
No.4500 心模様_An Image of Heart
下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。
本日の3曲
全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。
楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。
タイトル一覧
9945. 【イスタンブール滞在記】今朝方の夢
9946. 【イスタンブール滞在記】今朝方の夢の続き
9947. 【イスタンブール滞在記】フローニンゲン中央駅の駅舎の美しさを改めて感じて
9948. 【イスタンブール滞在記】ルーミーの眠る地コンヤ
9949. 【イスタンブール滞在記】神々しい夕日の降り注ぐイスタンブール
9945. 【イスタンブール滞在記】今朝方の夢
時刻は午前5時半を迎えようとしている。今朝は少し早めに起床し、歯磨きをして顔を洗い、洗濯機を回して今に至る。いよいよ今日からトルコ旅行が始まる。トルコ旅行前の昨日の筋力トレーニングを受けて、今朝方はもう身体が随分と回復していることに気づく。昨日もかなり追い込んで鍛えたのだが、身体の回復力が高まっているようだ。とは言え、昨日のトレーニング中に気づいていたように、深層的な部分に関しては筋疲労が残っていたように思えるので、その次元まで身体を回復させたいと思う。トルコ旅行中にももちろん筋力トレーニングをいつもの曜日に行なっていくが、自重トレーニングになるため、そこまでハードなものにはならないだろう。逆にそれが筋肉への程よい刺激と休息になるはずだ。
昨夜の段階で荷造りをほぼ終えているので、今日は出発に向けてゆとりがある。洗濯物を干したり、ゴミ捨てをしてから7時前には自宅を出発しようと思う。少し早くフローニンゲン中央駅に行き、中央駅のカフェでコーヒーを買ってから列車に乗車する。列車の出発時刻まで余裕があるので、少しカフェで寛ぎたい。今回のトルコ旅行にはルーミーの詩を持っていくか、ゾルタン·イストヴァンのトランスヒューマニズムに関する小説を持って行くか迷ったが、結局そのどちらでもなく、イストヴァンのトランスヒューマニズムに関するジャーナル集を2冊持って行くことにした。それは生粋の学術書ではなく一般書であり、旅行中はあまり難解すぎない書籍を読むのが良いかと思った。列車の中や3時間ほどのフライトの間にゆっくりと再読をしていき、自分なりに色々と考察を深めていこうと思う。
今朝方の夢について振り返っている。夢の中で私は、昔の友人たちと最近の協働者の方たちと草サッカーをしていた。最初自分はアシスト役に徹していて、味方がゴールを決めるのを喜んでいた。しかし途中からはゴールを決めることに関心が向かい、積極的にゴールを目指すようになった。アシストの喜びももちろんあるのだが、サッカーはやはりゴールを決めた時の喜びの方が圧倒的に大きいことを改めて実感する。ゴールを目指そうと決心してからは格段に動きも良くなり、アウトサイドでのパスも冴えるようになった。アウトサイドキックをするための内転筋も筋力トレーニングのおかげで相当に発達し始めていて、キックがとてもしやすく、威力もあった。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/2/21(火)05:38
9946. 【イスタンブール滞在記】今朝方の夢の続き
先ほど1つ今朝方の夢を振り返っていたが、夢にはまだ続きがあるのでそれについても振り返っておきたい。夢の中で私は、一昔前のサッカー日本代表を背負っていた選手たちの若かりし頃の姿を眺める者として存在していた。彼らは自分と同年代で、ちょうど合宿を行なっているところだった。ボールを使った練習を終え、宿舎に戻ってきた選手たちは会議室に集まり、講師の指導の下にサッカー選手としての心構えなどについて学んでいた。彼らはまだ小学校の高学年ぐらいの年齢だったが、後にプロになる選手はとてもハキハキと自分の意見を述べていた。講師の男性がお題として、将来どのようなサッカー選手になりたいかという質問を投げかけたところ、後にプロになる選手はみんな素晴らしい回答を述べていた。その中でも将来海外リーグを股にかけて活躍するある選手は、一際立派な回答をしていた。私はそれに感心をしていた。そこからも引き続き研修は続き、彼らは身体を鍛えるだけではなく、知性も心も鍛えられているようだった。そのような夢を見ていた。
それでは今からいつものように朝の動的ストレッチを行おうと思う。すでにもう着替えているが、その格好でも動的ストレッチはできるだろう。動的ストレッチを終えたらプロテインを飲み、最終的な荷造りをしたい。その頃には洗濯機も止まっているだろうから、洗濯物を干そうと思う。あとはゴミ捨てだけをしたらもう出発ができる。荷造りの前かどこかのタイミングで1曲ほど作曲実践をしておきたいという思いもある。フローニンゲン中央駅のカフェでコーヒーでも飲みながらデジタル絵画を描き、列車の中でまた作曲実践を楽しみたいと思う。旅行の気分と相まって、そこではまたユニークな創作物が生まれるだろう。フローニンゲン:2023/2/21(火)05:53
9947. 【イスタンブール滞在記】フローニンゲン中央駅の駅舎の美しさを改めて感じて
時刻は午前7時を迎えた。予定よりも1本早い列車に乗り、フローニンゲン北駅を出発し、今フローニンゲン中央駅のスタバにいる。確かにスタバのコーヒーの味は自宅で自分で挽くオーガニックのコーヒー豆の味と違うが、旅行前はいつもここで寛がせてもらっている。スキポール空港までは2時間以上かかるので、このスタバでブラックコーヒーを購入するのが旅の日課になっている。改めて気づいたのだが、フローニンゲン中央駅は駅舎がとても美しい。どの建築様式か忘れたが、中世の時代の建築様式だったことは確かであり、フローニンゲン中央駅の駅舎の美しさは有名である。今いるスタバも駅舎の中にあり、とても開放的なスペースで、見上げると高い天井の美しい模様が目に入る。窓を改めて眺めてみると、街側の方向ではなくプラットホーム側の窓にはステンドグラスが使われている箇所があることに気づく。もう7年もこのスタバを使っていて初めて気づくことがこのようにしてまだまだあることに驚く。普段自分が見えている存在世界などごくわずかであり、このリアリティは自分には気づくことのできない無数の存在で絶えず満たされているのだ。そのことに絶望する必要などなく、むしろその事実を喜び、少しずつそれらの存在に気づいていけばいいのである。それが人生の楽しみであり、自らの変化の証として色々な未知の存在に気付けるということが起こるのだと思えばいい。
先ほどカウンターでコーヒーを淹れてくれた中年の男性は、この店で長く働いていて、自分がこのスタバを利用する時にはいつもいるように思える。淹れてもらったブラックコーヒーに少しナツメグを加えるのがスタバでのコーヒーの飲み方だ。ゆっくりとコーヒーを味わいながら、明けゆく空を眺めている。確かに気温はまだ低いのだが、そうは言っても厳しい寒さではない。今朝方はマフラーも手袋もあまり必要としないような気温である。しかしトルコ旅行から帰ってくるタイミングでまた寒さが戻るようなので用心しておこう。
小鳥たちの清澄な鳴き声が自宅の周りと駅に向かうまでの道中、そして駅の周りで聞こえていた。彼らの鳴き声はいつも心を深く落ち着けてくれる。小鳥たちの鳴き声は、自分にとって極上の癒しである。旅の始まりにそのような癒しを得ることができて本当に感謝している。さてそろそろスタバを出発し、プラットホームに停車しているであろうスキポール空港行きの列車に乗り込もう。トルコ旅行が本格的に始まる鼓動が聞こえてくる。フローニンゲン中央駅:2023/2/21(火)07:26
9948. 【イスタンブール滞在記】ルーミーの眠る地コンヤ
列車は順調に進んでおり、あと1時間ほどでスキポール空港に到着する。車窓からは長閑な田園風景がどこまでも広がっている眺められる。オランダの良き景観がここにある。
今日からイスタンブールに4泊し、そこから内陸部のコンヤという町に行く。ここは人口2百万人ほどの比較的大きな都市である。歴史としても古く、紀元前3千年からの歴史を持つ。コンヤを訪れようと思ったのは他でもなく、敬愛するイスラム神秘主義詩人のルーミーのゆかりの地だからだ。この街は、イスラム神秘主義のメヴレヴィー教団の総本山だった場所なのだ。そこにはルーミーの霊廟があり、コンヤを訪れるのはそこに行くためである。そして、ルーミーから何らかの力を授けてもらえればと思う。そんな現世利益的な思いもある。
コンヤにはその他にも考古学博物館や立派なモスクがあり、それらも見学したい。歴史の古い町だけに考古学博物館では色々と学ぶことが多いだろう。改めてコンヤの見所が他にないかと調べていると、コンヤトロピカルバタフライガーデンという場所を見つけた。ここはヨーロッパ最大の蝶園のようであり、美しく珍しい蝶が見られるようなので足を運んでみようと思う。過去にいつ蝶園を訪れたかを振り返ってみると、ひょっとしたら中学3年生の夏に父の単身赴任先のマレーシアのペナン島の蝶園を訪れて以来のことかもしれない。考古学博物館やモスクといった文化的な場所だけではなく、この蝶園もぜひ訪れてみようと思う。コンヤの考古学博物館では、昨年の秋の一時帰国の際に青森で訪れた三内丸山遺跡と比較してみようと思う。これまでの考古学調査では、コンヤでは新石器時代の出土品が数多く出ているらしく、三内丸山遺跡で見た出土品と比較をしてみて、それぞれの文明についての理解を深めたいと思う。
ルーミーが自身の内面世界を詩を通じて広く深く表現した点には学ぶことが多い。彼の詩的言語から多くのことを学び、日々の日記にその表現方法を活かしていきたいと思う。ルーミーのゆかりの地を訪れることを通じてどのような霊感がもたらされるだろうか。どのような霊力が自分に流れ込んでくるだろうか。ルーミーが眠る磁場が持つエネルギーの恩恵を得られることが今から楽しみである。スキポール空港に向かう列車の中:2023/2/21(火)09:03
9949. 【イスタンブール滞在記】神々しい夕日の降り注ぐイスタンブール
無事にイスタンブール空港に到着した。今、旧市街地に向かう高速バスに乗り、その出発を待っている。オランダとトルコでは2時間ほど時差があるので、今はトルコ時間の午後6時過ぎである。機内では少し暑さを感じる瞬間があり、今も少し暑さを感じる。冬の寒さのために着込んできたのだが、イスタンブールではヒートテックは必要なさそうである。車内では暑いので上着を脱いで涼しい格好でいる。今回はトルコ航空を利用したのだが、機内のモニター機能で面白いものがあった。それはメッカの方向を示すもので、方角だけではなくメッカまでの距離、そして次の祈りの時間までがカウントダウンされていた。さすがイスラム教国であると思った。同様に、イスタンブール空港にはあちこちにモスクがあり、そこで祈りを捧げられるようになっている。今バスが出発したが、バスからの市内の景色を眺めることで、より一層イスラム教国の雰囲気を感じられるだろう。ちょうど数日前に、野良犬の目線でイスタンブールを描いたドキュメンタリー作品の『ストレイ 犬が見た世界(2020)』を見ていた。この作品は、ユクスキュルのいうところの環世界が見事に描かれていて、人間世界と犬の世界が重なり合っていながらも、同時に独立した形で固有に存在していることを教えてくれる。この作品は犬の視点で描かれているが、これからイスタンブールに滞在する中でどのようなことを感じ、どのような世界を目撃するだろうか。それが楽しみだ。
今日は久しぶりにシェンゲン協定エリア外に出たのでスキポール空港でパスポートコントロールがあったし、イスタンブール空港でもパスポートコントロールがあった。幸いにもどちらも速やかに通過することができた。スキポール空港のセキュリティーの混雑もなく、ようやくあの地獄のような長蛇の列の状況が改善されたことを嬉しく思う。もちろん今は閑散期であるので次回のバケーションの時期がどうなるのかはわからないが、スキポール空港は人員補充をしたようなので今後は過去数年の長蛇の列になるような事態は避けられるのではないかと思う。
今、神々しい夕日が降り注いでいる。このような夕日はこの時期のフローニンゲンでは見ない。ここからはぼんやりと景色を眺め、少しずつトルコの精神風土に順応していこうと思う。イスタンブール:2023/2/21(火)16:25
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.2213, A Silent Soul
My soul is silent at this moment.
It means that my soul is peaceful.
I love the tranquility.
For Schiphol Airport; 08:11, 2/21/2023
No.2214, A Serene Flow
My body sinks in a serene flow.
My body becomes liquid.
I’m a watery being.
For Schiphol Airport; 08:20, 2/21/2023
No.2215, Flowery Moments
Flowery moments continue forever.
Each moment is succulent.
It is a gem for me.
For Schiphol Airport; 08:35, 2/21/2023
Comments