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7588-7590: フローニンゲンからの便り 2021年12月27(月)



No.3082 炎の印_An Emblem of Flame


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1126, Healing by Others

My body needs therapy by others.

We need healing by both ourselves and others.

I’ll try some Eastern massage.

Groningen; 09:35, 12/27/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7588. 半覚醒の意識状態の中で/システマ·アムステルダムのジムについて

7589. マッサージを受けに

7590. クラヴ・マガ:自宅トレーニング4(12/27/2021)システマの原理と身体意識を通すことを意識して


7588. 半覚醒の意識状態の中で/システマ·アムステルダムのジムについて


時刻は午前7時半を迎えた。いよいよ明日からロヴァニエミの旅行が始まる。今日は夕方にその準備をしようと思う。


具体的には、荷造りをしなければならないが、それ以外にも、帰ってきてから再び気落ちよく生活ができるように部屋の掃除をしておきたい。部屋の掃除にせよ、荷造りにせよ、いつも旅行の前に行っていることであるからそれほど時間はかからないだろう。


今朝方は夢らしい夢を見ていなかったように思う。ただし半覚醒の意識状態の中で、人間中心主義的な現代社会のものの見方に対して批判的な問題意識を持っているものがあった。


現在、地球上で問題なっていることの多くは人間が生み出したものである。環境問題においてはまさにほとんど全てがそうである。地球の問題に取り組むときに、その当事者たちは人類の永続的な繁栄のためなどという馬鹿げたことを述べるが、そうした愚言は、地球を中心にして考えるのではなく、人間を中心にして考える極めて狭い発想から生まれたものだと思われる。


「地球を守るため」という美辞麗句の背後にも、結局人間中心的な発想が垣間見えるところを見ると、どうしようもない気持ちになる。正直なところ、本当に地球を守りたいのであれば、人類が滅亡するべきなのではないかとさえ思えるのだ。


そのようなことを半覚醒の意識状態で考えていた。それは潜在意識の自分が思っていることであるだけではなく、顕在意識においてもやはり同様のことを思っている。人間というのはどこまでも救いようのない生き物なのだ。


今日は明日からの旅行に向けた準備以外にも、今日もまた昨日に引き続きクラヴ·マガのトレーニングとシステマのトレーニングをしたい。体をもう少し動かしたい気分だ。その衝動に抗うことをせず、体を思う存分に動かし、思考の檻から外に出よう。


先日、システマ·アムステルダムのジムに連絡をしたとき、システマの創設者であるミカエル·リャブコ氏とヴラディミア·ヴァシリエフ氏に師事してインストラクター資格を取得しているジムのオーナーのパトリックさんが親切に返信をしてくれた。フローニンゲンからアムステルダムに行くのは、東京大阪間の距離なので近くはない。


そうしたこともあり、このジムに通う際には、ジムの近くのホテルに宿泊して、集中的にトレーニングを受けたい。幸いにもこのジムは、パーソナルトレーニングを提供していて、さらには土曜日を除いて毎日グループ·レッスンもある。


1週間滞在するのであれば、パーソナルトレーニングとグループレッスンを合わせて随分とトレーニングを積むことができるのではないかと思う。フローニンゲン:2021/12/27(月)07:54


7589. マッサージを受けに


時刻は午前9時を迎えた。午前中の動的ストレッチを終え、これから朝の創作活動に本格的に取り組む。


早朝にふと、旅行から戻ってきたら、マッサージでも受けに行こうかと思った。これは、ここ最近自分にメッセージのように降りかかってきたいくつかの身体症状の現れによるものかと思われる。


自力での心身のケアだけではなく、他者の力を借りた癒しというものを求めている自分がいるようなのだ。自力でのケアには盲点や限界があり、それを補完する意味で他力による癒しには大きな価値がある。


早速自宅の近くでどのようなマッサージ店があるかを調べてみたところ、随分と多く見つかった。種類も豊富であり、タイ式マッサージ、中国式マッサージ、針治療、チベット式マッサージなどに及ぶ。


いずれも興味深く、まずは全て試してみようかと思う。毎週1回どこかのマッサージ屋に足を運び、60分のコースを受けてみる。その中で自分がいいなと思ったマッサージの種類と店を選ぶようにしてみる。


旅行から戻ってきた直後は2日ほどの断食をする予定であり、断食中にマッサージを受けてデトックスを促す方がいいのか、それとも断食明けの方がいいのか迷うところだ。今回は2日間という短い断食なので、それほど負担にならないであろうから、断食中にマッサージを一度体験してみよう。


他者に身体を触れてもらうだけでも癒しが起こることがあるように、他者に触れてもらう形で行われるマッサージにはやはり効果があるように思える。それはグロスボディ同士での触れ合いだけではなく、おそらくサトルボディを通じた触れ合いもまた起こっている。


システマにおいてもサトルボディを涵養していくことは不可欠であり、サトルボディについてここで改めて探究を深めていこうと思った。数年前に購入予定リストに入れていた2冊の文献を購入するタイミングがやって来たことを感じる。それらの書籍については、旅行から戻って来たらすぐに注文しよう。


護身術と癒しに関する探究が本格的に始まったことを嬉しく思う。2022年は、成人発達理論やインテグラル理論の呪縛から解放されそうで何よりである。


もちろんこれらの理論は、護身術や癒しに関して非常に重要な洞察をもたらしてくれる。2022年はもはやこれまでのコンテクストでそれらの理論を取り上げないだけである。


一部の例外を除いて、そうした話が来ても基本的に全て断ろう。護身術と癒しを絡めて成人発達理論やインテグラル理論を取り扱うことに対してであればとても前向きである。フローニンゲン:2021/12/27(月)09:24


7590. クラヴ・マガ:自宅トレーニング4(12/27/2021)

システマの原理と身体意識を通すことを意識して


時刻は午後4時を迎えた。今、ゆっくりと辺りが暗くなって来ている。


予定通り、部屋の掃除を終え、あとは旅行の出発に向けて荷造りをするだけだ。それは夜に大方すませ、最後に詰めるものは明日の朝行おうと思う。


アムステルダム空港に正午を目処に到着するための列車の時刻を調べたり、ヘルシンキ空港に到着してからヘルシンキ中央駅に向かう列車の時刻などを調べておこう。


過去にヘルシンキに行った際に、空港から中央駅までは確か20分1本ほど列車が走っていたように思えるのであまり心配はないが、念のため確認しておきたい。また、ヘルシンキ中央駅からロヴァニエミ駅に到着した後、そこからホテルまでの道のりも念のため確認しておこう。


今日は朝と午後に分けて、2回ほどトレーニングを行なった。昨日もクラヴ·マガのトレーニングを行ったが、だんだん動きに慣れて来て、負荷量が減って来ていたように思えたので、試しに翌日の今日もトレーニングをしてみた。


感覚的に、30分ほどの動画を2つ見る形で1時間ほどトレーニングをするぐらいがちょうどいいようだ。単純に体を動かすのではなく、クラヴ·マガの動作をしながらも、原理はシステマを意識している。


呼吸とリラックスを特に意識し、その他にも姿勢を意識している。それらに意識が向かうようになってくると、時折重心や中心線のようなものも意識するようになって来ている。今は全てを同時に意識することは難しく、それらを1つ1つ意識的に確認し、最終的にはどれも意識せずとも原理を体現させたいと思う。


今日のトレーニングの際に、打撃のパンチにおいては、相手を的にするのではなく、パンチの意識が水平方向に無限に伸びていくイメージで、あるいは地平の彼方に向かっていく感覚で打つようにしていた。呼吸とエネルギーが相手の身体を通り抜けて、無限に遠くまで向かっていくようなイメージを持っていたと言っていいかもしれない。


それがどれほど意味のあるものなのかわからないが、個人的にはこの方が威力が増すように思える。また、膝蹴りにおいても、相手の顔や腹が的ではなく、太陽に向かって膝のエネルギーが伸びていくイメージを持っていた。


こうした意識は他の動作においても同じであり、例えばスクワットも、地球のヘソと繋がる感覚で行ってみると、また一段と深い実践になるような感じがした。ここからもわかるように、とにかく身体意識を洗練·涵養させていくことが重要だということ気付きが体験を通じて身体から湧いてきた。


今後の中3日空けたクラヴ·マガのトレーニングは、2つの動画を連続で見て、1時間ほどトレーニングが行えそうな体になって来たことは喜ばしい。あとは1つ1つの動作に身体意識を通すことをより意識し、システマの原理をまずは意識することを当面は心がけていこうと思う。フローニンゲン:2021/12/27(月)16:18

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