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7452-7454: フローニンゲンからの便り 2021年10月30(土)



No.2868 花瓶_A Flower Vase


本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)

No.1003, The Full Moon

The moon in my world is full at this moment.

Probably, it is always full.

It is the source of infinite satisfaction in my life.

Groningen; 08:53, 10/30/2021


No.1004, The Expanding Universe

The universe inside me is expanding.

I can feel it.

The more it expands, the more I become relaxed.

I’m the expanding universe.

Groningen; 17:57, 10/30/2021


下記のアートギャラリーより、本日のその他の作品(4つ:コメント付き)の閲覧·共有·ダウンロードをご自由に行っていただけます。

本日の3曲


全ての楽曲はこちらのMuseScore上で公開しています。

楽曲の一部はこちらのYoutubeチャンネルで公開しています。

タイトル一覧

7452. 今朝方の印象的な夢

7453. 今朝方の夢の続き

7454. 調整日


7452. 今朝方の印象的な夢


時刻は午前7時を迎えた。気がつくと、もう週末がやって来ていた。


このところ時間の流れが早く感じる。いや、時間の流れそのものは早くも遅くも感じていないのだが、ふとした時に立ち止まってみると、時間がいつの間にかずいぶん経っていたという感覚なのだ。これは充実感の証なのかもしれない。


今朝方は2つの夢を見ていた。どちらもともに印象に残るものだったので、早速振り返っておきたい。


夢の中で私は、ある建物の中にいて、その建物内を移動していた。すると、ある部屋を見つけた。そこには若い人たちが集まっていて、何か楽しそうに談笑していた。


彼らの中には小中高時代の友人もいたので、私もその中に入っていこうと思った。すると突然、隣の部屋が何やら騒がしくなった。


すると、隣の部屋から電話線を思いっきり引っ張って来て、1人の女性が誰か英語が話せる人はいないかと叫んだ。その様子から何か尋常ではないと思った。


隣の部屋からは海が見え、そこは管制塔の1室のようだった。そもそもこの建物自体が管制塔だったのである。


その女性は、今この国に外敵の侵入の危機が迫っていて、外敵を一刻も早く撃退しなければならないと述べた。外敵はどうやら宇宙人のようだった。


部屋の中の全員が事態が異常なものであることを察し、友人の1人が私が英語が話せると述べ、私もこの危機を救う手助けになればと思って手を挙げた。実際にはそのようなことを考えている間も無く、瞬間的に手を挙げていた。


電話を取ると、英語が聞こえて来た。話し手はスペイン人かポルトガル人のようだった。2、3会話をした時に電話の向こうの女性がスペイン人だと分かった。


私は彼女に、まず何をすればいいのかを尋ねた。すると、管制室にあるモニターの電源を付けることをまず要求された。電源を入れてみると、なんと飛行機のアイコンが現れ、シューティングゲームが始まった。


電話越しに彼女が、今からそのシューティングゲームをプレイし、ゲームの中で迫り来る敵を倒していくことが任務だと述べだ。私は一刻を争うと思ったので、とにかくゲームを始めた。


それは何の変哲もないシューティングゲームで、ステージ1をクリアした時に少し冷静になった。気がつけば、電話をして来たスペイン人の女性はもう電話越しにはいなかった。


そこで私は、日本国内で一番重要な拠点の管制塔に電話をした。思わず私は先ほどの会話の流れを引き継いで英語で話した。すると、たどたどしくはあったが、電話を受け取った男性は英語で返答してくれた。


引き続き私は英語で事情を説明すると、電話の向こう側の男性の言葉が急に日本語になり、隣にいた同僚の男性に事態を確認したところ、今自分たちがいる管制塔は危機的状態にないとのことだった。そもそもこの国に外敵など侵入していないとのことだった。


私はそこで大きく安堵し、私の周りにいた人たちに伝えた。私たちは、じゃああれは何だったんだと疑問に思い、思わず笑った。


モニター画面はステージ1をクリアした状態のままであり、ステージ2に進むことを待っているようだった。


この夢はとても印象に残っている。緊急事態だと言われてすぐに対応し、それに没頭してふと冷静になった時、実はそれがそもそも緊急事態ではなかったというこのシナリオが示唆することは何なのだろうか。


常に冷静沈着でいることの大切さを伝えようとしている夢と見れなくもない。不思議なのは、電話の向こうにいた女性がスペイン人だったことである。日本とスペインを繋ぐ何かが自分の無意識の中にあるのだろうか。フローニンゲン:2021/10/30(土)07:41


7453. 今朝方の夢の続き


時刻は午前8時を迎えた。辺りはまだ暗いが、今洗濯物を干し終えた。今日は午後に部屋の掃除をしようと思う。


今朝方に見た2つの印象的な夢のうち、1つを先ほど書き留めていた。もう1つの方も忘れないうちに書き留めておきたい。


夢の中で私は、見慣れない地下鉄駅にいた。そこは人が全くおらず、プラットホームに立っているのは自分だけであった。


すると、私のところに1人の女性がやって来た。見ると、小中高時代の幼なじみの友人(MH)だった。


挨拶もそこそこに、彼女が今から線路をトロッコで走って向こう側に行こうと述べた。線路の上をトロッコで走っている最中に列車が来ないかを心配した私は、その点について彼女に質問してみたところ、彼女は自信満々に大丈夫だと述べた。


私は彼女の自信がとても信じれるようなものに思えたので、彼女の言う通りにトロッコに一緒に乗って、トンネルの向こう側に向かった。真っ暗なトンネルはそれほど長いものではなく、比較的すぐにトンネルの向こうに抜けた。


するとそこには見慣れない空間が広がっていた。それはどこか天空の世界のようだった。


辺り全体が透明な空気感に包まれていて、とても幻想的だった。そこにはお城のようなホテルがあったり、その他にもいくつか宿泊施設があった。


気がつくと、いつの間にか彼女はいなくなっていて、そこからは私1人で散策することにした。しばらく歩いていると、小中高時代の親友(AF)の姿が遠くの方に見えた。


彼は1つのホテルの入り口に向かう坂道を登っていて、私が声をかけると振り返った。そして彼は笑顔でその場に立ち止まったので、私は彼のところに駆け出していった。そこから彼と歩きながら、この不思議な空間について話し合った。彼はこの空間にもうずいぶんと慣れているようであったから、色々な施設について話を聞かせてもらった。


今から向かうホテルは、1泊数百万円ほどする高級ホテルだ。ずいぶんと高い宿泊料だなと思っていたところ、彼が遠くを指差した。そこには先ほど見た立派なお城の形をしたホテルがあった。


彼曰く、1ヶ月のうちのある1日だけ、あのホテルの全室を貸し切ることができるとのことだった。その金額を聞くと、1泊貸し切るのに2億円かかるとのことだった。


いったい誰が何の目的であのホテルを1泊貸し切るのか疑問に思ったが、世の中にはそうした形でカネを使う人もいるのだなと思った。少し冷静に考えてみると、やはり1泊貸し切りで2億円は少し高いような気がして、彼にその疑問をぶつけてみると、彼曰く、それは「ジャパンプレミアム」とのことだった。


その命名にもまた疑問を持ったが、それについては尋ねず、彼とホテルの中に入った。エレベーターを待ちながら、やはりあのお城のホテルの貸切料が納得いかず、彼に自分の意見を熱く語っていたところ、近くにいたホテルの従業員の女性が笑っていた。


エレベーターがやって来た時、やはり私はもう一度あのお城のホテルの外観を見たいと思った。いや、可能であれば中に入って中も見たいと思った。


なので友人の彼とはそこで別れ、私は再び外に出た。すると、先ほどまでは人がほとんどいなかったのに、今度はおびただしい数の人が白い坂道の上からゾロゾロと下りてきていた。


どうやら坂道の上には駅があるようであり、ちょうど今の時間帯は仕事終わりの帰宅の時間のようだった。私は人混みを逆行する形で進んでいった。


すると、目の前に小中学校時代の小柄な友人(KS)がゆっくりと歩いていた。彼に後ろから声をかけると、彼は振り向いて、そこで少し会話をした。


彼は多くの人たちとは逆行する形でどうやらこれから列車に乗って自宅に戻るらしかった。彼と少し立ち話をしたとこによって、自分の意識が変わり、あのお城のホテルにわざわざ行くことが面倒に思えた。


というのも、その日は夕方でも気温が高く、すでに汗がにじみ出ていたので、ホテルに到着する頃には汗だくになっているように思えたからだ。私はその場に佇んで、少し考えた。


ホテルに行くのか引き返すのか迷ったところ、お城のホテルの入り口から大きな声で自分を呼ぶ声が聞こえた。見ると、先ほどエレベーターで別れた親友が笑顔で手を振っていて、ジェスチャーで中が見学できると教えてくれた。


それを見て、私は嬉しくなり、引き返すことはやめ、お城のホテル向かうことにした。そこで夢から覚めた。フローニンゲン:2021/10/30(土)08:34


7454. 調整日


時刻は午後5時半を迎えた。辺りはもう薄暗くなっていて、時が1日の終わりに向かってくつろぎ始めている。


今日は午後から久しぶりに座禅を組んでいた。何かが自分を座すことへ誘った。


時間としてはそれほど長くなく、およそ3時間ほどであった。合間にトイレ休憩を挟みながら、ゆっくりと座すことによって、心身がリフレッシュされた感覚がある。


今この瞬間はそれほど大きな爽快感ではなく、まだ坐していた時の余韻が残っている。おそらく爽快感は明日の朝に得られるのではないかと思う。


今日は少しばかり早く床に着こうと思う。こうした形でゆっくりと土曜日を味わうのもいいものだ。


明日は、家のオーナー夫妻に自宅に招待してもらったので正午からお邪魔する。隣人のインド人のサハル、そしてオランダ人のマークも来るだろう。


本来は全員で敷地内の木々の枝の剪定作業をするつもりだったのだが、明日はあいにくの天気なので急遽オーナーの自宅に集まってお茶をすることになった。明日もまたゆっくりとした時間を過ごすことができそうである。


自然のペースに戻ること。急ぎすぎることなくゆったりとしたペースで日々を過ごしていくこと。


今日と明日は時間のペースを取り戻す素晴らしい調整日になりそうだ。


小鳥たちのさえずりが夕方の世界に優しく響き渡っている。彼らの鳴き声のように、世界に染み渡る感覚で明日から生きて行こう。フローニンゲン:2021/10/30(土)17:37

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