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9458-9462: 日本滞在記 2022年11月19日(土)



No.4183 天照大神_Amaterasu Ōmikami


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1992, Morning Cells

Morning cells are fully activated.

They support the activity of my soul from the bottom.

Groningen; 07:50, 11/19/2022


No.1993, Zigzag

A dream is zigzag.

So is our life.

The world is constructed by zigzag.

Groningen; 07:58, 11/19/2022


No.1994, The Depth of the World

The surface of the world could be devastating.

Nevertheless, the depth can still be existentially and spiritually meaningful.

On a Train for Groningen; 15:45, 11/19/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(3つ)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9458. 今朝方の夢

9459. TOEFL試験を終えて

9460. 本日のTOEFL試験の振り返り

9461. 継続して取り組みたい発音の矯正

9462. マイナスの寒さの中で/「気が付けば」


9458. 今朝方の夢


時刻は午前6時を迎えた。今日のアムステルダムは昨日よりも気温が冷えていて、最高気温は3度までしか上がらない。マフラーとヒートテックを持って来て本当に良かったと思う。昨日の段階においてすら、ヒートテックを着ていても足元から寒さを感じるほどだったので、オランダはもう随分と冷えている。それもそのはずで、気がつけば12月が目と鼻の先までやって来ているのだ。


今日は7ヶ月ぶりにTOEFLを受験する。起床してすぐに歯磨きをしながら、こうした試験もまた楽しみをもたらすゲームのようなものだと思った。人生においてTOEFLは別になくてもいいようなものだが、それを受けることで学ぶこともあり、体験そのものをゲームのようなものだと捉えて受験した方が気が楽になるし、面白味も増すかと思う。前回すでに大学院の出願に要求されるスコアを取得しているので、今日はとことんリラックスして試験に臨みたいと思う。とりわけリーディングとリスニングにおいてはスピーディーに回答することを心掛け、スピーキングにおいては落ち着いてゆっくりと話すようにする。ライティングにおいては普段通りに回答していけばいい。


今朝方は1つ夢を見ていた。夢の中で私は、見慣れない一軒家で生活をしていた。そこには両親だけではなく、父方の祖父母も生活をしていて、一軒の家が旅館になっていて、それと隣接するもう一軒の家が居住用の空間になっていた。旅館の温泉の湯を張る時間となり、母がその支度をしていた。私は大学時代のゼミの女性友達と一緒に部屋で話をしていて、一階で人が動き始めたことに気づき、夕食やお風呂の準備が始まったのだと思った。しばらくその女性友達と話をし、彼女を送り出した。すると、祖父が散歩から帰ってくる姿が見えた。私は軒先の茂みの中にいて、その茂みの中は茂みが神社の鳥居の形をしていてとても不思議だった。まるで無数の小さな鳥居の中にいるような感覚があり、鳥居に守られているような気がした。茂みから出て再び旅館の方の家に行き、玄関から中に入ると、父が料理を作っていた。とても良い香りが立ち込めて来て、今夜はどんな料理が出てくるのだろうと楽しみにしている自分がいた。そのような夢を見ていた。確かこの夢の中で、軒先にあるトイレを掃除しようとしていた場面があったように思う。そのトイレには便器が3つあって、幸いにもそれほど汚れていなかったが、そのうちの1つを掃除しようとした。そうしたら、どこかの店の大将がやって来て、トイレの掃除の仕方はこうであると示すかのようにして率先して3つの便器とも掃除をしてくれた。その光景が印象に残っている。アムステルダムサウス:2022/11/19(土)06:31


9459. TOEFL試験を終えて


時刻は午後2時を迎えた。今日のオランダは天気が良く、気温は低いものの、アムステルダム周辺はすこぶる快晴である。つい先ほどフローニンゲンに向かう列車に乗ったのだが、その前にはTOEFLの試験を受けていた。ホテルを午前9時頃にチェックアウトし、ホテルのロビーで持参した思弁論的実在論に関する学術書を少しばかり読んでいた。試験開始30分前に会場に到着することが要求されていたので、それよりも余裕を持って会場に到着した。すると、会場に到着したのは自分が一番乗りのようだった。程なくして、1人のオランダ人の若い女性がやって来た。そこで少し彼女と立ち話をし、彼女はインテリアデザインの修士課程に進むためにTOEFLを受験することになったのだそうだ。彼女の進学先の大学院はオランダ国内の学校だが、そこのプログラムが英語のため、TOEFLが必要とのことだった。彼女はTOEFL以外にも、建築関係のインテリアデザインのため、数学の試験も受けなければならないと述べていた。彼女は今回のTOEFLが初受験とのことだったので、リラックスして受けることと、リーディングとリスニングのタイムマネジメントの重要性について少しこちらから話をした。その後、中国人の英語が非常に流暢な男性がやって来て、彼は学士号をアメリカの大学で取得し、オランダに数年ほど住んでいて、アメリカの大学院の物理学の博士課程に進学するためにTOEFLを受ける必要があるとのことだった。基本的にアメリカの大学で学士号を取得していたらTOEFL試験は免除のはずなのだが、彼曰く、ティーチングアシスタントになるためには、彼の出願先においてはTOEFLの提出が要求されているとのことだった。彼と話した感じだと、本当にネイティブのように思えたので、彼であれば何の問題もないのではないかと思った。そこからもう2人ほどオランダ人の若い女性がやって来て、彼女たちも大学院の進学のためにTOEFLが必要らしかった。1人はオランダ国内の大学院に進学する予定とのことであり、もう1人はバルセロナの大学院に進学するとのことだった。2人ともTOEFLは初受験らしく、微笑ましかったのは、片方の女性が大量の食べ物を持って来ていたことである。彼女曰く、半日ぐらいの試験時間だと思っていらしく、だから十分な食べ物を持って来たとのことだった。試験監督の女性はそれを見て、「ピクニックのようね」と笑っていた。そんな微笑ましい一コマがあって試験が開始された。フローニンゲンに向かう列車の中:2022/11/19(土)14:09


9460. 本日のTOEFL試験の振り返り


TOEFL試験を無事に終えて肩の荷が降りた感じがする。確かに7ヶ月前にすでに神学大学院が要求するスコアは取得していて、その時のスコアを提出すればよかったのだが、スコアメイキングの意味も兼ねて、そしてこの7ヶ月間使って来た英会話アプリ(発音矯正アプリ)のELSAの効果を試すためもあって本日のTOEFLを受験するに至った。今回のTOEFLでは、まずリーディングに関しては4つのパッセージがあり、72分の制限時間が与えられた。リーディングにダミー問題があっても、リスニングにダミー問題があっても自分としてはどちらでも良かったので、それについては気にせずにリーディング問題に取り組んだ。最初のパッセージは、気候変動に関するものであり、こちらのパッセージの問題で少し悩むものがあり、出鼻を挫かれる形となった。1パッセージあたり18分で10問の問題を解いていく必要があったのだが、問題を解きながら、これは大きなビハインドになりそうだぞ少し焦った。ところが次のパッセージに移る際に、残り時間が54分と表示されていたので、なんとか18分で1つ目のパッセージを切り抜けたことがわかった。それで少しホッとして、次のパッセージからはいつも通りの読解ができ、以降の3つのパッセージはほぼ迷うことなく速やかに回答していくことができた。全てのパッセージに回答すると、残り時間が5分ほど余っていたので、手こずった最初のパッセージの問題をもう一度ざっと確認していこうと思った。だが、過去のTOEFLの受験経験からすると、見直しというのは正直なところあまり意味がなく、むしろ見直しの際に訂正した回答が誤りになってしまうことの方が多いのではないかと思う。結局見直しの中で修正する問題はなく、そのままリスニングセクションに進んだ。前回、リスニングセクションにおいては慎重に問題を解きすぎたので、最後の問題に対する回答時間がなくなってしまい、未回答のままセクションを終えるという失態をしてしまった。これまでTOEFLを何回受験したか分からないが、7ヶ月前の受験においては時間と問題数が削減された新試験になっていたし、最後の受験から数年ほどの歳月が経っていたので仕方ない面もあったかと思う。今日はタイムマネジメントをしっかりと行い、さほど悩むことなく速やかに全ての問題を回答した。休憩を挟んでのスピーキングの問題については、これまで以上にとにかく落ち着いてはっきりと発音するように心掛けた。新試験からは6問ではなく、4問になったため、スピーキングの負担は減ったように思う。いずれの問題も完璧とまでは言わないまでも、納得できるような形で回答できたと思う。さてELSAアプリの効果はいかほどだろうか。最後のライティングセクションは、最初のリスニングとの統合問題において、3つ目の反論の聞き取りが少し難しく感じたが、いつものように2つのライティング問題に対しては納得のいく回答が書けたように思う。試験終了後、新試験からはその場でリーディングとリスニングのスコアが開示されるようになっていて、リーディングに関しては意外と間違えてしまってスコアは26点だった。一方のリスニングはおそらく1問間違いの29点だった。さて残りのスピーキングとライティングのスコアがどれくらいなのか気になるところである。最終的なスコアは1週間以内で通知される。いずせにれよ、これにて神学大学院に向けてTOEFLを受験する必要がなくなったことを喜ぼう。フローニンゲンに向かう列車の中:2022/11/19(土)14:22


9461. 継続して取り組みたい発音の矯正


今日のオランダは雲1つない快晴で申し分ない天気である。時刻は午後2時半を迎えようとしていて、穏やかな午後の光が列車の中に差し込んでいる。乗客たちも太陽の光を浴びながら、上機嫌のように映る。


本日7ヶ月ぶりにTOEFL試験を受験して、いくつかの学びがあった。前回のTOEFL試験においては、改めて自分の発音を根本から見つめ直そうと思った。アメリカにいたときにはまだ発音矯正用の便利なアプリはなく、そもそもスマホの普及の黎明期でもあったため、自分の発音を見つめ直す機会はあまりなかった。アメリカ人の友人や先生と話をする中で、自分の発音が伝わりにくいと感じた際にそれを見直すぐらいしか行っていなかったように思う。もちろん、昔から発音記号には注目していて、新しい単語を学ぶ際や、発音に迷う単語については、逐一発音記号を確認していた。そうした努力はしていたが、前回のTOEFLを受験して、欧米で10年生活している割にはスピーキングのセクションのスコアがさほど高くないことを冷静に受け止めて、改めて自分の発音を見直すことにしたのである。そこで活用したのがELSAというアプリなのだが、このアプリのおかげで、自分の発音の盲点にいくつも気付くことができた。実際には、基本的な発音の間違いを犯しているものも多々見つかり、そうした箇所を矯正していくことをこの7ヶ月間行っていた。この実践の成果が仮に今回のTOEFLのスピーキングセクションのスコアに反映されなかったとしても、やって来たことは決して無駄ではないと思う。今回のTOEFLを受けて何を学んだかというと、直接的な学びというよりもむしろ、引き続き自分の発音を見つめ直していこうということだ。まだまだ無意識的に行っている口や舌の動かし方などがあるはずだし、見つかっていない盲点もあるだろう。発見した盲点に関しても、それを毎回正しい発音で発音できているかは疑問のものもある。おそらく外国語のスピーキング能力の向上には終わりがないものと思われるため、少なくとも英語については、一生自分の発音と向き合っていくつもりで、これからも毎日ELSAを用いながら自分の発音における新たな発見をして、日々少しでもいいので自分の発音を改善していこうと思う。そうした決意を与えてくれたことに今回のTOEFL受験の価値があったと言えるだろうか。フローニンゲンに向かう列車の中:2022/11/19(土)14:32


9462. マイナスの寒さの中で/「気が付けば」


夕食後、気温を確認したらマイナス2度であった。夕食後に換気をしようと思って窓を開けたら、どうりで窓ガラスに霜のようなものが付着していたわけである。どうやら明日の朝には雪がぱらつくようだ。明日の昼ごろまでずっとマイナスの世界が続く。こうした寒さを心底待ち望んでいた自分がいることに気付く。厳しい寒さと少ない日照時間。それが自分の精神を逞しくする。この7年間で合計7回ほどの冬超えをしたことになる。冬の厳しさは物理的に寒いというだけではない。実存的に、そして霊的にも厳しいものを要求するのがこの地の冬である。とは言え、今日の夕方にフローニンゲンに戻ってきたときに、雲ひとつない夕方の空に輝く夕日を見たとき、それが自分の支えにどれだけなってくれているのかということを思った。毎日ではないが、冬の最中に現れる雲ひとつない夕方の空は本当に素晴らしい。この夕日の感覚は日本のそれとまた違う趣がある。


自宅に戻ってきてから荷解きをして、そこから箏の稽古をした。今日はテクニック集の練習をすることなく、『はじめての文化箏』に掲載されている曲を数曲取り上げ、それらの2箏パートを中心に練習していった。新しい曲の2箏パートを練習している際に、いくつか疑問が出てきた。それらについて来週火曜日のオンラインレッスンの際に先生に尋ねてみようと思う。明日は、『アメイジング·グレイス』の1箏、2箏パートの練習をしたい。この曲に関してはまだ一度も2箏パートを演奏したことがないので、どれほどの難易度なのか楽しみである。余力があればもう1曲新しく2箏パートを練習したいと思う。明日は午後にロビンさんとのジークンドーのプライベートレッスンがある。いよいよ明日からランク3の技の稽古に入る。気が付けばもうランク3に入っていることや、気が付けば箏の演奏が上達してきていること。この「気が付けば」という感覚を大切にしたい。とにかく自分は毎日ひたむきに、武術·芸術·学術の実践に従事していく。そうすれば、気がついたときに自分は随分と遠いところまで歩いていたことに気付くだろう。そしてまだその先には無限の可能性に満ちた道が広がっていることに気付くだろう。そこに自分は永遠を感じる。フローニンゲン:2022/11/19(土)19:48

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