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8087-8091: フローニンゲンからの便り 2022年3月26日(土)



No.3438 情熱の後に_After the Zest


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1385, Dancing Morning Light

Morning light is dancing now.

It looks so happy and joyful.

I spontaneously have the same feeling.

Amsterdam; 08:25, 3/26/2022


No.1386, Relief after TOEFL

I’m totally relieved that I took a TOEFL test successfully.

I spent plenty of time to prepare for the test in the last one and half month, but now I can voraciously read a number of books for my future research.

Shinto invites me to do so.

On a Train for Groningen; 14:49, 3/26/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

8087. TOEFL試験本番の朝を迎えて

8088. 今朝方の夢

8089. TOEFL試験を終えて

8090. 一息ついて

8091. バルト三国の旅へ向かって


8087. TOEFL試験本番の朝を迎えて


時刻は午前6時を迎えた。今、アムステルダムがゆっくりと夜明けを迎えようとしている。ホテルの窓から外を眺めると、目の前の高層オフィスビルに明かりが灯っているフロアがある。今日は土曜日なのでこの時間帯から働いているとは考えられず、誰かが電気を消し忘れたのだろうか。


アムステルダム南駅の横にある高速道路にはちらほら車の姿を見かける。この時間帯から意外と人は動いているのだ。


昨日は日光を程よく浴びながらアムステルダムの街を随分と散歩したこともあってぐっすり眠れた。おかげで体調は万全であり、今日のTOEFLに向けてとても良い状態にあることを嬉しく思う。ここから少しずつ体と頭を起こしていこうと思う。


まずは普段と変わらず、呼吸法のエクササイズや動的ストレッチをホテルの自室で行おうと思う。その後、軽食にリンゴとヨーグルトを食べようと思う。そこから最後の仕上げとして、そして試験本番に向けた準備運動として、ライティングに関する過去の回答事例を音読し、同様のことをスピーキングの過去の回答事例に対して行う。


それをある程度行った上で、最後にETSのウェブサイトからスピーキングの模擬試験の問題を1セットほど解いておこうと思う。これを行えれば、本番に向けた感覚調整は完了したと言えるだろう。もしまだ時間が十分にあれば、もう少しスピーキングの回答事例を音読することを行ってもいいだろう。


それが済めば、いつもと同じく朝の創作活動を行う。とにかく普段通りのことを行って本番に向けて準備を進めていけばいい。そうすることが一番リラックスできる方法である。


ホテルをチェックアウトするのは午前9時前を予定している。ホテルのすぐ近くのスタバに行って、そこでコーヒーを注文する。コーヒーを飲みながら少し寛ぎ、9時半前に会場に入る。


試験は午前10時から始まる予定であり、30分前集合が求められている。これはいつも通りである。昨日の段階ですでに試験会場の場所を確かめているので、迷う心配はない。ETSのテストセンターということもあって綺麗な印象を受けた。試験会場として申し分ない。


試験本番を迎えるまで、体をほぐし、心身をリラックスさせることに努める。これは試験本番が始まってからも意識するべきことであり、各セクションの初めに肩や首を回し、呼吸を整える。また細かいことで言えば、大問が変わるたびに同様のことを行って、こまめにリラックスしてリセットすることを心掛ける。


新制度によって時間が短縮されたとは言え、合計で3時間半ほど試験時間があるので、そうした工夫は大切かと思う。また、リーディングのパッセージを可能な範囲で小さく呟いて音読しながら読み進めていくことや、スピーキングのセクションのリーディングのパッセージも同様に音読をすることを行い、問題文に集中するようにする。それらは全てこれまでの対策で行って来たことなので、最後の確認として書き留めたまでだ。


リラックスして試験に臨めば、これまでやって来たことが全て反映されることになるだろう。そのような期待がある。アムステルダム:2022/3/26(土)06:24


8088. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎え、アムステルダム上空に朝日が輝き始めた。アムステルダムの土曜日の朝はとても静かだ。


アムステルダム南駅の周辺はビジネス街でもあるので、休日の今日のような日の朝はなおさら人が少なく静かなのだろう。昨夜は快眠を取ることができたが、いくつか断片的な夢を見ていた。


夢の中で私は、小中高時代の親友(HO)と一緒に格闘ゲームをしていた。私はそのゲームを得意としていて、彼には連勝続きだったが、あるとき一度負けてしまった。そこでふと、15回か20回に1回は彼に負けてしまうことがあるのだということに気づいた。それでも高い勝率であることに変わりはないが、私は負けたことに対して悔しさの感情を持っているようだった。


彼は私の気持ちを察して、勝利した際にもあまり大きく喜ぶことはなかった。そのゲームの中のキャラクターは変わった技を繰り出していた。相手のキャラも自分のキャラも、天から滝のようなものを浴びて、その滝にはランダムで数字が流れ込んできていた。しかもその数字は一桁ではなく、二桁や三桁、時にはもっと大きな数字であることもあった。


その数字が何を意味しているのかわからないまま私たちはゲームを進めていた。確かこのゲームの前には、彼と街を散策していたことを思い出す。街は中国風の雰囲気を発していて、まるで中国にでも来たかのような感覚で街の散策を楽しんでいた。


次の夢の場面では、私は穏やかな太陽の光が降り注ぐ街にいた。時刻は朝で、ちょうど朝食の時間のようだった。普段の朝食は果物とヨーグルトを食べるぐらいだが、その日は父も自宅にいたので、父の分の卵料理を作ろうと思った。


朝から庭で作業をしている父に声を掛け、卵料理を作ろうと思うのだが何がいいかを尋ねた。すると父は、卵料理は別にいらないと述べ、手紙のようなものを私に手渡した。その手紙は父が書いたもので、内容がちょっと奇妙だった。


何やら、ジークンドーにオリジナルの卵焼きなど存在せず、それはすでにどこかにある卵料理だというものだった。それ以降もジークンドーと卵料理の関係に関する批判文が続いた。私はそれを読みながら、父は何の話をしているのだろうかと思ったが、その奇妙な批判文は読んでみると意外と面白く、発想が独特だったので最後まで読むことにした。


今朝方はそのような夢を見ていた。確かそれ以外にも夢を見ていたように思うが、内容についてはもう忘れてしまっている。ただし、何の夢も肯定的な感情を引き起こすものだったことだけは感覚的に覚えている。アムステルダム:2022/3/26(土)07:21


8089. TOEFL試験を終えて


時刻は午後2時を迎えた。今、アムステルダムからフローニンゲンに向かう列車の中にいる。今日は土曜日ということもあってか、昨日よりも列車の中は空いていて、これが通常のオランダの列車の中の風景だと改めて思う。昨日は始発駅のフローニンゲンで異常に人が乗車していたが、それはやはり通常ではなく、異常だったのだと思う。


今日もオランダ全土は晴天に恵まれている。昨日ホテルでチェックインをした際に、受付の女性からいい時期にオランダにやって来たと言われた。実際のところ、私はオランダの住人なのだが、彼女曰く、来週からアムステルダムの天気が崩れるとのことだった。実はそれについても事前に天気予報を見ていたので知っており、とは言え、確かに良いタイミングでアムステルダムに来たと思う。厚着をせず、尚且つ傘を差さずに昨日はアムステルダムを散策できたのである。


さて、昨日無事にTOEFLの試験を終えた。感想としては、その瞬間の自分のベストを尽くすことができたと言える。ただし、リーディングとリスニングで迷う問題がいくつかあり、そうしたことはこれまであまりなかったので、さすがに戸惑いそうになった。だがそこでもすかさず心を落ち着かせ、無事に両方のセクションを終えた。


一つ残念だったのが、リスニングの1つ目のセットの問題で随分と回答時間に余裕があったので、同様のタイムマネジメントで2つ目のセットの問題を解いていこうと思ったら、最後数問において急いで回答しないとけないことになってしまった。まるで数秒以内で次の一手を指すことを求められる棋士のような心境だった。


最後の数問は選択肢をじっくり読む時間が本当になく、一瞬で選択肢を見てサッと回答を選択する必要があった。そして最も残念だったのは、最後の問題の回答時間が3秒しかなく、選択肢を選ぶ前にセクションが終了してしまったことである。リスニングのこの点だけは本当に残念に思った。


しかし終わったセクションについてくよくよ考えていても仕方ないことは過去のTOEFL試験の経験から嫌というほど知っていたので、スピーキングのセクションの前にある10分間の休憩ではリラックスし、頭を切り替えた。これが功を奏して、スピーキングのセクションにおいては全4問に対して納得のいく回答ができた。


これはこれまで1ヶ月掛けて行って来た対策が実ったと言えるだろう。それは本当に大きな収穫であり、対策したことがそのまま本番で発揮できたことを嬉しく思う。


最後のライティングのセクションにおいてはいつも通りの回答ができた。最初のintegrated taskの問題で読み上げられるリスニングのポイントは全て見事に聴き取ることができ、それをうまく回答に盛り込んで、280字ほどの回答になった。見直す時間も十分にあったので、ここでの減点はないだろうと思われる。


そして、最後のindependent taskにおいても納得のいく回答ができた。目標にしていた字数よりも多く、500字を少し越す回答になった。


リーディングとリスニングにおいては満点を期待することはできないが、スピーキングは過去最高点を取得できそうであり、ライティングにおいても満点を期待できるかもしれない。今回の1回の受験でTOEFL試験を終えたいと思う。


候補先の神学大学院はどこも100点以上のスコアを要求しており、今回の手応えからすると、100点はいつものように超えてくると思うので、TOEFLはこれにて終わりとしたい。その代わりに、志望動機書の執筆に向けて色々調べたり、進学前に自分の研究テーマに関する知識を獲得しておきたいので、旺盛な読書を再開させたい。フローニンゲンに向かう列車の中:2022/3/26(土)14:31


8090. 一息ついて


とにかく今はホッと一息ついている。いくらTOEFL試験がそれほど難しくないとは言え、試験は試験である。


以前の自分にとっては、それは留学を左右する重要な試験だったが、今となってはそれほど大変な試験ではない。確かに満点を取ることは難しいが、世界の多くの大学院が要求するスコアを取得することはほとんど対策をしなくても取得できる。


だが、そうは言っても自分の性格からか、意外と本腰を入れて対策をし、毎回緊張感を持って試験に臨むことになる。程よい緊張感は大事だが、試験がもたらす緊張感というのはあまり心身に良くない。こうしたことからも、TOEFLのような標準化されたアセスメントの弊害を見る。


また、今回は1ヶ月前から対策を始め、その準備に結構な時間を割いていた。本来であれば、自分の好きな本を読む時間や、マーシャルアーツのトレーニングに充てる時間をTOEFL対策に割いていたのである。しかし今回はそれを肯定的に捉えようとする自分がいた。


具体的には、TOEFLの対策を通じて、これまでの自分が盲点にしていた自分の英語能力を発見することや、より伸ばすことができる箇所の鍛錬にTOEFL対策を活用しようと思ったのである。


実は以前から明らかになっていたことなのだが、ことTOEFLに関して言えば、リーディングとライティングはもう伸ばしようがなく、リスニングにおいてもそれはほぼ同様である。すなわち、自分が伸ばすべきものはスピーキング能力だったのだ。


これまで欧米の大学院で3つも修士号を取得し、欧米での生活も10年が経つので、スピーキングについてあえて対策をする必要がないというのは嘘であり、今回のTOEFL試験に向けた準備を通じて、色々と改善点を見つけることができ、そこを改善していく努力をした。結果としてそれは功を奏し、今日の本番の試験では詰まることなく淀みなくスピーキングを行うことができ、全ての問題で納得のいく回答ができた。


TOEFLというのはスロットマシーンを揃えるような難しさがあり、最初のリーディングとリスニングがうまくいっていても、スピーキングでこけてしまうことが過去にあった。また、仮にスピーキングの前半の問題でうまくいっていても、最後の方の問題でこけてしまうこともあった。このように、全てにおいて自分が完全に納得のいくパフォーマンスを発揮することが難しいのがTOEFL試験である。


もちろん、TOEFLの予備校講師であれば頻繁に試験を受け、また自身がTOEFLについて教える立場にあるので、ポイントを把握しながら毎日TOEFLの対策をしているようなものなので、彼らであれば全てのスロットを揃えることができるかもしれない。


今回は4年振りのTOEFL試験だったので、ブランクがあったが、それを感じさせないようなパフォーマンスを発揮できたように思う。アムステルダムのETSのテストセンターは綺麗であり、パソコンもデスクトップではなく、ラップトップだったので、ライティングの際にはいつものようにキーボードを叩くことができた。そのおかげでライティングは十分に時間を余らせながらも納得のいく字数で回答できたのだと思う。


また有り難かったのは、受験者はわずか6人であり、チェックインをした人から問題を解き始めるのではなく、全員揃ってから一斉に問題を解き始めたことだ。これがなぜ有り難いことかというと、過去においては自分がリスニングセクションの問題を解いている最中にスピーキングセクションを始めている人がいて、その人たちの声でリスニングの問題に集中できなくなってしまうことがあったのだ。


むしろ、これまでは全員一斉に試験を始めることなどなかったので、今回はその点に感謝した。今回の試験の手応えからすると、もう一度TOEFLを受ける必要はないが、仮に心変わりしてもう一度受けることになったら、同じテストセンターを使うだろう。それぐらいに今回のテストセンターの雰囲気と、対応してくれた2人のスタッフの対応は素晴らしかった。今はただただそれに感謝している。フローニンゲンに向かう列車の中:2022/3/26(土)14:46


8091. バルト三国の旅へ向かって


やりたいことがたくさんある。TOEFL試験を終えて、いくつもやりたいことがあることはとてもいいことだ。


自分の人生においては、常にやりたいことが目白押しであり、自分の人生は好きなことだけに取り組むことによって成り立っている。何かを強制されることを極度に嫌う自分がいて、常に自分でイニシアチブを取って取り組みたいことに取り組む形で進んでいく人生に最上の充実感を覚える。今日からはそれがまた実現される。


本日終えたTOEFLに対しても肯定的な意味を見出していたが、それは見出そうと思って見出していた感があるのは否めず、本当は誰しもと同じように、こうした試験を受けたいと思っているわけではない。


先ほどTOEFLを終えた時、やはり安堵感と解放感があった。ライティングセクションを終え、試験結果を正式にリポートするかどうかを選択した後、画面に全ての試験が終了した旨の文言が表示された時、やはりホッとした気持ちと嬉しさがあったのは確かだ。それくらいに今の自分にはやりたいことがたくさんある。


それはまずもってマーシャルアーツの探究とトレーニングであり、それに加えて神道の研究は最上の喜びをもたらす。そして、以前より計画していたように、4月の中旬にバルト三国に旅行に出かけようと思う。早速今夜にでもその計画をより練っていきたいと思う。


実際にホテルや航空券を手配するのは明日以降でいいとして、具体的にどのタイミングで何日間ぐらい旅行するのかを決めておこう。今のところは、バルト三国のそれぞれに3泊4日ぐらい滞在するのが良いだろうかと思っている。


ひょっとしたら、バルト三国で一番発展しているエストニアにはもう少し長く滞在するかもしれない。いずれにせよ、まずはそれぞれの国に3泊4日する前提で、それぞれの国の見所を調べておこう。


今回はそれぞれの国の首都にしか足を運べそうにないので、各首都にある美術館や博物館を中心に調べておこう。今回の旅の目的は自然に入って寛ぐことではなく、都市の文化に触れながら色々と刺激を受けながらリラックスすることである。


7月にはスウェーデンのヨーテボリに旅行に出かけ、秋には日本に一時帰国することになっている。少し気は早いが、今年の年末年始はモナコ共和国でゆっくりしようと思う。まだモナコには行ったことがなく、冬はどうやら暖かいらしいので、今年の年末年始はモナコでゆっくりしたい。


そして来年の春には、ローマとフィレンツェを訪れる予定だ。こうした計画の合間に、ベルギーの主要三都市にも足を運びたい。いずれにせよ、まずはTOEFL試験を終えたご褒美として、バルト三国の旅行に向けた準備をしていこうと思う。


旅の計画を練り、旅に思いを馳せるだけでも楽しげな気分になる。そして、そうした気分を書き留めておくことがより一層そうした気分を掻き立ててくれる。


最新の脳科学の研究成果によると、個々の知覚内容を統合する精神機能を司っている島皮質を活性化させるためには、感情をごまかさずに表現することが重要とのことである。純粋に面白いものは面白いと言い、自分が喜びを感じているのであれば喜びを表現することが重要である。


同様に、否定的な感情もそれに囚われることなく、うまく客体化して健全な形で表現していくことが重要だ。自分の場合は、創作活動を通じて自らの感情を絶えず表現したり、マーシャルアーツのトレーニングを通じても感情につながるような自己表現を絶えずしているように思う。


こうしたことが感情を豊かにすることにもつながっていて、同時に島皮質の活性化にも繋がり、精神機能が健全な状態に保たれ、さらに精神が発達していくという現象を生んでいるように思える。フローニンゲンに向かう列車の中:2022/3/26(土)15:04

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