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7798-7802: フローニンゲンからの便り 2022年2月3日(木)



No.3240 第五のチャクラ_Fifth Chakra


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1202, Natural Breath & Eternity

Let your breath naturally flow.

Your natural breath takes you to eternity.

Groningen; 08:16, 2/3/2022

No.1203, Martial Arts Training as a Spiritual Practice

Martial arts training is a spiritual practice for me.

It lets me know what my spirituality is.

Also, it cultivates my spirituality more deeply.

Groningen; 13:05, 2/3/2022


No.1204, Breath and Somatic Messages

I always follow my breath and somatic messages.

Both of them can navigate me in a good direction.

Groningen; 19:52, 2/3/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7798. 今朝方の夢

7799. ブースター接種を終えて

7800. システマトレーニング23:ナイフワークを行って

7801. 仮眠中のビジョン/霊性鍛錬としてのマーシャルアーツ/ダンスへの関心

7802. 筋絡の調整と内外一致の身体操作


7798. 今朝方の夢


時刻は午前7時を迎えた。昨日のトレーニングのサウナのおかげで、今朝方も質の高い睡眠が取れていた。ぐっすりと眠ることができ、今日も朝から調子がいい。


今朝方は2つほど夢を見ていた。最初の夢においては、私は友人たちと一緒にボートで川下りをしていた。その川はどこまでも果てしなく続いているような大きな川だった。川の横幅は大したことはなかったが、その距離は本当に永遠を体現しているかのように思えた。


私はボートの一番前に座っていて、ボートを先導する役割を担っていた。その川は高き場所から低き場所に向かってどんどんと下っていて、川が大自然から市街地に入ってきた時に、面白いことが起こった。川の先が見えなくなる瞬間があり、そこから真っ直ぐ下に急降下していく際に、ボートが空を飛んだのである。


その浮遊感はとても印象的で、無重力の心地良さを感じていた。そして何より、空を飛んでいる時の眺めが素晴らしかったのだ。


結局、合計で2回ほど空を飛んだのだが、2回目の時はもう慣れていたので、飛ぶ方向を自分の意思と体で調節し、私は進みたい方向にボートを動かしていた。


次の夢の場面では、ある協働者の方がオランダに遊びに来てくれて、その方と話をしていた。会議室のような場所でしばらく話をした後、会議室を出ると、そこは空港だった。それに気づいた時、私は自分の自宅に瞬間移動していて、ストレッチをしていた。


その最中、私は誰かからの連絡を待っていた。動的ストレッチをこれまで念入りに行ってきたためか、体がとても柔らかくなっていて、体の節々の可動領域も拡大していた。そのような夢を見ていた。


実際には、もう1つ何か重要な夢を見ていたように思う。それについて思い出したらまた書き留めておこう。


今日は午前中に、ワクチンのブースター接種を受けに出かける。ワクチンの接種はこれまで同様全く乗り気ではないのだが、旅行の際にワクチンの接種の有無を必ず尋ねられることがあり、今年の秋の日本への一時帰国に際しても、ひょっとしたら2回の接種ではもはや通してくれない可能性もあると思ったので、今回ブースター接種を受けることにした。


会場は、ジークンドーのプライベートレッスンを受けている道場の近くであり、以前の自宅の近くでもある。今の自宅からは歩いて30分弱なのでいい運動になるだろう。


今日はワクチンを接種するということもあり、接種後のトレーニングはゆったりとしたものにすることに留めておこうと思う。フローニンゲン:2022/2/3(水)07:10


7799. ブースター接種を終えて


小鳥たちの優しい泣き声が響き渡っている。先ほど、ワクチンのブースター接種を受けてきた。


自宅から会場までは30分弱のウォーキングを楽しむことができ、会場に到着する頃にはすっかり体が温かくなっていた。ポカポカとした体を感じながら、自分のウォーキングの全身運動の精度が高まっているのを実感した。


特に肋骨や股関節がうまく動き、全身が連動して動いているようなウォーキングが実現されつつあるように感じたのである。このあたり、普段からの動的ストレッチの効果が見られ、また歩き方の見直しの成果が着実に現れているのだと思う。


昨日も実験していたように、みぞおちあたりの中丹田が前に自然と導かれていくような意識で今日も歩いていた。水平方向への意識に加え、あとは背筋を正して垂直方向の意識も大切にしていこう。


ワクチン会場に向かう道は、ジークンドーの道場がある場所と途中まで全く同じだったので迷うことはなかった。途中の分岐点からも道のりは容易であり、フローニンゲンの郊外の穏やかさを感じることができた。フローニンゲンの中心部は、確かにブランドショップなどが立ち並んでいたりするが、郊外に少し出れば、もう穏やかなオランダの風景が広がっている。


会場に到着すると、そこはカフェや会議室などがある複合施設だった。入り口からワクチンの接種会場まで看板が出ていたので、すぐに会場に辿り着き、係員の説明に従ってワクチンの接種ブースに向かった。


ブースの中に比較的若い男女の係員が待っていて、男性にパスポートを渡し、個人情報を探してもらった。そして、ブースターの接種をしてもらった。今回は異種混合接種が理想だったが、3回目のワクチンをこちらで選ぶことはできず、結局1回目、2回目と同じくファイザーのワクチンを打った。


ワクチン接種後、休憩室で15分ほど休み、その際にはシステマに関する書籍を読んでいた。ワクチンを打たれてすぐに筋肉痛のようなものが感じられたが、特に支障の無い程度であり、15分が経過した後、ゆっくりと歩いて自宅に帰ってきた。


自宅に到着する間際に、教会の鐘の音を聞いた。いつもこの鐘の音を聞くと、とても穏やかな気持ちになる。


お寺の鐘の音とはまた違う響きであるが、欧米での生活も長くなってくると、教会の鐘の音も日本人としての自分の心に深く響いてくる。音への意識。それはマーシャルアーツの実践においても重要であり、護身上鍵を握る大事な要素だ。フローニンゲン:2022/2/3(水)10:28


7800. システマトレーニング23:ナイフワークを行って


時刻は午後1時に近づいている。今日は午前中に、ワクチンのブースターを接種したが、自宅に帰ってからシステマのトレーニングを行った。トレーニングの内容は、ナイフワークである。


とりわけ、ナイフを持った相手をどのように制するのかを実践を通じて探究していた。それほど激しい動きが要求されるわけではないので、ワクチン接種後においてもなんの問題なく行えるだろうと思って実践をした次第だ。


システマのトレーニングでは、実際のナイフではなく、ナイフの模型を使うが、現実感を出すために金属製のものが好んで用いられる。人間はどうやらナイフの輝きに意識が持っていかれ、恐怖心を感じやすいとのことなので、金属製のものを用いるのは理に適っている。


さて、先ほどのトレーニングにおいては、ナイフを持った相手の攻撃をどのようにかわすのかのポイントと、相手をどのように制するかのポイントを学んでいった。


一応前提として、ナイフを持った相手に対峙しても呼吸を行うことによって体が強張ることがもはやない状態を想定しているが、一般人にとってはまずはここが最難関かもしれない。相手にナイフを突き出されたら、動けなく刺されてしまう人の方が多数なのではないだろうか。


そうならないためには、普段から恐怖心に飲み込まれないように呼吸法を行って、動ける体を作っていくことが重要になる。正直なところ、細かな技術云々よりも、恐怖で身がすくまなくなるだけでも生存確率はグッと上がるであろう。


そして、自由自在に動ける体を養っておけば、なお一層生存確率が上がる。今日のトレーニングは、そうした状態に辿り着いた後の実践的な鍛錬であった。


ナイフの攻撃に対して、ついつい早く動いてしまいがちだが、相手の攻撃が届く前に早く動きすぎてしまうと、相手はこちらの動きについてくる形で攻撃の方向を変えてしまう。なのでポイントは、相手の攻撃をギリギリまで避けずに引き付けて、相手の攻撃の線を外してナイフを避けることだ。


また、ナイフを持っている相手の手や腕を払い除けてしまうと、相手のさらなる攻撃に晒されやすいので、ポイントは相手の手や腕にこちらの手や腕——実際には身体のどこの部分でもいい——を粘着させるような形で攻撃を逸らすことである。


合気道では、相手に触れたままの状態を維持することによって様々な情報をキャッチして身体操作を繰り出していくが、まさにその要領で、相手に触れ続けたまま、情報をキャッチして相手を制していくことが重要になる。


その他にも重要なこととしては、ナイフ解除を目的にしてはならないということ。ナイフが相手の手からこぼれ落ちるというのは、あくまでも副産物として見なすぐらいがちょうどいい。ナイフを解除しようという意識が働くと逆に危ない。重要なのはナイフを奪うことではなく、相手と状況をコントロールすることなのだ。それを忘れてはいけない。


ナイフを持った相手の手や腕に触れる際には、そうした箇所をグッと掴むのではなく——そうすると、相手にさらに敵対心を引き起こしてしまう——、柔らかく包み込むように押さえることも重要なポイントである。


どこかのタイミングでナイフワークの集中トレーニングを積みたいという考えが自分の中にある。それは恐怖と向き合わせてくれ、恐怖心の中で立ち現れる自分自身とも向き合わせてくれる自己発見の優れた機会となるだろう。フローニンゲン:2022/2/3(水)13:04


7801. 仮眠中のビジョン/霊性鍛錬としてのマーシャルアーツ/ダンスへの関心


つい今し方仮眠から目覚めたのだが、仮眠中のビジョンにおいて、マーシャルアーツの鍛錬をしている人の姿が浮かび上がっていた。それは深層的な自分自身なのかもしれない。


自分の深層部分の残像的人間が、巧みな動きで護身術の身体操作を行っていた。まるで背中に羽が生えたように自由で軽やかな動きを行っており、水のような滑らかさがあった。仮眠から目覚めた時、すぐにベッドから起き上がるのではなく、そのビジョンの身体感覚の余韻を味わっていた。


マーシャルアーツはつくづく霊性鍛錬だと思う。それはれっきとしてスピリチャルプラクティスである。


マーシャルアーツの中で垣間見れる自分の霊性。そしてそれが鍛錬と共に磨かれ、育まれていく。


さて、これから行う身体操作のトレーニングは何がいいかを考えている。手持ちのDVDの中で、直感的にどれか1つを選び、それを視聴しながらトレーニングを行っていこう。


午前中にワクチンを接種したこともあるので、激しい動きを伴うものではなく、ケアやコンディショニング的な要素が含まれたものがいいだろうか。


昼前にふと、近くでモダンダンスやバレエのパフォーマンスが見られないかと思った。日本にいれば、日本舞踊が見たいところだが、今は日本にいないので、西洋的なダンスやバレエを鑑賞し、その中でマーシャルアーツに活かせる身体操作を探究していきたい。


確か、フローニンゲン中央駅近くにあるコンサート会場で、ダンスやバレエなどのパフォーマンスが鑑賞できる機会があったように思うので、今からちょっと調べてみよう。


早速調べてみたところ、フローニンゲンのコンサートホールで今月と来月は特に興味深いダンスパフォーマンスの公演が開催されることがわかった。なんとも偶然である。


ふと思い立って調べてみて、そこで自分の心を惹くものに出会えるというのはなんという幸運だろうか。これも何かの縁かと思うので、早速チケットを手配することにした。


ダンスもクラシック音楽のコンサートと同じく、夜の時間帯のものが多い。正直なところ、夜の9時半頃に公演が終わるというのは、早寝の自分にとってはあまり好ましくはないが、たまにはそういう日があってもいいだろう。


ここからはマーシャルアーツの探究だけではなく、ダンスと霊性を絡めた探究もしていきたいと思う。ダンスに関してはもっぱら鑑賞目的だが、その背後には必ず霊的なものとつながりがあるはずだ。例えば、長らく注目しているシュタイナーが考案したオイリュトミーなども、霊的な実践として体系化されている。


ダンスの起源を含め、それは必ず宗教的なものとの深い結びつきがあり、霊的な実践として存在してきたはずである。単なるスポーツ的·パフォーマンス的なダンスを超えて、ダンスの奥深い世界にもこれから分け入っていきたいと思う。可能であれば、日本の伝統舞踊も射程に入れて探究をしたいものである。フローニンゲン:2022/2/3(水)14:16


7802. 筋絡の調整と内外一致の身体操作


今、夕方の身体操作の鍛錬を終えた。まず最初に、筋肉の通り道としての筋絡を調整するトレーニングを行なっていた。この調整が進んでくると、体をより統一させて一気に動かすことができる。特に螺旋運動を引き出すエクササイズは心地良く、これは明日からの動的ストレッチのエクササイズに付加する形で取り入れたい。


その後、武術と整体を融合させたようなトレーニングを行なっていた。現代の日本人は、残念ながら日本古来の身体操作を喪失してしまっていることを思う。


日本人が日本古来の武術や芸能の中で体現していた動きを自分自身の内側で呼び覚ましながら鍛錬をしていくと、どこか身体に心地良さが生まれ、身体が活性化していくような感じがする。これからの主眼は、古来日本人が体現していた精妙な身体感覚と身体操作であり、そのあたりの探究と実践を日々行なっていきたいものである。


トレーニングの中で、意識と動きを一致させることを心がけていた。これは通称、「内外一致」と呼ばれる身体操作法であり、マーシャルアーツにおいても非常に大切なものとなる。


内外が分離してしまうと、最初に意識が相手に飛んでしまい、動作が相手に気づかれてしまうのだ。もちろん、達人になってくると、あえて内外を分離させて、相手に意識を最初に飛ばしておいていろいろな動作や技を繰り出していくことができるが、まずは内外一致の鍛錬をしていくことが先決だ。


太極拳のゆっくりとした動きは内外一致の鍛錬に最適かもしれない。あるいは、ジークンドーやシステマの鍛錬をするときにも、内外一致を意識して、1つ1つの動きを内外一致させながらゆっくり行なっていくことを心がけてみよう。


夕方のトレーニングを終えた後、身心魂霊の研究と実践に向けてのビジョンのようなものが降ってきた。いつか、身心魂霊を統合的に研究するような研究機関を設立して、研究と実践を深めていきたいという想いが芽生えたのである。そうした研究と実践を通して得られた知見を国内外の多くの人に共有できれば幸いである。


とにかく今は、形だけの身体操作ではなく、身体の内部に宿る精妙な身体操作を可能にする鍛錬と研究を続けていこう。フローニンゲン:2022/2/3(水)17:36

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