No.4021 祝祭の花_A Flower of Celebration
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1855, A Dragon’s Back
My soul is riding on a dragon’s back.
It going to heaven far away from here and near here.
Groningen; 08:42, 9/29/2022
No.1856, Crystallization of Spirits
This world is the crystallization of numerous spirits.
That is why it shines kaleidoscopically.
Amersfoort; 15:18, 9/29/2022
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本日の2曲
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タイトル一覧
9178. アムステルダム旅行に向けて/今朝方の夢
9179. 3人の推薦人が決まって/今朝方の夢の続き
9180. フローニンゲン中央駅のカフェから
9181. ファーマコンとしての言語/父とのやり取り/有限の価値
9182. コンセルトヘボウに到着して
9183. コンセルトヘボウのコンサートに参加して
9178. アムステルダム旅行に向けて/今朝方の夢
時刻はゆっくりと午前7時半に近づいている。今、辺りは随分と明るくなり、空は晴れている。今の気温は4度と低く、暖房が自動で入っている。今日は午後からアムステルダム旅行に出かける。自宅を出発するのは正午過ぎであり、そこから列車に乗って2時間半ほど過ごし、アムステルダム南駅の近くにあるホテルにチェックインをする。当初の予定では、今日はゴッホ美術館に行こうと思っていたが、夜にコンセルトヘボウでのコンサートがあるので、美術館でじっくり作品鑑賞をした後にコンサートに出かけるのは少し疲労が出るかもしれないと思い、今日はコンサートだけに参加することにした。ゴッホ美術館はまた11月にアムステルダムを訪れる際に足を運ぶ。その代わりに明日は、アムステルダム中央駅の近くにあるレンブラント美術館や人類学博物館に訪れる予定だ。それらの2箇所を訪れてからフローニンゲンに戻る。自宅を出発するまでの時間は、オンラインゼミナールの講座に向けたコンテンツを制作していこうと思う。テクノロジー哲学の講座に関する音声ファイルは、あとは最終章に関するものだけを作れば良いので、旅から帰ってきた今週末に作成しようと思う。
今朝方に見ていた夢をいつものように振り返ろう。夢の中で私は、見慣れない場所で、若い日本人の女性と話をしていた。しばらく彼女と話をした後、自分がいつの間にか透明人間になっていた。ふと右隣を見ると、そこには小中学校時代の女性友達(AS)がいて、彼女もまた透明人間になっていた。私たちが立っていたのは、小川の付近であり、そこには柵がなく、下手をすると小川に落ちてしまうような場所だった。どうやら彼女と私は、今隠れんぼをしているようだった。それは単なる遊びではなく、かなり真剣なものであり、鬼役の人間に見つかると何をされるかわからないものだった。すると、鬼役の若い日本人男性が私たちの近くにやってきた。彼からは透明人間の私たちは見えていないようであり、私たちは息を潜めた。ところが、隣にいた彼女が物音を立ててしまい、そこに人がいることが鬼役の彼にバレてしまった。そこで彼女は声を発し、そこに女性がいることを彼に示した。彼はそこに女性がいることに気づいたが、自分が隣にいることは最初気付いていなかった。ところが、彼は勘が鋭く、彼女の隣に誰かまだ別の人間がいることに気づいたのである。そこで私は声を出し、彼女と一緒に小川に入って隠れるか、何か手を打とうと思った。最終的には、彼女をそこに残し、自分が身代わりとなる形で姿を表して、彼を引きつけようと思った、すると、彼はなぜだかわからないが自分に研究論文を要求してきた。彼は私が何らかの分野の研究者であることをすぐに見抜き、私の研究について知りたいとのことだった。それはお安い御用だったので、後ほど論文を渡す約束をして、彼から逃げようと思った。フローニンゲン:2022/9/29(木)07:34
9179. 3人の推薦人が決まって/今朝方の夢の続き
淡い青空が微笑んでいるかのような朝。時刻はゆっくりと午前8時に向かっている。引き続き室内には暖房が自動で入っている。今年は例年以上に冬に入るのが早かった。もう感覚として完全に冬である。
昨日、嬉しいことに、神学大学院への進学に向けた最後の推薦人が決まった。これまでのところ、サスキア·クネン教授、ルート·ハータイ教授に協力いただける旨の連絡を受け取っていて、3人目としては、フローニンゲン大学の実証的教育学のプログラムでお世話になっていた、チリ人のマイラ·マスカレノ教授に協力していただけることになった。これで推薦人に関しては全てが確定し、あとは本当にいよいよ志望動機書だけの作成となった。これに関しても、原稿が書き上がったら、英語がネイティブの友人であるサハルに一度読んでもらおうと思う。このように、今回の出願に関しては、多くの人の力を借りることになる。それは今回に限ったことではなく、過去の出願においてもそうであった。自分はこうやって多くの人に支えてもらいながら、少しずつ人生を前に進めているのだということがわかる。いや、果たして人生は前に進むようなものなのだろうか。人生に前後があると思うのは、直線的な時間感覚の現れか。いずれにせよ、人生の季節が変わり、人生が深まっていくことに多くの人が寄与していることは間違いない。人との縁に感謝しながら、これからも毎日少しずつ人生を深めていこう。
先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、もう1つ夢を見ていたことを思い出す。夢の中で私は、見慣れない白い部屋の中にいた。そこは理科の実験室のような雰囲気を持っていた。そこには3列ほど人が並んでいて、私も列の中の1人としてそこにいた。列の前方には、1人の比較的若い日本人男性が立っていた。どうやらその男性は、ジークンドーの先生のようだった。今からジークンドーの練習を全員で一緒に行うことになり、私もジークンドーを日々鍛錬しているので、それは面白そうだと思った。いざ稽古が始まると、先生の動きに合わせてみんなが一斉に動き出す姿は面白かった。いつもプライベートレッスンを受けているので、こうした集団トレーニングにも違った面白さがあると思ったのである。ある技を出した後、後ろを振り返ると、そこには高校時代に野球部に所属していた友人がいた。彼と目が合い、微笑みあって、再び前を向いた。そこからは少し難易度が高いコンビネーションとして、右のジャブ、左のジャブ、右のフック、右のコークスクリュー、右のストレートパンチを放つ練習をした。このコンビネーションを行った後、解放感がやって来て、それに浸っていると目が覚めた。フローニンゲン:2022/9/29(木)07:50
9180. フローニンゲン中央駅のカフェから
今、フローニンゲン中央駅のカフェの中にいる。この時間帯にこのカフェにいることは珍しい。いつもは旅行が出発する朝早い時間帯にいるので、午後の雰囲気とはまた違う感じを味わっている。カフェの中には列車を待つ人や、ここに長居しそうな人の姿が見える。店員も、客も、幸福そうな笑顔を浮かべていることがとても印象的だ。オランダにも当然ながら色々な問題があるが、幸福調査でも示されているように、1人1人の国民がそれぞれの幸福感を感じていることが窺える。我が国も、それぞれの人が幸福を感じ、働き詰めの生活や困窮した生活ではなく、精神的に豊かな生活を送れる社会になってほしいと思う。自分の取り組みはその実現に向かうものである。
この日記を書き終えたら、アムステルダム南駅に向かう列車に乗り込もう。途中に1度乗り換えがあり、まずはプラットホーム7番から出発するロッテルダム行きの列車に乗る。宿泊予定のホテルには午後4時前に到着するだろう。そこからはホテルでゆっくりしたいと思う。ゆっくりと言っても自分の楽しみに従事することを意味し、それは10月から開講予定のオンラインゼミナールに向けた準備である。今朝方に、第2回のクラスで扱うコンテンツの制作を終えたので、ここからは第3回のクラスで扱うコンテンツの制作に取り掛かる。日本に一時帰国中はあまり制作の準備にとりかかれないであろうから、欧州に戻ってくるまでの第5回のクラスまでのコンテンツは、来週末に日本に帰るまでに制作を終えておきたい。コンテンツの制作ももう手慣れたものであり、完全に創作ペースを掴んでいると言える。
自宅を出発する際に、オーナーのフレディさんとペイトラさん、そしてフレディさんの協働者であるバスにあった。今夜コンセルトヘボウのコンサートに参加する旨を伝えると、フレディいさんが、「演奏者として?」と尋ねてきた。それに対して私は、「まさか(笑)」と答え、聴衆として参加することを伝えた。ここ最近は毎日箏の稽古をしていて、オーナー夫妻の家にも音が聞こえているようであり、フレディさんは冗談半分本気半分で、私が箏の演奏をコンセルトヘボウでするのかと尋ねてきたのである。私はそんなはずはないと答えたが、「将来演奏したいですね」と笑いながら付け加えた。コンセルトヘボウのような由緒正しいコンサートホールとまでは言わないにしても、いつか本当にどこかで箏の演奏を披露する日が来るかもしれない。その日の訪れが楽しみであるし、今夜のコンサートはその実現に向けた霊感を与えてくれるだろう。人生における霊的な道とはそのようにして切り開かれていくものだと思われる。フローニンゲン中央駅のカフェ:2022/9/29(木)12:57
9181. ファーマコンとしての言語/父とのやり取り/有限の価値
時刻は午後1時半を迎えようとしている。今、アムステルダムに向かう列車の中にいる。いつも癒される光景だが、車窓から広大な牧場が見える。そこには牛や馬が思い思いに時間を過ごしている。この光景を見るたびに、人間もそのように生きればいいのにと思ってしまう。人間に言語があることは恵みをもたらす一方で、それは不幸をももたらす。創造主は、人間に言語という本当に危険な道具を与えたものだと思う。それこそが最大のファーマコンである。私たちにとって、言語は良薬にも毒薬にもなるのだ。人間にとって重要なことは、テクノロジーとしての言語をどのように活用するべきかを学ぶことなのだろう。この課題は、依然として人類に重くのしかかっている。
今、乗り換え駅の到着時刻を調べようとしたら、メールに思わぬ返信があった。父から返信があったのである。1日早いが、明日は父の誕生日のため、箏の演奏と合わせてビデオメッセージを先ほど送っていたのである。日本時間の夜にもかかわらず、父がすぐさまメールを送ってくれたので、それに対してまた返信をしておいた。来月末に実家に帰った際に、父と母と愛犬と会うことがとても楽しみであり、両親とは色々とまた話をして、家族団欒の時間を楽しみたいと思う。両親とのメールでのやり取りもそうだし、一時帰国の際に会って話をすることもそうなのだが、それらはいずれも有限なものとして感じられ始めている。自分もまた人生における年月を積み重ねてきたことがそのような感情をもたらしているのかもしれない。だが、両親と交流できる機会が有限であるということへの明確な目覚めが、むしろその機会への感謝の念と共に、その有限な時間を掛け替えのないものにしてくれる。有限であることの素晴らしさはそうしたところにあるのだ。人生に終焉があるということや、物事に終わりがあるということの限りなき価値はそうしたところにあるのではないだろうか。
先ほど列車の中で、予定していた通り、オンラインゼミナールに向けた告知文を作った。それは、「発達理論の学び舎」のメルマガに登録してくださっている方に向けたものである。一般告知をする1週間前に、このメルマガで告知をし、メルマガに登録してくださっている方だけに、初月の受講料が20%割引になるクーポンを発行しようと思っている。クーポンコードが記載されたメルマガのドラフトを先ほど作り終えた。明日の夜にフローニンゲンに戻ってきてから、ドラフトを最終稿にしてメルマガを発行しようと思う。アムステルダムに向かう列車の中:2022/9/29(木)13:41
9182. コンセルトヘボウに到着して
時刻は午後7時半を迎えようとしている。つい今し方、コンセルトヘボウに到着し、今はロビーでこの日記を書いている。念のためホテルを早めに出発し、トラムに乗って会場に到着した。振り返ってみると、オランダでトラムに乗るのは初めてのことのように思う。アムステルダム南駅からコンセルトヘボウまではわずか7分ほどで到着した。オランダ7年目の生活で初めてトラムに乗ったのも、フローニンゲンにはトラムが走っていないからかもしれない。いずれにせよ、アムステルダムを走るトラムは随分とハイテク感があり、このあたりにもテクノロジーの進歩と社会への普及を見る。コンサートが始まるまであと45分ほどあるので随分と余裕がある。今回のコンサートは、途中の休憩を含めて、午後10時35分まであり、普段であればとっくに就寝している時間であり、夢の中にいる時間である。きっとコンサートの静かな感動の中で起きていられると思うが、今日はそれを含めて特別な日だ。そもそも今回コンセルトヘボウのコンサートに参加するきっかけとなったのは、知人の鈴木規夫さんによる勧めがあったからであった。以前鈴木さんから、「オランダにいる間にコンセルトヘボウで音楽を聴いておいた方がいいですよ。日本のクラシック好きは喉から手が出るほどそこで音楽を聴きたいと思っていますから」という言葉をいただいていた。以前よりいつかコンセルトヘボウに行こうと思っていたが、それがずっと先延ばしになっていて、ちょうどアムステルダム南駅の目の前にあるワールドトレードセンターのETSのテストセンターでTOEFLを受験しようと思っていたところ、それが延期となり、ホテルの予約も変更できないようだったので、そこに宿泊して今回のコンサートに参加することにしたのである。色々と偶然が重なって今回の機会がある。これも何かの縁だろうし、この機会がやってきたことの幸運を思う。それは願ってもない機会であり、様々な偶然がもたらしてくれた貴重な機会なのだ。フローニンゲンのコンサート会場では、休憩時間にワインやソフトドリンクが無料で提供されるだのが、コンセルトヘボウではどうなのだろうか。今日はちょっとワインでも飲みたい気分である。コンセルトヘボウ:2022/9/29(木)19:37
9183. コンセルトヘボウのコンサートに参加して
今、コンサートは休憩に入った。もう間も無く後半の部が始まる。コンサートの開始前もコーヒーやソフトドリンクが無料で提供され、休憩中においては、それらに加えて赤ワインや白ワインが無料で提供された。今日は特別な日でもあるので、白ワインを一杯もらった。さて、前半部分のコンサートであるが、 “Recital Hall”はコンセルトヘボウのウェブサイトの説明にあるように、演奏者の息遣いが聞こえてくるほどに近かった。というよりも、後半の曲の盛り上がる部分においては、本当に演奏者の息遣いが聞こえてきて驚いた。このコンサートホールは、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなど、過去の偉大な作曲家の名前が彫られたネームプレートが部屋の全方位に12個ほど掲げられている。ネームプレートの下には模様が彫られていて、それは彫刻的な美しさがある。ネームプレートの中には、自分の好きなグリーグもいた。その他にも、シューベルト、シューマン、サン=サーンスの名前などもあった。オランダはもうコロナなど一切過去の遺物となり、430人収容されるホールは満杯である。それでは後半の部も大いに楽しもう。
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つい今し方、ホテルに戻ってきた。気がつけばもう午後11時を回っている。こんなに遅くまで起きていたのは久しぶりである。いつもは午後10時に就寝しているため、10時半までのコンサートの途中でやはり目を瞑ってしまうことが度々あった。まぶたが自然と下がってきたが、それは寝るためと言うよりも、視覚情報を遮断して、身体で音楽を感じるためであった。そのような形で後半の演目も楽しんだ。アンコールの演奏まで会場にいたので、結局ホテルに到着したのは午後11時だった。これからシャワーを浴びて就寝しよう。幸いにも明日はゆっくり起床することができるし、ホテルを出発するのもゆっくりでいい。明日訪れる予定の美術館と博物館の双方が、朝10時からしか開いていないのでちょうどいい。今夜の夢に先ほどのコンサートの影響が何かしら現れるだろうか。今日のコンサートの音楽家と演目を下記に記しておく。そう言えば、今日のピアニストはロシア出身らしく、コンサート会場の前にはウクライナの人たちがオランダ語のビラを配って何かを訴えていた。まさかこうしたところにもロシアとウクライナの戦争の影響を見るとは思わなかった。
Musicians
·Nikolai Lugansky piano
·Nikita Boriso-Glebsky violin
·Maxim Rysanov viola
·Narek Hakhnazaryan cello
Works
·Mozart:Pianokwartet in E flat major, KV 493 ·Fauré:Piano Quartet No. 1 in C minor, op. 15 ·Brahms:Piano Quartet No. 3 in C minor, op. 60
アムステルダム:2022/9/29(木)23:10
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