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9171-9174: フローニンゲンからの便り 2022年9月27日(火)

更新日:2022年10月1日



No.4013 たたずむ神秘_A Standing Mystery


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1850, Tenderness from the Universe

I received tenderness from the universe right now.

It makes my heart and soul warm.

Groningen; 08:51, 9/27/2022


No.1851, Evening Bliss

Evening bliss is manifest.

Everything looks like a treasure in my eyes.

Groningen; 19:54, 9/27/2022


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本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

9171. 今週末のアムステルダム旅行と来週末からの日本旅行について

9172. 今朝方の夢

9173. 箏の稽古(38):ゆっくりと着実な進歩

9174. ラスキー博士とのプログラムを終えて/今朝方の夢の続き


9171. 今週末のアムステルダム旅行と来週末からの日本旅行について


時刻は午前7時半を迎えた。今朝は朝から雨が降っていて、今も雨音が聞こえてくる。午前中一杯は雨が降り続けるらしく、午後から雨脚が弱まってくるようだ。今日の最高気温は12度、最低気温は4度と随分と低い。


明後日からはアムステルダム旅行が始まる。当初はTOEFL試験を受ける予定だったのだが、それが延期となり、結局ホテルの予約日を変更することができなかったので、アムステルダムに宿泊して、美術館や博物館巡りをしようと思っている。初日の夜には、ロイヤル·コンセルトヘボウのコンサートに参加する。それは以前から楽しみにしていたものであり、久しぶりにコンサートに参加することもあって、感動もひとしおだろう。コンサートで聴く音楽は格別であり、そうした音への飢えが大きな感動の呼び水になるように思う。その日は夜のコンサートに参加することにとどめ、翌日に美術館や博物館を巡る。というのもコンサートは夜の遅い時間帯から開始され、それまでの時間に美術館や博物館を巡ると疲労が溜まってしまうと思うからである。その日は午後にゆっくりと自宅を出発し、ホテルでチェックインをして、しばらくホテルで寛ぎ、コンサートが始まる時間になりそうになったらホテルを出発する。そのような旅程を立てている。旅行に関して言えば、来週末からはいよいよ日本旅行が始まる。来週の金曜日にオランダを出発し、翌日の土曜日に日本に到着する。日本には約1ヶ月ほど滞在する。その間に、色々な都道府県を旅行する予定だ。まずは東京に数日だけ滞在し、時差ぼけを解消してから秋田に向かう。秋田に滞在後、青森に滞在し、そこから函館、札幌と滞在する。今回は生まれて初めて東北地方や北海道に訪れるので大変楽しみである。北海道を訪れた後は実家の山口県に帰り、両親と九州旅行に出かけたり、親友に会ったりする予定だ。そこから大阪と京都に滞在し、東京でのセミナーを兼ねて一泊してから伊勢に滞在する。それが今回の旅の最終地点であり、伊勢の旅館に数日滞在して、伊勢神宮などを見て回った後に成田空港近くのホテルに宿泊し、今回の日本旅行を終える予定だ。欧州に戻る際にはすぐにオランダに戻るのではなく、フランクフルトの5泊ほどして、フランクフルト観光をする。フランクフルトには訪れたい美術館や博物館がいくつもあって、それらを見た後にオランダに戻る。フランクフルト旅行を含めると、フローニンゲンを離れるのは1ヶ月以上になる。今回の旅で得られることもまた非常に多いだろうと予想される。旅を通じての癒しと変容に静かに期待する。フローニンゲン:2022/9/27(火)07:51


9172. 今朝方の夢


先ほどまで降っていた雨が止み、今は小鳥たちの鳴き声が聞こえてくる。すでに寒さを感じられるようになっているが、冬の到来を待ち望んでいた自分にとってしてみれば嬉しい限りである。冬は自分の精神をより逞しく磨き上げてくれる。それが冬の素晴らしさの1つである。


今日は昼前から、ラスキー博士とのプログラムに関する最後の日本語のフォローアップセッションがある。受講生の中には英語が不慣れの方もいたが、それでも今回のプログラムに食らいついてきてくださったことを嬉しく思う。最後のフォローアップセッションでもできる限りのことをしたいと思う。フォローアップセッションまでの時間は、テクノロジー哲学の講座やオンラインゼミナールのコースに関する音声ファイルを作成していこうと思う。前者に関しては、今日は第11章を取り上げる予定だ。後者については、すでに第2回のクラスに向けたコンテンツの制作が着実に進んでいて、今日中には第2回のクラスのためのコンテンツを全て作り終えるだろう。


コンテンツを作ることの楽しさを味わう前に、今朝方の夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、現在協働中のある知人の方と田んぼで作業をしていた。その田んぼには段差があり、私は田んぼの上の方にいて、知人の方は田んぼの下の方にいた。距離は離れていても声を上げればお互いにコミュニケーションができ、時折大きな声で会話しながら作業を楽しんでいた。すると突然、低地の田んぼの背後から巨大な猿が現れた。それはライオンぐらいの大きさがあり、顔も形も少し普通の猿とは違っていた。私はいち早く知人に猿が現れたことを伝えた。しかし、「後ろ!」と私が叫んだ時には、猿はもう知人の真後ろにいた。ところが猿は知人に危害を加えることなく、知人の後をつけているだけだった。すると、また数匹少し大きさと色が違う猿が現れた。その猿は色白であり、少し青味がかかっていて不気味だったが、その猿も特に知人に危害を加えることはなかった。もし猿が知人を襲うようなことがあったら、いつでも私は手からエネルギー弾を出す準備をしていた。すると突然場面が変わった。次の夢の場面では、見慣れない大学の中にいた。そこは母校の大学と雰囲気は似ていた。教授たちの研究室がある図書館の1階を歩いていると、薄暗い感じがどこか懐かしく、そして心地良かった。しばらく歩くと、ゼミの恩師の研究室があり、扉をノックしようとした。すると偶然ながら、先生が廊下を歩いてくるのが見え、駆け寄って先生に挨拶した。先生と会うのは久しぶりだったので、先生も大変喜んでくださっていた。そこからは生協に行ってランチでも食べようかということになった。薄暗く、そして少しひんやりとした廊下を再び歩いて外に出ようとすると、先生の隣の研究室にいる比較的若い教授に遭遇した。その方の専門は農業経営であり、その先生と挨拶した時に私はどういうわけか、先生の専門に関心があると述べた。その際に、シュタイナーの農業理論や、先ほどまで田んぼにいたことなどを伝えた。今度ぜひゆっくり話でもしようということになってその先生と別れた。そこで夢の場面が変わった。フローニンゲン:2022/9/27(火)08:06


9173. 箏の稽古(38):ゆっくりと着実な進歩


時刻は午後5時半を迎えようとしている。つい今し方、今日の箏の稽古を終えた。昨日と比較してみて、小さな進歩が見られたことは端的に喜ばしいことであった。具体的には、今課題曲として取り上げている「故郷」と「喜びの歌」に関して、先生が録音してくだ去った2箏パートに音をちゃんと合わせて演奏できるようになったのである。昨日あれほどてこずっていたことが、パッと今日できるようになってしまったことは本当に驚く。昨日繰り返し練習したことが、睡眠中にもその学習効果が継続していたかのようである。改めて人間の学びとは非常に不思議な性質を持っていると思う。寝ている間に昨日の一人稽古の学びが咀嚼されていて、それが今日改めて練習した時に成果として形になって現れたことに驚く。明日以降も、まずは2箏パートに合わせて確実に演奏ができるように稽古を続けていこう。そこから、2箏パートに練習を移っていったのだが、これはまだまだ鬼門である。先生のように滑らかに弾けることからは遥かに遠い位置に今の自分がいる。逆に言えば、先生の演奏がマイルストーンとして存在しているので、まずは先生のように滑らかな演奏ができるところまで焦らずゆっくりと向かっていきたい。その時に心掛けることは、これまでと同様に、まずはゆっくりと2箏パートを何度も練習し、暗譜してしまうぐらいまで弾き込むことだ。武術の鍛錬と同じく、ゆっくりできないことが早くできるはずはないので、まずはゆっくりでいいので正確に演奏することを心掛け、徐々に速度を上げていければと思う。このあたりは本当に武術の鍛錬と学習プロセスが重なる。さらに言えば、それは学術上の研究においても当てはまることかと思う。フローニンゲン:2022/9/27(火)17:35


9174. ラスキー博士とのプログラムを終えて/今朝方の夢の続き


時刻は間も無く午後9時を迎えようとしている。これからゆっくり入浴をして、就寝に向かおうと思う。今日は、ラスキー博士をお招きしたプログラムの最後のフォローアップセッションが行われた。最終回も非常に充実していたように思う。今回のプログラムは、ラスキー博士とのやり取りは英語であったため、参加者の中にはそれについていくことが難しい方もいたに違いないが、皆さんよく食らいついてきてくださったように思う。今回のプログラムを通じて、日本の方々がラスキー博士と直接やり取りをする機会を作ることができて本当に良かったと思う。セッション終了後は、最後の挨拶を兼ねて、音声ファイルを1つだけ作成した。そこからは、10月の中旬から始めるゼミナールに向けての準備をし始めた。ゼミナールを紹介する動画を作り、いち早くそれを発達理論マスターコースとエキスパートコースにご参加いただいた方に届けることにした。ここからは皆さんと単発的なセミナーや集中講座だけではなく、継続的に学びを共にしていきたいと思う。きっとそれが自分の役割なのであり、1つの大事な使命なのだと思う。明日もまた、ゼミナールのコンテンツ作りに精を出し、テクノロジー哲学の講座に向けた音声ファイルの作成も行っていきたい。


夜の入浴を前にして、今朝方の夢の続きをふと思い出した。そういえば今朝方の夢の中で、小中学校時代のある友人(TK)が出てくるものがあった。彼は確か、元々幼稚園の先生をしていたと思うが、夢の中の彼は、日本のどこかの大きな都市の市長を勤めていた。彼の働きぶりは見事だったが、ついこの間市長の役職を降りて、今は市役所で働いているようだった。彼の献身的な働きは市民からも高く評価されていて、彼を特集するテレビ番組が放送されていた。私はその番組を見ながら、彼の頑張りを嬉しく思ったし、彼が市民から愛されていることを知ってなお一層喜んだ。番組の最後の方で、彼が元気良くどこかに走り出していく姿がとても印象的だった。そのような夢を見ていた。1日の終わりに今朝方の夢を思い出すとは思ってもいなかった。これから再び夢の中の世界に入っていくが、今夜はどのような夢を見るだろうか。今夜見る夢が明日の世界をまた形作っていく。現実世界と夢の世界は双子なのである。あるいは、2つで1つなのだ。フローニンゲン:2022/9/27(火)20:58

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