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9990-9993: フローニンゲンからの便り 2023年3月2日(木)



No.4523 変遷_A Transition


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本日の3曲


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タイトル一覧

9990. 今日から

9991. 今朝方の夢

9992. 2時間ほどの筋力トレーニングを終えて

9993. 思弁的実在論の講座の初回のクラスを振り返って


9990. 今日から


時刻は午前7時半を迎えようとしている。今朝のフローニンゲンは少し霧がかかっている。そして気温は1度と肌寒い。昨日自宅に戻ってきて午後に買い物に出かけて帰って来ると、オーナーのペイトラさんがソーラーパネルの掃除をしていた。車庫の上に張り巡らされたソーラーパネルは、私たちの家の電力の供給元になっているものだ。ペイトラさんは笑いながら掃除をするのは年に1回ぐらいだと述べていた。そこから、フレディさんも作業場から顔を出してきたので少し挨拶をした。昨日初めて知ったのは、フレディさんの仕事上のパートナーであるバスは、普段はなんとマドリードで奥さんと子供と生活しているということだった。マドリードで建築関係の仕事をするのは難しいらしく、月に1回ほどマドリードからフローニンゲンにやって来てフレディさんの手伝いをしに出稼ぎにやって来ているとのことだった。そのような働き方もあるのだなと面白く思った次第だ。


そのようなやり取りを思い出しながら、昨夜の箏の稽古を振り返っている。昨日の午後にまた少し楽譜を追加購入したのだが、やはり箏の演奏は面白い。歌いながら演奏することによってさらにその喜びと楽しさが増す。今日からもまた毎日箏の稽古を楽しみたいと思う。旅行に出かけることの多い自分としては、旅に持参できるようなさらに小さい箏があればなと思うことがあり、特注品のようなものを作ってもらえないのだろうかと考える。この点についてはまた調査してみよう。


今日からいよいよ思弁的実在論の講座の第1回のクラスが始まる。クラスの開始に向けて、再び事前音声教材を一通り聞いておこうと思う。その中で、今日のクラスでどのような問いを扱っていくかを決めていきたいと思う。すでにいくつか問いが思いついたので、それらについてメモをしておこうと思う。


今日からはIELTSの対策を本格的に行い始める。1日の流れとして、朝にまずIELTSの対策をし、午後も引き続き対策に取り掛かって、その日にジムに行くのであればそこからはジムで体を動かす。ジムに行かない日の場合には、午後の学習を続けていきながらも、IELTSの対策ばかりをするのではなく、夕方には読書の時間を設け、読書を少々行うことを心掛けたいと思う。今年はIELTSという新たな試験を受けてみることによってまた新しい刺激がもたらされるだろう。IELTSがひと段落し、GREの対策を始めたら、夜寝る前はその日に学んだ単語の復習をすることをすでに考えている。フローニンゲン:2023/3/2(木)07:37


9991. 今朝方の夢


時刻は午前8時を迎えた。引き続き霧が出ている。今日は晴れの予報ののため、この霧もしばらくしたら晴れるだろう。


今朝方はいくつか断片的な夢を見ていた。それらは今の自分の何らかの側面を示しているだろうし、これからの自分を示しているであろうから、自己省察する格好の材料になる。


夢の中で私は、中学入試の対策と大学入試の対策の双方を行なっていた。それは塾や予備校の講師としてではなく、自分がこれから本当にそれらを受ける立場にあるようだった。頭の中でふと、中学入試に受かり、大学入試に受かったら、自分はどちらに進学するのだろうかと疑問に思った。片方は中学校、もう片方は大学だったので、どちらにも受かった場合には選択に悩むことになるなと思った。そのようなことを考えていると、場面が突然学校に変わり、先日受けた数学のテストの結果を中学校時代の数学の先生から受け取った。先生は今回の私の結果があまり良くなかったことを笑顔で指摘したが、どうやら問題自体が難しかったらしく、他の生徒の出来もいまいちのようだった。試験結果を受け取ってふらりと廊下に出ると、隣の教室では高校時代にお世話になっていた国語の先生が国語の試験結果を返却していた。私はその先生からも国語の試験結果を受け取らなければならないと思って教室に入ろうとしたが、教室の扉は頑丈に閉じられていて、中に入ることができなかった。すでに授業が始まっていて、今から教室に入るとペナルティーが課せられるようだったので、私は静かに廊下に佇んで、どうしようかと考えた。教室の中では、宿題をやってこなかった生徒たちがペナルティーを課せられていて、そう言えば自分もその宿題をやっていないことに気づき、教室に入るのは尚更躊躇われた。なので教室に入ることをせずにその場を後にしようと思ったら、廊下の窓の外に大きな川が流れていることに気づいた。すると突然、数人の友人たちが右から左へと川を泳いでいく姿が見えた。川の水は澄んでいて、太陽の光を浴びて煌めいていた。少し暑い季節だったので、川で泳ぐことはさずかし気持ち良いだろうと思った。そうしたこともあり、私も川に飛び込んでいこうと思ったところで夢の場面が変わった。今朝方はそのような夢を見ていた。その他に何か夢を見ていたかもしれないが、イメージの伴うものとしては記憶できていない。あるとすれば、イスラム教の影響を受けたエキゾチックな街を歩いていたことだろうか。遠くからアザーンが鳴り響き、それに導かれるように歩いていた自分がいたように思う。フローニンゲン:2023/3/2(木)08:11


9992. 2時間ほどの筋力トレーニングを終えて


時刻は午後5時半を迎えた。今、夕方の美しい空と夕日が輝いて見える。つい先ほどジムから帰って来た。今日は旅行から帰って来ての初めてのジムとなり、今日も2時間ほど筋力トレーニングに励んだ。コンヤのジムで月曜日に少し大胸筋を鍛え過ぎてしまい、左の大胸筋に痛みがあった。それは筋肉痛と言うよりも少し筋を痛めてしまっているものに近かったので、今日は胸の筋肉を鍛えることはあまりしないようにした。無理をせずに、大胸筋をそれほど使わないトレーニングを中心にしていった。背筋の上·中·下をそれぞれ鍛えるものを念入りに行なったり、大臀筋や脚の様々な部位を鍛えていくことを念入りに行なっていった。トレーニングの最後の方では、パーソナルトレーナーのエリーザも自主トレーニングをしにやって来て、言葉は交わさなかったが笑顔で挨拶を交わした。彼女は今度ロッテルダムで他種目の競技大会に参加するために結構ハードに鍛えている。彼女の邪魔をしないようにすることと、自分も自主トレーニングの木曜日は自分のペースで自分の世界に入りながらトレーニングをしたいこともあって、会話をすることをあまり望んでいないオーラを出しているように思う。今日も納得のいくトレーニングができたのだが、次回は回数を増やすよりも少し重量を増やしたトレーニングをしてみようかと思う。回数をさらに増やして追い込んでいくのか、重量を増やしていくのかはなかなか判断が難しく、来週の月曜日にはエリーザにも少し相談してみようかと思う。そのあたりの判断はパーソナルトレーナーのエリーザの方で行なってくれていることもあり、彼女は結構重量を上げる方に舵を切る傾向があるように思うので、自分で自主トレーニングをする際には回数やセット数を増やすことを引き続き意識してみるのもいいかもしれない。それと今日は1つ残念なことに、エネルギー価格の高騰を受けて、サウナが時間制限ありの状態で使用できていたところから、3/1より全面的に使用不可になってしまった。毎週日曜日の午後にサウナに入ることが楽しみだっただけに残念である。今週の日曜日からは少し過ごし方を変えていこうと思う。24時間のファスティングをすることは引き続き行いながら、どのような形で過ごすかはまた検討を加えてみたいと思う。フローニンゲン:2023/3/2(木)17:44


9993. 思弁的実在論の講座の初回のクラスを振り返って


時刻は午後9時を迎えようとしている。今、改めて今日の思弁的実在論の講座の初回のクラスについて振り返っている。すでに十分に音声ファイルを作成して振り返りを行なっていたのだが、書き言葉としても振り返りをしておきたいとこの時間帯に思った次第だ。


今回の講座を通じて自分でもまず最初に、思弁的実在論の提唱者の4人の思想家のそれぞれの実在論の特徴について掴み、それらを止揚する形で思弁的実在論に関する新たな次元での理解を獲得したい。止揚という観点で言えば、ロイ·バスカーの批判的実在論と思弁的実在論を比較する形での止揚も試みたいと思う。そうすれば、2つの実在論について全く新しい次元での理解の境地が開けるだろう。そうした弁証法的なプロセスでの理解の深まりを期待する。


自分の中でのその他の試みとして、理性の限界に向かっていく形での実在論の把握を試みていく一方で、言語的理性に依らない形での実在への接近も試みたい。それは自分にとっては絵画や音楽を通じて実現されるものになるだろう。


それ以外にも虚無主義の種類とその質的差異というものを改めて考えるきっかけになったことも大きい。絶望的な虚無主義以外にも、新しい可能性に開かれた虚無主義というものもあり、虚無主義を一括りにしてたらいの水と一緒に赤子を流してしまうことを避けなければならない。光をもたらす可能性を内包した虚無主義の視点をあえて取ることを通じて新しい実践的処方箋や洞察がもたらされることもあるということを常に念頭に置いておきたいと思う。


来週のクラスではグラントの思弁的実在論思想を見ていくのだが、ここでもグラントの認識のレンズを好き嫌いするのではなく、まずは彼の認識のレンズをかけてみることを通じて世界がどのように見えるのかを体験していくことを優先させていきたいと思う。そうした姿勢は次回だけではなく、最終回まで貫きたいものである。そうすればきっと新しい自己理解と世界理解の地平が開かれていくだろう。フローニンゲン:2023/3/2(木)21:01


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2239, A Morning Prayer

A morning prayer is pious and vigorous.

It navigates my life in an auspicious way.

Groningen; 08:21, 3/2/2023


No.2240, A Serene Flow of Time

A serene flow of time embraces me.

It is a cosmic cloth.

Groningen; 08:32, 3/2/2023


No.2241, Celebration

Each moment is a grain of celebration.

What we need is to find and grab it.

Groningen; 08:52, 3/2/2023

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