No.3972 夕暮れの魂_The Soul of Dusk
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1771, Cultural Traumas
All of us suffer from some cultural traumas.
We need to unpack their narratives to heal our culture.
Groningen; 08:49, 9/5/2022
No.1772, Social Aesthetics
Our society lost its aesthetics.
Unless we recover social aesthetics, our society would become more corrupt.
Groningen; 08:51, 9/5/2022
No.1773, A Poetic Bubble
A poetic bubble bursts.
Bright light comes from the inside.
Happiness and bliss emerge.
Groningen; 09:02, 9/5/2022
No.1774, The Interaction of Multiple Polynomial Equations of Degree N
The universe consists of multiple polynomial equations of degree n.
These equations create the universe, interacting with one another in a very dynamic way.
Groningen; 14:21, 9/5/2022
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本日の3曲
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タイトル一覧
9057. 今朝方の夢
9058. 黒猫の家族/今朝方の夢の続き
9059. AIが学術論文を執筆する日
9060. 箏の稽古(23):箏の演奏を通じた瞑想実践
9061. 序列化の道具としての会計学に関する書籍を読みながら
9057. 今朝方の夢
時刻は午前7時を迎えた。今、チチチという小鳥の鳴き声が聞こえている。空には飛行機雲があり、それは北欧に向かって伸びている。今日から新たな週を迎えた。1つ1つの週が、そして1日1日が確かな足跡を残しながら進んでいく。この分だと、秋の一時帰国まであっという間なのではないかと思う。毎日が充実感の塊としてやって来ては消えて行く。日々はまるで充実感の泡沫のようだ。
今朝方の夢をまずは振り返っておこう。夢の中で私は、実際に通っていた中学校にいた。そこである友人(AF)と真剣な表情で話し合っていた。何を話し合っていたかというと、彼のいじめに関する問題だ。彼は決していじめを受けるような人間ではなく、誰からも慕われている優しい人間だった。そんな彼が、ひょんなことからいじめを受け始め、その問題について先生に報告しようと話し合っていた。あとはどの先生にどんなタイミングで報告するかであり、彼のいじめの問題について知っている他の友人たちは、一刻も早く先生に報告するべきだと述べていた。ところが彼と私はあえて少し様子を見ており、その期間にいじめに関する対応策や今後の方針について練っていた。また、先生に報告する際の伝え方も重要だと考えていて、その時の伝え方についても案を練っていたのである。とはいえ、これ以上報告を遅らせることはできないと彼と私は思い、いよいよ今日の放課後に先生に報告しに行くことにした。放課後がやって来て、彼と一緒に廊下を歩いていると、彼が突然泣き出しそうになった。彼はやはりそれほど辛い体験をして来たのだとすぐにわかった。そこで私は彼に、「どの先生に話したい?」と最後にもう一度尋ねた。すると、社会でお世話になっていた男性の先生に話したいとのことであり、その先生のところに行くことにした。すると偶然にも、先生と廊下で鉢合わせた。私たちは先生に、今から話したいことがあるのでお時間をいただけないかと先生に尋ねた。先生は笑顔で承諾してくれた。私たちの要望としては、他に誰もいない個室で話したいと思っていたが、先生曰く、職員室の個室は今使っているので、この場で話せないかと述べた。ここは廊下で人目にもつくし、仮に彼が話の途中で涙を流し始めたら、それを多くの生徒たちの前に見せるのも気が引けたので、職員室の片隅で話をさせてくれないかと尋ねた。それであれば問題ないとことだったので、私たちはホッとして、先生と一緒に職員室に向かった。そこで夢の場面が変わった。夢の場面が変わる直前に、実際には先生に話し終えた場面があったように思う。話したことによって彼はすっきりしていて、彼の表情を見て嬉しく思った。ところが、そもそも彼のいじめの問題の根本的な原因を作り出したのは自分だったのではないかと思い、その点について罪悪感があって、彼にその点を正直に話したところ、彼は自分が原因ではないと擁護してくれた場面があった。フローニンゲン:2022/9/5(月)07:24
9058. 黒猫の家族/今朝方の夢の続き
ふと2階の窓から外を眺めたら、車庫の上のソーラーパネルの上で2匹の小さな黒猫が戯れあっていた。この間買い物から帰った時にも、家の扉の近くにとても小さな黒猫がいて、彼らはきっと兄弟なのだろうと思う。昨日は、母親の黒猫と一緒に3匹の子猫が家の前を歩いていた姿を見かけている。春だけではなく、秋もまた新たな生命が誕生する季節なのだろうか。いずれにせよ、子猫たちが戯れあっている姿はとても微笑ましかった。
朝のこの時間帯はとても清々しく、今、朝日が空に昇って行く姿を眺めている。今日はどうやら日中の最高気温が27度まで上がるらしい。明日にもその暖かさが残っていて、26度まで気温が上がる。明後日以降からは小雨に見舞われる日々が続き、気温がグッと下がる。
先ほど今朝方の夢について振り返っていたが、あと2つほど夢を見ていたのでそれらについても振り返っておこう。夢の中で私は、実際に通っていた小学校の教室の中にいた。そこで特別クラスの授業を受けていた。授業をしてくれていたのは自分のことを可愛がってくれていた若い女性の先生だった。特別クラスで先生から教えてもらっていたのは算数と社会が融合したような科目だった。私以外にも数人の生徒がいて、教室の雰囲気はとても和やかで、問題を一緒に解きながら笑いが絶えなかった。ある問題を渡された時、それを真剣に解いていると、先生が自分の右横にやって来て、何も言わず黙って笑みを浮かべていた。その時に自分は、先生に見守ってもらっているという深い安心感を得ていた。そのような夢の場面があった。
その他に覚えているのは、実際に通っていた中学校の屋外コートでバスケをしていた夢である。全校生徒が集会を行っている中、自分はその集会に参加せず、1人でバスケの練習をしていた。学年で一番身長の高い友人がバスケ部に入ってくれることになり、彼とのコンビネーションをどのように高めていくかを考えていて、そのための自主練をしていた。彼に直接パスをするのではなく、リングにボールを当ててその跳ね返りをパス代わりにする練習などを1人でやっていた。しばらく1人で練習をしていると、集会が終わったらしく、全校生徒が体育館から教室に戻って行く姿が見えた。一つ下の学年だけ、校庭で集会を行っていたようで、彼らはバスケコートの前を通って教室に戻って来た。私は彼らの流れに混じって教室に戻ろうと思った。その時に、バスケ部の後輩数人と鉢合わせになり、彼らと少し話をした。彼らは、自分が実際のバスケットボールではなく、テニスボールぐらいの赤いボールでバスケの練習をしていたことを不思議そうに思っていたが、自分としてはそのボールで練習をしていたことには意図があった。それについてはその場では説明せず、自分も早く教室に戻ろうと思ったところで夢から覚めた。フローニンゲン:2022/9/5(月)07:44
9059. AIが学術論文を執筆する日
先ほど、以前注文したが配送途中で紛失してしまった神道の学術書を購入した。それは偶然ながら、ジークンドーの先生でもあるロビンさんの知り合いの神道家のオランダ人の方が編集に加わっていて、それを知って親近感が湧いたので先ほど改めて購入した。先日注文した書籍に合わせて、今日中にそれが届けられるようだ。朝から着実に読書が進んでいき、少し前に、ルートリッジ出版から出版されている文化社会学に関するハンドブックシリーズの初読を終えた。合計で30本近くの論文が収められていたのではないかと思う非常に充実した内容の学術書だった。もちろん、全ての論文が自分の関心に合致しているわけではなかったが、関心外の論文に関してもタイトルや章立ての文言を見ていくと、意外と自分の関心と繋がっていたり、本文の中にハッとさせられる記述があったりする。そうしたものに出会えるのは論文集の良さだろう。
先ほど、AIが小説を書けるようになってきたら、学術論文も書けるようなってくるのではないかと思った。もしかしたらその順序は逆の可能性もある。そもそもAIが数学や論理学を応用して誕生したことを考えると、それらの分野における学術論文をAIが執筆する能力を持ててもおかしなことではない。そこから心理学や宗教などの人文系の論文をAIが執筆する日も来るかもしれない。そうなって来た時に、学術研究はどのような展開を見せるのだろうかと気になる。自分が現役中にもそうした時代がやって来るかもしれない。AIが執筆した論文の妥当性をどのように担保していくのかは争点の1つになるだろうが、学者がAIが執筆した論文と人間が執筆した論文の双方を参照しながら研究に従事する日もそう遠くない将来にやって来そうだ。そうなってくると、これまでは人間の想像性によって拡張していた知の世界が、AIによっても拡張されていく事態になる。AIが人間の知の世界を作っていくことを担う時代はもう間も無くのような気がしていて、それによって人間が知覚するリアリティはどのような変貌を遂げるのだろうか。そのような関心がある。インターネットリテラシーだけではなく、AIリテラシーが求められることに伴う人間の知の在り方を含め、前述のトピックについてはテクノロジー哲学の論考を参照しながら考察を深めていきたい。フローニンゲン:2022/9/5(月)10:15
9060. 箏の稽古(23):箏の演奏を通じた瞑想実践
今日も1時間を越す時間を箏の稽古に充てていた。今日はまず調弦を行い、それぞれの弦の音をチューナーで確認しながら正しい音に合わせていった。そこから、昨日の計画通りに、「故郷」の曲から練習を始め、「喜びの歌」「ジュピター」と移っていった。今用いている楽譜には自分が好きな曲が数多く掲載されていて、懐かしさを感じさせるものがたくさんあるので、弾いていてとても楽しくなる。今日の稽古を通じて、技術的なことよりも、箏の演奏は自分にとって良き瞑想実践になっていることを実感した。サウナに入っている時やジークンドーをしている時はまた違った瞑想的な意識状態になっていることを感じる。意識状態を変容させる実践として、今の自分は複数のものがある。それぞれが固有の価値を有していて、固有の治癒と変容作用をもたらしてくれる。箏の稽古においては、音楽空間という特殊な空間に意識が溶け込んでいき、意識が音楽空間と化す瞬間が何とも言えない快楽をもたらす。そう、それは快楽なのだ。あるいは、享楽と表現してもいいかもしれない。
技術的なことで言えば、これまで難解だったトレモロについてもコツを少し掴んだ。そして、引き色についても同様にコツを少し掴むことができ、こちらの奏法に関してはスメタナの「モルダウ」を演奏しながら練習していった。この曲の中では引き色の奏法が6回も登場するので良い練習になる。そこからは「かき爪」と「割り爪」の技法を練習して、課題曲としてルソーの「むすんでひらいて」を練習した。こちらについてはまだまだ練習が必要である。最後に、「合わせ爪」の練習をした。これも以前に比べたら随分と上達していて、課題曲としてドヴォルザークの「家路」とエルガーの「愛の挨拶」を練習した。どちらの曲も大変思い入れのある曲なので、これらの曲を弾くことはとても楽しい。両曲についてはまだまだ練習が必要であり、ゆっくりと通しでまずは練習していこう。フローニンゲン:2022/9/5(月)16:03
9061. 序列化の道具としての会計学に関する書籍を読みながら
時刻は午後8時半を迎えた。今、辺りは随分と暗くなっている。今日もまた充実した形で1日が終わりを迎えようとしている。新たな週の始まりの日が、大きな充実感と共に終息に向かっていく。
今、会計学と秩序ないしは権威的序列化との関係を解説している“Accounting and Order”という書籍を読んでいる。これは本日届けられたばかりの書籍だ。本書では、エジプト文明の中で会計がどのような経緯で発生し、どのように用いられていたのかの詳細な調査がなされている。また、本書の終わりでは、ソシュールの記号論を用いながら会計の性質を紐解いている。著者の論考を辿っていると、会計というものがある種支配の道具として機能していたことがわかる。それは時空間を支配し、権威的序列化を促進するテクノロジーだったのだ。また、こうした序列化には多分に宗教的・神学的な性質があり、大変興味深く思った。そうした観点で会計を捉えたことはこれまでなく、この書籍は、宗教と会計の関係性を研究する際、会計学の構造的問題を研究する際、さらにはテクノロジー哲学の研究の際にも活用することができる。こうした良書との出会いには本当に感謝しよう。良書とのある出会いは、他の良書の出会いを促すきっかけになる。ある良書を読んでいると、関心事項や問題意識が鮮明になったり、新たな関心や問題意識が芽生える。それがまた次の良縁を生むのである。そんなことを思う。もう30分ほど読書をして、今夜もゆったりと入浴をしてから就寝しようと思う。明日は昼前に箏のオンラインレッスンがある。レッスンの前にもう一度調弦をしておこうと思う。明日から本格的にレッスンが始まり、先生からたくさんのことを学べることがとても楽しみだ。明日もまた充実感の実がなる1日になるだろう。フローニンゲン:2022/9/5(月)20:33
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