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9825-9829: フローニンゲンからの便り 2023年1月30日(月)



No.4435 光の拡散_Dispersion of Light


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.2158, A Spirit of the Earth

A spirit of the earth is singing a song.

It's also smiling at me.

The ocean of bliss has come to me.

Groningen; 08:15, 1/30/2023


No.2159, A Lavender Flower

A lavender flower is floating in the air.

It is giving off a very pleasant scent.

It makes the world ecstatic.

Groningen; 13:10, 1/30/2023


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9825. 今朝方の夢

9826. 今朝方の夢の続き

9827. 思弁的実在論入門講座に向けて

9828. ミトコンドリアの活性化

9829. 憲法を見るレンズ/安心安全の場から抜け出して


9825. 今朝方の夢


時刻は午前6時半を迎えた。この時間帯はまだ真っ暗だが、ここ最近は少しずつ日が昇るのも早くなってきた。ゆっくりとだが着実に季節は進行している。季節の歩みと並行して、自分もまた自らの取り組みをゆっくりと前に進めている。例えば、昨日の書籍の初校に対するレビューの完了もそうだ。1つ1つの取り組みを着実に前に進めていくこと。それはこれまでもずっと行ってきたことであったし、これからもそうする。そのようにしか自分は前に進めないのだから。


今日から新たな週を迎えた。今日は午前中に、思弁的実在論の講座の開講に向けてランディングページを作成しようと思う。すでに講座のカリキュラムは完成しているし、開催日時も決めている。そうしたことからランディングページ作りは順調に進むだろう。午後からはジムに行き、筋力トレーニングを行う。先日の木曜日のパーソナルトレーニングの際に、かなり追い込んで鍛えたこともあり、昨日まで筋肉痛が部分的に残っていた。今日はあまり無理をせず、それでいて適切な刺激を筋肉に入れたいと思う。木曜日のトレーニングを見越して、木曜日に鍛える箇所はほどほどに鍛えることにし、木曜日のパーソナルトレーニングで扱わないであろう箇所を重点的に鍛えていきたい。


今朝方の印象的な夢を思い出している。夢の中で私は、大学の教室にいた。周りを見ると、大学1年生の時のクラスメートがたくさんいて、どうやら第二外国語の授業を受けているようだった。私が履修したのはドイツ語なのだが、ドイツ語の授業がとても退屈でどうしたものかと思っていた。先生はとても優しい男性教授なのだが、クラスの進行は遅く、ドイツ語を話すアクティビティも少なく、文法的なことばかりを学んでいることに飽き飽きしていた。窓の外を見ながら、こんなことなら中国語にしておけばよかったかなと思ったときに、脳内に中国語が溢れてきて驚いた。どうやら自分は中国語の才能があるらしく、であれば尚更中国語を履修しておけばよかったと思った。とは言え今からすぐに履修を変更することなどできず、授業の続きを受けることにした。隣にいた友人が先生に指名され、黒板の方に行き、文法問題を解いていた。彼の背中を見ながらふと、自分もテキストぐらいは開こうと思って、机の引き出しからテキストを出した。すると、相当に使い込まれてボロボロになったテキストが出てきて、なんやかんや言って自分も結構勉強しているのだなと微笑ましく思った。テキスト以外にも、机の引き出しから単語帳を取り出した。その単語帳は特定の数字と単語が対応している変わった作りをしていて、その単語帳を使いながら友人は黒板で問題を解いていた。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/1/30(月)06:56


9826. 今朝方の夢の続き


時刻は午前7時を迎えた。つい今し方、オンラインゼミナールの受講生の方の投稿コメントに対してコメントを返していた。ゼミナールの方も毎週ゆっくりとだが着実に学びが深まっているのを実感する。そちらは共同学習の優れた場として機能していることを心底嬉しく思う。


今朝方の夢にはまだ続きがあるので、それについても振り返っておきたい。夢の中で私は、外国の街のサッカースタジアムに向かっていた。厳密には、街中でサッカーの試合が突然始まり、ゴールのあるサッカースタジアムまで自分はドリブルをしていたのである。足元を見ると、そこにはボールではなく、小さな木片のようなものがあり、どうやら街中ではそれがボール代わりのようだった。スタジアムに到着する目前に、相手チームのフランス人選手が自分に近づいてきた。見ると、彼らのうちの1人は現役のフランス代表のエースであり、もう1人は知らない選手だった。不思議と彼らは私から木片を奪うことをせず、不気味な笑みを浮かべて様子を窺っていた。彼らは私の後ろをつけてくる感じで後を追いかけてきて、それもまた少し不気味に思えた。すると、別の通りから、アルゼンチン代表のエースが姿を現し、彼は味方だったのでとても嬉しく思った。何よりも彼は世界随一のボールキープ力があったので、早々と彼に木片を渡そうと思った。しかし、あからさまに彼に木片を渡すと、後ろの2人に簡単に気づかれてしまうと思ったので、私は味方の彼には木片を渡すのではなく、その代わりにタバコの破片を渡した。それは向精神性の働きを持つタバコで、それを吸うとサッカーの能力が飛躍的に高まるものだった。それを彼に足で渡すと、彼は一瞬地面にそれを落としたが、後ろからつけていたフランス人の2人はそれをボールとしての木片と錯覚したようで、味方の彼の後をつけ始めた。それを見て、私はまた1人で木片をスタジアムまで運んでいけると思ってホッとした。


すると突然視界が開かれ、外国の街ではなく、東京の国分寺辺りにいた。どうやら今、大学の新歓期のようで、各サークルが新入生の勧誘を行っていて、サークル後に国分寺辺りでご飯を食べているサークルを多数見かけた。そうした姿を眺めていると、気がつけば自分はサッカーグラウンドにいて、サッカー同好会の練習に参加していた。コーナーキックの練習をする際に、相手には背の高い先輩が数人いて、自分はそのうちの1人の先輩をマークする必要があった。コーナーから蹴られたボールを一旦はこちらのチームがクリアしたものの、マークしていた先輩の足元にちょうど落ち、それを先輩は足を伸ばしてシュートしてゴールを決めた。先輩の俊敏性とリーチの長さにやられてしまった形だった。先輩にゴールを入れられながらも、不思議と私は爽快な気持ちだった。そこで練習は終わりとなり、その先輩と一緒にグラウンドを引き上げている最中に、元サッカー日本代表のエースだった選手は私たちの後輩で、彼は関西人で面白いのだが笑いのツボが自分にはわからないと先輩は述べた。私は「彼の笑いのツボは普通ですよ」と述べ、「今度彼を誘って3人でご飯に行きましょう」と述べた。すると先輩はあまり乗り気ではななさそうだったが、いいよと述べてくれた。そこで先輩と別れ、目の前には歴史のある旅館が立ち並ぶ景観が広がっていた。そのうちの1つの旅館が何やら催し物をやっていて、中に入ってみると、味噌か何かを作る体験ができるようだったので興味深く思った。2階に通してもらい、その体験をさせてもらおうと思ったのだが、突然大学時代のゼミの友人が2人現れ、今から近くでゼミの集まりがあるので一緒に行こうと言った。私は彼らについていく形で、旅館の2階の窓から外に出て、屋根瓦をつたって目的地に向かった。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2023/1/30(月)07:36


9827. 思弁的実在論入門講座に向けて


時刻は午前10時を迎えた。早朝から取り掛かっていた思弁的実在論に関する講座のランディングページが無事に完成し、ランディングページとコースページをもとにした説明動画も作成し終えた。自分で講座を作ることはもう手慣れたものであり、経験の蓄積をここでも実感する。当初の予定では、午前中一杯までランディングページの作成に時間がかかるかなと思っていたが、予想よりも早く作り終えることができた。そして、当初の予定にはなかった講座紹介動画も作ることができて嬉しく思う。ちょうど明日に批判的実在論の講座の最終回があるので、クラスの最後に思弁的実在論の講座についても紹介しようと思う。3月から始まるこちらの講座が今から楽しみであり、本講座を通じて、また受講生の方々と一緒に深い学び合いが実現するであろう。この講座が終わる頃には書籍がちょうど出版されるタイミングで、書籍が出版されたらその1ヶ月後ぐらいをめどに、出版記念ゼミナールを久しぶりに開講したいと思う。引き続き色々と楽しみなことが続く。思弁的実在論の講座の最中に、神学大学院に進学するのかどうか、すなわちアメリカに行くかどうかも決まっているであろうから、3月と4月は特に自分にとって今後の人生の重要な分岐点を迎えるように思う。


それでは今からトランスヒューマニズムに関する学術書を読み進めていこうと思う。音読を通じて、書物に書かれていることを身体知にしていきながら、また何か閃くことがあったら文章の形にしておきたいと思う。フローニンゲン:2023/1/30(月)10:32


9828. ミトコンドリアの活性化


時刻は午後5時を迎えようとしている。今日は昼前に小雨が降ったが、それ以外の時間帯は晴れ間が見えていた。今も穏やかな夕方の空が広がっていて、それを眺めているだけで癒される。先ほどジムと買い物から帰ってきた。今日のトレーニングは自主トレーニングということで、木曜日のパーソナルトレーニングに比べて少し時間を短くし、負荷量も落としている。というのも、月曜日にトレーニングをし過ぎてしまうと、中2日の休憩を挟んだ木曜日のトレーニングに支障が出るからだ。逆に木曜日は十分に体を追い込んだとしても中3日の休息を挟むことができる。そうしたことから月曜日のトレーニングは若干控え目にしている。ジムに行く前から少し気づいていたが、先週の木曜日のトレーニングは2時間近くにおよび、随分と体を鍛えていたこともあって、若干筋肉痛が残っている箇所があった。動かした感触として疲労が残っていたのは上腕三頭筋で、実際にトレーニングを始めて気づいたのは大胸筋であった。確かにそれらの部位は木曜日に随分と鍛えていたこともあって、疲労が完全に回復していなかったようだ。なので今日は、それらの部位については少し控え目にトレーニングをした。自分の体の特性上、下半身は随分と鍛錬が進んでいて、かなり追い込んでも中2日あれば随分と回復する。前回のトレーニングも相当に下半身も追い込んでいったが、すっかり回復しているようだったので、今日も追い込んでトレーニングをした。


先日遺伝子について調べていたときに、細胞内のミトコンドリアの働きに改めて関心を持った。若返りの技術においては、細胞内のミトコンドリアに働きかけることや遺伝子そのものに働きかけることが重要になっていて、その観点からもミトコンドリアに注目している。端的には、筋トレはミトコンドリアを活性化させる優れた運動だ。ジムの行き帰りは早足のウォーキングをしているので、そうした有酸素運動もまたミトコンドリアの数を増やし、活性化させることに効果的である。そう考えると、ジムまでウォーキングし、ジムで筋力トレーニングをするというのはとても理に適っていて、ミトコンドリアを元気にする優れた実践であることを実感する。今週木曜日のパーソナルトレーニングもまた楽しみだ。フローニンゲン:2023/1/30(月)17:07


9829. 憲法を見るレンズ/安心安全の場から抜け出して


気がつけば1月も終わりに近づいてきており、2月を迎えようとしている。3月を迎えれば、その月の終わりにはいよいよ欧州は再びサマータイムに入る。時間は着実に進行し、自分の日々の探究と実践も着実に進行している。自らの内側に流れる時の流れに身を任せて、自分は進みたい方向に進みたいだけ進んでいけばいい。そうした自由が絶えず自分の内側にある。


ジムで筋力トレーニングをしながら、今後のトピックとしてゼミナールで扱う日本国憲法について感げていた。ゼミナールで日本国憲法を扱う際には、インテグラル理論でいうところの右下象限として憲法を捉えるだけではなく、むしろ文化的な産物として憲法を捉え、左下象限のレンズでそれを眺めていくことをしていきたいと思った。より厳密には、憲法を制定した当時の人たちの憲法意思というものを汲み取る形で憲法をゾーン3的に眺め、憲法の条文の解釈をゾーン4のレンズで行っていくことをクラスの中でやっていきたい。そのようなことを考えていた。


それ以外には、「安全神話」というものについて考えていた。これは社会的には原発問題にあるように、この世界に絶対的な安心はないはずなのに、原発がまるで絶対安心であると何の根拠もなく思い込んでしまい、その前提のもとで物事が進んでしまう現象を私たちはこれまで幾度となく目撃してきた。企業社会では近年、「心理的安全性」という言葉が流行しており、心の安全を確保した上で自己開示や対話を進めるという実践が推奨されている。原発のようなテクノロジーに関して安全神話を持つことは愚昧であり、組織の中で心理的安全性を確保することは重要である。しかしながらこと自分の実践を考えてみたときには、少なくとも世間で言われているような心理的安全性などほとんどない場に身を投げ込むことによって成長を遂げてきたことにも注目しなければならない。自己開示やシャドーワークなどの敏感なワークをする際に、そうした実践の初心者であればとにかく心理的安全性を確保することは重要だ。しかし、実践が進んできた段階において、いつまでも安全安心な場だけで実践をしていても何の進歩もないのである。あえて不安心かつ危険な場に自己を投げ入れていくことによって自己をたくましくしていく道があるということも忘れてはならない。ちょうどこの秋からもしかしたらアメリカで再び生活を始めるかもしれず、そうなれば今の安心安全なオランダでの生活を手放す必要がある。それを行い、快適な現状から抜け出ることを通じて、自分はまた成長の歩みを力強く進めていくのだと思う。いつまでも安全安心の場でしか実践ができないというような人間であることを自分は良しとしない。そのようなことを考えていた。フローニンゲン:2023/1/30(月)17:18

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