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9308-9312: 日本滞在記 2022年10月25日(火)



No.4092 共鳴の輝き_Bright Resonance


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1925, My Hometown

I remember that I saw the view of my hometown on the flight in the sky 5 days ago.

All of a sudden, I burst into cry.

The view and my hometown are my precious spiritual base.

Aso; 07:16, 10/25/2022


No.1926, Gigantic Energy

I received gigantic energy from the Aso shrine.

My existence and spiritually were cultivated and energized fully.

I feel I’m totally alright.

The Aso Shrine; 13:13, 10/25/2022


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本日の2曲


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タイトル一覧

9308.【日本滞在記】今朝方の夢

9309.【日本滞在記】絶景を眺めながらの朝風呂を堪能して

9310.【日本滞在記】葉祥明阿蘇高原美術館と阿蘇神社を訪れて

9311.【日本滞在記】宿「狗の郷」での寛ぎ

9312.【日本滞在記】自然人/言葉と絵の癒しの力


9308.【日本滞在記】今朝方の夢


時刻は午前5時を迎えた。今、愛犬が旅館の部屋のフロアをパタパタと歩いている。昨日は久しぶりにお酒を飲んだ。オランダでは普段は全くアルコールを飲まないのだが、実家に帰った時や両親と一緒に旅行に出かける時には少しお酒を飲むことをしている。昨日は宿の料理が大変美味しかったので、最初から日本酒を飲み、そこから3種類の焼酎を少々飲んだ。最後に焼酎を飲んだのはひょっとしたら大学時代かもしれず、20年近く経っているのではないかと思う。夕食を食べて別棟の自室に戻り、昨夜は9時半に就寝した。今朝方の目覚めはすこぶる良く、お酒の影響は一切ない。今日もまた旅を満喫できそうである。


アルコールを摂取して寝た昨夜には少し印象に残る夢を見ていた。1つとして、ついこの間出会った人が夢の中に出てきていて、その人と楽しげな雰囲気の中でしばらく話をしていた。その次に見ていた夢は、どこか欧州の国の施設の中だった。そこは宿泊施設のようであり、色々な国の人たちがいた。自分も宿泊客の1人だったが、どの部屋に宿泊しているのかはわからず、1階をウロウロしていると、小中学校時代に一番身長が高かった友人(YK)がやって来て、私の手を引いてどこかに連れていこうとした。彼は私の体を床に引きずりながらある個室に連れて行った。そこである女性と会って話をしなければならないと彼は述べた。どんな女性と会うのか未知だったが、部屋に置かれていたパソコンの画面にその女性のプロフィール写真と経歴が映し出されていた。その女性はコロンビア人でひょっとしたら私よりもガタイが良さそうな外見をしていて、彼女と会うことが少し躊躇われた。プロフィール写真を見てあまり悪く言いたくはなかったので、私は黙っていたが、私を個室に連れて来た友人が少し悪口を言おうとしたら、その女性が私たちの背後にいて声を掛けてきた。彼女は日本語が意外と話せるようで驚いたが、意思疎通を円滑にするためにはお互いに英語で話をした方がいいと思い、英語で話をすることにした。実際に彼女に会ってみると、プロフィール写真よりもすらっとしていて、表情に関しても柔らかく、会う前に持っていたネガティブな印象は消えていた。そこからは彼女の悩み相談を聞いた。どうやら、彼女は私の別の友人と以前会っていて、彼が彼女にひどいことを言ったらしく、また彼女への態度も横柄であったことについて相談を受けていた。私は彼女の相談を親身になって聞き、問題解決に向けて対話を進めて行った。すると最後には彼女は笑顔になって、問題解決の方向性が見えたようで嬉しそうだった。彼女のその表情を見て、私も嬉しくなったところで夢から覚めた。御宿小笠原:2022/10/25(火)05:34


9309.【日本滞在記】絶景を眺めながらの朝風呂を堪能して


白々と夜が明けてきた阿蘇。先ほど、明るくなりつつある朝の雄大な景色を眺めながら露天風呂に入っていた。朝風呂はやはりとても気持ち良く、壮観な阿蘇の自然を眺めながらの露天風呂は格別であった。風呂に入浴する前に自重トレーニングをし、朝食の前にも再度身体を鍛えておきたい。昨日整体を受けている時に、整体師の方から「いい体をしている」というフィードバックを得た。普段鍛えている身体は見る人が見ればわかるようである。肉体だけを鍛えるのではなく、エネルギー体も合わせて鍛錬することは重要であり、昨日の整体を受けた様子だと、自分でも気づかないエネルギーの淀みや滞りが発生しているようだったので、血流のみならずエネルギーの流れを整えていくことも意識的に取り組みたいものである。今、別棟の脇の木々に止まる小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。こうした小鳥たちの鳴き声に耳を傾けることもまたエネルギーを整えることにきっとつながるはずである。そうなると、日々の生活の中で自らのエネルギーを整える機会というのは無数に存在していることがわかる。例えば、昨日訪れた小国両神社の立派な神木に触れることもまたそうした機会であり、雄大な景色を眺めることもまた優れた機会となる。もちろん多くの人もそうであろうが、自分の場合はどうやら自然から癒しを得る傾向の強い体質のようであり、今このようにして雄大な自然の中に身を置いていることそのものが普段の気づかぬ緊張を解してくれる。御宿小笠原:2022/10/25(火)06:45


9310.【日本滞在記】葉祥明阿蘇高原美術館と阿蘇神社を訪れて


穏やかな阿蘇の世界を堪能している。今、阿蘇神社にいる。先ほど、水基道を歩きながら、小腹が空いていたのでクルミ入りの味噌団子を食べた。それは大変美味であり、夕食までの小腹を満たすには十分であった。今日は宿を出発した後に、近くの阿蘇焼の窯元である阿蘇坊釜を訪れた。そこで両親はいくつか陶器を購入し、そこから葉祥明阿蘇高原美術館に向かった。昨日訪れた2つの美術館と同じく、この美術館も大変素晴らしかった。とりわけこの美術館では、美術館から続く「絵本の道」が大変素晴らしく、整備された丘からの眺めは絶景であった。ちょうどバス2台でやってきた保育園の園児たちも丘を楽しんでいるようだった。作品を見て、丘の風と眺めを楽しんだ後、美術館のカフェでコーヒーを飲んだ。その時に、阿蘇の景色の落ち着きとゆったりと流れる時間に家族全員癒された。カフェで寛いだ後、偶然にも葉祥明さんの弟さんがいて、この方もまた作家であり、先ほどちょうどその方の作品を鑑賞していたところだった。有り難いことにミュージアムショップで購入した画集と絵本にサインをいただいた。そしてそれだけではなく、プレゼントとして家族全員に1枚1枚絵葉書をプレゼントしてもらい、そちらにはこちらの名前入りでサインをしてくださった。大変満足した後に美術館を後にして、阿蘇神社に足を運んだ。この神社は大変立派であり、非常に見所があった。神社の作りについては色々と勉強中であり、すぐには何作りかまだ判断できなかったが、今回の一時帰国で随分と多くの神社を巡るので、知識を使用しながらそれが自分の内側に使える知識として体現されるだろう。それはこれから狗の郷(くのさと)という宿に行く。ここまたペット同伴の高級旅館であり、随分と前に両親と愛犬と訪れたことがある。とても贅沢だが今日もまたリラクゼーションを受け、ゆっくりと温泉に浸かり、美味しい夕食をいただく。阿蘇は本当に素晴らしい。阿蘇神社:2022/10/25(火)13:02


9311.【日本滞在記】宿「狗の郷」での寛ぎ


時刻は午後4時半を迎えた。先ほど、父を部屋に残して、母と一緒に宿のエステを受けた。今宿泊しているのはペット同伴の狗の郷(くのさと)という高級な宿で、宿に近づくに連れて以前宿泊した時の懐かしい記憶が蘇ってきた。どのような部屋だったのか、どのような場所でどのような料理を食べたかをありありと思い出したのである。宿泊させてもらっている部屋は「和モダンスイート」ということで、3人家族と1匹には申し分ない広さである。つい先ほど部屋についている広々とした露天風呂に入り、大変癒された。部屋に置かれていた「温泉豆知識」によると、温泉には9つのタイプがあるらしく、部屋の露天風呂は「単純温泉」というものに分類されるらしい。特徴としては様々な成分が少量ずつバランスよく含まれていて、低刺激で肌に優しい特徴があるようだ。これは不眠症や鬱状態などの改善効果があるらしく、日々の生活の中で尖ってしまった神経を優しく和らげてくれる効果があるらしい。確かに先ほど入浴してそれを実感した。今回の一時帰国では幸いにも温泉に入る機会が多く、温泉に入ることを1つの趣味にしたいと思う。函館の温泉で温泉ソムリエの方と出会って以降、温泉についてもっと深く知りたいと思う次第だ。入浴する前に受けたエステもとても印象に残っている。昨日は整体マッサージを受け、今日はエステを受けた。身体心理学やソマティックセラピーに関心を持ち続けている自分としては、こうした整体やエステを受けるということは学びの宝庫であり、今後の自分の実践を豊かにする最良の機会である。受けたエステは母とは違うコースのものであり、自分は顔やヘッドマッサージのあるものを選んだ。昨日の整体では触れられなかった部位であり、エステを受けている最中にも凝りがある部分が自分でも分かったし、エステ終了後にエステティシャンの方からいただいたフィードバックや助言は有り難かった。今の自分は幸いにもなんでも挑戦できるだけの経済的·時間的自由があるのだから、種々の社会病理の構造に働きかけていくだけではなく、身近な人を喜ばせ、気持ち良くなってもらえるようなマッサージやセラピーにも探究と実践の射程を伸ばしてみようと思う。狗の郷:2022/10/25(火)16:50


9312.【日本滞在記】自然人/言葉と絵の癒しの力


昨日宿泊した「小笠原」にせよ、今宿泊している「狗の郷」にせよ、旅館の方々は心に落ち着きがあってどなたも大変素敵である。そう言えば阿蘇の美術館で働く人たちも心が穏やかに見え、良いエネルギーを放っていたように思う。その背後には阿蘇の豊かな自然の力があるだろうか。ここでは都会のように精神を擦り切らせるような人はほとんどいないのではないかと思われるぐらいに恵まれた環境がある。つくづく人間というのは自然人なのだということがわかる。それは原始的な存在という意味ではなく、人間は自然の中で自然と共生して自然から癒される存在なのだということだ。現代社会を覆う病理的な分離現象の1つに自然からの分離がある。都会で暮らす人たちはこの病理を抱えている。自然から切り離されてしまった人たちが心身がおかしくなり、不調に陥ってしまうのはある意味当然のように思えてくる。それほどまでに人間の本質には自然との繋がりがあるのではないかと思う。


宿に来る前に訪れた葉祥明阿蘇高原美術館について思い出している。回想を促す何かがそこにはあって、美術館を取り巻く自然の素晴らしさと所蔵作品の素晴らしさの2つが自分の記憶を呼び起こしている。改めて言葉の力と絵の力について考えさせられる。言葉と絵には癒しをもたらす力がある。夕食の時間まであと45分ほどあるので、露天風呂のお湯が流れる音に耳を傾けながらイラスト入りの詩集をゆったりと読み進めていこうと思う。全てが至福さに包まれている。狗の郷:2022/10/25(火)17:16

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