことが無限にあることを知るために博士課程でその分野を探究していくという思いがある。とにかく謙虚に。謙虚さを持って探究を続けていき、学べば学ぶほどに自分が無知であるという自覚を得たいものだ。

そのようなことを考えた後にオンライン面接に向けたシミレーションを行ってみた。想定質問に対してゆっくりと回答していったのだが、それでも意外と時間は経っておらず、本番ではさらにゆっくりと言葉を発していくこともできるかもしれないと思った。もちろん冒頭で面接の進め方に関する説明などがあるだろうし、最初のアイスブレークとしてどのようなやり取りがどれだけ行われるのかはわからないので、先ほどの練習ぐらいの感覚であればスムーズな面接になるかと思う。こちらからの質問については3つほど問いを用意しているが、残り時間を見て、そのうちの重要な2つのものに絞って尋ねてみるようにする。2つ尋ねる時間的余裕がなければ1つ問いたいものは何かを明らかにしておこう。ここからは事前準備の際に書き出したその他の情報や表現などを改めて読み返し、面接での回答に活かせるものがあればそれを積極的に取り入れたいと思う。明日もまた朝と面接直前にシミレーションをすれば、もう何も後悔することなく最終選考面接にリラックスして臨めそうである。


シミレーションの様子を今日も録画し、それをゼミのシステムに共有していた。その作業と並行して唯識思想に関する書籍に目を通していたのだが、唯識思想に基づく内観ワークを続けていけば、阿頼耶識が浄化されていくだけではなく、末那識もまた淀みないものになっていくことがわかった。阿頼耶識は継続的な内観ワークと道徳的実践の積み重ねによって徐々に鏡のように透き通ったものになっていき、末那識は分別を通じた固執を引き起こすのではなく、非二元的な平等を体現した形で働き始める。末那識が非二元を体現して初めて、私たちは分別による囚われを超克し、全ての存在と一体となれる自由の境地に至るのだろう。ここから面接準備と並行して書籍の続きを読み進めていこう。フローニンゲン:2024/2/14(水)07:02

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