9759-9764: フローニンゲンからの便り 2023年1月16日(月)
- yoheikatowwp
- 2023年1月19日
- 読了時間: 14分

No.4391 蒼い夢_A Blue Dream
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.2129, A Sacred Torii
An invisible sacred torii is perceived to be shining in front of my third eye.
I’m being protected by the torii.
Groningen; 08:56, 1/16/2023
No.2130, Toward Tremendous Joy
My soul is rising up toward tremendous joy.
My soul will settle in the heavenly celestial sphere.
It will give birth to something meaningful in this world.
Groningen; 12:57, 1/16/2023
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本日の2曲
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タイトル一覧
9759. 1日ファスティングの効能を実感して
9760. 今朝方の夢
9761. ゾルタン·イスタヴァンの書籍を楽しく読みながら/穏便な不死観
9762. オーナーのフレディさんと話をして
9763. 万事順調な流れに感謝して
9764. 今日からの新しいトレーニング方法
9759. 1日ファスティングの効能を実感して
時刻は午前7時半を迎えようとしている。今日からまた新たな週が始まった。室温は一定に保たれているが、外気の温度が低いため、どこか寒く感じられる。実際に、今朝から再び湯たんぽを使い始めた。天気予報を見ると、明日は雪マークが付されていて、今日からまた気温が下がる日々が続くようだ。12月半ばに見せていた最高気温さえマイナスの状態まではいかないが、体感として寒く感じられる温度の日が継続していく。
昨日は24時間のファスティングをしていたが、これはとてもいい。やはり1日に1食だけ固形物を食べるというのが自分に合っていそうである。不思議なことに、空腹状態になると本当にオートファジーが活性化するようで、手荒れが実感として治っていく感覚があり、実際に手を見ると前日よりも綺麗になっていて、細胞の修復が行われていることがわかる。手は末端の箇所でもあるため、完全に手荒れが治るまでには少し時間がかかるだろうが、引き続き1日1食の24時間ファスティングは週の中に組み込んでいきたい。今日は16時間ほどのファスティングをする予定だ。月曜日はトレーニングの日なので、トレーニング前の正午に少し栄養のあるものを補給しておく必要があり、昼に固形物を摂取する必要がある。色々調べたら、空腹状態で筋トレをしても筋肉が分解され始めるのは随分と後のことであり、筋肉はあまり分解されないという調査結果を見つけた。今のところは昼に炭水化物を摂ってから午後の筋力トレーニングを始めようと思うが、この点に関しては本当にそれが最適なのかを含めて検証の余地を残しておこうと思う。いずれにせよ、筋力トレーニングを終えたら必ずプロテインを補給することはこれまで通り行う。豆乳とプロテインを混ぜ、そこにヘンプパウダーと大麦若葉を入れ、そこに蜂蜜を加えたものを飲む。この1杯でも結構なプロテインとカロリーが補給されそうである。
昨日久しぶりに24時間のファスティングをしてみて、オートファジーによる細胞の修復のみならず、やはり日中の活動時間が増えることがとても嬉しく思った。空腹状態もさほど気にならず、これまでのファスティングの経験が生きていたようである。ファスティングをすることによって生み出された時間を読書や創作活動、そして箏の稽古などに充てることができ、とても有意義だった。筋力トレーニングの日は16時間のファスティングをし、それ以外の日は24時間のファスティングをするという習慣をこれからも継続していこう。それは旅の最中も継続したい。旅行中はホテルの朝食を摂って、昼を抜いて夕食を食べるスタイルだったが、今後はもうホテルで朝食を摂る必要もなさそうである。それによってより活動する時間が旅先で増える。今度のアブダビ旅行からそのスタイルで旅をしよう。フローニンゲン:2023/1/16(月)07:41
9760. 今朝方の夢
引き続き真っ暗な状態が続いている月曜日の朝。今は雨は降っていない様子だが、今日は昼前ぐらいから雨が降る予報が出ている。風がどれくらいあるのかわからないが、小雨ではなく雨マークなのでその雨量が気になるところである。オーナーのフレディさんが今日ベルギーから戻ってくる予定なので、雨漏れの件に関してお互いにスケジュールを合わせて修理の日を決めたいと思う。
今朝方の夢をいつものように振り返っている。夢の中で私は、新しい王様に任命された。王様になったからといって特に自分の生活が大きく変わったわけではなく、またやるべき仕事も大してこれまでと変わっていなかった。端的には、王様になってもこれまでの自分のライフスタイルを維持し、ライフワークに従事し続けることが可能だったのだ。その喜びに浸っていると夢の場面が変わった。
次の夢の場面では、大学時代のサークルの友人と少しいざこざを起こしていた。彼が私の家にやってきて、部屋の棚に置いてある洗濯洗剤をひっくり返して、お盆の上に注ぎ始めた。私は彼に「何をやってるんだ!」と慌てて止めに入り、彼の手から洗剤を取り上げた。彼曰く、ちょっといたずらでそれをやってみたかったのと、洗剤の色を確認したかったとのことである。とんだ悪ふざけをするもんだと私は少し怒って、彼に今後はこうした悪ふざけをしないようにきつく叱った。すると、いつの間にか彼は消えていて、その場には同じサークルの1学年上の2人の先輩がいた。2人は何やら英語に関するクイズを解いているようで、1人の先輩が問題を出し、もう1人の先輩がそれに答えているようだった。問題を見せてもらうと、私はすぐにその答えがわかった。一見すると、“visa”を選びそうだが、答えは“abstract”だとわかったのである。クイズを出された先輩は、まんまと引っ掛かってしまい、“visa”を選んだ。そこで私は、「回答は“abstract”ですよね?」と出題者の先輩に小声で述べると、先輩は笑顔で黙って頷いた。そのような夢を今朝方は見ていた。フローニンゲン:2023/1/16(月)07:53
9761. ゾルタン·イスタヴァンの書籍を楽しく読みながら/穏便な不死観
昨日に引き続き、ゾルタン·イスタヴァンのジャーナル的な書籍を楽しく読み進めている。いくつもハッとさせられる記述があり、思わず笑ってしまう記述もある。ハッとさせられる箇所は自分の既存の価値観を対象化させ、新たな価値観を醸成してくことにつながっている。一方、思わず笑ってしまうのは、アメリカの政治も旧態依然としていて、不合理が合理的な形で適用されていることに対する苦笑いとして生じている傾向があるが、イスタヴァンの挑戦を応援したいという思いからもたらされているものも多い。アメリカは建国以降、全ての大統領が宗教的な影響を強く受けていて、それはアメリカ議会も最高裁判所も変わらない。結局アメリカの三権は互いに独立していて牽制を利かせ合っていたとしても、結局キリスト教的な発想に強く拘束されたものなのだ。宗教的な論理にも発達段階があり、今のアメリカは依然として神話的な段階の宗教論理で国が運営されている。イスタヴァンは、アメリカ史上初めて、そうした未熟な宗教論理に全く与しない合理性を持った形で、科学とテクノロジーを通じて政治運営していくことを目指している。
再び、自然死というものが果たしてあり得るのかについて考えていた。天寿を全うするという言葉があるが、老衰は果たして自然な現象なのだろうか。先日考えていたように、確かに時間の不可逆性により、少しずつ私たちは細胞を死滅させていき、身体機能が緩やかに衰えていくのかもしれないが、現代においては種々の要因により、それが病的に加速されているように思える。不健康な食事、運動不足、ストレス、環境ホルモンの影響など、そうした要因は枚挙にいとまがない。また、自然災害の最大の誘発要因が人間によるものだということを考えてみると、現代社会における死というのは、どこか全て病的である。自然な死というものが何なのかについては引き続き考察を深めていきたいものである。それに対する自分の納得のいく考えがなければ、トランスヒューマニズムの実践的思想運動を展開しづらい。
また、不老不死の実現に伴って、死への恐れの感情をあえて残しておくことを実現するテクノロジー的介入もあり得るかと思った。おそらく不老不死も段階的な発展を見せるのだろう。不死に関して言えば、身体的な不死が実現したとしても、物理場が消滅するような実存的リスクは依然として残っており、それを乗り越えていく形でマインドアップロード的な不死の道の探究が進められていくのではないか。いずれにせよ、再生医療や遺伝子工学によって、病気や事故で死なないことが実現されたとしても、身体そのものが一瞬にして消滅してしまい、それに伴って固有の意識も消滅する実存的リスクは依然として残っているのだから、不死が実現した初期の段階では、人間は死への恐れを乗り越えることはできないのではないかと思う。一方で、死への恐れの感情の分析が進めば、その感情に対して薬を処方したり、テクノロジーを使って脳の部位を改変することも当然可能だろう。実際に、人間の中には死への恐れを一切抱かない人もいるのであり、そうした人の生物学的特徴を分析すれば、精神薬理学や脳神経科学の知見を使って、死を恐れなくすることはかなり容易なのだと思う。ところが、武術をやっている身からすると、武術には死への恐れの感覚が残っているからこそ、あるいは死を近しく感じられるからこその魅力が意義がある。そう考えてみると、死への恐れはあえて残しておく形で不老不死を実現する道を自分であれば当面は採用するのではないかと思う。そう考えてみると自分は、病気や事故などからの苦しみから解放され、それらによって誘発される死を避けたいと思っているが、一方で死を感じられる感覚·感性·感情は残しておきたいという穏便な不死観を持っていると言えるかもしれない。フローニンゲン:2023/1/16(月)10:33
9762. オーナーのフレディさんと話をして
時刻は午前12時に近づいている。先ほど、オーナーのフレディさんが雨漏れの修理の件でやって来た。フレディさんが自身の家からこちらに向かってくるのが見えたので1階に降りて、扉を開けて笑顔で挨拶をした。フレディさんはとても元気そうで、半袖姿だった。とは言え外はかなり冷えていたので、すぐにフレディさんを部屋に入れ、しばらく玄関先の部屋で先日のベルギー旅行の話を伺った。ベルギーはお隣の国だが、近い分まだ訪れたことがなく、この春にでもベルギーの主要都市を巡ってみようと思っていた。話の中で、ベルギーを訪れたことに加えて、マーストリヒトを訪れた話をフレディさんがしてくれた。マーストリヒトはオランダの最南端に位置する町で、オランダ最古の町でもある。そこで訪れた美術館の話から始まり、オランダの南と北とでは随分と文化が違う話がとても面白かった。端的には、南の町はローマ·カトリック教会の影響が色濃く見えていて、北の町はプロテスタント教会の影響が色濃く見えるとのことだ。この点に関して、親友のメルヴィンが、中部の町のズヴォレ辺りを起点にして、宗教ベルトというものがあり、それを境に同じキリスト教でも宗派が違うという話をしていたことを思い出した。フレディさんの笑い話として、南の人たちはお洒落だが、北の人たちは控え目な格好をしているとのことだった。確かにそれはあるかもしれない。その話の延長で、フレディさんがかつてノルウェーに住んでいて、ノルウェーのことを好ましく思っているのは、北オランダの文化と精神性が似ているからとのことだった。そこに自分は大変共感し、自分も北オランダに居心地の良さを感じているのは、この土地の慎ましい生活態度にあるような気がしていて、それは宗教は違えど日本でも感じられる生活態度だ。絢爛豪華ではなく、堅実質素な生活態度は自分の価値観に合う。フレディさんと同じくノルウェーに訪れた際にも感覚として落ち着くところがあったのは、単にノルウェーが自然豊かというだけではなく、堅実質素な生活態度を持っているからだったのかもしれないと思った。
そのような話をした後に、浴室に向かい、雨漏れの箇所を伝えた。そこからバスルームのある天井に登っていくことにし、一旦外に出て、梯子を家にかけてバスルームの上に登ってみた。せっかくなので自分もついていき、初めて天井の上に登ってみた。それをして初めて自分の家の仕組みが見えて来たことがあり、バスルームの天井の横に雨水を流す排水路があって、それをフレディさんが定期的に詰まらないように掃除してくれていたことを知った。バスルームの天井は一枚のゴムシートで覆われていることを初めて知ったが、逆にどこから雨漏れしているのか特定が難しく、後日晴れた日にフレディさんが雨漏れの箇所を特定し、修理してくれることになった。小雨程度だと浴室に雨漏れはしないので生活には困らず、急を要する修理ではないことは幸いである。後日、問題の箇所が無事に特定され、雨漏れの心配が完全に払拭されれば有り難い。フローニンゲン:2023/1/16(月)11:50
9763. 万事順調な流れに感謝して
万事色々なことが順調に進んでいる。この人生の流れにただただ感謝したい。自分の人生は、こうして良き水流として絶えず万事順調に進んでいく。当然水流に淀みができたり、滞ることもあるだろうが、全体としての水流は常に健全で、絶え間ない良き流れとして存在している。自己を超越した自分の人生の水流をそのように知覚している。
先ほど、京都の「男着物の加藤商店」さんから嬉しい連絡があった。この秋に仕立ててもらった着物が本日オランダに向けて出荷されたという連絡があり、思わず「ついに着物がやって来る!」と喜びの声を上げた。コロナの影響で製造拠点の活動が少し中断になっていたが、当初の予定とそれほど遅れず、無事に出荷されたとのことでとても嬉しく思う。いよいよこれから着物生活が始まる。着物についても書籍や動画を見ながら勉強し、着物を通じて日本文化と日本の精神性の理解を深めたい。そしてそれを海外に向けて発信できれば幸いである。
着物に関する連絡だけではなく、数日前に日本の銀行にお願いしていた海外送金が完了したことがわかった。今年は例年以上にオランダに税金を納める必要があり、税務署から支払いの連絡を受ける前にその資金を準備しておこうと思って、海外送金を2回ほど行ってオランダの銀行口座の方に十分な資金を確保した。依然として、銀行は海外送金による手数料で収益を得ていることには不満であり、この辺りも早く暗号資産の普及によって解決してほしい。確かにマネーロンダリングなどの問題があるが、それにしても1回あたりの送金が100万円以下で、1日の送金限度額が200万円というのは金額が少なすぎて馬鹿げている。海外送金取ってみても、今の自分から見れば、途轍もなく古臭い価値観と慣習でそれが行われ続けているように見えて仕方ない。トランスヒューマニズムとして経済·金融分野へ関与していく際には、海外送金問題も介入ポイントとなる。
さて、無事に海外送金が完了したことを受けて、税金の支払いに関して事が進んだだけではなく、それを受けて、神学大学院の財政援助の情報提供も本日中に完了させてしまおうと思う。万事が順調に進んでいき、この良好な流れに沿って、自分は自分にできることをこの世界のために行っていくだけである。フローニンゲン:2023/1/16(月)12:10
9764. 今日からの新しいトレーニング方法
時刻は午後3時を迎えようとしている。つい今し方、今日の筋力トレーニングを終えた。今日から月曜日はジムではなく、自宅で筋力トレーニングをすることにした。その背景には、ジムに行くとついつい筋肉を追い込んで鍛えてしまい過ぎな傾向があり、それを週に2回行うのは今の自分の身体にとってあまり好ましくないことがわかって来たからである。仮に1週間が8日で構成されているのであればそれぞれ中3日の休息を開けることができるのだが、月曜日から木曜日までの間には中2日しか休息期間がなく、先週の木曜日に疲労の蓄積が見られたため、筋肉をよりうまく刺激していくためには、月曜日のトレーニングは少々抑え目で行いたいという思いから自宅でトレーニングを行った。自宅でのトレーニングのメリットは、筋肉を過剰に鍛えることを防ぐだけではなく、ジムとは違った鍛え方で筋肉を鍛えることができることであり、ジムでは鍛えていない部位を鍛えることができることでもある。自宅には器具などが一切ないので、自重でのトレーニングをせざるをえず、その時に色々工夫することも楽しいし、器具なしでのトレーニングによって、筋肉に対してジムでの鍛錬とは違った刺激が入っているように思えるため、様々な意味で自宅でのトレーニングとジムでのトレーニングの併用は好ましいことかと思った。
今日のトレーニングの前に16時間のファスティング後に昼食としてバナナとプロテイン豊富なクラッカーを3枚食べたのだが、ひょっとしたら筋力トレーニングの日だからといってこうした昼食を摂る必要はないのかもしれないと思った。1時間の筋トレで消費するカロリーを考えてみると、それはプロテイン25gにヘンプパウダーや大麦若葉のパウダー、そしてそれを豆乳で割って蜂道を加えたものとそれほど大差なく、それであればトレーニングの30分ぐらい前に自宅を出発する前にプロテインを摂取し、別途トレーニング後のプロテインを持ってジムに出かけるようにしようと思った。それであればこれまでトレーニングの日の昼に食べていたパスタはトレーニングの前日の夜に食べたり、トレーニング後の夜に食べたりするのが良さそうかと思った。トレーニング前日の夜に炭水化物を補給する意味でパスタを食べるのであれば、トレーニング後はいつものように野菜をたっぷり摂った形での夕食にすることによって1週間に7回のうちの食事に偏りが出ないで済むかと思うので、当面はトレーニングの前日の夜にパスタを食べるようにしてみる。トレーニング前日の夜は、チーズ、ブロッコリー、カリフラワー、大豆味噌を和えたパスタを主食とし、ケールとトマト、そして豆腐か納豆を食べる夕食にしようと思う。フローニンゲン:2023/1/16(月)15:09
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