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No.4127 朝光の三角形_A Triangle of Morning Light
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1939, Splendor of Kyoto
Splendor of Kyoto is manifested in the morning.
It exemplifies beauty and glory.
Kyoto; 10:06, 11/2/2022
No.1940, Kimono
It was the first time for me to tailor-make a kimono.
The world of kimono is very profound.
It has a long history and tradition.
The more I learn it, the more I can find Japanese culture.
On Shinkansen for Tokyo; 12:34, 11/2/2022
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本日の2曲
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タイトル一覧
9342.【日本滞在記】ライトアップされた八坂神社と高台寺を訪れて
9343.【日本滞在記】和を感じさせてくれる素晴らしいホテルに滞在して
9344.【日本滞在記】今朝方の夢
9345.【日本滞在記】換骨奪胎的な仕事の進め方
9346.【日本滞在記】「男着物の加藤商店」さんで着物を仕立てて
9347.【日本滞在記】お世話になっている方々と旧交を温めて
9342.【日本滞在記】ライトアップされた八坂神社と高台寺を訪れて
時刻は午前7時を迎えた。今、京都の朝空は晴れ渡っていて、朝日が美しく輝いている。昨日は朝から雨が降り、午後には強い雨が降っていたが、ちょうど芸者遊びを終える頃には雨が病んでいて、夜は散歩を楽しむことができた。嶋内さんと宇野さんと一緒にお茶屋を出発して、そこから3人でまずは八坂神社に行った。「祇園さん」と親しまれるこの神社は大変立派であり、その凛とした佇まいは見事だった。平日の夜の時間帯ということもあって人はほとんどおらず、静かな雰囲気の中で参拝することができたのは幸運であった。そこからは宇野さんにアテンドしていただき、円山公園を通って高台寺に行った。八坂神社に比べて高台寺の方には人がまばらにいて、その理由としてはどうやらこの時期は高台寺がライトアップされ、掌美術館も21:30まで開館していることが大きいだろう。紅葉のこの季節の夜にライトアップされた高台寺は本当に美しかった。寺そのものだけではなく、寺に向かうまでの石畳の道もまた非常に風情があり、そこは大人の散歩コースとして大変魅力的だった。秋の夜間特別拝観では、「すべての人にねね様のやさしさを追憶の光」というテーマで、立体感のある音響と映像にイルミネーションを組み合わせた3D体験ができる場所があった。高台寺の庭に映し出されたそれは見事な現代アートだった。ちょうど背後に半月が出ていたこともあって、尚更美しさが際立っていた。その他にも印象に残っているのは、池の水面に映し出された紅葉の姿である。色づき始めた木々が池の水面にあまりに綺麗に映し出されていたので、思わず足を止め、しばし見入っていた。昨夜はお茶屋さんでの体験と、夜の京都の散歩を満喫することができ、思い出に残る1日となった。CANDEO HOTELS京都烏丸六角:2022/11/2(水)07:32
9343.【日本滞在記】和を感じさせてくれる素晴らしいホテルに滞在して
今日の京都は快晴で、朝から天気が素晴らしい。日中は最高気温が23度まで上がるようなので、まだまだ暖かさを感じられる。今日は昼あたりに京都を出発し、東京に向かう。東京もまた天気が良く、最高気温は京都と同じぐらいである。東京では、出版決定を記念したセミナーを東京駅と目と鼻の先にある立命館大学京都キャンパスで行わせていただけることになった。宿泊予定のホテルメトロポリタン丸の内は、セミナー会場と同じサピアタワーにあるのでとても便利だ。京都から新幹線に乗って東京駅に到着すれば、日本橋口から駅直結なのでアクセスの良さは見事である。先日訪れた川崎でも同じ系列のホテルメトロポリタンに宿泊していて、このホテルの素晴らしさを堪能していた。ホテルの素晴らしさの観点で言うと、今京都で宿泊しているホテルもまた大変素晴らしい。現在宿泊しているのは、「CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)京都烏丸六角」というホテルで、ここは確かにホテルなのだが、旅館の佇まいがある。伝統の京町家を保存改修したこのホテルは、本当に和の心を感じさせてくれ、入り口に入った瞬間から心が落ち着く。昨日はホテルに正午に到着し、チェックインまで時間があったのだが、コーヒーやお茶が24時間飲み放題の和を感じさせるラウンジに行って、そこで嶋内さんと色々と仕事の話をしていた。このホテルの名前は、ラテン語の「光り輝く」に由来している。そこに込められた思いは、滞在したお客さんが光り輝くようにというものである。現在神道を研究している自分にとって、太陽の化身である天照大神と関係して光は注目している現象·概念であり、自分の実家がある市の名前は光ということもあって、素晴らしいホテルに宿泊させてもらっていると思う。このホテルにせよ、今日これから宿泊するホテルにせよ、ホテルを選んでくださったアントレプレナーファクトリーのメンバーの方には心から感謝したい。
昨夜は芸者遊びを終え、ライトアップされた八坂神社と高台寺を訪れた後にホテルに戻ってきた。そこからホテルの中のスパに向かった。体を綺麗にした後に、昨夜もまたサウナを楽しんだ。2回ほどサウナに入ると、もう体はポカポカで、昨夜もぐっすり眠れた。今日もこれから朝風呂に入ってこようと思う。朝風呂にゆっくり入って、自室でゆっくりとし、ゆったりとした気持ちのままで東京に向かおうと思う。CANDEO HOTELS京都烏丸六角:2022/11/2(水)07:52
9344.【日本滞在記】今朝方の夢
時刻は午前9時半に近づいている。先ほど、ホテルのスパに行き、入浴を楽しんだ。今宿泊しているホテルは客室の数が多くないこともあって、スパが混み合うことはなく、朝風呂に入っている人は誰一人いなかった。貸し切り状態でスパを活用する幸運に恵まれた。昨夜はサウナにしか入っていなかったので、今朝方はまずは外湯を楽しんだ。天井の窓から朝日が差し込んでいて、開けられた窓からは京都の朝の香りが漂ってきた。5感が様々に刺激され、養われる形でゆったりと入浴を楽しむことができたことに感謝している。
昨夜はサウナのおかげもあってベッドに横たわるとすぐに眠りの世界に入り、熟睡ができた。そんな中で起床直前に見ていた夢を思い出している。夢の中で私は、京都を彷彿とさせる街にいた。時刻は朝方で、ほのかで優しい朝日が地上に降り注いでいた。私はその街を散歩しながら風景を楽しんでいた。すると、少し勾配のある坂道に差し掛かった。観光バスがその坂道を登っていく様子が見えたので、坂道の上に何か観光名所があるのだろうと思った。直感的に、神社か寺があるのかもしれないと思った。せっかくなので坂道を登ってそこを見てみようと思ったところ、前から1人の女性が坂道を降りてきた。その女性がゆっくりと前からこちらに近づいてきて、彼女は私に挨拶をした。片言の日本語で挨拶をしてきたので、日本語はあまり流暢じゃないのだろうと思った私は、英語で彼女に話しかけた。どうやら彼女はベトナム人らしく、今は観光でここにやって来ているようだった。その場で少し立ち話をしていると、彼女が最後にこの坂道の名前を教えてくれた。その坂道の名前は“DAOPAUW”というらしい。ふと、「"pauw”というのはどこかの国の言葉で「道」を意味していましたよね?」と尋ねると、彼女はその通りだと述べた。彼女の返答を受けて、「そういえば“dao”こそまさに「道」という意味だな」と思ったところで彼女は目の前から消えていた。「道」を示す2つの言葉が名前に入ったその坂道を、感慨深い気持ちの中でゆっくりと歩き始めたところで夢から覚めた。今朝方はそのような夢を見ていた。夢から目覚めた瞬間に、夢の中の坂道の名前が明確に記憶に残っていて、その記憶は無意識世界の中で明瞭な道として刻まれているかのように思えた。CANDEO HOTELS京都烏丸六角:2022/11/2(水)09:32
9345.【日本滞在記】換骨奪胎的な仕事の進め方
ホテルを出発し、先ほど無事に京都駅に到着した。ホテルを出てすぐに気づいたが、今日の京都は夏のような暑さである。道ゆく人は長袖やジャケットを羽織っているのだが、自分は半袖で歩いていて、道ゆく人たちを眺めていると暑くないのだろうかと心配になってしまうほどである——逆に彼らの視点を取得すれば、こちらの半袖姿を心配するかもしれないが——。朝風呂に入り、血の巡りが良くなっていることは確かだが、朝風呂に入ったのは朝7時のことであるし、スーツケースや荷物を持っての移動ということを差し引いてもこの暑さはなんだろうか。昨日から11月を迎えたのに、格好も気分も夏のような感じである。フローニンゲンの真夏の時の気候が今の京都の気候と重なる。大阪のホテルの大浴場で話をしたアイルランド人の男性は、日本人がまだマスクをつけていることに対して「異様だ(strange)」と述べていたが、私はそれに対して「気狂いだ(crazy)」と述べた。マスクをしていると息苦しいので、今京都駅の待合室ではマスクを外している。今週の日曜日に日本を出発し、欧州に戻るのだが、晴れてマスクのない世界に戻れることを嬉しく思う。
今朝方はホテルですでに今日の創作活動の大部分を終えた。朝のルーティンとして、デジタル絵画2枚、作曲2曲を終えていて、英文詩についても1つだけ作った。気が付けばこの5年ほどで8000曲ほどの曲を作って来たのだが、引き続き換骨奪胎的な形で作曲実践に従事している。すなわち、過去の偉大な作曲家の楽想や形式を活用させてもらいながら、自分なりに創意工夫をして新たな曲を生み出すことを楽しんでいる。これは学術研究でも採用したい在り方である。ここからテクノロジー哲学やマネー神学を深く探究していく予定だが、その際にはその分野で重要な仕事を残している学者の論を参考にして、換骨奪胎的に自分なりの思想を育んでいければと思う。さて、そろそろ東京行きの新幹線がやって来る。プラットホームに向かい、脳内でジークンドーのトレーニングを行いながら列車の到着を待とう。京都駅:2022/11/2(水)11:29
9346.【日本滞在記】「男着物の加藤商店」さんで着物を仕立てて
今、東京に向かう新幹線の中にいる。今日の東京もまた京都と同じく天気がいいらしい。東京駅に到着すれば、駅の地下道を歩いていくことになると思われるので、外の様子は少しわかりにくいが、新幹線が東京駅に到着する時に秋晴れの東京の景色を眺めることができるだろう。新幹線の席に寛いでしばらくして暑さも和らぎ、今は落ち着いている。東京駅に到着したら、駅直結のサピアタワーに行き、メトロポリタンホテル丸の内ですぐにチェックインをしたいと思う。少し仮眠を取って、シャワーを浴びたい。セミナーの前に、出版予定の書籍に関して編集者の根本さんとサピアタワー内のカフェでお会いさせていただく。根本さんには過去出版した4冊の書籍のうち、3冊を編集者として担当していただき、今回は3年振りの4冊目となる。今回もまた根本さんと一緒に良い本を世に送り出せたらと思う。
昨日は、お茶屋さんにいく前に、高台寺近くの「男着物の加藤商店」に行ってオーダーメイドの和服を仕立ててもらった。昨年ふと、日本人として和服ではなく洋服を来ている自分にふと疑問が浮かび、次回日本に一時帰国した際には着物を作ろうと思っていた。その時に色々と調べて出会ったのが加藤商店さんである。男性の着物に強みがあって、何よりも自分と同じ姓が付いたお店だったので大変親しみを感じた。嶋内さんにも同行いただく形で、お店に伺った。事前に予約をしておいて、代表の加藤大典さんにまずは着物について基礎的なことを教えていただき、そこから色々と助言をいただきながら着物を仕立てていった。2015年に日本に1年間ほど滞在している時にはオーダースーツを幾つか仕立てていて、その時にもお店の方に色々と話を聞くことによってスーツの世界を知っていったとの同様に、今回も加藤さんから色々と着物について話を伺うことによって着物の世界を知っていくことができた。自分1人では着物の色や帯の色など決めがたいところを、嶋内さんと加藤さんからの助言によって納得の行く和服を作ってもらえることになったことを嬉しく思う。羽織には加藤家の家紋を入れていただき、それを着て今後のセミナーなどに登壇したいと思うし、これから長きに渡る欧米での生活の中でも要所要所で着物を着たい。仕立てが終わり、無事にオランダの自宅に着物が到着したら、オーナーのフレディさんやペイトラさん、さらには親友のメルヴィンにも見せてあげようと思う。東京に向かう新幹線の中:2022/11/2(水)12:11
9347.【日本滞在記】お世話になっている方々と旧交を温めて
時刻は午後11時を迎えた。3日前から2日前にかけては2夜連続で深夜12時を跨ぐというかつてないことを体験し、昨日は午後11時過ぎには就寝できたのだが、今日もまた午後11時まで起きている。4日連続で午後11時過ぎまで起きているなんて学生時代まで遡らなければなかったようなことである。社会人になっても4日連続で11時過ぎに寝るなんてことはなかったような気もする。逆に言えば、この4日間はそれほど夜まで活動的に動いていたということでもあるし、充実していたということでもある。そんな生活も今日で最後だ。今日で一時帰国中の全ての仕事を終え、明日からは再び一人旅および一人での生活が始まる。再びまた自分の取り組みに打ち込めることを嬉しく思うのと同時に、誰かと4日間連続で話をするということもまた振り返ってみると、この11年間で一度もなかったことだと思われる。この11年間は、本当に自分の内側の世界を深く探究する時期を過ごしていた。内面宇宙の探究に専心する時期をずっと過ごしていて、それを通じて外側の世界を理解する形で日々を送って来ていたのである。今回の一時帰国では良い意味で違うリズムを生活の中に数日間ほど入れたことによって、また自分の世界が一挙に広がった感じがする。今日は何をしていたかというと、午前11時前に京都のホテルを出発し、東京の滞在先のホテルにやって来て、仮眠を取ってシャワーを浴びてから、出版予定の書籍について編集者の方とホテルのロビーで話をした。その後、宿泊先のホテルと同じサピアタワーにある立命館大学の東京キャンパスで、出版決定記念セミナーをさせていただいた。コロナ下になって始まったわけではなく、この11年間欧米で生活して来たこともあって、リアルな形でのセミナーなどほとんどしたことがなく、ここ最近は2年に1回の一時帰国の合わせてリアルな場でのセミナーをさせていただいた。幸いにもセミナーには知っている方々が多くいたので、とても和やかに話をさせていただくことができた。セミナー終了後には、長らくご一緒させていただいていた有馬充美さんと過去に行なっていた「一瞬一生の会」のメンバーの方たちとお食事に行き、美味しい食事をいただきながら旧交を温めていた。セミナーの中でもネタとして嶋内さんに言及していただいたのだが、過去7年間のオランダでの生活の中で一度も外食をしたことがなく、嶋内さんが来られた時に外食を初めてオランダでした。今回日本では結構外食をしていて、自分の中ではひょっとすると一生分の外食をしたように思う。きっとこれからの欧米での長きにわたる生活で外食する回数の総合計よりも今回の一時帰国での外食の数の方が多いのではないかと思う。いずれにせよ、今日はこれまでお世話になっていたたくさんの方々とリアルな場でお会いさせていただくことができ、本当に充実した1日を過ごすことができた。そのことに感謝の念を捧げながら就寝に向かいたい。ホテルメトロポリタン丸の内:2022/11/2(水)23:25
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