No.2530 美的領域(その2)_An Aesthetic Dimension (2)
本日の散文詩(prose poetry)& 自由詩(free verse)
No.786, A Dance Together
The morning sun is shining brightly.
Under the sun, everything on the earth is dancing.
I hope the dance will be synchronized and harmonious.
Groningen; 07:27, 7/29/2021
No.787, Hope for the More Euphonious World
Sounds are omnipresent in this world.
Fortunately, mellifluous ones are always coming into my ears.
I hope that this world will be more euphonious for all sentient beings.
Groningen; 20:58, 7/29/2021
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本日の3曲
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タイトル一覧
7192. 今朝方の夢
7193. 今朝方の夢の続き/神学的存在とヒーローシステム
7192. 今朝方の夢
時刻は午前7時に近づこうとしている。今朝は朝日が美しい。
天気予報がまたしても裏切られ、今朝は雲ひとつない青空が広がっている。朝日の輝きが眩しく、小鳥たちもそれを祝福している。
時折読書の際に使う日向ぼっこできるスペースの近くにある窓から小鳥たちの鳴き声が部屋に入ってくる。
今朝方は幾分心地良さを感じる夢を見ていた。その中に不思議な夢もあった。
夢の中で私は、欧州のある街と実家のある街が混ざった場所にいた。雰囲気としてそれらが融合していただけではなく、実際の街の構造もまた融合していた。ちょうど私は以前社宅のあった場所にいて、アパートの前の広場にいた。その広場はヨーロッパ風の建物に続いていて、私はその広場から建物の敷地に入っていった。
するとそこで、高校時代の友人(HH)と出会い、彼がその建物について色々と説明をしてくれた。彼は今から外出するらしく、建物内の部屋を自由に使うと良いということを教えてくれた。
その建物はヨーロッパの郊外にありそうな屋敷のような雰囲気を持っており、中に入るのが楽しみであった。いざ中に入ってみると、人は誰もおらず、静かだった。
すると遠くの部屋で何やら物音が聞こえた。姿を確認することはできなかったが、私はそれは狡猾なジャッカルだと思った。
そう言えば彼が自転車を貸してくれると述べていたので、自転車の鍵を探し始めたところ、ジャッカルがやって来たのである。見るとそのジャッカルは随分と大きく、身の危険を感じた。間違いなく自分を食い殺すことができてしまいそうな大きさだったのだ。
私はジャッカルを刺激しないように注意しながら鍵を探すことを続けた。するとジャッカルがゆっくりと私の方に近寄ってきて、もう私は逃げ場がなかったのでその場で立ち止まると、なんとジャッカルが人間の言葉を使って私に話しかけてきたのである。
その声は太く低い男性の声であり、言葉から何か企みがあるようなことを感じさせた。私はあまりジャッカルに関わりたくなかったので、自転車の鍵を探していることだけをジャッカルに伝えると、自転車が何かをジャッカルが考え始めたので、私は外を通った車と比較して、「あれは自動車、そして今あそこで金髪の若い女性が乗ったのが自転車」と伝えた。
そう、ちょうど偶然外で車が走り、近くで赤い服を着たブロンドヘアーの若い女性が自転車に乗ったのである。ジャッカルは私の説明によって正しく自転車を認識したようだった。
ふとジャッカルの後ろ頭を見ると、そこに1匹のハエが飛んでいた。ジャッカルは少し不潔なのかと思ったが、それを指摘することなく、幸いにも棚の上にある自転車の鍵を見つけたので、私はその場を静かに後にした。
建物を出て、敷地を出る際に、敷地の鉄格子に鍵をかけなければならず、鍵を出そうとしたところ、鉄格子の前に1匹の黒く小さい牛がいた。子牛とは言え、結構力がありそうに思えたので、先ほどのジャッカル同様に、その子牛にも関わらないようにしようと思って、すぐにその場を後にしようと思った。
すると、鉄格子の反対側から2人のカップルがやって来て、子牛を一瞥し、子牛に笑顔を振りまいて敷地内に入ってきた。彼らは私に気づき、挨拶をして、彼らの視線と表情から、「あの子牛をよろしく」というメッセージを感じた。
私は仕方なく子牛に近づき、背中を撫でると、子牛は少し嬉しそうだった。試しに私は子牛の背中に乗ってみた。すると、子牛が動き出し、子牛は私を目的地まで運んでくれるようだった。
そこからは子牛の背中に乗って、街を移動し始めた。あるところで、子牛は空を飛び始め、空を飛んでいると、建物のベランダでタバコを吸っている若いヨーロッパ人の2人の男性が私たちの姿を見て驚いていた。
そこから私たちは、少し離れた建物に向かってジャンプをし、そのジャンプがギリギリ届かなかったので、子牛は再び空を飛び始めた。そのような夢を見ていた。フローニンゲン:2021/7/29(木)07:12
7193. 今朝方の夢の続き/神学的存在とヒーローシステム
時刻は午前10時を迎えた。あと1時間後に中土井僚さんとの対談セミナーがある。
中土井さんとは昨年も対談セミナーをさせていただき、そのセミナーの盛況ぶりを懐かしく思い出す。あれから一年が経ち、今日のセミナーもまた非常に楽しみだ。
実は先ほど、「一瞬一生の会」の方で70分間ほど1人語りの音声ファイルを作成しており、昨日はアントレプレナーファクトリーさんと行っているプログラムの方でも音声ファイルを8つほど作っていた。そのため、今日のセミナーの前に随分と話をしていたことになり、それが良い準備運動として機能してくれればと思う。
起床してから随分と時間が経つが、今朝方の夢の最後の場面を思い出した。最後の場面で私は、私よりも少し若い日本人の女優さんと話をしていた。
どうやら私たちは交際しているらしく、私は携帯電話で今夜会えないかと確認の連絡をした。彼女は電話に出ることができず、留守電にその旨を伝え、後ほど彼女から電話があったのだが、私もその電話に出ることがきず、彼女もまた留守電を残してくれていた。
留守電を聞くと、彼女が少し照れ笑いを交えた形でぜひ会いましょうと述べてくれ、私はそれを嬉しく思った。そこから私は晴れやかな気分で街を歩き始めた。そのような夢の場面があった。
今日は昨日に比べて肌寒い。昨日は部屋の中で半袖で過ごしていたのだが、今日は長ズボン長袖を着用して過ごしている。最高気温は20度までしか上がらないようだ。
超越的なものへ眼差しを向け、そこからの恩寵的力を汲み取りながら高きに向かっていく自己。アーネスト·ベッカーは人間を「神学的存在(theological being)」とみなした。
それが言わんとしていることは、人は高きものに憧れ、超越的なものに憧れ、そこに向かっていこうとする内在的性質を持っているということである。高きものに憧れること、そしてそこに向かっていくことは全く悪いことではなく、むしろ自然なことなのだ。
そう、それは健全·健康なことなのだ。本来そうだ。しかし、社会というのは歪んだ存在を高きものに据えがちである。
社会の中で英雄として崇め奉られている種々の存在は往々にして歪んでおり、人々はそうした英雄を神格化し、そこに向かうことを良しとする物語の中で生きている。まさにベッカーが「ヒーローシステム(英雄システム)」と呼んだものの中に人々は取り込まれていて、そのシステムの中で英雄を中心とした神話的物語を無自覚に信奉しながら生きている。
社会の隅々に英雄を奉る生きた神話が根付いており、社会はその神話に基づいて動いている姿に改めて驚愕する。目には見えない形で構築された種々の生きた神話を対象化させること。その取り組みをこれからなお一層のこと力を入れて行っていく。フローニンゲン:2021/7/29(木)10:30
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