No.4280 重層円_A Multilayered Circle
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.2081, The Morning Wind of Nice
The morning wind of Nice is refreshing and calm.
The warmth soothes my soul.
Nice; 07:32, 12/28/2022
No.2082, Heavenly Nice
The morning in Nice is heavenly.
The sunshine is smiling at us.
Nice; 09:41, 12/28/2022
No.2083, Inspiration from the Kojiki
Chagall was inspired by the Bible.
I’m inspired by the Kojiki.
It’s the precious source of my creativity.
Marc Chagall National Museum; 10:24, 12/28/2022
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本日の2曲
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タイトル一覧
9660.【ニース滞在記】今日の観光予定/スマホと人間の融合について
9661.【ニース滞在記】今朝方の夢
9662.【ニース滞在記】「地中海の宝石箱」と形容されるシャガール美術館を訪れて
9663.【ニース滞在記】フランス社会の2つの側面
9660.【ニース滞在記】今日の観光予定/スマホと人間の融合について
時刻は午前6時を迎えた。ニースの町はまだ眠っていて、これから目覚めを迎えるようだ。ニースを本格的に観光し始めるのは今日からだが、それを祝福するかのように、今日は天気がすこぶる良いようだ。そうしたこともあり、またニースの風光明美な街を散歩しながらじっくり堪能したいので、3つの美術館を歩いて巡りたいと思う。朝食を摂り終えて少し休憩したら、9時半過ぎにホテルを出発し、まずはシャガール美術館に行く。その次にマティス美術館に行って、最後にニース近代現代美術館に足を運ぼうと思う。行って帰ってきての合計で、7kmぐらい今日は歩くことになりそうだ。それはとても良い運動になるだろうし、それだけ方々歩けばニースの街の様子もよりわかるだろう。
昨日、スキポール空港のラウンジで、スマホと人間の融合について考えていた。近々それが実現する日が来るだろうが、自分はそれをあまり歓迎していない。スマホの機能が人体に埋め込まれることによって、それを喜ぶ人もいるだろうが、自分は普段からスマホとは距離を取っていることもあり、その技術を自分には適用しないだろう。トランスヒューマンの形はその人の要望に応じて様々な形があるべきである。リバタリアン·トランスヒューマニスト的な発想をすれば、何のテクノロジーを活用し、自分がどのようなことを実現したいのかには選択権とそれを行使するのかしないのかの自由が確保されてしかるべきだと思う。そのようなことを考えていた。
それでは今日もまた観光以外の時間を使って、書籍の原稿の修正をしていきたいと思う。昨日は、丁寧に文章を読み返しながら修正をしていたので、その進捗はゆっくりしたものだったが、1/3ほどの文章をすでに修正していた。今日もその続きに取り掛かりたい。編集者の方からは、終章として、それ以前の章で紹介したエクササイズに対して成人発達理論の観点から解説を加えるといいのではないかと助言をしてもらった。それを念頭に置いて修正を施していき、最後に終章を付け加えることを検討したい。ニース:2022/12/28(水)06:14
9661.【ニース滞在記】今朝方の夢
ニースに来て一番驚いたのは、やはりその暖かさであった。そして、雲ひとつない青空も大変印象に残っている。雲が全くなかったので、日が暮れて夜になっていく時には、空そのものが持つ透き通った表情を眺めることができた。そして、星も綺麗であった。今日はまたどのような景色に感動するだろうか。
今朝方は、いくつかの断片的な夢を見ていた。夢の中で私は、ニースに似た風光明美な海沿いの街にいた。そこで景色の美しさにとても感動し、その場にずっと佇んで景色を眺めていた。しばらくすると、自分は真っ暗な空間にいた。そこにはベッドが置いてあって、ベッドの上に自分は寝ていた。そこで私は夢を見ていて、夢の中の登場人物の健気な姿に心を打たれ、感動の涙を流していた。その涙はじわじわと込み上げてくるもので、呼吸と共に感動が高まっていき、涙の流れる量もそれに応じて増えていった。そのような場面以外にも、小学校時代の友人(TM)と中学校時代の女性の数学の先生が現れる夢を見ていた。2人が同時にその場にいたわけではなく、別々の形で夢に現れ、2人と話をしていた。その後、死期が迫る女性の夢を見ていた。その女性を見ていると、自分の生命力を共有したい思いになったが、自分にできることは見守ることしかなかった。しばらくその女性を見守っていると、母が現れ、母の体調が優れず、その原因として足腰の鍛錬不足があるようだった。このまま体が弱っていくと好きなピアノの演奏ができないよと母に伝え、足腰を鍛えることの大切さを伝えた。母もその大切さは頭ではわかっているようだったが、なかなか実行に移すのが難しいようだった。人の気持ちと行動を変えることの難しさを改めて知ったような感覚になり、母が足腰を鍛え、再び元気になってくれることを願った。
最後に覚えていることとして、一軒家の子供部屋で戯れる母と子供の姿を眺めている夢があった。そこで2人は、バーチャルリアリティーの世界に入り、そこで虫取り遊びをしていた。どうやら2人は、捕まえた虫を使って対戦をするゲームをしているようであり、とても楽しそうだった。笑顔が絶えない形で遊んでいる2人を眺めてみると、こちらも幸せな気持ちになった。今朝方はそのような一連の夢を見ていた。実際にはもう少し夢を見ていたように思う。また何か思い出したら書き留めておこう。それでは今から動的ストレッチを行い、それが終わったら、1階に降りていき、ロビーでコーヒーかエスプレッソをもらおうと思う。ニース:2022/12/28(水)06:30
9662.【ニース滞在記】「地中海の宝石箱」と形容されるシャガール美術館を訪れて
時刻午後2時半を迎えた。今日のニースはすこぶる天気がよく、今日から本格的に観光を始めたのだが、午前中からもコートが必要なくなってきた。また、昼頃からは長袖を捲って歩く場面もあったほどである。今日は朝食後、まずはシャガール美術館に足を運んだ。ホテルからは歩いて20分ほどの距離にあり、道中、ニースの高級住宅地を歩くことになり、家の立派さに目を奪われた。街の中心部の不動産屋で不動産価格を眺めてみたところ、ここがリゾート地であると言われていることを頷かせる価格の家が多かった。明日はニースから東に列車で30分ほどにあるモナコ公国に行くが、モナコもリゾート地であり、ニースとモナコの不動産価格を比べてみようと思う。
さて、今日最初に訪れたシャガール美術館は大満足であった。今日訪れた美術館の中で一番であったことは間違いない。ここは、フランスの小説家のアンドレ·マルローの積極的な後押しを受けて建設された美術館で、「地中海の宝石箱」と形容される佇まいを持っている。美術館は小高い丘の上にあって、そこから地中海を眺めることができる。今日は天気が良く、雲ひとつない快晴だったこともあり、地中海は太陽の光を受けて、本当に宝石のようにキラキラと輝いていた。この美術館には、若い頃から聖書に魅せられたシャガールが、聖書にインスピレーションを得て作られた大作がいくつも飾られている。それらの大作は圧巻の一言で、スケールと鮮やかな色使いに目を奪われっぱなしであった。それ以外にハイライトだったのは、美術館内の小さなコンサートホールの立派なステンドグラスである。それは『人類の創造』というタイトルが付けられていて、今日は晴れていたことから、太陽の光がステンドグラスを通してコンサートホールに入り込み、その美しさにも目を奪われ、しばらくステンドグラスを眺めていた。帰り際にミュージアムショップでガイドブックを購入したので、旅の最中や旅から帰ってからまたじっくりと目を通したいと思う。シャガールが聖書にインスピレーションを受けて創作活動に従事したのと同様に、自分は古事記にインスピレーションを受けて創作活動に従事したいと思った。その後に訪れたマティス美術館と近代現代美術館も見所はあったが、とにかく今日のハイライトはシャガール美術館であった。ニース:2022/12/28(水)14:45
9663.【ニース滞在記】フランス社会の2つの側面
時刻は午後7時を迎えようとしている。先ほど夕食を摂り終え、明日のモナコ観光について色々と調べていた。すでにいくつか訪れたい場所をリストアップしていたのだが、その中から3つほどの美術館を選んだ。モナコまでの行き方を調べてみたところ、列車で30分ぐらいかかると思っていたが、ホテルの最寄駅から20分でモナコの中央駅まで到着できることを知り、随分と近いのだなと改めて思った。明日も今日と同じ時間に朝食を食べ、同じぐらいの時間にホテルを出発してモナコに向かおうと思う。明日のニースとモナコは午後から曇るようだが天気はもつようなので何よりだ。
今日はシャガール美術館に感銘を受け、ニースの街並みと小高い住宅地からの地中海の眺めに心を打たれたのだが、高級住宅地と美術館で少し気になったことがあった。まず住宅地に関して言えば、どの住宅地も鉄格子の門があり、門に取り付けられた呼び出し機に部屋番号か暗証番号を入力しないと中に入れないようになっていた。そして、大抵の門には監視カメラが付けられていて、監視社会の様相を見た。さすがフーコーを生んだ国である。部外者を締め出す仕組みは、他の欧州の国よりもフランスの方が強固に構築されている。また美術館においては、フランスは過去にテロで悩まされてきた歴史があるからか、入り口で荷物の中を見せたり、空港のセキュリティーと同じような金属探知機を潜らないといけない形になっていた。そう言えば、以前パリで訪れた美術館もほとんどがこのような形であったことを思い出した。こうしたところに、フランスの監視社会の様相と、物騒で不安定な社会状況を見て取った。その一方で、ニースのようなリゾート地があるところを見ると、フランスでも経済的な格差が進行していることが窺われる。このように、その土地の肯定的な側面と否定的な側面の双方を見る目が自分に備わっていることを改めて確認し、今後も両側面を見ながらその土地を見て回ることを意識していきたいと思う。ニース:2022/12/28(水)19:09
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