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9329-9332: 日本滞在記 2022年10月30日(日)



No.4107 夜明け前_Before Daylight


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1936, With No Ego

With no ego, there is just peace and love.

Kawasaki; 07:44, 10/30/2022


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本日の2曲


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タイトル一覧

9329.【日本滞在記】衣食住と芸術の融合

9330.【日本滞在記】今朝方の夢

9331.【日本滞在記】叔父に会いに大阪に向かって

9332.【日本滞在記】良縁に恵まれた今回の一時帰国に感謝して


9329.【日本滞在記】衣食住と芸術の融合


時刻は午前5時半を迎えた。今、川崎駅と目と鼻の先にあるホテルメトロポリタン川崎に宿泊している。東京セミナーの際にも同じ系列のホテルメトロポリタン丸の内に宿泊する予定で、何か不思議な縁を感じる。昨夜ホテルに到着した時、このホテルはコンセプトとして「若き才能を応援する、ギャラリーさながらのホテル」というものを掲げていて、ホテル内にある様々な若手の日本人アーティストの作品に自然と目が止まった。欧州を旅行している時のみならず、日本を旅行している時にも方々の美術館を巡っていて、芸術作品を見る感性は随分養われているように思えるが、こうした形でホテルでも芸術作品を堪能できるというのは有り難い限りだし、素晴らしいことである。衣食住のうちの住と芸術が融合する環境に身を置きながら、衣や食と芸術の融合についても考えている。今回の実家の滞在中の父の手料理や九州旅行中の旅館の料理などはまさに芸術の域であり、そこには食と芸術の融合を見て取ることができる。衣と芸術との融合に関しても、普段オランダにいる際にはサイズの都合上向こうで新しい服を購入することはできないが、その分日本に帰ってきたときには衣と芸術との融合の観点から自然と服を購入しているように思う。数は少ないが、今回も服を少しばかり購入する予定だ。普段着を1着、箏の演奏や欧米での何か特別な時のために京都で和服を1着仕立てる予定である。そのように考えてみると、自分の人生は衣食住と芸術が融合した形で進行していることに気づく。衣食住と芸術が融合した日々を生きることを通じて、自ずから自らの感性が育まれている節がある。そのようなことを考えていた。その観点で言えば、今宿泊しているホテルは自分の感性を刺激し、育んでくれることに関して申し分ないし、残り少なくなった日本滞在期間中に宿泊するホテルと旅館の全てが同様のことを自分にもたらしてくれるだろう。環境から与えてもらう成長促進剤的な刺激には本当に感謝しなければなるまい。こうした刺激に絶えず触れてきたことが今の自己を形成しているのだから。ホテルメトロポリタン川崎:2022/10/30(日)05:44


9330.【日本滞在記】今朝方の夢


時刻はゆっくりと午前6時を迎えようとしている。空には赤紫の朝焼けが姿を見せていて、その美しさをぼんやりとホテルの窓越しから眺めている。今日は日曜日ということもあって、川崎駅周辺は静かである。昨日は地元で4人の親友と2年振りに旧交を温めることができて本当に嬉しく思う。彼らとであればいくらでも話し続けていられると思うが、昨日は自分が東京の方に行く必要があったので、夕方になる前に別れた。親友と過ごした時間がとても豊かなものとして今の自分に感じられている。親友たちと出会った夜に見た夢を少し振り返っている。実は昨日会った4人の親友は結構夢に出てきていて、2人の親友は自分のブログを時々読んでくれているようなのでそのことに気づいているようだった。彼らが読んでいることを意識したことはなく、これからもその意識は極力持たないようにして、自分の意識や無意識を通じて立ち現れた夢を純粋に書き留めていくことをしたい。今朝方に見ていた夢は、どこか穏やかさに包まれていた。その穏やかさは瀬戸内海を彷彿とさせる。自分の中で穏やかさは薄黄色や薄オレンジに知覚されることが多く、今朝方の夢もまたそのような色合いを帯びていた。1つ印象に残っているのは、夢の中で哲学者のザカリー·スタイン(愛称「ザック」)が登場していたことである。ザックとはレクティカ時代に交流をさせてもらった関係だが、彼の存在を初めて知って以降、彼は自分の中で種々の観点から1つの指標になっているように思う。もちろんそれは知的な活動においてだが、彼との距離を測りながら自らの探究活動に着手してきたのがこの10年間である。ザックは自分よりも5歳年上だが、この10年間は絶えずあと5年でザックのいる場所に行くことができるのだろうかということを考えてきたように思う。ザックとの距離を測り、そこに横たわる大きな距離を埋めようとする衝動は随分と収まっているが、今でもそれは確かに残っていることは疑いようのない事実である。日本旅行が始まる少し前からザックの登壇する動画や音声をずっと視聴していて、昨日も新幹線の中でザックの言葉に耳を傾けていた。それが影響してか、今朝方の夢の中でザックが登場し、彼と哲学談話をしていた。その中で、ザックが述べた1つの単語の意味が分からなかった場面がある。最初私は、「現象学的(phenomenological)」とザックが述べたように聞こえたのだが、ザック曰くその単語は「日本主義的」という意味らしかった。発音としては“phenomenological”に聞こえたのだが、ザック曰く少し発音が異なっていて、その意味することは「日本主義的」なのだそうだ。自分にとってそのような発音と意味の単語は初耳だったので、この機会にそれを覚えようと思った。ザックと私は引き続き笑顔を交えて会話を楽しんでいた。ホテルメトロポリタン川崎:2022/10/30(日)06:04


9331.【日本滞在記】叔父に会いに大阪に向かって


時刻は午後5時を迎えた。今、母方の叔父に会いに大阪に向かっている。新幹線の窓越しに夕日が沈む姿が見える。自分には親族は少なく、叔父は自分にとって本当に大切な存在である。なかなか会うことはできないが、会ったときにはいつも優しく、色々なことを話せる仲である。両親とはまた違った形で腹を割って話ができる大切な存在が叔父である。元々は叔父と大阪観光を本日行う予定だったが、叔父に会うのと同じぐらい大切な用事ができたため、急遽昨日山口県から東京方面に出てきた。今日はこれから大阪のホテルでチェックインを済ませ、ホテルで少し寛いでから叔父と会う。幸いにも叔父のマンションと宿泊先のホテルは近く、叔父がわざわざホテルのロビーまで来てくれることになった。自分のために時間を割いてくれ、色々と計画を立ててくれる叔父には本当に感謝している。叔父もまた勉強熱心であり、明日は何やら英語のクラスが朝から2つあるらしく、自分も明日はアントレプレナーファクトリーさんでの動画撮影の日なのでお互い遅くまで話すことはできないが、その分夕食を食べながら充実した時間を過ごせればと思う。それでは今から、明日の撮影に向けて話す内容について少し確認をしておきたいことがあるので、過去の自分の文章を読み返しながら、明日の撮影に向けて万全の準備をしたいと思う。今回の日本の一時帰国は実に様々な場所を訪れ、移動が多いが、本当に素敵な出会いに恵まれ、素敵な時間を過ごさせてもらっている。それをもたらしてくれた天に感謝の意を捧げたい。大阪に向かう新幹線の中:2022/10/30(日)17:04

9332.【日本滞在記】良縁に恵まれた今回の一時帰国に感謝して


欧米での11年間の生活の中で、最初の頃は毎年年末年始に帰国していたが、ここ最近は2年に1回秋に一時帰国することが続いていて、そう考えると、11年間の中で日本に帰って来た回数は両手で数えるほどだ。しかしいずれの時も良き出会いに恵まれ、様々な学びがあったことは確かである。ところが、おそらく今回の一時帰国ほどに良縁に恵まれ、色んな発見があった一時帰国は未だかつてない。とりわけ今日は、つくづく世の中にはいろんな人がいて、いろんな世界があることを知る1日だったように思う。


普段は午後10時には就寝しているが、今の時刻はどうだろう。なんともう深夜12時が目前に迫っている。先ほどまで滞在中のホテルの大浴場に行って、サウナに入って一汗かいていた。今宿泊しているのはホテルインターゲート大阪梅田というホテルである。明日、このホテルの横のビルにオフィスのある協働者のアントレプレナーファクトリーさんのところに行って、スタジオで動画撮影をする。このホテルはアンファクさんがご予約してくださったホテルで、昨年の春に開業したばかりの新しいホテルだ。Google Map上は3つ星と表示されているのだが、設備の綺麗さと充実さからすると4つ星ホテルと同等だと思う。それぐらいに素晴らしいホテルである。とりわけ18階の大浴場は快適であった。大浴場に向かうエレベーターでオーストラリア人の夫婦と偶然一緒になったので少し立ち話をした。最初日本人だと思って「何階ですか?」と尋ねてみると、「?」マークを顔に浮かべていたので、“Which floor?”と述べると、綺麗な英語で応答して来た。アジア系の顔だったので、まさかオーストラリア出身とは思わなかったのである。そんなちょっとした出来事もありながら、サウナに2回入り、水風呂にも2回入って爽快感を感じて自室に戻って来た。


今日は午後7時半から10時半まで母方の叔父と会っていたのでこの時間まで起きている。たまにはこんな日があっていいと思う。実家では両親に付き合う形で酒を飲み、今日もまた叔父に付き合う形で酒を少々飲んだ。厳密には、叔父に「付き合わせていただきながら」酒を飲んだと言った方がいいだろうか。もっと細かなことで言えば、最初はそう言えばノンアルコールビールだったように思う。そこから芋焼酎を2杯ほど飲んだ。かつて知人の鈴木規夫さんがスザンヌ·クック=グロイターに「あなたは勉強ばかりしてないでビールでも飲んでたまには息抜きをした方がいい」と言われたことがあると笑いながら話していたが、まさに自分もそうである。今回の一時帰国では、欧米での修行僧的·修道院的生活とは異なる形で、色々と良い意味でハメを外しているように思う。それが功を奏してか、繰り返しになるが、今回の一時帰国では本当に良縁に恵まれたことに感謝している。ホテルインターゲート大阪梅田:2022/10/30(日)23:54

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