No.3975 至福の笑い_A Smile of Bliss
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1780, Soul Swapping
The modern pathological society entices us to swap our soul for material and desires.
Soul swapping is dangerous.
Groningen; 08:25, 9/8/2022
No.1781, Caressing
Live as if you were caressing the Earth with your heart,
And you’ll be united with the Earth.
Groningen; 08:38, 9/8/2022
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本日の3曲
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タイトル一覧
9077. 今朝方の夢
9078. 今朝方の夢の続き
9079. 出版企画の進展/今朝方の夢の続き
9080. ラスキー博士とのセッションに向けた準備を終えて
9081. 箏の稽古(26):精度の向上に向けて
9082. ラスキー博士とのセッションを終えて
9077. 今朝方の夢
時刻は午前6時を迎えた。今の気温は17度で、今日は18度までしか気温が上がらない。朝のこの時間帯と日中の最高気温が同じという不思議な1日だ。どうやら午前中から夕方にかけて雨が降るらしく、その影響もあるだろう。今日からいよいよオットー·ラスキー博士を招いたプログラムが始まる。アメリカ、オランダ、日本という3カ国をまたいでのプログラムのため、お互いの時差の調整は大変だったが、無事にこの日を迎えることができて嬉しく思う。プログラムはオランダ時間の午後2時から始まるので、こちらにとってはとても良い時間からのスタートだ。3回の英語のセッションの全てにおいて自分がインタビューアーとして主導的にファシリテーションをしていく必要がある。昨日もすでに質問項目の選定をしていたが、今日の午前中もまたそれに時間を充てたいと思う。午後にプログラムが始まってからは、それが終わっても補足の音声ファイルを作成するであろうから、夕方には箏の稽古ができそうにない。なので今日は昼前に箏の稽古をしておきたいと思う。
今朝方は印象に残る夢を見ていた。夢の中で私は、父と母と一緒に小船に乗って海を周遊していた。その海は、地元の瀬戸内海のようであり、大変穏やかであった。しばらく船に乗っていると、空から白鳥のようなものが舞い降りてくるのが見えた。両親も私もそれが白鳥だと思って、それが海に着水した瞬間にとても綺麗だと思った。ところが、少し距離があったのでわからなかったが、どうやらそれは白鳥ではなく、小型の飛行機のようだった。なんと、小型の飛行機が海面に不時着したのである。不時着の際には特に激しく着水した様子はなく、とても静かに着水したように思えた。すると、飛行機の中から巨大なベッドが出てきた。それはボクシングのリングを4面ぐらい足し合わせたぐらいの大きさで、ぷかぷかと海の上に浮かびながら浅瀬の方に向かって流れ始めた。ベッドの上を見ると、機長や客室乗務員、そして少数の乗客の全てがぐったりと横たわっていた。そこに日本人の姿はなく、全員欧米の白人だった。そのベッドが私たちの小舟の横を通ったときに見た印象だと、全員が死んでいて、ベッドはまるで開いた棺桶のように思えた。そのような夢を見ていた。今思い出しても、少しゾクッとする夢である。乗組員と乗客に外傷はなく、血など一切流していなかったのだが、着水時に鞭打ち状態になって死んでしまったのではないかと推察される。白い飛行機を最初白鳥に思ったところも興味深く、それぞれのシンボルが何を示しているのかをドリームディクショナリーで調べてみようと思う。フローニンゲン:2022/9/8(木)06:40
9078. 今朝方の夢の続き
先ほど振り返っていた夢に現れた白鳥のシンボルの意味をドリームディクショナリーで紐解いてみると、恩寵、美、尊厳、富、名誉を表しているとのことだった。飛行機のシンボルも、それは何かが順調に進んでいることを表すと書かれていた。白鳥に関してはその意味をそのまま受け取ってもいいかもしれないが、飛行機に関しては海に不時着したことを考えると、それを字面のまま受け取ってはいけないように思う。その飛行機には自分が乗っていたわけではないので、自分の中で何かがうまく進んでいないことを示すのではなく、きっと何か別の意味がありそうだ。そして、その飛行機に乗っていた乗客が欧米の白人であり、彼らが軒並み死んでいたということもまた特殊な意味を象徴しているように思える。
今朝方はその他にも夢を見ていた。夢の中で私は、暗い洞窟の中にいた。洞窟の中を探検しながら前に進んでいると、あるところで地上に吹き抜けている箇所にやって来た。突然自分の体が浮かんで、導かれるようにして地上に向かって上昇していくと、途中で何か光るものを見つけた。洞窟の壁にホログラムのように立ち現れている何かがあり、よくよく見ると、それはダンスをしている小さな生き物たちの姿がそこに映し出されていた。その中にも人間がいて、人間と様々な生き物がダンスを楽しんでいる様子が映し出されていたのである。それを見て、私はダンスのクイズに答えるゲームに参加していることをハッと思い出した。そのクイズに正解するためには、今目の前に見えているホログラムの動きをよく覚えておく必要があると思った。実際にクイズの問題に回答する際には、自分でそのダンスを披露しなければならなかったのである。この場面の延長として、クイズの会場と思われる広い部屋にいた場面があった。私は宙に浮いていて、天井に張り付いていた。確かに宙に浮いていたのだが、地面に落ちてしまわないように体にロープを巻いていた。ところが、そのロープが天井に付いている大きな電球に絡まってしまい、それを解くのに苦労した。その苦労があったので、もう天井に張り付いておくのは止めようと思って地上に降りた。そのときに、小中高時代の友人(SN)の姿が見えて、彼がいる辺りに降りようと思った。彼は何か作業をしていて、自分のことには気づいていないようだった。私はこっそりと地上に降りて、近くの机に置いてあった友人のバナナを許可なしに1本もらい、それを食べた。そして近くに置いてあったドライヤーを手に取って、それを反対側の壁のコンセントの付近に持っていった。なぜそのような行動に出たのかわからないが、彼に話しかける際に、ドライヤーをこっそりと別の場所に移動させる必要があると直感的に思ったのだ。彼に話しかけると、彼はオランダ語で何かメモを取っていて、彼がオランダ語ができることを驚いた。彼曰く、スピーキングやリスニングには力を入れていないが、仕事の関係でオランダ語のライティングにだけは力を入れて勉強しているとのことだった。オランダで暮らす私以上に彼のオランダ語のライティングは立派だったので、その点について感銘を受けた。そのような夢の場面があった。フローニンゲン:2022/9/8(木)06:59
9079. 出版企画の進展/今朝方の夢の続き
時刻は午前7時半を迎えた。今、2羽の小鳥が清澄な鳴き声を上げている。空にはうっすらと雲があり、午前中のどこかのタイミングで雨が降り始めることを予感させる。
昨日は箏のレッスンの振り返りを頭の中だけで行っていた。書き留めることがそれほど多くないとしても、どんなことをしたのかについて短くそれについて振り返るようにしよう。ジークンドーにおいてもそのような形で最近は短く振り返っている。今日は午後からラスキー博士とのセッションがあるので、箏の稽古は午前中に行っておきたい。すでにどんな練習をしていくかのアイデアは頭の中に描いており、それに従って練習を進めていく。今日もまた何か新しい発見があるように、そして少しでも進歩があるように稽古を進めていきたい。
先ほどメールを確認したところ、編集者の方から連絡があった。どうやら昨日の企画会議では企画案を提示することができず、次回の企画会議に持ち越す形となったとのことだった。すでに原稿が書き上がっていて、早く出版できることに越したことはないが、別に焦ってもいないので、また次回の企画会議の際に今回の出版企画が通ることを祈る。
そう言えば、今朝方の夢の続きとして、小中高時代の女性友達2人(EN & KE)とオランダ語のレッスンを受けていた場面があったのを思い出した。そのレッスンには私たちだけではなく、欧米人の女性が数人混じっていて、不思議と男性は自分だけだった。教壇にはオランダ人の比較的若い女性の先生がいて、彼女はレッスン中はオランダ語だけしか話さなかった。こちらが英語で質問することを嫌がっているようであり、質問もできるだけオランダ語でしなければならなかったので、結構大変であった。友人のうちの1人が問題を当てられ、回答を述べたとき、そのオランダ語の発音が正しくなかったので、何度も発音を言い直しさせられていた。何度発音してもうまく発音できなかった彼女は、発音のコツを先生に尋ねようとしたが、その質問を英語で最初行ったので、先生は何も答えてくれなかった。そのような夢の場面があった。今から6年前にオランダ語の初級コースをフローニンゲン大学の語学センターで履修したことが懐かしい。ちょうど6年前のこの時期ごろからコースがスタートしたのではないかと思う。結局オランダ語を勉強したのはそのコースだけだが、そこで学んだことだけで6年間オランダで生活ができている。いずれにせよ、今朝方の夢で出て来たオランダ語のシンボルは何を象徴しているのだろうかと気になる。フローニンゲン:2022/9/8(木)07:40
9080. ラスキー博士とのセッションに向けた準備を終えて
予想よりも早く雨が降り始めた。秋の入り口から一歩足を踏み出したフローニンゲン。今日は気温が18度までしか上がらず、とても肌寒いが、シトシトと降り注ぐ雨を眺めるのもいいものだ。秋の風情がそこに体現されている。
つい今し方、ラスキー博士とのインタビューセッションに向けた準備を終えた。資料に全て目を通し、本日扱う箇所の文言を一言一句読み進めていき、自分の理解を確かめながら、質問してみたいことを列挙していった。ロイ·バスカーの理論モデルについて尋ねてみたいことがあり、その質問はフランスの文化人類学者のブルーノ·ラトゥアーのアクター·ネットワーク理論と絡めたものになるだろう。その他にも、社会学者のマーガレット·アーチャーの理論やテクノロジー哲学者のバーナード·スティグラーのモデルについても簡単に尋ねてみたいことがある。午後からの本番のセッションの前にもう一度資料を読み返し、自分の質問を確認しておきたい。
それでは今から読書に励み、箏の稽古も1時間ほど行いたい。全てが計画通りに進んでいることを嬉しく思う。今日のラスキー博士とのセッションはとても楽しみであり、参加者の皆さんもきっと楽しみにしていたであろう。今日のセッションが皆さんにとって実りあるものにするためにも、準備は抜かりなく行い、全員が何か1つでも新しく得ることができるような場を作りたい。フローニンゲン:2022/9/8(木)10:18
9081. 箏の稽古(26):精度の向上に向けて
予定通り、つい先ほどまで箏の稽古を楽しんだ。学術研究と箏の稽古、そしてジークンドーの稽古が絶妙な調和の元に絡み合っている。この間のレッスンの際にも先生にシェアしたのだが、箏の音色は自分の心を深く落ち着かせてくれる。別に曲を演奏しなくても、音色を奏でるだけで自分の魂は満たされた気持ちになる。今日の稽古では、まずは指先の鍛錬として、『文化箏のためのテクニック第2巻』のp.14のエクササイズを行った。これはいつも良い準備体操になっていて、母がピアノの練習をする前に準備運動としていつもエクササイズとして音色を奏でているのを参考にして、自分もこのテクニック集を用いて指先の準備体操をしている。それは準備体操を超えて、今の自分にとってはこの楽譜のタイトルにあるように、テクニックを身につけることにも役に立っている。2回ほど演奏をして、そこからはお隣のページに移り、そちらも1度通して練習した。こちらについては次回のレッスンに向けて別に課題になっているわけではないが、自主的にそちらの練習も始めた。当面はこの見開きページの練習を繰り返していき、徐々に精度と速度を高めていきたいと思う。ジークンドーの技の習得と同じく、まずは速度ではなくとにかく精度だ。指先のエクササイズを終えた後、『はじめての文化箏』の曲に取り掛かった。今日はまず、ベートーヴェンの「喜びの歌」から始め、その次にホルストの「ジュピター」に移った。どちらも思い入れのある曲なので、これらの曲を練習しているだけでグッとくることがある。こうした気持ちを絶えず大切にしながらこれからも練習をしていきたい。英単語を覚えるときに、すでに覚えた単語を何度も見ていても意味がなく、未習得の単語を何度も繰り返し学習することが重要なのと同じく、曲の中にも身体が覚えている箇所とそうではない箇所が明確に分かれる。もちろん全てを何度も通しで繰り返し練習していくことも重要だが、重要なのは身体が覚えていない箇所を取り出して個別に練習を重ねていくことだろう。このあたりは本当に受験勉強と同じ学習方法が活用できる。学習上の工夫に関して言えば、受験勉強をした経験は無駄ではなかったとつくづく思う。そこからはピチカートの技法を練習し、滝廉太郎の「荒城の月」、トーマス ·ベイリーの「ロング·ロング·アゴー」、本多鉄磨の「思い出のアルバム」を練習していった。最後の曲に関しては、まだまだ指の動かし方で工場の余地があり、明日はこの曲の完成度をより高めたいと思う。フローニンゲン:2022/9/8(木)11:52
9082. ラスキー博士とのセッションを終えて
時刻は午後9時を迎えた。今日は午後から夕方にかけてラスキー博士をお招きしたセッションが行われた。2時間のセッションは実にあっという間に過ぎていき、とりわけ前半部分のインタビューの時の流れは早く感じた。事前にいくつか準備していた質問のうち、話の流れから質問しないで留めておいたものがあり、それはおそらく今後のセッションの中で自然と解消されていくものもあるだろう。またむしろ、細かな点を聞き過ぎないことによって、インタビューが円滑に進んだようにも思う。セッションは英語で行われたのだが、参加者の中には非常に高い英語力をお持ちの方もいて、ブレークアウトセッションの中では直接ラスキー博士に英語で質問される方もいたり、チャットでの鋭い質問もあったりと、非常に充実した時間だったように思う。もちろん、セッションが英語で行われていたこともあり、来週のフォローアップセッションではしっかりとフォローをしたい。また、セッション終了後にはいつものように、音声ファイルを作成していて、それもまたフォローの役割を果たすだろう。今日は11個ほどの音声ファイルを作り、明日もまたいくつか音声ファイルを作成したいと思う。明日の音声ファイルの焦点は、本日ラスキー博士がインタビューセッションの中で用いていたスライドの中身になるだろう。このスライドは内容的にも非常に充実している一方で、ラスキー博士の理論モデルやその背後にある学問的バックグラウンドの知識がないとなかなか読み解けないのも事実である。そうしたことから、このスライドの1つ1つを自分の方で解説したいと思う。ひょっとしたらこれは音声ファイルよりも、実際にPDFをスクリーンでシェアしながら動画を撮影した方がいいかもしれない。スライドの中に重要な図表がいくつも出てくるので、やはり動画の方がいいように思える。最終的な判断は明日に委ね、明日は午前中に解説音声ないしは解説動画の作成に時間を充てたいと思う。来週、そして再来週のラスキー博士とのセッションもまた非常に楽しみだ。フローニンゲン:2022/9/8(木)21:17
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