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7731-7735: フローニンゲンからの便り 2022年1月21日(金)



No.3197 光の背骨_The Spine of Light


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1172, Body Connection

A particular body part is always connecting with another or a couple of other parts.

The interconnection and interaction are very intriguing to me.

Groningen; 09:27, 1/21/2022


No.1173, An Eternal Being

Each moment is instant.

Instantaneity continues eternally.

Thus, we are always an eternal being.

Groningen; 09:38, 1/21/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7731. 朝の考え事

7732. ハムストリングへの意識/今朝方の夢

7733. 歩行の見直し/身体の奥深さに魅せられて

7734. 臨界圧力の活用

7735. ジークンドートレーニング25:ランク1の動作を総復習して


7731. 朝の考え事


時刻は午前7時を迎えようとしている。辺りは真っ暗で何も見えないが、今日はどうやら昼前から断続的に小雨が降るらしい。


今日は午後2時からジムに行き、ジークンドーの自主トレーニングをし、サウナに入って来る予定なので、ジムに行く際には折り畳み傘を持っていこう。


昨日、メルヴィンにジークンドーとシステマの話をし、とても関心を持ってくれたことは喜ばしいことであった。そこから、仮に今後住む街にジークンドーやシステマのジムがなかっとしても、自分で活動コミュニティーを作ればいいと思った。


自分はインストラクターではないから、当然ながら無料で広く公開する形で、共に学びながら活動をしていくようなコミュニティーである。仮に来年に神学大学院に進むことになれば、その大学でジークンドークラブやシステマクラブのようなものを作りたいと思う。


クラブ活動を通じて交友関係も広がり、大学院生活が充実するのではないかと思う。何よりも、ジークンドーやシステマの持つ叡智を共有したいという思いが強い。


昨日メルヴィンに話をしたのもそういう理由からだった。さて、メルヴィンは昨日送った動画に対してどのようなことを思い、2つのマーシャルアーツに対してより興味を持ってくれただろうか。今度またその感想を聞こう。


システマ·アムステルダムのジムでの集中的なトレーニングをいつにしようかと考えている。ジムのオーナーかつインストラクターのパトリックさんは、ロビンさんと同じく外見はもう生粋の武術家だが、とても親切な点に感謝している。


今のところの予定では、もう少し暖かくなった3月か4月が良さそうだ。その際にはアムステルダムに1週間ほど宿泊する予定なので、先日ペイトラさんから教えてもらった、アムステルダムの映画博物館(アイフィルムミュージアム)を訪れようと思う。


オーナー夫妻は大の映画好きで、古いものから最新のものに至るまで色々な作品を鑑賞している。私も映画が好きなので、映画の話はいつも盛り上がる。


この映画博物館では、映画にまつわる様々な歴史的資料が閲覧できるだけではなく、映画史における重要な作品も上映されているそうなので、ぜひ訪れてみたい。


システマ·アムステルダムもこの博物館も、アムステルダム中央駅の北の対岸にある。地図を見て行き方を確認すると、対岸に行くにはフェリーに乗らないといけないそうだが、それは無料で、時間もわずか5分とのことである。


これまでアムステルダムには何度も訪れているが、北の対岸には一度も足を運んだことがないので、今度訪れる際にはぜひそちらにも足を伸ばしてみよう。フローニンゲン:2022/1/21(金)07:08


7732. ハムストリングへの意識/今朝方の夢


それではこの日記を書いたら、呼吸法のエクササイズと動的ストレッチをゆっくりと念入りに行いたい。この習慣が身に付いてから、体がどんどんと楽になっているのを実感する。


身体が徐々に整って来ることによって、それはマーシャルアーツのトレーニングにもとても良い影響を与えている。先日のジークンドーのプライベートレッスンを終え、右足のハムストリングに少し張りを感じていた。


これまで数ヶ月間行って来た筋力トレーニングが、単に外側に筋肉を付けていくという身体操作の観点からすると誤ったものであったがゆえに、今再び自分の身体を作り替えようとしている。


今度は無駄な力みや緊張のない、しなやかな筋肉が自然と付いていくような形のトレーニングをしている。筋肉を肥大させるようなトレーニングは、ボディービルダーになるならまだしも、マーシャルアーツを含め、身体を自由自在にしなやかに動かしていくためには害悪にしかならない。


まずは無駄に付いてしまった前ももの部分の硬い筋肉を柔らかくしていく必要がある。そしてもも裏のハムストリングをより柔軟なものにしていくエクササイズを行っていく。


昨日、ハムストリングのマッサージとして、ハムストリングの皮膚をつまんでいくことをしていたのだが、横につまみににくいところは固くなっているらしく、確かにそういう箇所があった。今日、ジムでサウナに入る時にもハムストリングをほぐすことは念入りに行いたい。


もも裏がどれだけ使えるかは、マーシャルアーツにおいても大事だ。もも前の筋肉は動作のブレーキの役割を果たし、もも裏の筋肉は動作にアクセルを入れることをもたらす。その点において、もも前の筋肉が肥大して硬直しているというのは、動作に絶えずブレーキをかけているようなものなのだ。


これではマーシャルアーツの中で素早い動きを実現させることができない。ここからしばらくは、各種の重要な骨をほぐすこと、そして筋肉においてはハムストリングを柔軟にしていくことを意識しよう。


呼吸法のエクササイズと動的ストレッチに入る前に、今朝方の夢について振り返っておきたい。夢の中で私は、実際に通っていた中学校に似た感じの校舎にいた。ただし、その校舎には本屋さんを含めて、各階に色々なお店が入っているという不思議な作りになっていた。


私は最終学年で、ちょうど今日、卒業式が行われることになっていた。そこは中学校のようなのだが、卒業式は高校のものだった。卒業式までまだ時間があったので、校舎をふらついていると、2学年下の後輩の女の子が自分に声を掛けてきた。


見ると、彼女はまだ小学生低学年のように幼く見えた。私の腕を掴み、何やら本屋さんに一緒に付いてきて欲しいという。


本屋さんで何を買いたいのかわからなかったが、本屋さんに到着すると、彼女は1本の可愛らしい鉛筆を持ってきて、それを買いたいと述べた。彼女はまだ子供のようだったので、自分が鉛筆を買ってあげようと思ったが、いつの間にか彼女は自分で会計を済ませていた。


すると今度は、教室まで一緒に付いてきて欲しいと述べた。特に断る理由もなかったので、彼女を教室に送り届けたところで別れた。


そろそろ自分の教室に戻ろうかと思っていたところ、再び本屋さんの前を通ると、小中学校時代の女性友達が、何やら化粧品を選んでいた。彼女は私に気づき、どの化粧品が良いかを尋ねてきた。


化粧品について精通しているわけではなかったので、返答に一瞬迷ったが、彼女が今試したものが良いのではないかと述べると、彼女は嬉しそうな笑みを浮かべ、それを購入することに決めた。そこからは一緒に教室に戻った。


そこで私はふと、卒業式に出ることが何か馬鹿げたことのように思えたのである。卒業式に出なくても卒業証書はもらえるし、式に参加する時間が無駄に思えててしまったのだ。


すると、同じ考えを持っている親友2人(NK & HS)が私にある提案を持ち掛けてきた。卒業式に出るのはやめて、最上階にある個室でお菓子を食べたり、ゲームをしたりしながら過ごそうと述べたのである。


私はその提案に賛同し、私たちは早速その個室に行き、卒業式が行われている間中そこで過ごした。私はふと、自分の高校時代のトータルの成績が気になり、そのGPAで果たしてアメリカの大学に行けるのか少し懸念した。


親友と遊んでいる最中にその懸念が脳裏によぎったが、その他の事柄でカバーすればアメリカの大学に行けるだろうと前向きに考えることにした。フローニンゲン:2022/1/21(金)07:25


7733. 歩行の見直し/身体の奥深さに魅せられて


人は毎日平均して6000歩以上歩いているという。歩くという行為を日常6000回も毎日繰り返しているというところから、歩くという身体操作を見直せば、随分と大きなことが得られるのではないかと思う。


もちろん身体全体の歪みや緊張をほぐしていかなければ、歩くという行為にも歪みや緊張が生じ、それを毎日6000回繰り返すことによって、身体は見えないところでどんどん蝕まれていく。なので、例えばシステマ式の呼吸法を用いたエクササイズを通じて、身体全体をスキャンしていきながら、緊張している箇所をときほぐしていくと、それは歩行運動にも良い影響を与えることが見えて来る。


ここからは歩くという動作についてもより意識的になってみよう。何せそれは毎日6000回以上行っているものなのだから。


また、歩くという行為が本来単に足を使う運動ではなく、全身運動であることを考えると、歩き方が改善されるだけで全身を強調させてうまく活用することができて来るのではないかと思う。そうなれば、マーシャルアーツの動作にも当然ながら活きて来るだろう。


身体の可能性を探究し、新たな身体操作を見出していくと、自ずと世界との関わり方も変わってくる点が興味深い。身体は内界と外界をつなぐ大事な存在であり、身体を見つめることは、内側を見つめることにもなるし、外側を見つめることにもなる。そして、内側への関与も外側への関与も増していくのが、マーシャルアーティストの本来の姿だ。


マーシャルアーツのトレーニングを通じて、改めて人体の神秘さに見せられ、毎日描いている絵のモチーフが自然と人体に関するものになっている。先ほども、サトルボディに関する絵と、人の細胞に関する絵を描いていた。今後は骨や筋肉に関する絵を描いていきたいと思う。しばらくは絵のモチーフは身体に絞ってみてもいいぐらいだ。


先ほど、前ももと裏もものケアとストレッチ、足の指や足の甲にある経絡をマッサージしていった。そこはももと関係しているツボらしい。経絡への意識も高まって来る。


先日届いた経絡に関する2冊の書籍は、経絡をより知っていくための手引きとなるだろう。マッサージをしながらふと、ある特定の箇所の経絡が、そことは離れた身体の部位に作用することを見たときに、例えば指先からの動きというのは、実は指先にある経絡が身体と広くつながっていることと関係しているのかもしれないと思ったのである。


マーシャルアーツで言われる末端からの動きというのは、末端を動かしながらも、それに連動した身体の部位が自然とついて来るような形で動かす身体操作のことを言うのかもしれない。このあたり、経絡に関する書籍を読みながら、ある特定の経絡とそれにつながっている身体の部位を、実際に押したり、マッサージしたりしながら感じてみよう。フローニンゲン:2022/1/21(金)09:25


7734. 臨界圧力の活用


先ほど、午前中の身体操作のトレーニングを終えた。今日は、古武術の身体操作に関するDVDを見ながら、動きの検証をしていった。


古武術の身体操作技法は本当に奥が深く、毎回驚くような身体の使い方がある。それは動きとして派手なものでは全くないのだが、ちょっとした体の使い方でこうも力の伝達や動きやすさが変わるのかと驚いてしまう。


古武術の動きとジークンドーの動きの関係性に関して、ストレートリードの拳から相手に接触するというのは、古武術で言えば末端から動くということに関係していることがわかる。拳から動き、その動きに身体全体がついていくというとても理に適った動きであることが見えてきたのである。


その他にも重要な発見として、臨界圧力を活用するというものである。臨界圧力とは、相手との接触において、相手に抵抗を起こさない範囲の圧力のことを指し、その圧力内においては相手は反射で動くので、動作の誘導をこちらから行うことが容易であり、相手が自ら崩れていくという現象を生む。


システマや合気道で相手をグッと掴むのではなく、ふわりと掴むのは、臨界圧力のメカニズムに基づくものだったのか。臨界圧力内で掴めば、相手は抵抗感を示さず、また反発される力も生まない。


逆に言えば、臨界圧力以上の力を加えてしまうと、相手の抵抗が起きてしまい、そうなると力比べになってしまうのだ。臨界圧力の感覚を養うエクササイズがいくつか取り上げられていて、それはとても参考になるものだったので、これは日々の身体感覚を養うエクササイズに取り入れていきたいと思う。


それでは今から作曲実践をし、曲の原型モデルを作り、それが終わったら仮眠を取ろう。仮眠から目覚めたら、午後のトレーニングをするためにジムに向かう。その前に、コピー屋に立ち寄り、書籍を受け取っておこう。


ジムではジークンドーのトレーニングを集中的に行い、それが終われば癒しとしてサウナにゆっくり入る。今日もまた非常に充実した1日になるだろう。フローニンゲン:2022/1/21(金)11:49


7735. ジークンドートレーニング25:ランク1の動作を総復習して


時刻は午後4時半を迎えた。つい先ほど、ジムから戻ってきた。今日は自宅を2時前に出たので、合計で2時間半ほどジムにいたことにある。厳密には、歩いて15分ぐらいかかるので、実際にジムに滞在していたのは2時間だ。


やはり午後2時からジムを使った方が人も少なくて快適である。ジムに到着し、オープンフロアに体重計があるのを見つけたので、数年振りに乗ってみた。


数年前はヴィーガンの時に、日本に一時帰国している最中に体重を測ったのだが、身長が170cmほどの自分の体重はなんと50kgを切っていて、48kgで痩せ細っていることに驚いた。


自分の体は風呂上がりに見ているはずなのだが、まさかそこまで体重が落ちているとは思わずに驚いたのを覚えている。そこから昨年の夏から冬にかけては筋力の増強を図っていたので、体重は増えていた。


マーシャルアーツを始めてからは、再び筋力というものの働きを見つめ直し、外側に無意味に筋肉をつけていくことをやめ、今日体重を図ったら55kgほどだった。体脂肪は8%だった。


一般人にとって体脂肪が一桁台というのは脂肪が無さすぎであり、もう少し脂肪をつけたほうがいいのかもしれない。運動前の体重と体脂肪がそれだったので、運動後やサウナ後はもっと低い値が出ていたのではないかと思う。


さて、今日のジークンドーの自主トレーニングであるが、40分ぐらいをかけて、ランク1の全ての技を総復習していった。闇雲に反復練習するのではなく、数回ほど動作をして心拍数が上がったら、システマ式の呼吸法を用いて緊張を解きほぐし、ニュートラルな状態に戻ってから1つ1つの技を確認していくことを行った。これにより、随分と質の高い練習が実現された。


1つ素朴な疑問として、クロスパンチを打つ際に、フットワークはプッシュステップでいいのか、それとも左足を前に出すべきなのかを迷った瞬間があった。前者の方が速度が早く、後者はモーションが大きい。


ただし後者の場合には、自分の正中線を守れるような気がして、どちらも一長一短あるように思えた。この点についてはロビンさんとの次回のレッスンの際に尋ねてみよう。


どちらが良い悪いではなく、おそらく状況によって使い分けるべきなのだと思う。例えば、ストレートリードを放った際にクロスパンチをするのであれば、前者の動きがスムーズだ。後者は右手でタンサオをして相手の攻撃を防いで、そこから左足を前に出す形でクロスパンチを放つ姿が想像できる。


ジークンドーのトレーニングを終えた後は、せっかく誰もいないフロアを使っているので、好きなだけ受け身の練習をした。前後に何度も回りながら、受け身の練習をした。


ジークンドーでは基本的に受け身の練習はしないので、システマ式の受け身をこれから自主的に練習していこうと思う。また、今日の午前中に見ていた古武術の身体操作に関するDVDにあった壁を使ったトレーニングを試すなど、非常に充実した形で合計1時間ほど集中してトレーニングをしていた。


そこからのサウナは至福の時間であり、様々な経絡を押したり、体の色々な部分をマッサージして身体全体の調整を図った。フローニンゲン:2022/1/21(金)16:56

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