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7632-7636: フローニンゲンからの便り 2022年1月6日(木)

更新日:2022年1月10日



No.3117 思いつき_An Idea


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1142, Fortune

Fortunately, I found an amazing teacher of JKD in Groningen.

I’d like to learn as much as possible from him.

I’ll devote myself to training, which would fully cultivate my body, mind, soul, and spirit.

Groningen; 09:24, 1/6/2022

No.1143, Bandha and Nauli

Bandha and nauli encourage me to detox my body.

They also purify my mind.

I’m feeling the effectiveness very much.

Both yoga techniques became my routine practice.

Groningen; 19:55, 1/6/2022


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の2曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7632. ロヴァニエミから戻ってきての最初の夢/ファスティングの進捗

7633. 呼吸法の意義を感じて

7634. ジークンドー:トレーニング6(1/6/2022)ストレートリードとバーストステップの鍛錬

7635. システマ:トレーニング4(1/6/2022)新たなプッシュアップと攻撃に慣れる訓練

7636. ジークンドーに関する嬉しい知らせ


7632. ロヴァニエミから戻ってきての最初の夢/ファスティングの進捗


時刻は午前6時半を迎えた。ロヴァニエミから戻ってきての2日目が始まった。


今朝方は夢を見ていた。ロヴァニエミではあまり夢を見ておらず、昨日も夢を見ていなかったように思うので、何か久しぶりの感覚がある。


起床直前に見ていたのは、学校の廊下を掃除している夢だった。掃除の最中に、私は数人の友人たちと話をしていて、掃除が終わったら格闘ゲームのキャラクターの物真似をして、どのキャラクターか当て合う遊びをしようということになった。


ある友人がその場でいきなりあるキャラクターの技を真似た。そのキャラクターは個性的なのですぐに誰かわかった。


さて自分は誰の真似をしようかと考えたときに、みんなが当てやすいキャラクターにしようと思って1つ閃いた。そのキャラクターの技は真似がしやすかったので、そのキャラクターの真似をしようと思った。


すると掃除の時間が終わった。ところがまだ廊下の雑巾掛けができていなかったので、最後にみんなで雑巾掛けをすることになった。


自分たちの教室の目の前の廊下と隣の教室の目の前の廊下を比べると、隣の教室の前の廊下の方が汚かった。私はどういうわけか汚い方の廊下を避けて、まだ比較的綺麗な自分の教室の前の廊下を雑巾掛けすることにした。そこで夢の場面が変わった。


この夢において、格闘ゲームのキャラクターを真似ようとする姿は、現在武術を鍛錬する過程の中で達人の動作を真似ようとする自分と重なるものがある。そもそもこれまで格闘ゲームのモチーフが夢の中に現れることがなかったので斬新である。


また、汚い方の廊下を掃除するのではなく、比較的綺麗な方の廊下を掃除しようと思った自分の心理についても考えなければならない。汚いものから目を背けがちな自分がいることを認める必要がある。


自我の次元では、世の中の浄化に向けた取り組みをしようとしているが、深層心理の次元においては、汚いものを避けようとする自分がいるようなのだ。この点についてはもっと考察していく必要がある。さもなければ、自分のこれからの取り組みが偽善的なものになってしまうだろう。


ファスティングの3日目が始まった。今のところ調子はとても良い。


今回も固形物を摂取することを避けているが、水だけのファスティングではなく、小麦若葉や大麦若葉、それからココアなどのドリンクは飲んでいる。今日もそのような形でファスティングを行い、胃腸を大いに休めよう。


今のところ明日の夜にファスティングを終え、果物を摂取する予定だが、調子を見て、明日も丸一日ファスティングを継続していいかもしれない。胃腸が休んでいるおかげでデトックスが進行しているのを実感する。


また、昨日からバンダとナウリの実践をし始めたので、それによって胃腸の浄化が進んでいるのではないかと思う。今から朝の日課である動的ストレッチを行い、その後にバンダとナウリを行おうと思う。フローニンゲン:2022/1/6(木)06:54


7633. 呼吸法の意義を感じて


つい今し方、朝の動的ストレッチと呼吸法のエクササイズを終えた。ストレッチにおいては、ヨガでいうところの割座を意識的に行うようにしてみた。


昨日、割座がスムーズに行えない身体になっていることを発見したのである。座禅の際に両足を組む安楽座については依然として簡単に行えるのだが、割座においては太ももあたりに張りを感じ、スムーズさがない。


ここに筋肉の可動領域の狭さと凝りを見つけたので、昨日から意識的にストレッチを行い、先ほどもその部位のストレッチを丹念に行っていた。このように様々な動的ストレッチを試してみると、自分の身体の特徴を理解することができる。


簡単に行えるストレッチもあれば、そうでないものもある。そうでないものは、自分の身体の凝りや緊張、そして固着を教えてくれるので、そうした部位が見つかったらそこを伸ばしていくようなストレッチを行っていけばいい。


動的ストレッチを行った後に呼吸法のエクササイズを行った。昨日から、バンダとナウリ、そしてその後に火の呼吸を行うエクササイズを行っている。火の呼吸については、JFK大学に留学する前から実践を始め、アメリカでの4年間の生活においては毎朝行っていた。そしてその後、日本に1年間ほど滞在していたときにも毎朝やっていたが、オランダに来てからはそれをしなくなってしまっていた。


1日の活動を始める前に火の呼吸を行うことは、脳に十分な酸素を送る意味でも大変有意義であり、酸素が全身に行き渡ることによって、全身の細胞が活性化される感覚もあるので、毎朝行うことが望ましい。


今朝も火の呼吸を行った。火の呼吸を行う前に、バンダとナウリを実践した。バンダに関しては以前からできていたのだが、ナウリについてはまだ難しい。


バンダの状態から肩入れの動作を行うとナウりの動きのコツが掴める。先ほどはそれを意識的に行っていた。


動的ストレッチは基本的に深い呼吸をしながら行うことが望ましいが、動的ストレッチの中にはバンダと組み合わせても行うことができるものもあるので、その組み合わせを模索していこうと思う。


再び呼吸法の実践をし始めてみると、面白い気づきがいくつもある。脳や身体が蘇る感覚だけではなく、深い呼吸によって自我の機能が低下し、平静な自分を感じる。


今回改めて呼吸法の実践を始めてみると、呼吸1つ取ってみても非常に奥深い世界だということがわかる。バンダやナウり、そして火の呼吸は空腹のときに行うのが望ましく、朝に行うのが最適だろう。


それらについては例えば今この日記を書いているときにも行っているように、空腹状態であることさえ気をつければ、時と場所を選ばずに実践をすることができる。フローニンゲン:2022/1/6(木)08:18


7634. ジークンドー:トレーニング6(1/6/2022)ストレートリードと

バーストステップの鍛錬


時刻は午後6時を迎えた。先ほど、夕方のトレーニングを行った。


今は断食中なので、固形物を一切摂取していないのだが、青汁の原料になる小麦若葉と大麦若葉のドリンクをトレーニング後に飲んだ。それだけで栄養は十分にある実感がある。


今日の夕方のトレーニングは、まず最初にジークンドーの鍛錬を行い、その後、システマの鍛錬を行った。まずジークンドーに関しては、昨日習ったバーストステップに入る前に、その1つ前に習ったストレートリードの練習をした。


こちらはジークンドーの代名詞とも言える動作であり、1つ1つの動作を丁寧に行うことを意識した。とりわけ自分の拳に体重とエネルギーがうまく伝導する様にアラインメントを意識した。


このアライメントが崩れていると打撃のエネルギーが分散してしまい、強い打撃にならない。逆にアライメントがしっかりしていると、打撃の威力がまるっきり違うぐらいに増す。


1つ1つの動きに対する合理性を突き詰めていくと、色々な発見が毎回ある。ジークンドーでは道教の陰陽の思想が元になっていて、その対極性は各動作に必ず見出すことができる。


今のところ、ストレートリードにおける陰陽が何なのかは自分で探っている最中だ。誰かに尋ねて安易に解を求めるのではなく、この動作を丁寧に繰り返し行うことを通じて自分なりに解を身体的に見出したい。それが深層的な学習の肝である。


頭でコツを掴むのではなく、「コツ」とはまさに「骨」なのだから、身体的にそれを掴んでいくのだ。それが学習の本質だろう。


さて、その次に鍛錬をしたのは昨日習ったばかりのバーストステップである。これは主に蹴り技に向けた準備の動作であり、間合いを詰めるためではなく、蹴るためのステップになる。


ジークンドーの打撃で何よりも面白いのは、全ての打撃の動作がノンテレグラフィックモーションであることだ。これはすなわち、腕を振りかざしたり、足を振りかざしたりするのではなく、パンチもキックもそうしたテイクバックのモーションが一切ない中で攻撃の動作に移れることである。


これが面白い。というのも、テイクバックのモーションがないというのは相手に動作を悟られずに打撃を繰り出すことができるからだ。


相手の視点に立ってみれば、パンチやキックが突然繰り出される感覚なので、防御も難しく、相手にとっては意表を突かれる形になる。もちろんジークンドーの練習においては、相手もジークンドーの動きを知っているので、ノンテレグラフィックモーションによる攻撃が必ず当たるわけではないが、ジークンドー以外の武術をやっている人からすれば、このノンテレグラフィックモーションの動きは厄介だろう。


また、先述したストレートリードは、これまた相手の視点に立つと、腕の長さ以上の打撃の距離を実現するため、腕が予想以上に伸びてきて攻撃を喰らう形になる。この動きはフェンシングの突きに似ているように思う。


明日は再びステップワークの基礎に立ち返りたい。午前中のジークンドーの鍛錬においては、前後左右のステップをフォームを含めて再度確認しながら基礎を徹底させていく。


こうした基礎練習に快感を覚える自分がいることは喜ばしく、それこそ武術の体得においてとても重要な素質なのではないかと思う。フローニンゲン:2022/1/6(木)18:31


7635. システマ:トレーニング4(1/6/2022)新たなプッシュアップと攻撃に慣れる訓練


つい今し方、今日の夕方のジークンドートレーニングに関する備忘録を書き留めた。その際に、その後に行っていたシステマの鍛錬についてはまだログを付けていなかったので、それについても書き留めておきたい。


システマのトレーニングに移ってからまず行ったのは、システマ式のプッシュアップである。システマ式のプッシュアップと言ってもいくつか種類があり、今日行ったのは一般的にシステマで行われる呼吸と共にプッシュアップを行うものではなく、打撃の回復を呼吸を通じて促すことを意図したプッシュアップである。


具体的には、まずは息を吐き切り、呼吸をしない状態で10回ほどプッシュアップをする。呼吸を止めてプッシュアップをすると、身体の様々な箇所に緊張が生まれる。10回プッシュアップをした後に、生まれた緊張の箇所を特定し、呼吸と共にそれを解していくのがこのエクササイズの目的だ。


例えば回数を20回に増やしてやってみると、自分の場合、横隔膜などの腹部に緊張が生まれやすく、これは腹を殴られた感覚と似ているものがあり、そうした打撃を受けた際にいかに素早くダメージを回復させるかの鍛錬になる。


システマはヨガと異なり、全ての呼吸を鼻から行うのではなく、吐く息に関しては口から行うのが特徴的だ。鼻から呼吸をしようとすると、戦闘状態においては呼吸が止まってしまいがちにになる。それを防ぐ意味で、口からフゥ~と音を立てるぐらいの感覚で呼吸を行うことがポイントである。


プッシュアップのエクササイズを終えた後に行ったのは、攻撃の動作や衝撃に慣れる鍛錬だ。具体的には、自分で腹部や顎を殴ることによって、攻撃を受ける感覚を自分に覚えさせていく。ただし、その際に恐怖心を植え付けてしまっては元も子もないので、システマ式の呼吸法によってダメージを和らげたり、回復を意図して呼吸をしていくことが大切になる。


自分の顎を左右に殴っていくと、首を柔らかくすることにもつながり、そうした副次的な効果もあるエクササイズかと思った。また、顎にフック、ストレート、アッパーを受けたときに顎を固めてしまうとダメージが増大し、痛みが残ってしまうので、攻撃方向に反発したり、逆らうことなく、同じ方向に顎を受け流すと痛みが軽減される感覚を掴んだ。


腹部への攻撃に対してもそうだが、顎への攻撃に際して慣れる意味で、また首回りを柔らかくする意味でも今日行ったエクササイズは毎日取り入れたいと思った。


また、このエクササイズを行いながら、相手の攻撃を交わす最良の方法は、いかなる攻撃に対してもまずは動きを合わせられることが大事だということを知った。合わせることに習熟して初めて攻撃をずらすことができるのである。それが攻撃をかわす要諦だ。


作曲実践をしている最中においても、ベース部分を絶妙にずらすためには、まずはメロディーラインとベースをうまく合わせて曲作りができるようになる必要がある。それと感覚は同じだ。


まずはどんな相手のいかなる動作にも合わせられる身体感覚を身につけたいと思う。フローニンゲン:2022/1/6(木)18:43


7636. ジークンドーに関する嬉しい知らせ


今日はとても嬉しい知らせを受けた。フローニンゲンのジークンドーのジムのオーナーから連絡を受け、プライベートレッスンをしてもらえることになった。


これから自分の先生になるトレーナーの名前はロビンさんという。ロビンさんから親切なメールがあったのだが、メールの文面から日本の文化を知っている様子があったので、尋ねてみると、ロビンさんはエプソンヨーロッパとリコーヨーロッパで長らく働いていたとのことだった。


メールの末尾にも“Ishin Denshin(以心伝心)”という粋な日本語表現を残してくれ、とても親近感が湧いた。


ロビンさんは1990年からジークンドーを始めて、もうかれこれ32年になるとのことだった。毎週の火曜日にグループレッスンを行っているのだが、それも本当に少人数であり、現在はプライベートレッスンを主に提供しているそうだ。


ロビンさんはおそらく還暦に近いのではないかと思うが、写真を見る限り若さがあり、どのようなジークンドーの動作を見せてくれるのかとても楽しみだ。今はもうカネではなく、善意ある人たちにジークンドーをプライベートで教えることに時間を充てているようだ。その点も好感が持てる。


当初は2月のどこかで最初のレッスンをしてもらう予定だったが、今週の日曜日にお互いの都合が良かったので、午後3時半という自分にとって素晴らしい時間からトレーニングをしてもらうことになった。


できれば毎週レッスンを受けたいところだが、ロビンさんにはその他生徒もいるのでまずは毎月1回プライベートレッスンを受け、あとはロビンさんから課題をもらい、それをWhatsappというスマホのアプリから写真か動画で提出し、動きや姿勢に関するフィードバックをもらうような形で進めていくそうだ。


もちろんお互いの関係性が構築され、さらにレッスンの頻度を高めてもらうことも可能になるかと思う。その際には、毎週、あるいは隔週でロビンさんのプライベートレッスンを受けたいと思う。


何はともあれ、自宅から近くのジムでジークンドーのプライベートレッスンを受けられることになったのはとても嬉しい。


システマに関してはフローニンゲンのジムが今は閉まっているのか、連絡の音沙汰がないので、システマは引き続きDVDや動画を見ながら自宅で鍛錬を積んでいく。フローニンゲン:2022/1/6(木)18:53

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