No.3593 タリンの無限_Infinity of Tallinn
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.1482, Caryatid
A Caryatid is standing in front of me.
It is smiling to me.
The smile encourages me very much.
Groningen; 17:28, 4/29/2022
No.1483, The Evening Glow
The world is shining.
The evening glow sends a love letter to the world tomorrow.
Groningen; 17:31, 4/29/2022
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本日の3曲
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タイトル一覧
8297. バルト三国旅行を終えて
8298. 掃除と草刈りを終えて/今朝方の夢
8299. Alex Salaueu氏の原画を飾って
8297. バルト三国旅行を終えて
時刻は午前10時を迎えた。今、小鳥たちの鳴き声が聞こえていて、彼らの鳴き声を聞くと、フローニンゲンに戻ってきたという感覚が強くする。
最後に宿泊していたタリンのホテルは高層階にあり、場所も都市部だったので、朝に小鳥の鳴き声を聞くことはできなかった。やはり自分にとっては、小鳥の鳴き声は心を深く落ち着かせてくれるものなのだとしみじみ感じる。
今、書斎の窓から外を眺めて驚いたことがある。バルト三国旅行に出かける前と比べて、緑の量が格段に増えているではないか。木々が青々と茂り始めていて、生命の躍動を目の当たりにする。確かにもう5月に入ろうとしているのだから、生命も青々とし始める頃なのだろう。
タリンは思った以上に寒かったこともあり、最終日には少し喉が痛く、鼻水が出ていた。昨夜は長めに睡眠時間を確保し、鼻水と喉の痛みは落ち着いているが、フローニンゲンもまだまだ寒いことが昨夜わかったので、引き続き暖かい格好をしておきたい。
バルト三国から戻ってきて、今日はまず最初に荷解きを完了させよう。昨夜の段階で少し荷解きをしているので、あとは旅先で購入した文献類を書斎の持って上がったり、衣類をタンスに戻すことなどをしよう。
今日は午後にジムに行ってジークンドーのトレーニングを行って、サウナに入ろうと思っていたが、喉の痛みと鼻水の大事を取って、ジムに行くことはやめておこう。その代わりに、近所のおもちゃ屋に日本からの書籍が届けられているとのことなので、午後にでも散歩がてら足を運ぶ。
嬉しいことに、リガで注文した箏に関する書籍と楽譜が届いたようなのだ。実物の箏は来週中にも届く予定なので、今から楽しみでしょうがない。
今日の予定はそれくらいであり、旅を終えた昨夜からファスティングが始まり、今のところ予定では今日と明日にファスティングを行う。回復食を食べるのは明後日の月曜日の夜にしようと考えているので、丸4日ほどのファスティングになるだろう。
昨夜自宅に帰ってきてみると、玄関付近に雑草が随分と生えているのに気づいたので、明日は草刈りをしようと思う。定期的に雑草を抜くことは、この家に住み始めてからの年中行事になっている。
家を綺麗にすると気持ちも爽やかになることを考えると、草刈りも大事な実践であり、それでいくと、今日はこれから家全体に掃除機をかけておこうと思う。旅行の前にも掃除機をかけていたが、旅の間に埃が家に溜まっていたであろうから、今から家全体を清潔にしよう。フローニンゲン:2022/4/29(金)10:27
8298. 掃除と草刈りを終えて/今朝方の夢
時刻は間も無く正午を迎えようとしている。明日ではなく、結局先ほど庭の草刈りをした。朝に家全体に掃除機をかけ、気持ちが乗ってきたこともあり、そのままの勢いで草刈りをした。
家に掃除機をかけることにせよ、庭の草刈りをすることにせよ、自分にとっては祓いの実践であることを改めて実感する。以前の家はアパート型だったので、雑草の手入れなどをしなくてもよかった。一方で、今の家は一軒家であるから、自分で庭の手入れをする必要がある。
もちろん、オーナーに任せてしまうことも可能だが、そこは協力的に自分で庭を手入れするようにしている。こうしたところまで誰かの手に委託してしまうと、なんだか自分の家ではないような気がしてしまうし、兎にも角にも上記で言及したように、祓いの実践として草刈りは自分にとって大きな意味を持つ。
1時間弱ほどの時間をかけて草刈りをし終えたところ、やはり心が軽やかになったのを実感する。掃除や庭作業というのは、本当に馬鹿にならない心理的な作用を私たちにもたらす。ある種のサイコセラピーの効果があるとさえ思える。
正午を間も無く迎えようとしているが、今朝方の夢について振り返っておきたい。まず覚えているのは、言葉が神託的な形で自分に降りてきて、その言葉を発することによって、地上に輝きがもたらされた場面があったことである。これは印象的であり、自分に降りかかってきた言葉を、今度は地上に送り届ける役目を自分は担っているのだという強い実感があった。それは使命感にも似た感覚だった。
次に覚えていることは、高校時代のクラスメートが現れ、彼と市民ホールのような場所で講演会を一緒に開いていた。それは大人だけではなく、子供たちも参加できる講演会であり、幸いにも人が随分と入っていて盛況だった。
講演会が無事に終わると、6歳ぐらいの小さな女の子が私のところにやって来た。彼女は口が達者であり、とても大人びていた。
しばらく彼女の話を聞いていると、彼女は話疲れたのか、突然うとうとし始めた。その場には横になるようなベンチなどがなかったので、私はその場にかがみ込み、彼女は私にもたれかかる形で夢の世界に入っていった。バルト三国から帰って来て最初に見た夢はそのような内容だった。フローニンゲン:2022/4/29(金)12:06
8299. Alex Salaueu氏の原画を飾って
時刻は午後4時を迎えた。今日はファスティング中であるが、ファスティング明けにすぐに食べられるようにバナナを購入しに近所のスーパーに足を運んだ。その前に、近所のおもちゃ屋に足を運んで、日本から届けられた書籍を受け取った。まだ箱を開けていないが、それは箏に関する書籍と箏曲の楽譜だと想像され、今夜はまだ時間があるので、開封後、それらを眺めたいと思う。
エストニアのタリンもまた寒かったが、フローニンゲンもタリンに負けじと寒い。緯度に関して言えば、バルト三国はいずれもフローニンゲンよりもずっと高いところにある。ヴィリニュスとリガに滞在していた時にも寒さを感じていたが、タリンの寒さが最も印象に残っているので、それら2つの都市はてっきりフローニンゲンと同じぐらいの緯度だと思い込んでいた。蓋を開けてみると、両都市はフローニンゲンよりも遥かに高い緯度のところにある。
Google Mapを眺めているついでに、昨日アムステルダム行きの機内で隣になったフィランド人のエエティにお勧めしてもらったクロアチアのスプリットや、フィンランドの様々な街や自然について調べ、それらを全てお気に入りに登録しておいた。クロアチアは以前から一度足を運んでみたい国だったので、スプリットにはぜひ足を運んでみよう。また、エエティから教えてもらったフィンランドの様々な場所に関してもどこかのタイミングで訪れることになるのではないかという予感がある。
正午過ぎに、タリンのArtSTACというギャラリーで購入したAlex Salaueu氏の原画を開封した。それをしばらくじっくりと眺め、部屋に飾り、今改めてこの作品を眺めている。良い作品と出会えたことは本当に嬉しく、今回の旅は良き出会いの宝庫だったように思う。次回の旅の予定もまた決めていきたいが、今はとにかく今回のバルト三国旅行で得られたことをゆっくりと消化し、自分の肥やしにしていきたいと思う。
人間、生と死、そして愛を主要なモチーフに作品を描き続けたAlex Salaueu氏。彼の人生を紐解き、彼の作品と文献を通じて彼の世界観と霊性観を深く理解していくことをこれから行っていこう。
Salaueu氏の作品が見られる美術館として、ベラルーシの首都ミンスクにあるBelarusian National Arts Museum、シャガールの生まれた街ヴィテブスクにあるMarc Chagall Museum、フランクフルトにあるMuseum of Modern Artなどがあり、これらはヨーロッパにいる間に訪れ、アメリカでの生活を再び始めた際には、カナダにあるNew Brunswick Museumに足を運びたいと思う。ここからも自分の人生は、良縁に恵まれながら、縁によって運ばれていく形で進行していく。フローニンゲン:2022/4/29(金)16:21
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