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7584-7587: フローニンゲンからの便り 2021年12月26(日)



No.3076 静かな優しさ_Tranquil Tenderness


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1124, Restoration

Fortunately, cleansing response has gone thanks to enough sleep.

I remember a sound mind in a sound body.

Groningen; 10:03, 12/26/2021


No.1125, The Increase of Qi

My body gradually becomes flexible.

As it happens, the qi in my body increases.

The vital energy flows through my body.

Groningen; 17:30, 12/26/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7584. 好転反応が落ち着いて/今朝方の夢

7585. クラヴ・マガ:自宅トレーニング3(12/26/2021) システマの原理を適用したトレーニング

7586. 意識を通った身体・気力に満ちた身体

7587. 断食による回復/心身の健康と幸福感/動作の美学


7584. 好転反応が落ち着いて/今朝方の夢


時刻は午前9時半を迎えた。今、太陽の光が地上に降り注いでいて、朝の世界の雰囲気がとても優しい。


昨日は動的ストレッチの好転反応により、体がだるく、寒気さえするような状況だったが、早く寝たことによってほぼ完全に回復した。一般的に、好転反応は2~3日ほどで回復するとのことだったが、昨日は午後5時ぐらいからベッドに入っていたので、たっぷり寝たことが回復を促したのだろう。


幸いにも今日は体のだるさも寒気もない。首の周りの筋肉が少しだけ硬くなっているのは、好転反応がまだ少し残っていることの現れだろう。午前中の動的ストレッチにおいては無理をせず、凝っている場所をゆっくりほぐすことを意識したい。


今日は午後にクラヴ·マガのトレーニングをする予定だったが、体の状態をもう少し見てみないといけない。クラヴ·マガのトレーニングは結構激しいので、激しい動きができるだけの身体があるかを確認する。クラヴ·マガのトレーニングが難しそうであれば、ゆっくりとした動作のシステマのトレーニングをしよう。


今朝方は夢の中で、善行というものがテーマになっていた。善行というのは、相手にとって良い行いであり、自分の善なる心から生まれるものであるというような定義を述べた後、善行の必要性について見知らぬ数人の男女に説明をしていた。


そのような夢の場面があり、その他にも何か夢を見ていたように思う。あれだけ睡眠時間を取ったのだから、他にもきっと夢を見ていたはずである。


その他の夢についてはまた思い出してみよう。昨日の夢ではないのだが、一昨日ぐらいに見た夢を思い出した。それは動物の肉を食べない私が、動物の肉入りのハンバーガーを食べてしまった夢だった。


動物の肉が入っていると知りながらもハンバーガーを一口食べた時、罪悪感が芽生え、同時に吐きそうになった。そのような夢の場面があったことを思い出した。


昨日は体のだるさが朝からあり、そこで1つ気づいたことがある。体がだるい状態でコンピューターに向かうと、だるさが増すということだ。そこから、コンピュターが発する光はやはり体に対して目には見えない負担をかけていることを改めて実感を持って知った。


ここからは日常生活において、コンピューターと向き合う時間を意識的に減らしていこうと思う。そのようなことを学ばせてくれる体験だった。フローニンゲン:2021/12/26(日)09:43


7585. クラヴ・マガ:自宅トレーニング3(12/26/2021)

システマの原理を適用したトレーニング


時刻は午後3時を迎えた。今日も気温は非常に低いが、天気がすこぶる良く、夕方の太陽の優しい光が地上を柔らかく包んでいる。


先ほど、クラヴ·マガのトレーニングを終えた。起床した時は、動的ストレッチによる好転反応の状況を見てからトレーニングをしようかどうかを判断しようと思っていた。幸いにも午前中からはもう頭痛も体のだるさもなくなり、クラヴ·マガの激しいトレーニングを行えた。


実はその前に、システマの腕立て伏せに関する動画を視聴していて、システマ式の腕立て伏せを行っていた。これは一般的な腕立て伏せとは随分違い、筋肉を疲労させることなく、むしろ体にエネルギーを溜めていく感覚を持って呼吸と共に腕立て伏せをしていく点が特徴的である。


また、手のひらで地面を支えるのではなく、拳を地面に設置させ、そこから地面を押すようにして体を持ち上げていくことも特徴的だ。これまで拳で腕立て伏せをすることがなかったので、まだその痛みがあり、今後のトレーニングを通じてその痛みが無くなってくるのではないかと思う。


また、これまでは一般的な腕立て伏せをして変な癖がついてしまっていたのか、腕立て伏せをする際に体のいろいろな箇所に緊張があることがわかった。今後は呼吸と共にこれらの緊張を解きほぐす形で腕立て伏せを行っていきたいと思う。


ここからもわかるように、私たちは普段の何気ない動作によって変な癖が体に染み付いてしまっているのだと思う。それはトレーニングによるものかもしれないし、日常の些細な仕草によるものかもしれない。


今後はシステマのトレーニングを通じて、これまで身に付けてしまった体の変な癖を取り除いていき、緊張のない緩んだ体を手に入れたいと思う。おそらくそれが「自然体」なのだろう。


体が硬い形で生まれてくる赤ん坊などいないはずである。私たちは現代生活を送る中で、徐々に体を強張らせてしまっているのだ。それは不安と恐怖を煽る現代の資本主義の思想や競争を煽る社会の風潮にも起因しているだろう。


さて、クラヴ·マガのトレーニングであるが、今日は3つのうちの2つ目の動画を見た。今回その動画を見るのは初めてであり、初めての動作は脳が刺激され、なかなか良いものだと思った。


今の自分は、システマの原理を優先したく、クラヴ·マガのトレーニングをする際にもシステマの原理を適用するようにしている。おそらくはクラヴ·マガにはクラヴ·マガの原理があるはずであり、時にそれらの原理は相入れないものもあるだろうが、究極的には原理は共通のものがあるはずなので、仮に異なる護身術を並行的に学んでいたとしても、システマの原理をクラヴ·マガのトレーニングに取り入れてもさほど問題はあるまい。少なくとも自分はそのような形でトレーニングをしていく。


学術書をざっと調べたところ、数は少ないが、システマに関してはいくつかその思想を伝える書籍がある。一方で、クラヴ·マガにはそれはない。動作の写真が掲載されたトレーニング本は数多くあるが、思想を伝える書籍がないというのは残念である。


そこからも自分はシステマにより強く共感しているのだと思われる。次回のクラヴ·マガのトレーニングは、ロヴァニエミに滞在している時だ。滞在先のホテルでも何か1つでも新しいことを得られるようにトレーニングに励みたい。フローニンゲン:2021/12/26(日)15:17


7586. 意識を通った身体・気力に満ちた身体


時刻は午後4時半を迎えた。今日はクラヴ·マガのトレーニングをしたこともあり、早めに入浴をした。今、入浴後のさっぱりした状態でこの日記を書いている。


入浴中にふと、マーシャル·アーツのトレーニングにおいて発想の転換が必要かと思った。マーシャル·アーツのトレーニングをすることによって身体が疲弊してしまうというのは何かおかしいのではないかと思ったのである。


本来、マーシャル·アーツは心身の健康を促進するものでもあり、トレーニングによって疲弊するのは体や意識の使い方が間違っているように思える。本質的には、マーシャル·アーツのトレーニングよって、疲弊どころか、身体が活性化しないとおかしいはずなのだ。


つまり、エネルギーを消費する形でトレーニングを行うのではなく、トレーニングによって身体にエネルギーが充電されるようなイメージである。そのようなイメージが入浴中に湧いてきた。おそらくこれは筋の悪くないイメージだろう。


明日からのトレーニングにおいては、トレーニングよって身体にエネルギーが集まってくるようなイメージを持とう。細胞の1つ1つが活性化し、細胞レベルでの動きを可能にしていきたい。


入浴前にもいくつかアイデアが閃いていた。ここからのトレーニングにおいては、呼吸と共に意識を身体に通していくイメージを持ちたい。軸のような意識や螺旋状の意識など、形は様々あるだろうが、まずは軸のような意識を通していこう。


中心軸を通すことを最優先にし、その他にも身体の細部に軸を宿していくようなイメージを呼吸と共に持つ。そうすれば、徐々に身体中に意識が張り巡らされるだろう。それによって、弛緩もエネルギーの放出も自由自在にできるのではないかと思う。


幸いにも今はもうアトピーの症状は消えているが、突然痒みが出たのは、身体を見直せというメッセージだったのかもしれないと思った。あまりにも突発的に症状が再発したことは、身体の状態を見直す上で最良のきっかけであった。


よく病は私たちに大切なことを教えてくれると言われるが、本当にそうである。


ここからは兎にも角にも、身体の柔軟性が促進され、気力が身体に満ちていくような形でトレーニングを継続していきたい。フローニンゲン:2021/12/26(日)16:43


7587. 断食による回復/心身の健康と幸福感/動作の美学


時刻は午後7時を迎えた。つい先ほど夕食を食べ終えた。


昨日は動的ストレッチによる好転反応のため、体がだるく、食欲も全くなかったので断食をしていた。体調不良の際は、何も食べないことが一番だと改めて思う。


体調不良の際は、胃腸を十分に休め、身体の回復を図ることを優先させるべきである。元気がないときに食べ物を食べることを勧めたり、無理に食べ物を食べようとするような愚行をしてはならない。それは完全に愚者の愚行である。


いよいよ明後日からフィンランドのロヴァニエミに旅行に行く。旅行から戻ってきたら、2日間ぐらいの断食をしようと思う。その際には水とお茶だけ飲んでデトックスをし、胃腸を十分に休めたい。


ロヴァニエミの旅行について思いを馳せていると、バルト三国の旅行とスイスのドルナッハの旅行を今後は優先させようと思った。時期としては少し暖かくなってきた春頃がいいだろうか。


3月の終わりぐらいにバルト三国に行き、4月の終わりぐらいにスイスのドルナッハ、バーゼル、チューリッヒなどを巡ろうと思う。あるいはスイスであれば、エラノス会議が行われていたアスコナにも足を運びたい。


先ほどふと、全ての人の心身が健康であってほしいという強い願いが改めて芽生えた。心身の不調は本当に私たちを不幸せにし、逆に心身の調子が良いことは私たちに幸福感を与えてくれる。


幸福感の源泉に心身の健康は不可欠である。それは先日のアトピーの再発の際にも思ったし、昨日の好転反応による体調不良の際にも思った。


マーシャル·アーツのトレーニングを始めて、普段から呼吸をさらに意識するようになった。呼吸を通じて身体意識を涵養し、呼吸を通じて身体に癒しをもたらすことを意識している。


これからも日常の動作を意識的に行い、呼吸を絶えず意識する。深い呼吸と共にデジタル絵画を描き、作曲をするというのも一例である。


マーシャル·アーツを神学や宗教学の観点から探究するだけではなく、美学の観点からも探究したい。美学が対象とするのは何も芸術作品の美しさだけではない。動作にも美があるのだ。


そう言えば、このテーマの参考になる書籍を今から2年前に街の中心部の古書店で購入していたことを思い出した。マーシャル·アーツにおける動作の美学というのも探究項目の1つに加えたい。


マーシャル·アーツの実践を始めたことによって、学術探究においても思わぬ広がりが出てきたことを心底嬉しく思う。フローニンゲン:2021/12/26(日)19:13

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