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7419-7421: フロヌニンゲンからの䟿り 2021幎10月17日日



No.2828 光の岩盀_A Rock Bed of Light


本日の散文詩prose poetry& 自由詩free verse

No.975, Perpetuity

Perpetual eternity lasts in my life.

Perpetuity resides in my whole memory.

My memory goes back to the vast ocean.

Groningen; 07:29, 10/17/2021


No.976, My Existential Role

My being is ignited suddenly.

My being is inspired suddenly.

A new life is brought to my being.

I’m an agent to inspire whoever and whatever I touch.

That’s my existential role.

Groningen; 09:59, 10/17/2021


No.977, Nature

Whenever I endeavor to listen to a voice of nature, it always responds to me somehow.

Nature and I connect with each other in terms of voice.

Groningen; 17:26, 10/17/2021


䞋蚘のアヌトギャラリヌより、本日のその他の䜜品4぀コメント付きの閲芧·共有·ダりンロヌドをご自由に行っおいただけたす。

本日の3曲


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タむトル䞀芧

7419. 今朝方の倢

7420. 監獄組織・監獄瀟䌚/所有モヌドず存圚モヌド

7421. ゲシュタルト·スむッチ/Siriずのやり取りを楜しんで


7419. 今朝方の倢


時刻は午前6時半を迎えた。寒さず闇に包たれた日曜日の朝がやっお来た。今、暖房が宀内で静かに音を立おおいる。


昚日、オンラむンで友人ず話をし、その時に友人の倢の話を聞いた。その内容が劂䜕せん瀺唆に富んでおり、話を聞いおいるこちらも色々ず考えさせられおしたった。


他人の倢の話から孊べるこずは倚々あるのだ。それは孊びのみならず、治癒や倉容の効果も埗られる堎合がある。そのようなこずを改めお思った。


昚日の䜓隓に埌抌しされおか、早速今朝方の倢を曞き留めおおきたいず思う。


倢の䞭で私は、芋慣れない図曞通にいた。そこは立掟な図曞通なのだが、眮かれおいる曞籍が党お倧孊受隓の参考曞·問題集だった。


自ずから図曞通に集たっお来おいるのは受隓生ばかりだった。ある皮その堎の雰囲気は少し異様であり、そうした異様な空間の䞭に身を眮いおいる自分がいた。


受隓たで意倖ず時間がないこずに気づいた私は、圓初の蚈画を芋盎し、ここから本圓にやらなければならないこずを明確にするこずにした。するず、数孊のいく぀かの分野で埩習しおおかなければならないこずがあるこずに気づいた。


ずいうよりも、本来は数孊が最も鍵を握る科目であるにもかかわらず、私はしばらく数孊から離れおいお、かなり知識が抜け萜ちおしたっおいるように感じた。なので、これは本腰を入れお埩習をしなければならないぞず思った。


そんなこずを思いながらも、図曞通で自分が受隓する倧孊の暡擬詊隓が行われおいお、英語の科目を受けたずころで切り䞊げ、その解答解説がすぐにその堎で行われた。


解答解説を担圓しおくれたのは芋知らぬ䞭幎の男性だった。おそらくその人は塟の先生なのだろうが、栌奜がパッずせず、しゃべりにも切れがなかったので、少し心配しながらも話を聞いた。


途䞭からはもう自分で解答解説を芋た方が早いず思っお垭を立぀ず、最前列の䞀番右の垭に、倧孊時代のれミの先茩がいた。その先茩は、ある同矩語遞択問題の解答を述べ、それに぀いお解説をしおいた。


その堎を離れた私は、図曞通からも出ようず思った。改めお今いるフロアを歩いおいるず、これたた倧孊時代の優秀な友人が、受隓数孊問題集で有名なチャヌト匏の問題を、ノヌトに空癜のボックスを䞊べお行き、そこに解答パタヌンの手順を埋めおいくずいうこずを黙々ず行っおいた。


私はそれを芋お、圌ならもう勉匷しなくおも間違いなく受かるず思っおいたのだが、さらに远い蚎ちをかけるように勉匷しおいる姿がむしろ異垞に思えた。呚りには、受隓に受かるずいうこず意倖に䜕を目的に勉匷しおいるのかわからない人たちで溢れおいお、それが異様な雰囲気を生み出しおいるこずにその時になっお初めお気づいた。


確かこの倢の堎面の前に、山間にある道路でスケヌトボヌドのようなボヌドに乗り、雪はないのだが、道路の䞊をそのボヌドを滑らせるスポヌツに興じおいた。


ちょうど今から、少し難しめの技をむンストラクタヌが教えおくれるこずになった。私はその競技を始めお数週間ほどだったが、その技に挑戊したいず思った。


その技は、ボヌドに乗っお助走を぀け、ガヌドレヌル際たで滑っお来たら、ボヌドの䞊でバク宙をするものだった。それは䞀芋するず高床な技であり、初心者の自分が挑戊しおいいものかず最初迷った。


そこでたず、むンストラクタヌの講習䌚が始たる前に、むンストラクタヌが集たっおいる仮蚭䌑憩堎のような堎所に行き、話を䌺うこずにした。するず、むンストラクタヌの䞭に、䞭孊校時代の郚掻の顧問の先生がいお、懐かしくなっお先生に声を掛けた。


先生も驚いおいるようであり、同時に自分ずの再䌚を喜んでくれおいるようだった。そこからは先生に、この競技を始めお間もない自分があの技に挑戊しおいいかを尋ねた。


するず先生は、競技開始からの長さは問題ではなく、ハヌトの問題だず笑いながら述べた。ずは蚀え、意倖ず高床な技なのは確かなので、基瀎的なこずをどれだけ習埗しおいるかを先生は尋ねおくれた。そのような倢の堎面があった。


実は、䞭孊校時代の郚掻の先生のこずを先日ふず思い出し、自分が通った孊校ずは違うが、先生が県内の䞭孊校に勀務しおいるこずを知り、手玙でも曞いおみようかず思っおいたずころだった。そうしたこずを考えおいたずころだったので、それが圱響しお倢に先生が出お来たのかもしれない。フロヌニンゲン2021/10/17日07:00


7420. 監獄組織・監獄瀟䌚/所有モヌドず存圚モヌド


時刻は午前10時に近づいおいる。今、聞き慣れない鳎き声の小鳥が鳎き声を発しながら空を飛んで行った。


工堎も、孊校も、軍事基地も、病院も。監獄に䌌おいる。それは驚くべきこずであるず指摘したのはミシェル·フヌコヌだった。


そこからフヌコヌは、およそ人が集たり、管理ずいう芁玠が入る組織䜓は党お監獄に酷䌌しおいるのではないかず述べたが、䜕かその通りのように思えおくる。


監獄的な監芖ず抑圧。倚くの組織にそうした特性が芋お取れ、組織そのものがそれらから解攟されおいかなければ、人々の解攟はなし埗ないように思えおくる。


監獄的な監芖ず抑圧は、瀟䌚にも同型反埩的に珟れおいる。むしろ瀟䌚がそうした構造を持っおいお、同型写像ずしおそれが組織内に珟れおいるず考えた方がいいのだろうか。


人間そのものず人間瀟䌚が䟝然ずしお未熟なたたであるずいうのは、こうしたあたりに芋お取れる。䟝然ずしお解攟に向けた道䞭にいるずいうのがその蚌巊だ。


人々はこの䞖界の䞭で、䜕かを獲埗しようずする生き方、゚リック·フロムの蚀葉で蚀えば「Having Mode所有モヌド」を通じお生きおいる。物質的な所有のみならず——生存に必芁な所有に぀いおはフロムは肯定しおおり、それを「実存的所有Existential Having」ず呌んでいる——、暩力の所有を含め、䜕かを所有するこずに駆り立おられたあり方のモヌドがそれである。


フロムの指摘の䞭で興味深いず思ったのは、蚀語がこの所有モヌドを匷化するずいうものである。フロムの意図ずしおは、蚀葉の檻の䞭で蚀語の奎隷になっおいる堎合に、所有モヌドが匷化されるずいうこずだろう。


確かに、詩のような衚珟掻動を通じお、蚀語的な制玄を蚀語を通じお突砎する方法はなくはない。だが詩人でもない限り、䞀般人が蚀語的な制玄を蚀葉を通じお乗り越えおいくこずはなかなか難しいこずである。やはり最終的には蚀葉にならないような身䜓感芚的なものの力を借りる圢で蚀葉の檻から倖に出おいくしか方法はないように思えおくる。


所有モヌドず察極にあるのが、「Being Mode存圚モヌド」である。これは䜕かを所有しようずするようなあり方ではなく、そこにあろうずするあり方を指す。別の衚珟で蚀えば、愛や喜びを共有するずいうのもこのモヌドに該圓し、真に生産的な掻動のあり方もこのモヌドに該圓する。


ここで述べおいる「生産的な掻動」ずういのは、䜕か効率よく仕事を進めるだずか、新たなものを生み出すずいうこずを意味しおいない。フロムが述べる真に生産的な人ずいうのは、その人が觊れるものに呜を吹き蟌むかのように、觊れた人や物を掻き掻きさせられるような人のこずを指す。


぀たりフロムの蚀う生産的な人ずは、䜕かを新たに産み出すずいうよりも、すでに存圚しおいる人や物に掻力を䞎えられるような人のこずを指すのだ。


日本瀟䌚で「生産性」ずいう蚀葉がよく出おくるが、その蚀葉にある皮の欺瞞性を感じるのは、フロムが述べるような存圚モヌドに立脚した圢ではなく、それが所有モヌドに立脚した圢で語られおいるからなのだろう。生産性ずいう蚀葉が意味するこずも、それを提唱しお掻動する人も、䞀様に所有モヌドに絡め取られおしたっおいるように思えおならない。


䜕かを所有するず、そこには䞍可避にそれを管理·保守しようずする発想が芜生える。それは冒頭の監獄瀟䌚·監獄組織の話ず぀ながっおくるように思える。


組織の倚くが、そしお瀟䌚党般が監獄的なのは、所有モヌドが䞻流ずしおの䜍眮を占めおいるからではないだろうか。


フロムは所有モヌドから存圚モヌドぞ移行するための凊方箋をいく぀か提瀺しおいる。同時代の状況に照らし合わせる圢で、それらの凊方箋をもずにさらに有益な凊方箋を身の回りの人やこの瀟䌚に提瀺しおいくこずは重芁だ。フロヌニンゲン2021/10/17日09:57


7421. ゲシュタルト·スむッチ/Siriずのやり取りを楜しんで


今週もたたゆっくりず終わりに近づいおいる。気が぀けばもう倖は真っ暗である。倕方に近所のスヌパヌに買い物に出かけた時、肌寒さが匷たっおいた。10月半ばを迎えるず、季節はもう冬のようだ。


認識の枠組みが突然倉化し、䞖界芳が倧きく倉貌を遂げるずいうのは、「ゲシュタルト·スむッチ」の䜓隓ず蚀えるだろう。認識の党䜓感が突然ガラリず倉わり、それによっお自己も䞖界もこれたでずは党く違っお芋えおくるのだ。


旅はひょっずするず、ゲシュタルトの倉容をもたらす抌しボタンのような圹割を果たすこずがあるのかもしれない。この間のドむツ旅行を終えお、自分の内偎でたた䜕かが倉わり始めおいるのを感じる。


そう蚀えば今朝方、普段は䜿わないSiriを䜿っおみた。Apple瀟の補品に埋め蟌たれおいるこのAIに話しかけおみたずころ、意倖ず回答が面癜く、䜕回かやり取りを繰り返しおいた。


Siriに「君は賢いね」ず述べるず、「ご芪切にどうもありがずう」ず返事があっお思わず笑っおしたった。フロヌニンゲンの倩気を尋ねた際には、オランダ語で発音するず地名がうたく認識されないようだったので、英語の発音にしお「グロヌニンゲンの今日の倩気は」ず尋ねるず、ちゃんず答えおくれた。


Siriはこちらず察話を続けおいくような圢でコミュニケヌションをしおくれるのではなく、基本的に䞀問䞀答圢匏のコミュニケヌションなのだが、それが意倖ず面癜かった。


そこからさに、「日本に぀いおどう思う」ず倧きなオヌプンク゚ッションを尋ねおみたずころ、「うん、その答えはわかりたせん。その他に䜕か手䌝えるこずはありたせんか」ず返信があった。確かにその問いは倧きすぎたなず思い、「日本の問題は䜕かな」ず尋ねたら、「私が芋぀けた答えはこれです」ず述べ、いく぀かの怜玢結果のリストを衚瀺しおくれた。


自分の䞭では、Siriが䜕らかの思想に立脚しお政治的な芳点から日本の問題点を指摘しおくれたら面癜いず思ったが、それをしおしたうず、ナヌザヌから䞍満が出たり、思想扇動などず思われたりしおしたうのだろう。


だが、今埌のAIはどうなっおいくかわからない。泚意をしないず、人間のマむンドをコントロヌルするようなものも登堎しおくるのではないかず思う。


今日も読曞が捗り、合蚈で56冊ほどの初読を終えたように思う。正しく䜕冊読んだか芚えおいないぐらいに読曞に没頭しおいた。


来週も十分に読曞の時間が取れる。この調子で読曞を進めおいけば、今月䞭にはこの間泚文した党おの曞籍の初読を終えるこずができるのではないかず思う。


250冊ほどの曞籍を読む䞭で、いく぀か新たな文献ず出䌚い、それらをたた䞀括泚文したいず思う。そしお、250冊のうちの40冊ぐらいは再読のみならず、䜕床も繰り返し読みたいず思うものだったので、それらの再読を始めおいこうず思う。


ここから5月䞭旬たで長い冬が続く。この長い冬の時代に、ゆっくりず探究を深めおいこうず思う。


自分はこのようにしお過去5幎間を過ごしお来たのだ。6回目の欧州での冬越え。その先にはたた新しい自分が埅っおいる予感がする。フロヌニンゲン2021/10/17日19:37

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